奄美自然観察記

高のフィールドより

加計呂麻島諸鈍(しょどん)で探鳥会  サシバ(暗色型)

2011-10-16 22:01:24 | 鳥類

この秋の野鳥たちの渡りの季節に、加計呂麻島(かけろまじま)
諸鈍(しょどん)で探鳥会をするようになって、今回が3年目
(3回目)の探鳥会となります。昨日まで続いた雨もあがって、
青空の観察会となりました。ラッキー!


奄美大島南部の街・古仁屋(こにや)から、船で約20分、
加計呂麻島の生間(いけんま)港に着きます。



生間港から徒歩で約30分、諸鈍の集合場所に着きました。
今回は、瀬戸内町図書館の「こども・おとな探検隊」みなさんも
参加してくださいました。



たまたま渡ってきていたコムクドリの群れなどを観ていると
やがてこのエゾビタキが現れてくれました。ここ1~2ヶ月だけ
みられる旅鳥です。



と、上空に数羽のサシバが舞い始めました。ぐるぐると回転して
気持ちよさそう。でも1羽だけ下から見上げた羽の模様が違います。
めったに観られないサシバの暗色型でした。これもラッキー!


寒露の周辺にはこのかわいいオキナワスズメウリの実も。
まだミニスイカのように青い実でした。



観察コース脇の葉の上にいたウスカワマイマイ。面白い模様です。



人家の庭に咲いていたテイキンザクラ、青空に赤い花が映えます。



最後は、鳥合わせです。今回は23種類の野鳥を観ることができました。
素晴らしい天気に恵まれた、秋風のさわやかな気持ちいい探鳥会でした。


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