お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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07年6月9日 日産スタジアム 午後7時3分キックオフ
J1第14節 横浜1-0千葉 2万3028人
メーンサイドスタンドホーム側(Sブロック席)で観戦


雨なので千葉サポは屋根下に集合


この日は横浜vs千葉の湾岸ダービー。プロ野球とのコラボで横浜ベイスターズのホッシー君やロッテのキャラクターもやってきた


 スタメン発表に少し驚いた。
 
     大島   坂田
       山瀬功   
  山瀬幸        吉田
        河合
 小宮山  中沢    勇蔵  那須
       哲也
       
 あれ? 隼磨は? ベンチにもいないぞ。
 
 上の娘がメールで教えてくれた。出場停止だそうだ。いつの間にか、チーム事情にうとくなってしまっている。現場で見ていないからなぁ・・・。

 6月1~5日にかけて行われたキリン杯に、千葉は水本、羽生、山岸、水野、巻と5選手が代表として選出されていた(16位(試合前)なのになぜ? という疑問はさておき)。対するマリノスは中沢たったひとりだ。2002年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969)から移籍してきたとき、中沢は「(日韓)W杯で活躍したい。そのために代表選手が多くいるチームでもまれたい」という趣旨の発言をした。当時マリノスにはDFに松田、波戸(現大宮=最終的にはW杯代表から外れた)という代表候補がいた。しかし、中沢は少しもめた末に念願の移籍を果たしたものの、残念ながら日韓W杯でトルシエに呼ばれることはなかった。
 
 月日は流れ、日韓W杯のフラット3の一角を担った松田は、自分の居場所がなく(勇蔵にポジションを奪われたと言うべきか)ベンチに腰を下ろしている。一方の中沢は、キリン杯でも獅子奮迅の活躍をみせ、この日も主将としてピッチに立っている。そしてこの日の千葉戦でも、完ぺきな守りをこなした。ピンチをことごとくつぶし、見ていて安心できる守備だった。
 
 試合開始から千葉の出来はよくなかった。代表戦で疲れているのか、いつもの怖さがない。裏返せば、マリノスのダイヤモンド型の中盤の前からのプレスが効いていると言えるのだが、こちらも連勝していたときほど激しさはない。試合はお互いに決定機もなく、膠着した状態で進む。前半のシュートはマリノス6本、千葉は3本。終盤にセットプレーから大島のヘッドがクロスバーを叩いたときぐらいしか歓声を挙げる場面はなかったが、マリノスが押し気味に試合は進めている。
 
 試合開始前に降り出した雨のため、後半はピッチがスリッピーになっているようで、足を取られるシーンが目に付くようになった。
 
 試合は相変わらずの淡々としたペースで進む。少し眠くなるような展開だ。
 
 後半6分、吉田のミドルシュートがクロスバーをたたく。吉田のシュートがあんなにまともに飛ぶのを見たのは初めてだったが、これは本当に惜しかった。ちょっと目が覚めた(笑)。
 
 後半17分、千葉は新居に代わって黒部を投入してきた。そしてすぐさまピンチを迎える。千葉のロングパスが勇蔵の頭上を通り抜ける。そこへ黒部が走り込む。中沢が追うが届かない。ほぼフリーの状態でゴール前まで運ばれ、シュート! 失点を覚悟したが、哲也が落ち着いて弾いた。千葉にしてみれば、これが最大のチャンスだった。
 
 代表と言えば、最近話題になった選手がいる。キリン杯前の練習でオシム監督は新顔を4人呼んだ。その中に小宮山の名前があった。プロA契約からわずか丸1日。「オレでいいのか?」と戸惑ったという順大卒のルーキーだ。昨年は強化選手としてリーグ戦、ナビスコ杯にともに1試合ずつ出場している。
 
 ここのところ左サイドに定着している小宮山は、この日もいい動きをみせた。サイドの選手ではない那須が慣れない右サイドにいるので、サイド攻撃はどうしても左からとなる。小宮山は積極的に前へと何度も駆け上がりチャンスをつくっていた。それが実を結んだのが後半23分だった。
 
 中央からのボールを左サイドのエリア付近でもらう。対峙する相手DFを、ひと呼吸置いた後に一気に抜き去り、エンドライン手前で左足で低く速いクロス。ボールは相手GKの手先をかすめ(当たったか?)ファーサイドまで流れワンバウンド。そこへ吉田が滑り込むように飛び込み、左足でゴールへたたき込んだ。小宮山が見事に先制点を演出した。
 
 ところが、その4分後。吉田がこの日2枚目のイエローをもらい退場。数的不利の状態で残り20分を闘わなくてはならなくなった。
 
 この苦しい状況のなか、守りでも小宮山は魅せた。「最後まで必死に体を張った」という試合後のコメント通り、左サイドで何度もスライディングして相手ボールを奪った。気合いが感じられた守備だった。それに巧い!
 
 チーム全体としても終盤は良かった。守るしかないという状況なのだが、常に複数でボールを奪いに走り、決定機をつくらせなかった。何度かあったゴール前への浮き球も哲也が冷静に処理し、最後は上野を入れてダブルボランチで守りきった。
 
 ロスタイムに千葉がゴールネットを揺らした。私の席からは、シュートする瞬間に副審が旗を上げるのが見えたので安心していたのだが、どうも微妙な判定だったようだ。
 

久々の勝利にゴール裏はトリコ傘の花が咲く
 
 この日のヒーローインタビューは哲也。決勝ゴールの吉田が退場しちゃったからね。でも、哲也のお立ち台なんて初めてのような気がする。インタビュー慣れしてないので、何だか聞いている方もドキドキしたぞ。
 
 一時はスコアレスドローの雰囲気も漂った試合。沸き上がる場面もそれほどなく、天気と一緒でスカッとしない内容だったが(吉田のゴールが遙か彼方だったせいもある)、久々の勝ち点3にひと安心。そして、この勝利で6勝2分6敗と五分の成績に戻した。
 
 次は16日の日本平。さて、どうしようかな? 昨年のリベンジをするかなんて思っていたら、また雨かよ・・・。

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