1 私は現在弁護士であり,仕事もそこそこ忙しいが,やりたいことも多く,多忙な思いで日を過ごしている。最近はなぜか資料整備の意欲が高まっており,そのために時間を使うことが多くなっている。もっともこれまでも,それなりに資料整備は行なってきたということではあるが。
2 私は前期高齢者の後半の年齢であるが,これから何年生きるかよく判らない。そこでとりあえず今後必ず読む本として100冊の本を集めることにした。これまで読みたいと思いながら読めないでいた本のほかに,既に読んだことのある本で,もう1度読みたいと思う本も多い。いろんな機会に衝動買いもしてきたので,かなり多数の本は既に手元にある。読書以外にもやりたいことが多いので,読書する時間は余り多くは取れないが,最近鞄の中に常時2冊の本が入っており,毎日僅かでも2冊とも読むことを決意して実践している。1冊は小説であり,もう1冊は法律実務に関する雑多な本である。読んだ本については簡単な読書ノート(読書メモ)を作ることにしており,案外忙しい。
3 最近小さな手帳を,週日は背広のポケットに,土日は軽装の上着のポケットに入れておき,自分の頭部に高感度のアンテナを装備したつもりで,役に立ちそうな情報に敏感に反応しており,何でもメモすることにした。テレビ,新聞,週刊誌などから入手した情報や数字はすぐに書き留める。以前田中角栄元首相が「コンピューター付ブルドーザー」と呼ばれたが,異常に数字に詳しく,国民を驚かせたものである。おそらく人知れず,意図的な努力をされたのであろう。
4 私のメモ帳はいつの間にか19冊目になった。走行中の車で聞いたテレビやラジオの情報でメモするに値する内容は,信号待ちの停車中にメモすることになるし,その汚い文字のメモは,必要に応じて他の保存用メモ帳に転記されるし,更にパソコンによっても資料整備され,いつでも活用できる状態になっている。
5 最近,「プレジデント」という雑誌で,「1日で数字に強い人になる」という特集号を購入した。まだパラパラとページをめくって見た程度で,丁寧に読むことはできていないが,経営者の経営戦略を数字で分析したりしているので,法律実務家にとっては案外難解な内容であると感じられる。この本をマスターして活用するのは容易ではなさそうである。
6 資料収集としては,新聞の切り抜きは当然の作業としており,興味深い週刊誌や,インターネットなどで探した記事や判決,法律雑誌や判例集などを印刷したりして,項目別に分類してファイルする。最近なぜか刑事事件で無罪判決が多いような気がしたりする。
7 情報は案外どこにでも転がっており,自分のアンテナが敏感に機能している限り,情報収集も面白く,その意欲も増進するように思われる。この作業は1日15分主義では到底処理し切れないが,当面時間を気にしないで取り組んでみることにした。1年後にも続いているのかどうか,どのような成果が生じるのかは明確ではないが,少なくとも脳が活性化したり,時間が足りなくて,益々忙しい思いをすることになることは間違いなさそうである。(ムサシ)
一瞬、気持ちが暗くなった。そしてその暗い気持ちのままで新年を迎え、駅伝に涙しながら、そうだ夢日記を書くことを思いつき、今年の願いを書いた。そうしたら、なん3月末日でその小さな夢がかなった。その間、墓参りもかかさなかった。今、また、あらたな夢日記を書く途中である。