小沢一郎代表と親しい習近平国家主席、李克強首相は、米国ベッタリの安倍晋三首相の「申し出」を拒否

2013年04月22日 03時18分49秒 | 政治
◆安倍晋三首相は、中国・四川省で発生した地震被害の報を受けて、直ちに中国共産党1党独裁の北京政府に「お見舞い」とともに「支援を行う用意がある」旨、習近平国家主席と李克強首相に伝えた。
 これに対して、中国側から「国外からの支援を必要とする状況にない」と断られたという。
 習近平国家主席と李克強首相は、親交が厚い生活の党の小沢一郎代表が、安倍晋三政権から軽視され、ないがしろにされている現状を熟知しており、不快に思っている。
 安倍晋三首相は、尖閣諸島領有権をめぐり、中国北京政府に対して強硬姿勢を取り、しかも、日米同盟強化とTPP参加により、米国中心の「対中国包囲網構築」に積極的に加担しようとしている。
 習近平国家主席と李克強首相は、「敵対的な外交姿勢」を強めている安倍晋三首相から「支援の手」をさしのべてもらいたくないという感情をムキ出しにしている。「地震被害という不幸」の弱味につけ込んで来てもらいたくないということだ。たとえ「善意の申し出」であっても、「日中国交正常化という井戸を最初に握った恩義のある田中角栄元首相の直弟子である小沢一郎代表を抜きにした支援など受けたくない」という意味であもある。この点で、「戦略的互恵関係=ウィン・ウィンの関係」を標榜している安倍晋三首相は、「義理と人情」の分からない人間と受け止められている。
◆それも日本経団連の米倉弘昌会長ら財界首脳陣が、毎年恒例としている「訪中団」(5月8日~11日予定していた)と習近平国家主席、李克強首相との面会を申し込んですぐに断られたばかりで、安倍晋三首相も、心配していた。それだけに、地震被害へのお見舞いと支援の用意を示して、北京政府との関係改善を図ろうとしたと見られる。それがとりつくシマもなくあっさりと一蹴されてしまったのだ。
◆安倍晋三首相は、中国との関係では「台湾派」が主流の自民党派閥「清和会」の所属である。この会を創った福田赳夫元首相が、強い反対論を押し切って、日中平和友好条約を締結したとはいえ、いまでも「台湾派」であることには変わりはなく、「1つの中国」を国是としている北京政府の神経を逆なでしている。安倍晋三政権が「3.11」2周年の追悼式を催した際、震災発災時に多額の支援金を贈ってくれていた「台湾」の代表者を招き、指名献花してもらったことを知った北京政府は激怒していた。もちろん、この北京政府は代表者を派遣してきていなかった。
 ことほど左様に、日中関係はいままさに「氷ついた状態」にある。このため、心ある日本人の多くは「日中関係改善」には小沢一郎代表が、どうしても必要な政治家であると痛感し始めている。これ以上こじらせると、日中双方に不幸を招くと憂慮しているのだ。
【参考引用】読売新聞YOMIURIONLINEが4月21日午前時12分、「安倍首相がお見舞い「支援行う用意」…四川地震」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「安倍首相は20日、中国・四川省の地震を受け、習近平シージンピン国家主席と李克強リークォーチャン首相に対し、『心よりお見舞い申し上げる。我が国としても最大限の必要な支援を行う用意がある』とのメッセージを送った。外務省によると、中国側から謝意とともに『現時点では国外からの支援を必要とする状況にはないが、今後必要が出てくれば随時連絡したい』と回答があった」

※Yahoo!ニュース個人


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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国・四川省の地震は、「自然」によるものではなく、「人工地震」との情報が流れていて「米中戦争」を暗示

◆〔特別情報①〕
 中国南西部の四川省雅安市芦山県で4月20日朝に発生した地震(M6.6)について、「不可解な情報」が流れている。これは、米国と中国の軍事情勢に詳しい専門筋からの情報である。
 「今回の地震は、2008年5月13日に発生した地震と同様、自然現象ではなく、人工地震である」というのだ。にわかには信じ難いけれど、「事実上の米中戦争に他ならない」という。なぜ四川省で2回も大地震が発生したのか?

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目次

第4章 小泉純一郎を包囲する七つの「強敵」①

第一の強敵―郵政三事業民営化を阻む勢力


 小泉純一郎首相は、持論としてきた郵政三事業(郵便、郵便貯金、簡易保険)の民営化に意欲的である。
 特定郵便局は平成十三(二〇〇一)年五月十日現在、全国に二万二百局ある。都市銀行、地方銀行をはじめ金融機関のほとんどが、巨額の不良債権を抱えており、景気浮揚の足を引っ張り続けているなかで郵便局だけは、元気いっぱいだ。「銀行が危ない」と全国各地の銀行の経営危機が叫ばれ、不安を感じる一般の人々が、銀行に預けている預金を解約して、郵便局に預け換える動きを示している。このため、郵便貯金残高は、増える一方である。

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『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
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『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
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