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ISOWA Mail News 【ＩＳＯＷＡ ＰＲＥＳＳ】
2014/5/21 第162号
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この【ＩＳＯＷＡ ＰＲＥＳＳ】は、日頃からお世話になっている
お客様、業界関係者様にお送りさせて頂くメールニュースです。
弊社及び業界にまつわる様々な情報を掲載していきますので
お仕事の合間にでもお気軽にお読み頂ければ幸いです。
■ＣＯＮＴＥＮＴＳ■
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１├ 【中東のお客様とだるま】
２├ 「３年ぶりと初」～社長磯輪のブログ『磯輪日記』より～
３├ 編集後記
｜ ※等幅フォントでご覧ください
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こんにちは♪
今年のゴールデンウィークはカレンダー通りだと最大４連休でしたが、
みなさま充実した休日を過ごす事が出来ましたか？！
私はと言いますと…今回の連休は遠出の予定がなかった＆友人の結婚式参列が
立て続けにあったので、予定がない日は家で穏やかな（堕落した？笑）日々を
送り、あっと言う間に休日が終わってしまいました（￣△￣；）汗
ただ、朝ご飯をしっかり作ってゆっくり食べたり(仕事がある日は難しいです)
昼寝や散歩をしたり、家族との会話を楽しんだり…と、普段とは違う
～時間に追われない生活～を満喫出来て大満足です＼(＾▽＾)／
さて、今回の 【ＩＳＯＷＡ ＰＲＥＳＳ】１６２号では貿易Ｇより
ＩＳＯＷＡから世界のお客様へ届ける＜クールジャパン＞について配信致します☆
お付き合いの程、よろしくお願いしますｍ(＿ ＿)ｍ
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１┃ 【中東のお客様とだるま】
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みなさま、”クールジャパン”をご存知でしょうか？
今、官民ファンドの「海外需要開拓支援機構（クールジャパン機構）」が、
食やファッション、コンテンツなど日本文化の海外発信を行っています。
地方にある日本の「よいもの」（=クールジャパン）を発掘し、日本文化として
セットで世界に売り込んでいるようです。
クールジャパンはアニメのようなコンテンツだけだと思われがちですが、
今は日本包丁やつけ毛などの日本製品、加えて加賀屋などのおもてなしサービス、
そして和食やラーメンなどの日本食が海外で大人気など、クールジャパンが
少しずつ海外にも根付きつつあるようです。
今回は海外のお客様で受け入れられたＩＳＯＷＡ流クールジャパンをご紹介します。
お陰様でＩＳＯＷＡはアメリカを始め、南米、東南アジア、中東など世界各国の
お客様とお付き合いがあります。
お客様の中には日本へ１度も来られたことがない方や、来られたとしても１度か
２度という方が多くいらっしゃいます。
このようなお客様は、日本の文化についてはあまりご存知無い方がほとんどです。
このようなお客様を訪問する際は、せっかくなので海外のお客様に日本の
「よいもの」（＝クールジャパン）で少しでも日本文化を感じて喜んで頂きたい！
という想いがあり、日本のお土産を持参しています。そして少しでも日本の
プロパガンダや日本経済の助けになれば！という想いもあります。
昨年の３月に弊社社長と一緒に、中東のＯ社様を訪問する事になりました。
このお客様は日本へは１度しか来られたことがなく、日本の文化などあまり
馴染みがありません。
Ｏ社様が「これはクールだ！」と思えるものをあれこれ考えた結果、
”ダルマ”をお土産として選びました。ダルマを選んだ理由は、ダルマなら
宗教に関係なく、縁起物として受け入れていただけるのではないか、
祈願してそれが叶ったときに目を書き入れるのは日本独特の文化であり、
会社の経営陣であれば、目標を達成するよう常に見守ってくれるような
このダルマを喜んで頂けると思ったからです。
加えて、せっかくダルマに目を書き入れて頂くのであればマジックではなく、
日本と同様に筆で書いて頂けるように！と思いましたが、さすがに墨や硯を
持っていくわけにもいかず、代わりに筆ペンを持参しました。
さて、いよいよＯ社様がダルマをクールジャパンと思って頂けるかどうかです！
社長と一緒に中東のＯ社様を訪問し、ミーティング後にお土産をお渡しする
手はずになっています。
工場内を見学させていただき、その後ミーティングを行いました。
ミーティング終了後に、Ｏ社様のＣＥＯであるＡ様にお土産をお渡しし、
「ぜひお土産をこの場で開けてください！」とお願いしました。
お土産を開けて、Ａ様の第一声は 「何ですか、これは？」
ダルマを不思議そうに見られています。
「これは”だるま”といって、祈願しながら片目を入れ、その願いが達成できたら
もう片目を入れて、完成となるのです！」とご説明したところ、
Ａ様は
「そうですか!!! 願いが叶うのですか!!!?」と非常に喜ばれ、少し考えられた後
真剣且つ丁寧に（書き難そうでしたが。。）日本から持参した筆ペンでダルマに
片目を入れられました。
「何を祈願されたのですか？」とおたずねしたところ、
Ａ様からは
「本日、Mr.ISOWAから言われた改善アドバイスを次回Mr.ISOWAの再訪問までに
達成する！」と頼もしい発言です！
その改善アドバイスとは工場見学後、Ｏ社様の皆様とのミーティングでＡ様から
「ＩＳＯＷＡの他のお客様と比べて、私たちが改善する必要は何かないですか？
遠慮なしで言って下さい。」
と意見を求められ、弊社社長が、日本の段ボール工場様と違いを
アドバイスしました。
「１つ目は工場内の５Ｓができていないと思います。
シートや紙などが床に散乱しています。
２つ目は工場がとても暗いです。
こんなに暗いと製品の状態や汚い箇所など良く見えません。
３つ目は機械のメンテナンス状態が良くありません。
まず基本的な清掃とメンテナンスが必要です。
とても３年半前に購入した機械とは思えないほどです。
４つ目はオペレーターの皆さんの考え方を変える必要があると思います。
メンテナンスや掃除などはオペレーター自身が自分の仕事として
考えた方が良いと思います。またシートは製品であり、製品を大事にする
考えが必要だと思います。」
アドバイス後、Ａ様からは
「１年後を見ていて下さい。
ダルマに誓って、びっくりする程変わるようにしますから！」
と、力強いお言葉がありました。
クールジャパン（ダルマ）を喜んで頂けた瞬間でした。
そして１年後の今年の２月に再度社長と一緒にＯ社様を訪問しました。
Ｏ様の工場を見学すると、シートや紙くずなどは散乱しておらず、
機械も以前より綺麗になっており、１年前よりかなり改善されています！
そこでＡ様に
「これでダルマにもう片方の目を入れる事ができますよね！」 と言ったところ
Ａ様は少し笑いながら、
「まだまだ！まだ自分の考えるところまで達していないので、
もう片方の目を入れる事はできません。。。 次回訪問時には是非！」
と、更に力強いお言葉がありました。
次回の訪問時に更に改善や良い変化が見られ、Ａ様がダルマに目を入れられるのが
楽しみです。
ダルマを通じて、日本の製品、文化、そして経営方法までつながり
まさに”クールジャパン！”でした。 また今後もクールジャパンを
弊社の海外のお客様に広げていきたいと思います。
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２┃ 「３年ぶりと初」～社長磯輪のブログ『磯輪日記』より～
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スコラさんから二人が来社されました。
ひとりは２０１１年６月のサプライズ以来３年ぶりのＴさん（旧姓Ｎさんの方が
ＩＳＯＷＡではお馴染みです）。
もうひとりはＴさん。と言っても旧姓Ｎさんの旦那さんではなく、別の
Ｔさんです。ややこしいですね。
旧姓Ｎさんは３年ぶりの来社なので、リニューアルなったオープンスペースや
リフレールを案内しました。
今日、二人が来社した目的は、４月の初めに全社員に協力してもらい実施した
チームワークの状態を数値化するワークコラボレーション・レビューの
結果を報告してもらうためでした。
▼続きはこちら（磯輪のブログ『磯輪日記』）
http://blog.goo.ne.jp/h_isowa/e/ab9ef05b4db3b4668c8587b00962a710
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３┃ 編集後記
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海外のお客様に【だるま＆筆ペン】とは！！ナイスアイデアです☆
特に【だるま】は日本に来日した事がある方にも、
そうでない方にもインパクトがあり、興味も示して頂きやすそうですよね(≧∇≦)
～お客様に工場内のアドバイスした部分が再訪問した際に改善していた～事は
弊社担当者からしたら＜嬉し泣き＆ガッツポーズ＞なレベルでしょうか？！笑
まだもう片方の目には筆は入れないというお客様のポリシーにも
感動しました(○´∀｀)ノ お客様とても【ＣＯＯＬ！！】です♪
もう片方の目を入れる日が来る日を楽しみにしています！！
日々の機械メンテナンスや職場内の環境はとても重要です。
そして弊社も見習うようにしなければ思います☆
爽やかな日が続いていますが、早めの夏風邪を引かないように
体調管理に気をつけてお過ごし下さいヽ(〃＾▽＾〃)ノ
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【ＩＳＯＷＡ ＰＲＥＳＳ】では随時お客様からの
「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
ご要望を記事にしていきたいと思います。
ご興味・ご関心のある事柄がございましたら是非お知らせ下さい。
次号は６月１１日（水）の予定となっております。どうぞお楽しみに！
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