奄美自然観察記

高のフィールドより

【新川シリーズ 74 】巣をねぐらとして利用か?  ヒメアマツバメ

2017-10-31 16:38:54 | 鳥類





今日で10月も終わりですね。大分涼しくなってきました。新川沿いを歩いていて、以前から営巣を確認している橋の上空付近で、31羽のヒメアマツバメが「キュルルル」と時折声を出して飛び回っていました。観ていると、そのうち大半が橋の下に入ってい行きました。急いで橋の下付近から観てみると、まだ巣の外で巣にくっ付いている個体もいました(写真3,4枚目)。ヒメアマツバメは、元々日本には分布していなかったが、1967年に静岡市で初めて繁殖が確認され、その後次第に全国で確認されるようになっていったようです。繁殖した巣を繁殖後、集団ねぐらとして利用することも知られています。この巣も、めぐらとして利用されているのかもしれません。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうしで10月だか終わりだりょうりや。いころすぃだ~さなてぃきょうたが。新川ぶちばあっちゅてぃ、前らすぃばにしゅん橋ぬうーぼてぇじ、31ぬヒメアマツバメぬ「キュルルル」ちとぅきどぅきくぅいばいじゃしがちな、とぅびもおとぅりょうたっと。にしゅたっとぅ、うんうちぬたいがいや橋ぬしゃーちほっち行きょうたが。ばたぐてぃ橋ぬしゃーぼてぇらにしにしゃっとぅ、まだすぃぬすぅとぅじ、すぃちくっかとぅんむんだかうりょうたっと(写真3,4枚目)。ヒメアマツバメや、むとぅむとぅ日本じやうらんたんば、1967年静岡市なんてぃ初むぃてぃ、くゎあほでしぬにゃあってぃ、うん後だんだん全国ちひるがてぃいじゃんあんぶぇじゃ。くゎあほでししゃんすぃば、ほでぇしゃん後、まじんまにぃぶりゅんどろとぅし、ちかゆんくぅとぅも分かとぅりょっと。くぅんすぃも、にぃぶりゅんどろとぅし、ちかわっとぅんかも分りょうらんど。


道端で飛び回っていた  イチモンジセセリ

2017-10-30 18:36:08 | 昆虫




台風22号は去ったものの、昨夜は結構風が強く、時折突風も吹いていました。夜の林道脇で今季初めて渡来していたヤマシギを観ました。夜が明けても相変わらず、時折強い風が吹いています。昼には北海道付近を北上していた台風が温帯低気圧に変わり、東京、近畿辺りでは木枯らし1号が観測されたとのことです。昼過ぎ、林道脇のシロノセンダングサの花に止まっているイチモンジセセリを見つけました。鱗翅目セセリチョウ科のイチモンジセセリは、前翅長 約20mm。翅表は黒褐色で裏面は黄褐色,前後翅とも小白斑があって、後翅の白斑がほぼ一列に並んでいることからこの名が付いています。よく観ると、触覚の先端が赤いのが判ります(写真2枚目)。台風一過で気温も少し下がり、そろそろ長袖の季節になってきたようです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ22号やいきょうたんじゃが、ふぶぃやてーげかじぬちゅうさあてぃ、とぅきどぅき、あっただんまちゅうさんかじだか吹ちゅりょうたっと。ゆるぬ林道ぶちじ、くん時期初むぃてぃ渡てぃっちゃんヤマシギばにょうたっと。ゆぬふぇてぃもやっぱし、とぅきどぅきちゅうさんかじぬ吹ちゅりょっか。ひんまや北海道ぼてぇちいじゅたんてーふぬ温帯低気圧ち変わてぃ、東京、近畿ぼてぇじや木枯らし1号ぬあたんちど。ひんま過ぎ、林道ぶちぬシロノセンダングサぬ花ち止まとぅたんイ、チモンジセセリばにっきりょうたっと。鱗翅目セセリチョウ科ぬイチモンジセセリや、むぇーぬ翅ぬ長さやてーげ20mm。翅ぬ表や黒褐色あてぃ、裏や黄褐色,むぇーくしぬ翅ともいなさししるかん点ぬあてぃ、くしぬ翅ぬしるかん点ぬ、だいたい一列並どぅんかなくん名ぬ付ちゅりょっと。ゆんまにしゃっとぅ、触覚ぬ先ぬはーさんぬ判りょっと(写真2枚目)。てーふぬいじ、気温dかなあり下がてぃ、だいたい長袖ぬ時期なてぃちゃんにししゅりょっと。


台風で迷い込んだか?  ナベヅル

2017-10-29 17:29:13 | 鳥類




台風22号は、昨夜かなりの強風だったようで、今日は、あちこちで結構大きな木の枝などが折れて落ちていました。早朝は、時折大雨も降りましたが、昼前からは雨も止み、風はまだ少し強いものの青空も見え始めました。知り合いからの情報で、秋名の田んぼにナベヅル4羽来ているとのことで、早速観に行きました。4羽は時折強風のなか、一所懸命に餌捕りをしています。台風で迷い込んだのかもしれません。そういえば、11年前にも4羽一緒に来たことがあります。あの時の奄美が懐かしくて、またあの時と同じ4羽が来たのだとすれば、とてもうれしいことなのですが・・・。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ22号や、ゆぶぃいころちゅうさあたんにししゅてぃ、きゅうや、あまくまじてーげふうさんきぃぬ枝んきゃぬうれぃてぃ、うてぃとぅりょうたが。ひかんまふぇっさや、とぅきどぅきううあむぃだかり降りょうたんじゃが、ひんまむぇーらや、あむぃだか止でぃ、かじやまだなありちゅうさんじゃが、おおさんてぃんだかにゃあれぃ始むぃりょうたっと。しちゅんちゅらぬ話し、秋名ぬ田ちナベヅルぬゆうちしちゅんちぬくとぅあてぃ、すぐにがいきょうたっと。ゆうちやとぅきどぅき、ちゅうさんかじぬなか、一所懸命かみむんとぅりかたしゅりょっと。てーふし、だーがぬわからんなたんかもど。がし言いば、11年前だかゆうちまあじんしちゃんくとぅにありょっか。あんとぅきぬ島ぬなちかしゃなてぃ、またあんとぅきとぅ同じゆうちぬしちゃんちすぃれぃば、むるほおらしゃんくとぅだりょんじゃが・・・。


台風が通過しますが・・・  コウノトリ

2017-10-28 16:24:36 | 鳥類



朝から台風22号の影響で風雨が強くなっています。そうしたなか、最近これまでずっと滞在していた龍郷町から、奄美市の川に移動してきたコウノトリ。昨日の朝も雨の中、川で餌を探していました。ちょっと心配で、近くなので今朝も行ってみたのですが、見当たりませんでした。多分、近くのどこか風当たりの弱そうなところに移動しているのかもしれません。すでに3年半以上も奄美に滞在して、台風も何度か経験しているので、大丈夫でしょう。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまら、てーふ22号ぬしっち、あむぃかじぬちゅうさなちちゅりょっと。がしやしゅんじゃが、近頃かれぃずっとぅうたあん龍郷町ら、奄美市ぬこらち移てぃっちゃんコウノトリ。きぬひかんまだかあむぃぬ中、こらじかみむんばとむぃかたしゅりょうたっと。なありくゎしわなてぃ、近さかな、きゅうひかんまも行じにしゃんじゃが、うりょうらんたっと。きっとぅ、近さぬだーかかじ当たりあまりねんどろち移てぃいじゃんかもわかりょうらんど。きっさ3年半あまりも島じうてぃ、てーふだか何くゎいか経験しゅりょんかな、大丈夫だろ。


台風で一時避難?  オオハシシギ

2017-10-27 17:20:33 | 鳥類




台風22号が近づきつつあります。朝から雨が降り続きました。昨日のことですが、早朝大瀬海岸を寄ってみたら、クロツッラヘラサギが1羽寝ていました(写真1枚目)。その横には、ハマシギがせわしくエサを捕っています。他にもう1羽少し大きめのシギがいました。くちばしの形や脚の色などから、冬羽のオオハシシギのようです(写真2枚目)。ただお尻付近の白黒模様は、少しアメリカオオハシシギにも似ています。このオオハシシギも台風を予感して、せいぜい体力をつけるために餌を捕っているようにもみえます。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ22号ぬ近ゆてぃちゅりょっと。ひかんまらあむぃぬ降り続きょうたが。きぬぬくとぅありょんじゃが、ひかんまふぇっさ大瀬海岸ち寄てぃにしゃっとぅ、クロツッラヘラサギぬちいちにぶとぅりょうたっと(写真1枚目)。うん横じや、ハマシギぬひっただかかみむんば、とぅりかたしゅりょうが。他じなぁちいち、なありふうさんシギぬうりょうたっと。くちばしぬだっかんきゃ、はぎぬ色んきゃら、冬羽ぬ
オオハシシギにししゅりょっと(写真2枚目)。ただ、まりぼてぇぬしるくる模様や、なありアメリカオオハシシギとぅだか似しゅりょっと。くんオオハシシギだか、てーふぬきゅうち思てぃ、きmせちきとぅかんばいかんち、かみむんばととぅんにしだかにゃあれっと。


冬鳥が次々渡来  アトリなど

2017-10-26 18:10:27 | 鳥類





台風21号に次いで発生した22号が北上を始めていますが、まだそれほど風も強くなく天気もまずまずでした。ガイドであちこち回ったところ、名瀬大熊の公園で今季初めてジョウビタキの雄(写真1枚目)と雌をみました。また、秋名の水田一帯では、上空を100羽以上の群れで飛び回り、近くのヨシの中に舞い降りたアトリの群れ(写真2枚目)などを確認することが出来ました。冬鳥ではありませんが、長雲の奄美自然観察の森では、ルリカケスが地上で餌を探し回る姿(写真4枚目)なども観ることが出来ました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ21号ぬちぎいじてっちゃん22号ぬにし方ちきぃ初むぃとぅんじゃが、まだうがしがれぃかじやちゅうさもねんてぃ、天気だかてーげいっちゃりょうたっと。ちゅ案内しあまくまいきょうたんじゃが、名瀬大熊ぬ公園じ、くん時期初むぃてぃジョウビタキぬいんがドゥリ(写真1枚目)とぅうなぐドゥリばにょうたっと。また、秋名ぬ田袋じや、てぃんば100あまりぬまぐんしとぅびもおてぃ、近さぬヨシぬ中ち舞いうれぃてぃっちゃんアトリぬまぐん(写真2枚目)きゃだか、にゅんくとぅぬでけりょうたが。冬ドゥリやあなんば、長雲ぬ奄美自然観察ぬ森じや、ヒューシャぬ地ぬうーじ、かみむんとぅむぃかたしゅんどろ(写真4枚目)んきゃだか、にゅんくとぅぬでけりょうたっと。




ヒカゲヘゴの幹に巻き付いて咲く  ヤエヤマセンニンソウ

2017-10-25 16:57:47 | 植物





台風一過で涼しくなり、朝方は長袖が必要となりました。森の中の大きなヒカゲヘゴの幹に巻き付き、ボール状に丸く固まって(写真1,2枚目)、たくさんの花を咲かせていたのは、ヤエヤマセンニンソウでした。じつは10日ほど前のガイドの時に見つけたのですが、そろそろ実になり始めているかと思いきや、まだまだたくさんの蕾もあって、しばらくは咲き続けそうです。ヤエヤマセンニンソウは、他のセンニンソウと違って、萼が濃い紫色(写真4枚目)で、とても美しい花です。ヒカゲヘゴの幹は、常に水分を含んでいるので、いかにも居心地がいいのでしょう、一度にこれほどたくさんの花を咲かせるのも珍しい。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふぬいじ、すぃださなてぃ、ひかんまや長袖ぬいりゅんにし、なりょうたが。山ぬ中ぬだいばんヒゴぬしんち巻きちきてぃ(写真1,2枚目)、ボールにしまるかぶすなてぃ、いっぱいぬ花ば咲かしゅたんや、ヤエヤマセンニンソウだりょうた。ふんとや10日べりむぇーちゅ案内しゅんとぅき、にっきりょうてぃ、なぁ実なり始むぃとぅんかいち思たんじゃが、まだまだいっぱいぬ蕾だかあてぃ、いっとぅきや咲きぃ続けちゃげさりょっと。ヤエヤマセンニンソウや、他ぬセンニンソウぬしじょとぅ違てぃ、萼ぬ濃いかん紫色(写真4枚目)あてぃ、むるきょらさん花だりょっと。ヒゴぬしんや、いちんけんむぅじば含どぅんかな、むる居心地ぬいちゃんだろや、いくゎいし、かしがれぃいっぱいぬ花ば咲かしゅんだか、むじらっさりょっと。


所々の実に赤い果肉がのぞいていた  コクテンギ

2017-10-24 16:50:43 | 植物




台風21号が去って、なんだかとても涼しくなり、早朝の気温は18度と今季初めて20度以下になりました。夕べも涼しすぎて、あわてて毛布をかぶったほどでした。以前、事務所近くの山すそで見つけたコクテンギの木を、久しぶりに観てきました。初夏に花を咲かせるコクテンギですが、たくさんの実を付けていて、一部の実は割れて赤い果肉が見えています。1個だけとってみると、4つに割れた実の中から黒い種子の付いた赤い果肉が出ていました。あまりにもおいしそうな色合いなので、食べてみたのですが、ちっともおいしくはありませんでした。残念。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ21号ぬいじ、かあったかむるすぃ~ださなてぃ、ひかんまふぇっさぬ気温や18度ちこの頃初むぃてぃ20度んま下がりょうたが。ゆぶぃだかすぃ~だすぎてぃ、ばたぐぅてぃ毛布ばかぶりょうたんちよ。前、事務所近さぬ山すそじにっきたんコクテンギぬきぃば、まれぃまれぃにしきょうたっと。夏ぬ初むぇ花ば咲かしゅんコクテンギだりょんじゃが、いっぱいぬ実ばならしゅてぃ、なありぬ実や割れぃてぃ、はーさん実ぬにゃあとぅりょうたっと。ちいちだけとぅてぃにしゃとぅ、ゆうちち割れぃたん実ぬ中らくるかん種ぬくっかとぅんはーさん実ぬいじとぅりょうたが。あんまりがれぃまっしゃげっさん色しゅんかな、かでしにしゃっんじゃが、全然まかやねんたっと。はげぇ~ばーど。


ハゼノキの実を食べる  オーストンオオアカゲラ

2017-10-23 23:10:52 | 鳥類




台風21号が去って、早朝はまだ曇っていましたが、風は強いものの少しずつ青空が広がってきました。北部山林の林道を歩いていると、葉が落ちてブドウの房のように実だけがぶら下がっているハゼノキに、オーストンオオアカゲラがやってきました。次第に枝先に進んでいくと、実を食べ始め、数粒食べて飛んで行きました。オーストンオオアカゲラは、基本的に昆虫など肉食ですが、時に木の実を食べることもあります。これまで、タブノキ、トベラリュウキュウタラノキ、イタジイ、タンカンの実などを食べているところを目撃しています。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ21号ぬいじ、ひかんまふぇっさやまだ曇とぅりょうたんじゃが、かじやちゅうさんじゃが、なありぢちおお空ぬひるがてぃきょうたっと。にしかたぬ山ぬ林道ばあっちゅたっとぅ、葉ぬうてぃてぃブドウぬむるしにし実だけぶら下がとぅんハジギィち、キィツキャぬきょうたが。だんだん枝先ちいじ、実ばかみ始むぃてぃ、いくちかかでぃっから、とぅでぃ行きょうたっと。キィツキャや、だいたいが虫んきゃ肉ばかみゅんじゃが、とぅきどぅききぃぬ実ばかみゅんくぅとぅだかありょっと。なまがれぃ、タブ、トゥブラギィダラギィ、シイギィ、タンカンぬ実んきゃばかどぅんどろば、にしゃんくとぅぬありょっと。


台風で落鳥?  セグロアジサシ

2017-10-22 17:41:41 | 鳥類




今日予定していた「大棚農道ウォーキング観察会」は、台風21号の接近でやむなく中止となりました。朝から時折強い風が吹き荒れ、雨も降りました。そうしたなか、事務所に近くの住民の方から、道路脇でうずくまっているところを保護したと、海鳥を持ってきました。どうやらセグロアジサシの幼鳥のようです。そう言えば以前も、台風時にセグロアジサシが保護されたことがあります。みたところ目立った外傷はありませんが、強風にあおられて体をぶつけた可能性もありますし、かなり弱っている様子なので、知り合いの獣医師の方に預けることにしました。

10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうしゅんつもりあたん「大棚ウォーキング観察会」や、てーふ21号ぬ近ゆてぃっち、中止ちなりょうたが。ひかんまらとぅきどぅきちゅうさんかじぬ吹っち、あむぃだか降りょうたっと。がしやしゅんじゃが、事務所近さじうんちゅら、道んぶちじよおりっくわしゅんどろば、ちぃかでぃっちゃんち、うんぬトゥリばむしきょうたっと。たいがいセグロアジサシぬわーさんトゥリにししゅりょっか。がし言いば、前だかえーふぬとぅきセグロアジサシぬむちくらったんくとぅぬありょうたが。にしゃんどろ、むぃ立ちゅん傷やありょうらんじゃが、ちゅうさんかじとぅふかってぃ、どぅうばむーかちあてたんかもwかりょうらんてぃ、いころきまえぬねんなとぅんにししゅんかな、知ちゅん獣医師ぬちゅに預けりょうたっと。


台風の時、鳥たちは?  セイタカシギなど

2017-10-21 19:54:20 | 鳥類





台風21号が次第に近づいてきて、今日は朝から断続的に雨が降り続きました。今日もガイドが入っていて、若いご夫婦を案内しました。午前中は雨は降っていたものの、風はそれほどでもなく、林道沿いなどでは、サシバズアカアオバトリュウキュウサンショウクイなどの姿を観ることが出来ましたが、午後から風が強くなり始めると、林道近くには鳥の姿はほとんど観ることが出来なくなりました。そこで、秋名の水田一帯へ行ってみると、カルガモセイタカシギが強風に吹かれながらも、じっと身を寄せ合っています。ハクセキレイも草陰に入ってじっとしていました。ところが湿地の中では、風雨が強いにもかかわらず、タシギやチュウジシギが長いくちばしを草地に出し入れして、一生懸命採餌しています。何ともたくましい姿でした。道路脇の水たまりには、近くの川からやってきたのか、モクズガニ(写真4枚目)などもいました。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ21号ぬだんだん近ゆてぃっち、きゅうやひかんまら、ちぎちぎあむぃぬ降り続きょうたが。きゅうだかちゅ案内ぬあてぃ、わーさんとぅじゅとぅば案内しょうたっと。午前中やあむぃや降とぅたんじゃが、かじやうがしがれぃやあなんてぃ、林道ぶちじや、タハんきゃオーバトリュウキュウサンショウクイきゃばにゅんくとぅぬでけりょうたんじゃが、ひんまりゃかじぬちゅうくなり始むぃたっとぅ、林道ぶいじやトゥリやほとんどにゅんくとぅぬ、でけらんなりょうたっと。がしゅんかな、秋名ぬ田袋ちいじにしゃっとぅ、href="http://blog.goo.ne.jp/inpre-anac/e/b1aaa3c4fd6a69b2b0bb22f93b07bf6a">カルガモんきゃセイタカシギぬ、ちゅうさんかじとぅ吹かれぃがちなん、よおりくゎどぅうばを寄せ合とぅりょっと。ハクセキレイだか草ぶすぃちほっち、よおりっくゎしゅりょうたが。がしゅんじゃが、泥田ぬ中じや、あむぃかじぬしゅうさんなんてぃ、タシギんきゃチュウジシギぬ長さんくちばしば地ちほっかしゃりいじゃしゃりし、一生懸命かみむんとぅむぃかたしゅりょっと。はげぇ、気前べりど。道んぶちぬむぅじたまりじや、近さぬこららしちゃんだろ、マーガン(写真4枚目)きゃだか、うりょうたっと。


【新川シリーズ 73】うれしいけど、ちょっとさみしい  バリケン

2017-10-20 19:37:53 | 鳥類




台風21号が近づいてきているなか、今日までは嵐の前の静けさで、晴れました。さすがに夕方からは時折雨が降りいよいよ台風の影響が出始めるのかもしれません。名瀬の町を流れる新川で、これまで数羽(4~8羽)はいつも見られていたバリケンですが、9月1日の観察から、バリケンは1羽のみ(一緒にいるのはアイガモ)になりました。月2回は早朝の新川沿いを歩いているのですが、以前いた数羽の個体はいなくなりました。秋には他の場所へ飛んで行くこともあるので、そのうちまた戻って来るだろうと思っていたのですが、今のところバリケン1羽、アイガモ1羽(以前から1羽のみ)だけの状態が続いています。バリケンは外来種ですので、いなくなった方がいいのですが、なんだかちょっと寂しい気もします。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ21号ぬ近ゆてぃきゅんなか、きゅうがれぃや「嵐の前の静けさ」あてぃ、晴れぃりょうたっと。がしゅんばよね方らやとぅきどぅきあむぃぬ降てぃ、なぁやっとぅてーふぬき始むぃたんかも、わかりょうらん。名瀬ぬ町ば流れぃとぅん新川じ、なまがれぃもいくちか(ゆちらやあち)や、いちんけんにゃあとぅたんバリケンだりょんじゃが、9月1日にしゃんとぅきら、バリケンやちいちだけ(まあじんうんやアイガモ)なりょうたが。月2回やひかんまふぇっさ新川ぶちばあっちゅたんじゃが、前うたんいくちかぬむんや、うらんなりょうたっと。秋にや他ぬどろち、とぅでぃいきゅんくぅとぅもあんかな、うんうちまた戻てぃきゅろち思とぅりょうたんじゃが、なまぬどろバリケンちいち、アイガモちいち(前らちいちだけ)だけぬ続しゅりょうっと。バリケンや外来種ありょんかな、うらんなたん方がいちゃりょんじゃが、かあったかなありくゎ、とぅでいなさりょっんちよ。


オオバボンテンカに訪れたハチたち  キアシナガバチなど

2017-10-19 17:44:07 | 鳥類




台風21号が北上を始めていますが、今のところいい天気が続いています。林道脇に桃色の美し花を咲かせているのは、オオバボンテンカです。観ていると、キアシナガバチが来て、実のところをうろうろしています。しばらくすると、花にアマミアオスジフトハナバチがやってきましたが、キアシナガバチにすぐ追い払われてしまいました(写真1枚目)。キアシナガバチは、実のところで頭を突っ込んで、ねばねばした液体を舐めているようです(写真2枚目)。すぐ近くの花には、アカアシハラナガツチバチがやってきて、花の蜜を食べ始めました(写真3枚目)。頭部周辺には花粉がたくさん付いていて、送粉者としての役割もになっているようです。ちょっとの間でもいろいろとやってきて、なかなか面白い。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ21号ぬにし方ち上がり始むぃとぅんじゃが、なまぬどろいちゃん天気ぬ続しゅりょっと。林道ぶちじ桃色ぬきょらさん花ば咲かしゅんや、オオバボンテンカだりょっと。にしゅれぃば、キアシナガバチぬしっち、実ぬどろばうろうろしゅりょっか。いっとぅきしゃっとぅ、花ちアマミアオスジフトハナバチぬしちゃんじゃが、キアシナガバチにすぐうい払わったっと(写真1枚目)。キアシナガバチや、実ぬどろち、かまちば突っくぅでぃ、ねばねばしゅん汁ばなむとぅんにし、しゅりょっか(写真2枚目)。すぐ近さぬ花ちや、アカアシハラナガツチバチぬしち、花ぬ蜜ばかみ始むぃりょうたっと(写真3枚目)。かまちぼてぇじや花粉ぬいっぱいくっかとぅてぃ、花粉ば運びゅんむんとぅしぬ役割だかあんにし、しゅりょっか。いっとぅきぃくゎぬええだあてぃんも、あれぃくれぃしっち、てーげむじらさりょっと。



日当たりのいい道端に小群落  マルバツユクサ

2017-10-18 23:36:38 | 植物




今度の日曜日に予定している「大棚農道ウォーキング観察会」の下見で、アスファルト農道脇に小群落をつくっているマルバツユクサを見つけました。まだいくつか花を咲かせています。葉は名前のとおり丸くて幅広く波打っていて、茎や苞には毛がたくさん生えています。花びらは、ツユクサより色が薄く、とくに下側の3枚目の花弁は白っぽくて小さく、少し透き通っている感じがします。これまでシマツユクサはたくさん見てきましたが、このマルバツユクサとの出会いは少ない気がします。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
今度ぬ日曜日予定しゅん「大棚農道ウォーキング観察会」ぬ下見し、アスファルト農道ぶちじまぐんしゅんマルバツユクサばにっきりょうたっと。まだいくちか花ば咲かしょりょっと。葉や名ぬとうり丸かし幅ぬひるかあてぃ波打つちゅりょうてぃ、しんや苞じやひぎぬいっぱいむぇーとぅりょっと。花びらや、ツユクサんあま色ぬ薄かし、とっくにしゃー側ぬ3枚目ぬ花びらや白ぶぇっとぅしゅてぃいなさし、なあり透き通とぅとんだっかだりょっと。なまがれぃシマツユクサやいっぱいにしちゃんじゃが、くんマルバツユクサとぅおおたんや、あんまりねんたんにししゅりょっか。


色合いの異なる幼体  アフリカマイマイ

2017-10-17 18:55:46 | その他の生物





昨日、マングローブの周辺を歩いていると、畑の周りに植えられたソテツの葉などに、見慣れないカタツムリがいました。写真2枚目で、左上の個体はウスカワマイマイですが、右側の個体はちょっと巻貝風で違うことが判ります。近くにいたもう少し大きくなった個体(写真4枚目)を観て、アフリカマイマイの幼体だと判りました。奄美のカタツムリでは最も大きい外来種のアフリカマイマイでした。周辺を観ると結構たくさんの幼体がいました。卵はまだ見たことはありませんが、周辺でたくさん生まれたようです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
昨日、マングローブぬぶちばあっちゅたっとぅ、はてぶちじ植-らったんスティチぬ葉んきゃじ、にい慣れぃらんチンジャマぬうりょうたっと。写真2枚目じ、左うーぬチンジャマやウスカワマイマイだりょんじゃが、右側ぬチンジャマや、なありっくゎ巻しゅてぃ違ゆんくとぅぬ判りょっと。近さじうたんなありふうさなたんチンジャマ(写真4枚目)ばにし、アフリカマイマイぬくゎっくゎち判りょうったと。島ぬチンジャマじや、一番ふうさんチンジャマや、すぅとぅらほっちちゃんアフリカマイマイだりょうた。うんぼてぇばにしゃとぅ、てーげいっぱいぬくゎっくゎチンジャマぬうりょうたっと。卵やまだにしゃんくとぅやありょうらんじゃが、うんぼてぇじいっぱい、まぁれぃたんにししゅりょっか。