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ガンダム“以外”のロボットプラモやいろんなオモチャのお話、戯言とかゲームの話など。時々、家電やPCの修理顛末記に…。

仕上げ中…:ファインモールド 1/72 X-ウイング・ファイター

2010-06-25 03:03:49 | 1/72 X-ウイング
 汚ねーな…。というわけで、仕上げ塗装中。まずは基本塗装の上に、Mr.カラー315番を薄く溶いて上塗り。更にダークイエローを混ぜて黄ばんだ感じに…。そしてつや消し黒で若干のスス汚れ。劇中のX-ウイングとは随分違いますが、自分のイメージには近くなりました。でも、赤が退色しすぎちゃったので、赤の油絵の具でフィルタリングの要領で色を足します。ピンク色というか、紫外線が直に当たって退色しはじめてる感じに見えますか?

 前に書いたかもしれませんが、プロップの再現なんてこれっぽっちも考えていません。あくまでX-ウイング・ファイターのスケールモデルとして製作しています。例えば…劇中では赤い部分は割と鮮やかな赤(デカールの色味とは全く違います)なんですが、もし実物があるならこんな色じゃないんじゃないかと。赤い色って紫外線の影響をモロに受ける色なんですよね。赤いってことは、赤い波長の光を反射してる→青~紫外線は吸収している→紫外線が色素を破壊する…という流れ。

 反乱軍の経済事情を考えると、質の良い塗料を使っているとは考えられません。だから退色もするし、剥がれたりするんですね。映画で真っ赤なのはそのほうが映画っぽいからでしょう。全体の汚れ具合からすると、もっと退色が進んでるはずでは?ということで、こんな感じになりました。塗り直したとも考えられるんですが、それなら剥がれをホッタラカシにしないでしょ?

 もひとつ。ベースですが、こんな塗装になりました。あらかじめ陰になる部分に黒を吹いておいて、黒を残しつつMr.カラー315番を上塗りしています。MAX塗り?パイプが走ってる部分はさび止め塗料をイメージして、艦底色+赤で。塗り終わったら軽くウォッシングして終了。ここはあんまり見て欲しくないというか、なんとなく「あ、デススターっぽくしたのね」と、分かる人だけに感じてもらう程度で良いので、工作も塗装もテキトーです。

 これで完成でもいいんですが、ちょこっとだけチッピングなどを練習してみようかと。これだけ汚いと、多少失敗してもバレナイかな~って…。ちなみに本番は1/20スコープドッグでやる予定です。X-ウイングが完成したら作業に入る…はずです。

不満ばかりだけど…面白いよ:ガンダム無双2 その2

2010-06-20 00:28:50 | げーむ
 ハイ、ガンダム無双2の感想第2弾。前回の続きです。

 売りである巨大MSやMAとの戦闘がなんかインチキ。通常攻撃はほぼ無効。隙を見せたときマークが表示されます。アタックチャンスって言うんだって(笑)このときに、特定の攻撃をあててダウンさせないと攻撃が入りません。巨大MSはスキを見せず、かといって激しい攻撃もしてこないでウロウロするだけ…という行動がやたら多いです。延々と待たされてやっと攻撃できても、硬くて普通の攻撃では微量しかHPが減らないのねん。登場するのもなんか今までのゲームで散々見てきた機体ばっかり。もうデビルガンダムはいいよ…。俺はあと何回キョウジを殺せばいい?種デスの出てきたデッカイの出せばいいのに。スレッガーさんがビグザムに乗って出てきたのにはさすがにあきれました。それはないでしょう?

 好きなMSに乗れるようになるまでのプロセスが複雑すぎ。デフォルト機体以外のMSに乗るためには、胴体・両手足の5つのパーツを集めなければいけないんですが、なかなか欲しいパーツが手に入りません。そもそもMSの配置がランダムなため、なかなかお目当ての機体に遭遇しないんですね。さんざん苦労して条件を満たした武者ガンダムシリーズが、なかなか登場せず、やっと出てきたと思ったら、右腕っばっかり落とすとか…。ちなみにランダムなせいで、ジオンのシナリオなのに敵が全部ザクで味方がGMとか、ティターンズの指揮官が連邦の戦艦に乗ってたりとか…。

 エースパイロット用MS(武者ガンダム2機含む)に乗るにはライセンスが必要。取得には該当MSのパイロットの好感度を上げると発生するライセンスミッションをクリアしないといけません。ひたすらミッションをこなして好感度を上げていると、他のエースと敵対しまくって好感度が下がる。無事ライセンスを取得したら、他のキャラの好感度を上げる…のくり返し。前回書きましたが、カイ・ハヤト・ジョニーさんの他に、チェーン・ハサウェイ・レズン辺りは敵としてしか出てきません。おかげでハヤトの好感度が上がらなくて、関連するカイのアンロックができないし、全てのキャラの好感度を上げないと発生しないミッションもあります。

 隠しキャラクターのアンロックも、同様に好感度を調整しないといけない。単純にクリアすればアンロックされるキャラもいるが、好感度を上げて特定のミッションを発動させ、これまた好感度などの条件をクリアしてミッションをアンロックしてクリア。ものっそい複雑。例えば、カテジナをアンロックするためには、本人の好感度で発動するミッションを出す→それをプレイするためにV2ガンダムのライセンスを取得が必要。→ウッソのストーリーミッションをクリアしてライセンスミッション開放→V2ガンダムのパーツ集め→カテジナ開放ミッション……面倒くさっ!時間がかかるうえに、こんな複雑な条件。攻略サイトなどを見ないと条件などは絶対分かりません。ドズルなんかは、シャアから依頼される特定のミッションを“拒否”することで条件が発生するんですが、それを知らずに全キャラでミッションを引き受けると、そのセーブデータでドズルは使えません。

 一部のキャラの台詞が個人的に気持ち悪かったですね。ハヤトが「こういうとき慌てたほうが…」というカイの台詞を言います。ハヤトに殺意を覚えましたが、きっと慌てて撃墜されたことがトラウマになってるんでしょうね。それと、黒い三連星。もうチャンバラトリオにしか見えません。マッシュの断末魔の台詞がねちっこくてウザイ。で、3人の断末魔が40~50秒続いて、その間ミッションの進行が止まります。ナナイはイッちゃってるし、ハサウェイは「話し合いましょうよ!」とかヤクザ映画で最初に殺される幹部みたいなコトを言い出す。ハサウェイはホントにこのあとテロリストのリーダーになるんですか?このゲームやって気付いたのは、オイラは逆襲のシャアが大嫌いだということ。嫌いなキャラしか出てこないもの。カムランさんだっけ?ミライさんの元婚約者くらいでしょ、あの映画でまともな人間は。

 ガンダムのゲームってハズレが多いです。このゲームはどちらかというと当たりだと思いますが、無双がダメなひとは楽しめないんじゃないかと思います。なんとなくガンダムが好きなだけの人は、連ジとか連ザとかのカプコン製作の格闘ゲームライクなシリーズのほうが楽しめるとオモイマス。格闘ゲームライクなので、チョット難しいけどね。無双系全般に言えることですが、ひたすら作業なので、ヤリコミ要素はあるものの、ヤリコミはオススメしません。好きなキャラが出るまでは頑張って、その後はチョコッとプレイするのがベスト。ガンダム好き(というかMS好き?)な人は、スパロボやGジェネ、ギレンの野望のように“戦闘を見てるだけ”よりは、やっぱり操縦したいですよね?でも、ゲーセンの戦場の絆は敷居が高すぎる(難易度は高めだし、3D酔いする。なにより1回500円。3回分でこのソフトが買えます)。そういう方にはオススメのゲームです。

長く遊べるけど…:ガンダム無双2

2010-06-20 00:24:02 | げーむ
 X-ウイングの製作や他のゲームの傍らで、チョコマカとプレイし続けていた「ガンダム無双2」。プレイ時間は60時間を越えました。傷ありで1,500円弱と、ガンダム無双1より安かったので(ガンダム無双1は、地域によっては980円で売ってるみたいですが、うちに近所では1,500~1,980円くらい)買ってみました。いつもどおり感想を書いてたら長くなっちゃったので、2回に分けてお届けしますヨン。

 特定の条件をこなすと開放されるキャラを含めると、使用できるキャラはかなりいっぱいいます(数えてません)。今回は逆シャアを除いてTVシリーズ中心に参戦してるようです。ガトーファンな人は残念ですね。全てのミッションをこなそうとすると、後述する理由によりとてつもない時間がかかります。オイラはエマさんしか使ってないのに60時間かかってまだ終わらない。無双シリーズ全般に言えることですが、ひたすら単純な作業が続くだけなので、お気に入りのキャラだけプレイするようにしないと大変ですよ。

 ストーリーは、種デスは頑張っていたけど、他は無茶苦茶。敵味方がハッキリせず、ハヤトやジョニーさんは延々と敵ばっかりだったり、ミッションを依頼してきたブライトさんが、そのミッションでいきなり敵として出てきましたよ?元々薄いストーリーが、適当なキャラ配置でワケがわからない。例えば、3つくらいの勢力に振り分けて(それこそ三国志みたく)戦わせるとか、敵味方をハッキリさせて欲しかったですね。

 Gガン関連のイベントはかなり面白いです。特定条件でガンダムファイトが開催され、優勝すると誰でもキング・オブ・ハートに!その後、敵として東方不敗に出会うと「弟子であるお前がわしに勝てるはずが…」とか言ってくれます。エマさんが弟子にされちゃいましたよ…。他にはエマさんのストーリーミッションが面白かったです。シミュレーターのテストをやるって設定なんですが、やたら熱いドモンと東方不敗に冷静に突っ込んだりします。

 印象に残ったのはシャア専用ザク。キック最強です(シャアザクのキックって、連ジでもありましたっけ?演出が平成ライダーっぽいんですよ。)。ちなみに種デスのザクナントカが未参戦のため、ルナマリアはシャアザクに乗ってます。ゴッドガンダム、ゼータガンダムも使いやすかったですね。

 逆に使いづらかったのはニューガンダム。ゲーム中でも最強とか言ってますが、最強技であるフィンファンネルが入れば1発でエースを落とせるんですが、たいがいの場合攻撃範囲外に逃げられるか、防御されてそのままエリア外に弾き飛ばされて不発に終わるか。V2、シャア専用ゲルググもダメでした。単純に好きなMSを使えばイイと思うんですが、そのMSが期待外れと言うか、自分に合わない仕様になってたりするとガッカリするかも。

 それと、量産機はどれも制約があって使いづらいです。量産機で難易度HARDとかやるともう地獄を見ます。特定のミッションを発生させるために、これらの使いづらい機体で1000機撃墜しないといけません。絶対無理です。で、ジオングとかターンXなど、明らかにカスタム機な機体が量産機扱いなのはなぜ?シャア専用ズゴックも量産機扱い(これはある意味設定通りなんですが)。ゲルググもシャア専用はエース機、ジョニーさんのは量産機。バウが3種類もあるのもなんか変。それと、ザクタンク、ジム・コマンド、グフ飛行型は必要か?その枠を他の作品に分けてあげてよ…F91なんか1機しか出てこないんだよ…。

…と、続きは次のエントリーで!

忘れてた…:ファインモールド 1/72 X-ウイング・ファイター

2010-06-16 20:46:04 | 1/72 X-ウイング
 なんか忘れてるなーと思ったら、R2-D2(以下R2)の塗装とデカールがまだでした。梅雨前なのに雨が続いたので、合間の曇りの日を狙って塗装。まぁ、小さいのですぐ終わりますが。白はガイアノーツの大瓶。シルバーは同じくスターブライトシルバー。金属色はシャバシャバに溶いて低圧でふわっと乗せるように塗るとキレイになることを、フェイ・イェンの塗装の時に知りました。

 乾いたらデカールを貼るんですが、丸いところに細かいデカールを貼るのはチョット大変ですね。事前に余計な突起をカットしといて良かったです。いちおう2セット分入ってるので、1回だけ失敗できますよ。そのかわり全身像は作れませんが。(←失敗しました。)

 貼っていて気になったのが青色。なんか黄色の入った濁った水色なんですよ。実物はもっと黄色や濁りが少なくて、明度が低い色だったように思います。そこで、デカールの上からアクリル絵の具の青(コバルトブルーに近い色)を置いてみます。なんとなくイメージに近くなりました。このサイズならギリギリ筆塗り出来そうなので、腕に自信のある方はチャレンジして下さい。苦手な人も、デカールの上に色をおけばそれっぽく出来ますよ。

 でね。なぜだか目が赤いんですよ。たぶん発光しているイメージなんでしょうけど、R2で光るのは目玉の下のちっちゃい○のところ。本体のデカールは塗装ハゲの位置まで再現してるのに、R2はモールドを含めものっそい雑。スターウォーズを知らない人も、R2はなんとなく知ってるはず。そんな人がX-ウイングを見て、最初に目が行くのがR2ユニットでしょ?割と重要なポイントなのに、どーして手を抜くの…。

ちいちゃいの:ファインモールド 1/72 X-ウイング・ファイター

2010-06-11 00:17:49 | 1/72 X-ウイング
 「ファインモールド 1/72 X-ウイング」でググると、うちが3番目(1~2番はAmazonでした)に来るのね。なんか…ちゃんとつくろ(←先日買ったアイマスデカールを貼ろうとした)

 小さいデカールなら大丈夫と思ったら大きな間違い。ちぢれたり、指や綿棒に貼り付いたり、貼る前にどっかへ飛んでいったり。だから細かい部分は貼ってなかったり、ガンダムマーカースミ入れ用で描いたりしています。ガンプラならば、このあとスミ入れして完成!なんですが、今回はここからがスタートみたいなもの。

 エンジンノズルには薄めたつや消し黒を吹いて煤けた感じにしてますが、プロップがこんな汚れ方をしているかは不明…。というのも、塗装の段階で資料を見てしまうと、自分の技量との差やら、ヤリ忘れた工作やら、いろんなことがでモチベーションが下がっちゃうコトがあるんですね。だから事前にイメージと手順をよ~く考えたら、見ないで作業してます。まぁ、キャラモノだから出来る技というか…手抜き?

 じつは塗装中に資料を見てしまったために発覚したコトがあります。左上のエンジンポッドの前のギザギザ。ここがEP5以降は黄色く塗られてるみたいなんですよ。機首先端も黄色でグラデーションが入ってるみたい。取説にそのことが書かれてないのは、キットがEP4仕様だからなんでしょうね。プロップレプリカや完成品は、 EP5仕様で塗られてるので(だからディテールも違う!)、参考にするときは注意してくださいね。逆に言えば、それらを参考に工作と塗装をすれば、EP5仕様になりますよ。

 このあとは、黄色に振った基本色で退色表現と黄ばみを再現して各種ウェザリングします。