夢のあとさき

　2年後の東京五輪に続き、7年後の大阪万博も決定した。どちらも2度目のの開催となる。先の五輪は小学校3年生で、東洋の魔女・三宅兄弟・チャフラフスカ・男子体操とマ
ラソンの円谷選手をテレビで見た記憶がある。
　万博は中学3年生で千里の会場に行ったが、月の石のアメリカ館や夢の新商品の並ぶ企業のパビリオンは、行列が長かったので、空いていたモナコ館と専売公社館を覧た以外は
、お祭り広場でイベントを見ていた。
　万博と五輪が日本で行われて　子供心にも誇らしげな気持ちがあった。家庭の所得も増えていたので、家電品や自動車等が手に入りつつあり、肌で豊かさが感じられた。20世
紀の東京五輪と大阪万博は経済成長の象徴だった。一方、隣近所が日常的に助け合う温かな時代でもあった。
　21世紀になって小泉首相以降、多様性という名で所得や富の格差を是認する時代になった。半世紀を経て再び開催される五輪と万博は、開催前から跡地利用での利権がささや
かれている。大阪万博の会場となる夢洲は、カジノの候補地でもある。人口減少とAIで人の活力がそがれていく中、さらなる格差の拡大が考えられ、夢のあとが気になる。

南濃温泉水晶の湯

おちょぼ稲荷の帰りに、お目当の南濃温泉にやって来た。ここは下の駐車場に停めて、シャトルバスで山の上まで送迎してくれる。
濃尾平野を一望できるナトリウム、カルシウム塩化物泉のさっぱりした湯、約二時間寛ぎました。
多度から県道25号を、いなべを経て421で帰宅

おちょぼ稲荷へ参拝に

近隣の住民が不味いと言っていた、たまやの串カツを食べてみる普通に美味しいけどね
ここにも伏見稲荷同様に、重軽石があった。参拝を終え周りを散策
みたらしの山田屋さん
参道には靴や衣料の安売り店もあり店先から参道の鳥居も見えて、変わった場所だ。

国道258を

永源寺から国道421と県道5号で桑名まで来て、258で岐阜県海津市を目指す。途中に多度神社の鳥居を潜る
海津市のファーマーズマーケット南濃店でみかんと柿を買って、隣の道の駅月見の里南濃で昼ごはんミニ重セット980円を食べた。美味しかった、ごちそう様

経営者のあり方

「他者に厳しく自分に甘い」
　日産自動車を立て直した名経営者として、日本企業のトップクラスの報酬を得ていたゴーン氏が、CEO在任中の５年間だけでも５０億円の報酬の過少申告があったとして、金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。
　工場閉鎖で従業員や関連会社にはコストカッターとして痛みを強いながら、自身は我が国経営者では破格の約１０億円の年収を得ていながら、さらに株価連動型報酬としてほぼ同額が支払われていたと報じられている。
　EVの開発や自動運転の発表等には出てくるが、無資格検査や燃費データの改ざんの不祥事の会見には姿を見せなかった。
　日本のトップ企業である日産が経営危機に陥ったとき、外国資本でなくなぜ日本国内の企業が手を挙げなかったのだろう。
資本関係でルノーに手綱を握られながら、利益面ではルノーを支えている構図を見ると歯痒くてならない。企業を再生出来るプロ経営者は日本にはいないのだろうか？