いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

名人にエビデンスを

2018年04月22日 | 日記、独り言
エビデンスという言葉を
最近は耳にすることがあるかも知れません。
業界により意味はかわりますが
医療業界で「エビデンス」は、病気を治療する上で
「効果がある、適切であると言える
臨床結果や科学的根拠等」を
総称的に表現する言葉として用いられています。

整体などの代替医療はこのエビデンスがない、
科学的根拠がない、とよくいわれます。
それら代替医療にエビデンスによる評価をまとめた
「代替医療解剖」サイモン・シン エツアート.エルンスト著
青木薫訳 新潮文庫という本を読んだ。
臨床試験など科学的検証をした結果より、
代替医療はどんな結果なのかを
詳しく書いている。

鍼、カイロプラティックス、ホメオパシーなどの
療法について臨床試験を行うことでどのような結果が
でたかというと、効果はないという結論となっっている。

そのほか、様々な療法について評価をしているが
アロマテラピー、酸素療法、磁気療法、
リフレクソロジー、レイキなど
科学的な検証で効果を確認できなかったとしている。

経絡の理論や脊椎を正せば色んな病気も治るなどという
理論や、足裏と臓器がリンクしているという反射区の
理論など私も納得できない理論は療術に多くあるが

いくら科学的に公正な臨床試験とはいえ
この本の検証では施術者のレベルがどうなのかが
書かれていない。

薬と大きく異なるのは
手技療法の場合、
施術者の技量は個人個人で全く違う可能性が高いことです。
そのため施術者しだいで結果に大きな違いが生じるので
いわゆる名人にその臨床試験に臨んでほしいと思う。

それで結果が効果なしなら
該当療法の施術家も
納得させられるのではないかと思う。
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整体施術の直接的な効果だけではなく、ご自身の能力向上も図る整体

2018年04月21日 | 健康
たとえば
膝の痛みで病院に行った場合、
医師から言われるのはレントゲンなどの画像から
膝関節が磨り減っているとか、半月板がつぶれているなど
今の状態を指摘してそれで痛むのだというような
説明になります。

どうしてそうなったのか、そういう説明もあるかも知れません。
老化だからしかたない、
筋肉がたりない、運動不足、または負担のかけすぎ、
血行不良など今までの生活の問題を指摘されるかも知れません。

しかし、それは過去のことであり、
過去を変えることはできません。
反省することはいいけれども、
大切なのはでは、これからどうするかという
前向きな思考です。

仮に治療により痛みが取れても
そこに向き合わなければ、また同じ苦しみを
自ら招くことになります。

整体施術は心身の柔軟性をつけ、バランスを整え、
血行を良くして、自身の回復力を高めることになりますが
それも自身がなぜ、不調になったのかに
向き合わなければ、
また同じような問題に
悩まされるというのは同じです。

だれもその不調になりたくてなったわけではない。
自身の不調になった問題点で
変えられることもあるだろうが
それが長続きしないとか、
治ったら、いつの間にか忘れて同じ過ちを繰り返す。

当院の施術は心身を良い状態にしながら、
同時にどうすれば
そういった根本ともいえる問題に向き合い、
それを変える手立てを知り、
身につけてもらえるかも重要なことと考えます。

それは施術の直接的な効果でなく
本人の協力、理解あってこそのものです。

先日の記事にある「受け手側の協力」は
柔軟性、バランス、血行、回復力といった
施術の直接的な効果を高めるだけではなく、
自分自身で能力自体を高めることが
できるようにするためでもあります。

いっぽ自然整体院

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回復力を発揮しやすい状態にすることが整体であって、治すのは、、、、、

2018年04月20日 | 健康
疲労の解消と、心身の緊張、膠着の解除のために
ゆがみの解消があり、バランスの調整があり
心身の柔軟性を高め、
それらによって、血行が促進される。
それは、まさに施術で出来ることです。
施術の効果の高さとは
それらをいかにしっかりできるかです。

その状態が自身の回復力を発揮しやすい状態であり
その回復力により「治る」ことになります。


疲労の解消と、心身の緊張、膠着の解除、
ゆがみの解消、バランスの調整など
それらを施術者が行いますが、
そこに
受け手側の協力があるとその効果は大きくなります。

施術は施術者の技量だけでなく、
受ける側の協力も大きな効果になります。
そして
施術で回復力を発揮しやすい状態になっても、
実際に回復力を発揮するのは、本人です。

つまり、施術者はご本人と協力して
回復力を発揮しやすい状態に整え、
本人に回復力を発揮してもらうことで治るといえます。
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施術でできることは単純ですが問題はいかに、どれだけできるか

2018年04月19日 | 日記、独り言
当院の施術でまず重点を置くのは
疲労の解消と、心身の緊張、膠着の解除です。

体のゆがみはそれらが原因ですので
疲労、緊張、膠着を解消すれば
特別な場合を除き簡単に整います。

ゆがみが整うと血行の改善しやすくなります。
ゆがみがバランスを崩しているならバランスの改善とも
なりますがバランスを崩すことで
より緊張や疲労、膠着を強めることが問題となるわけで
ゆがみの解消は疲労の解消と、心身の緊張、膠着の解除のための
対応の一つではあります。が、
あくまでもその対応の一つでしかありません。

疲労、緊張、膠着を解消すれば
血行の改善となります。
これらが健康の維持増進、不調の解消に有効なのは
当たり前のことです。

施術でできることは、まさにそれであり、
それしかないのではと思います。
要はいかに、どれだけ、
疲労の解消と、心身の緊張、膠着の解除ができるかだけです。

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施術は一つを整えればいいわけではない、多岐にわたる問題すべてを整えることであり、それぞれは単純で簡単なこと

2018年04月18日 | 日記、独り言
整体やカイロプラティックス、オステオパシー、
リフレクソロジーほか手技療法はたくさんあります。
当院の手法は整体ですが
その整体もいろんな種類があります。

その理論も様々ですが、
私は手法の効果を、特別なものとは思っていません。
いたって当たり前のことが不調の回復になると
考えています。

よく、体のゆがみ、骨格のゆがみ、骨盤のゆがみとか
頚椎のずれ、仙骨のゆがみ、気の滞り、バランスほか
いろんなもののどれかを指摘し、
「あなたの不調の原因は○○です。」
という施術院がたくさんあります。

たしかにそれらを整えることは
問題解決の一つとなることはありますが
それを整えることで
必ず不調を解消できるわけでもありません。

当たり前のことというのは
先にあげたすべてを整えることであり、
基本となるのは心体の緊張を解除し、
血行を促進することといういたって普通のことです。

先に挙げたやがみやバランス、滞りなどは
当たり前のことであり
けっして難しいことではありません。
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整体で食べていくのは大変ですよ

2018年04月17日 | 日記、独り言
整体師になりたいのですけど
どうしたらなれますかという相談をうけた。

整体師になるための方法は簡単です。
ネットで調べれば整体教室というか学校のようなものは
たくさんあり、やり方を学べば、
国家資格のように試験があるわけでもないので
誰でもなれるのです。 

問題なのは、
それで生計をたてられるか、食べていけるかです。
どんな仕事も同じでしょうが
開業して10年もつのは1割以下という話があります。
わたしが15年前に初めて行ったリフレクソロジースクールで
30人いたクラスのうち、今も療術をやっている人は
やはり1割くらいの3-4人です。

そんなわけか、整体など療法家を対象にした
経営セミナーやコンサルタントなども
ネットでたくさん検索できますが、
はっきり言ってそれで必ず成功するわけではありません。
結局は自己責任です。

技術的なことと経営は別のものです。
技術がいくら良くても経営が
うまくいくとは限りません。
経営がうまくとも、技術が伴わなければ長く続かない。
経営も技も良くても自身の健康を損なってしまう人もいる。

当院は15年続いてますが、
経営的にはけっしていいとはいえません。
普通に勤める方がお金になるはずです。

そういう現実を知った上で、
あらためて整を生業にしたいのなら
それは本人の自由です。

当院では唯一オスグットの解消を
指導することはありますが
未経験者に一から教えることは基本的に行っていません。
とくに、経営的な責任を負えないのが理由です。
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感覚の向上は健康管理、不調解消のメリットだけではない

2018年04月16日 | 健康
センスはスポーツや芸術ほかいろんなところで
それを活用するのですが
健康維持増進、不調解消にそれを活用することを
前の記事で記載しました。

しかし、その感覚、感性、センスの向上は、
それをベースにさらに様々なことに応用、活用できます。
体の使い方、心や精神面の深み、豊かさ、安定など
それこそスポーツや芸術の良い部分を
日常生活に応用、活用することです。

今までの感覚から、感覚の向上により
その活かし方や、使い方がわかれば
それは様々な面での応用ができ、
新たな好奇心、向上心をわかせます。
いわば、幼いこどものように
全てのことが新鮮で好奇心いっぱいだった時が
再び来るみたいなもの、、、

なにも超能力を身につけるわけではありませんから
それは誰でもできることです。
ただ、今の感覚に満足しないということが
必要であり、
今の感覚は未熟であることに気づくことが
必要なのです。

そうやって体と脳、心や感覚を使うことで
心身をより生き生きと、楽しく使えれば
たとえ高齢となっても
健康で元気に日々すごしていける、、、

いっぽ自然整体院の理念のひとつにある
「年齢を重ねても、体が自由に動かせる、
生涯元気にすごせる身体創りをサポートする。」
という言葉にはそんなもくろみ?が入ってます。
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感覚を磨くことで健康の維持増進、不調回復につながる

2018年04月15日 | 健康
健康の維持、回復において、
今の感覚(感性、センスを含め)では
不十分だとは大抵の方は思いもしないことなのでは
と思います。

老化、病気、けがなどの防止、回復、健康維持において
感性、感覚などたいして意味がないだろうと
考えるからだと思います。

しかし、心体の異変を感じることも感覚です。
その異変にいち早く気がつけば
異変の原因もつかみやすいし、その対応もすぐにできる、
その回復も早くなるわけです。


その逆に気がつかなければ放置し
悪化させ、いつからおかしくなったのかもわからないがため
その原因もわからない、
回復の時間も、費用も大きくかかることとなります

感覚やセンスなどはスポーツや芸術などで
活用するだけのものではなく、
日常のあらゆる物事において活用されるのですから
それを健康の維持増進、不調の解消に活用しないと
もったいないです。

科学に基づいた現代医療の発達は
多くの病気を克服したり、寿命をのばしたりを
実現してきました。
その成果はすばらしいものですが
それゆえに、人はそれに依存していく傾向もあります。
社会保障制度も昔よりはではありますが整備もされてきました。

薬に、病院に、保険制度、介護制度に依存し、
自身の能力を使わなくなり、忘れてゆく傾向が
あるように感じます。

医療や社会保障制度の発展、充実はこれからも必要ですが、
だからといって、それに頼り、
自身の能力を衰えさせてはならないと思う。

先に挙げた感覚を活用するメリット以外にも
心身に与えるメリットはたくさんあります。

つづく

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はじめの一歩

2018年04月14日 | 健康
感覚(感性、センスをひっくるめて)は
本人だけのものであり、
そのレベル、能力を評価できるのは
基本的に本人だけです。

感覚を活かし、それを表現する芸術やスポーツならば
周囲がそれを評価することはあるけれども
健康維持、回復においての評価は
やはり自分自身で評価するしかありません。

よって、その評価が正しいのか、
その感覚が自身の健康維持回復にとって
十分な能力なのかを自分で判断しなければなりません。

たいていは、感覚力、感覚レベルの不足を
感じた者でなければ
上記のようなことを考えることもなく
感覚を高める、磨くということをしない。

いまの感覚では不十分と気づくことが
感覚向上の第一歩なのです。
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感覚、感性を磨き、健康を回復し、健康を自身で管理する

2018年04月13日 | 健康
施術で感じさせられた
力を抜くことの難しさや、今までの認識と
現実とのギャップから、
自身の感覚、感性をよりたかめるきっかけとなれば
それは自身にとっても、
また、周囲の方々にとっても、社会にとっても、
喜ばしいことです。

感覚を磨くことで心身の異変にいち早く気づき
ある程度ならそれを自分で
回復もできるようにもなります。
もちろんその限界もあるでしょうが、
自分に合った健康維持の方法を見極められ、
自分の健康管理を薬や病院に依存せず、
自分が主体となってコントロールもできます。

そのための基板になるのが感覚、感性の向上です。
それは本人にしかできないことであり、
特別な人にしかできないことではなく、誰でも
出来ることです。

ただし、感覚、感性にはこうあるべきとか
ここまでは必要だとかの基準がありません。
目安となるのは自身の求める感覚力です。
それを基準に感覚を磨くわけですが
これは、ある程度の人間性、経験を経た大人
だからこそ身につけられるもの
なのかも知れません。
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