函館の夏のイベントとして定着した「YOSAKOIソーラン祭り」...。毎年、力強く若さ溢れる踊りに魅了させられ、今年もと待ちこがれていた第13回道南大会が行われると聞き、元気をもらいに会場に足を運んだ...。
今年も、函館・森の地元チームの他に、札幌、旭川、室蘭、千歳、登別など道内勢に第1回から参加しているという青森からのチームも加え合わせて20チームが出場...。参加チームの中には6月に札幌で開かれた大会でファイナルに進出したチームも参加している...。
受付でタイムスケジュールを頂戴し眺めると、1チームに割り当てられている演技時間は約4分、函館朝市前開港通りの路上と函館駅前広場の2カ所にステージが設けられ同時に2チームが演舞する...。
赤や紫色など彩り豊かなそろいの衣装に身を包んだ踊り子たちは、アップテンポな曲に合わせて“躍動感溢れる演舞”を披露し、沿道を埋める観客も曲に合わせて手拍子を叩き声援を送る...。
各チームの演舞はジャズダンスやヒップホップといった曲を今風にアレンジされ動きも速く、衣装も途中で早変わり、化粧は歌舞伎風のものやフェースペインティングなどで趣向を凝らし、バックでチームを誇示する大旗を振りかざす...。手にする小物も鳴子から扇子、傘にリボンと様々で観ていて楽しい...。
途中で、各チームで演舞のバックで盛り上げる旗振り隊が旗を約5分ほど振り続ける「大旗競演」...。何十キロもある大旗を振り続ける体力は相当なもの...、さすがに途中でギブアップしたチームもあったが、旗振り隊の皆さんの額は玉の汗...。
函館の夏を彩るイベント「YOSAKOIソーラン祭り道南大会」...。以前比べると参加チームも少なくなったそうだが、それでも車で夜通し走り続けた来てくれたチームや昨日到着して函館の美味しいものを沢山食べたというチームなど20チームも参加してくれた。一時に比べると涼しい気候になったとはいえ、額に汗して“躍動感溢れる演舞”を披露する皆さんから元気をもらい大満足の一日を過ごしてきた...。