私のイメージめも

対人コミュニケーションアドバイザーの聖子です。日頃、感じた事をめもしています。よろしくお願いします(^_-)-☆

西の空に父ふたり

2016年09月17日 | 光の粒(グリーフケア)
湿った空気が漂う、夕暮れ時の西の空に薄っすらと笑みを浮かべた二人の父がいました。
二人の父は、私にとってかなり、存在感のある人でした。
そんな二人の共通点は、

”黙して語らず”のスタイル。
生れ年と生れ日が同じ。
同じ業界に携わる仕事をしていて乗り物が大好き。
車の運転が上手い!
時代の人のわりに、イケメン?笑

そして、

妻と自分の子どもへ素直な愛情表現がひとつも出来なかった人。

無口だった父を見て大きくなった私は、

(男の人は、あまり喋らないものなんだ)

と思っていたのでお喋りな異性には、かなり苦手意識があります。笑

(それにしてもどうして今日は、父達の事をこんなに強く感じるんだろう?)

そんな事を問いかけた私は、父達が旅立つ時の感覚を昨日の事の様に今、体と意識で味わっています。

(確かあの時は・・・)

時を刻む静かな音が響き渡る薄暗い病室。
行き来する人たちの足音や会話。
耳を澄ますと聴こえてくる呼吸音

ベッドに横たわる父達の様子を見る度、ガッチリと鍵をかけていたはずの扉が開いて行くのを感じました。

(一つ、、、また一つ、、、、)
(あっ、また、一つ開いて行く。。)


とても、興味深かったのは、お見舞いに来てくれる方達の感情があからさまに伝わって来た事です。
良くも悪くも明け透けでした。

(冷静にならなくちゃ)

ドンドン飛び込んでくるものをとにかく、冷静に対処する事を最初に体験しました。
そして、

(誕生の時より、別れの時に抱く感情の方が真実(本心)!)

と強く感じた瞬間、全ての鍵が外れた様です。
この時、私は、生まれて初めて”神”にお願いをしました。

(神様!どうか、父達を連れて行かないで下さい!!)

病院の暗い廊下の隅に立ち、ガラス窓越しに手を合わせ号泣していましたが、

(不安、恐怖、孤独、絶望、怒り、憎しみ。。。。)
(何故、私達から、いっぺんに父を奪おうとするの!!)
(あんた、それでも神なのか!!)


正直言って、この気持ちが一番強かったのです。
表向きでは、”神様~。。。”と、さも私は、信じています!!みたいな雰囲気を出しながら心の底では、不平等な事や理不尽な事に怒っていました。
神に向かって初めてした事が悪態三昧ってわけです。
と同時に、

(この醜い私の本心もきっと気づいているんだろうね)
(人の心って都合よくて矛盾だらけだよ)
(取り繕ってもどうせ、お見通しなら、あれこれ考えるのやめた)


そんな風にも思いました。

亡くなる方達は、この世に残る私達に沢山のギフトを残します。
ギフトは、物質的な物もあれば、感覚的な気づきや第三者を通じて示されたりします。

無くした指輪がひょっこり見つかったり、疎遠だった人から手紙や電話がきたり、赤ちゃんを授かったり、夢で色々な事を教えてもらう事もあります。

時折、私の所に”天から差し向けられた存在”が現れる事があります。

(何でこのタイミングで?)
みたいなね。

私の場合、天から差し向けられる存在は、ピンチの時が多いのですが大切な事を知らせに来たり、手を貸してくれる事もあります。
父達が私や家族に残してくれたギフトは、とてもシンプルな事でした。

”心と体は、常に一体である事”
身体的な怪我や病気は、心に直結していると言う事です。
父達は、自分の身をもって私達にその事を教えてくれました。
悩みが解消された途端、腹痛や頭痛が消えるのは、良くある事です。

”楽しい時より、辛く悲しい時の方がより、心がクリアになる事”

明るいと気が付きにくい事もあるが暗闇で光れば見落とす事はない。
口先だけの言葉なのか、心がある言葉なのか顕著に現れます。

他にも沢山のギフトを受け取りましたがただ、受け取って喜んでいるだけでは、NGですね。

受け取った物をどれだけ、自分に浸透させてより良く活かすか!

が求められているのですから~。

(二人のお父さんだから、ギフトも二倍!だね?)

(二倍かどうかは、解らないけどかなり、インパクトがある事は、確かだね~)

そう言えば、そろそろお彼岸ですね。

(だから、この時期に突然、、、)
(そして、西の空だったのね~!!)


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