純朴な20才の青年ロバートは、ささいなことから過失致死事件を起こし、10年の懲役刑を言い渡されるハメに。刑務所で長くつらい服役生活を送るうち、ロバートはすっかりくじけて倒れそうになるが、かつて検事として彼の事件を担当した慈悲深いブレディが、新たな刑務所長に着任したおかげで、次第に立ち直るようになる。そんなおり、仲間を死に追いやった卑劣な裏切り者を、囚人たちが示し合わせて報復殺人するという事件が起き…。
光に叛く者 1931年/米/ハワード・ホークス
WOWOWでハワード・ホークス監督の特集を放送していました。
こ~んなに古い映画を観る機会はあまりないので、ワクワクしてきます!
いや~~、凄いですね~、全く古さを感じません!
もちろん映像は粗くて眼が疲れてしまうけど、お話だって演出だって全然古くないんです!
この時代からこれだけの映画を創れてしまうなんて、この70年以上もの月日はなんだったんだろう?と思ってしまいます。
ロバートが逮捕された時の衝撃と落胆、刑務所での苦悩、新しい刑務所長の娘との出会い・・、どれもモノスゴク伝わってきました。
演技もそうなのかもしれないけれど、的を得たシーンというのか、みょ~に納得させられるものがありました。
他の囚人たちも、やはり的を得た納得のシーンで、どこにもムダもダレもなくてとても観やすいと思いました。
さ~、次はどれを観ましょうかしら♪