今日の一貫

ドバイで農業 Made by Japanese

今私の友人達がドバイでイチゴを作ってくれと言われています。
22日からドバイに出発したはずです。
ドバイの政府系ファンドからの働きかけです。
ドバイは確かに良い市場です。

しかしドバイでは、オランダの技術でイチゴを作るか、日本の技術で作るか、きっと見極めているのだと思います。
オランダには民営化した普及所が背後にいます。日本には内閉化する普及所があります。
日本の普及制度はせっかくすばらしい技術と普及システムを持ってるのに、勿体ないと思います。
少なくても東アジア共同体の中での、農業の発展に貢献する普及制度を考えて欲しいと思っていますが、、

コメント一覧

ikkann
日本が得意なのは文化の輸出でしょう
日本文化を輸出するのがこれからの私たちのミッションです。
荒唐無稽とは言えませんが、、少々バブリーなのが気になります。バブルでは私たちはひどい目に遭ってしまっただけに、いつでも逃げ出せる準備も必要でしょう。
しかし、政府系ファンドの利用の仕方はこれからが正念場です。日本の外貨準備高も非常に高いものになっています。政府系資金の安定性もフォローの風です。
また、日本でその仕組みを作る前に、オイルマネーと格闘してみるのも言いと思います。オイルマネーは、農村にカネの回る仕組みの先鞭を付けるかもしれません。

気をつけて帰ってきてください。
ドバイは今日本の5月で最高です
ドバイの夜を楽しみすぎて夜中の一時です。
でも、こんな我々でももう顧客を作りましたよ。日本農業にはこれほどのチャンスが与えられているのに、どうして皆やらないのだろう。鎖国と補助金麻薬中毒が効きすぎてるのでしょうね。
ガルフードの出品者に選ばれた国立ファームが農水省の付き合いで苦労しているようですから、浅川を一日ドバイにおいておき、アラビア人に通じる営業の手伝いをさせます。経費は余計にかかりますが、それが農業技術通信社の役割だと思っています。それに浅川も面白がってやりたがっているから。
話は違うのですが、あの世界地図を描いている人工島に、日本の材木を作った贅沢な日本建築の旅館を作ってみたいと感じました。この砂漠の中にコケの生えた庭を持つ日本庭園のある旅館。もちろんそのサービスの質は日本そのもの。日本の食材と食文化を伝える。建物は乾燥で家に狂いが出るだろうから、有り余る水を家にかけてドバイで梅雨を演出するような環境も作る。それを実現するためにせこい日本人ではなくアラブのオイルマネーを日本二投資させる。日本の山林にその金で人材と技術とビジネスセンスを育てる。できれば日本の農業にも。農地法なんてしり抜けの方法なんていくらでもある。それでもって日本の林業とb農業を活性化させるのです。それで日本の農業と林業を本当の輸出産業するきっかけを作る、なんて言うのはどうでしょう。それは同時に日本の文化をーケティングするのにも有効だと思いました。これって荒唐無稽すぎますか。
今回の旅行は「オイルマネーを日本の農地に還流させよ」というのがひとつのテーマなのですが。
でも、それんんあビジネス展開はもう世界の現実であることwつくづくと感じるドバイ旅行です。明後日の早朝に飛行機に乗りますが、参加者たちはまだ帰りたくないようです。我が読者は最高だ。


ikkann
ドバイはアツイですね
昆さん、、そうですか、浅川さんの通訳はパーフェクトですか、、
日本の農業、、内閉化してて、イノベーテイブなロジックが展開できないようです。残念なことです。

しかしドバイでも、ブログみれるのですね、、当たり前といえば当たり前ですが、7つ星で楽しんできてください。4月のサンデープロジェクト楽しみにしています。財部さんはじめスタッフによろしく、、
Made by Japanese 大いに売り込んでください。15日には、山形五十嵐さんにお世話になりました。
昆吉則
7つ星ホテルでプレゼンしました
大泉先生、宣伝していただいた15,16日の農業経営者読者の会、大変刺激的でした。それに引き続いて、20日からドバイに来ています。あの神田うのチャンが新婚旅行に行った世界一高級だといわれている7つ星ホテル他、4箇所で読者とともにプレゼンに行ってきました。参加者のものだけでなく何人かの読者の梨やイチゴやお酒なども持ってきました。シェフたちはとても評価してくれたようです。後からの彼らの報告が楽しみです。アラビヤ料理店でもプレゼンしましたが、我が社の浅川君のアラビヤ語通訳が大活躍しました。TV朝日のサンデープロジェクトのクルーと、先日の全国大会でも協力いただいた財部誠一氏も一緒です。放送は4月ですが、3月8日の同番組には福井の読者である片岡仁彦氏が産地作り交付金を貰わずに大豆やジャガイモなどで健全経営をしていることが紹介されます。また、高橋がなり氏の国立ファームはドバイでの食品展示会ガルフードに出展しています。
ところで、ここドバイでも農水省があるスーパーに日本の野菜を置いてもらっているのを見ました。しかし、僕はそれが果たして日本の農産物の市場拡大につながるとは思えませんでした。確かにそこにおいてある他の野菜とくらべると品質が高いあえるいは珍しいとはいえるのですが、そのベラボーな値段は(ちゃんとした輸出体制をとっていないから)むしろ、日本の野菜が高いと認識させるだけではないかと思いました。現実には日本の野菜は他の国と比べても「安い」というべきなのに。
ま、お役人のやることというのはマーケティングセンスがゼロです。それ以上に、日本の農産物を海外に輸出しようとしていると国内向けに示しているだけなのではないだろうか。彼らの居場所作りのために。このテーマも財部氏に番組内で話て貰おうと思っています。国に頼って海外市場開発などできないのです。農業経営者自身が営業するべきなのです。今回は、浅川が電話とネットで営業先を探したのですが、この国の最高レベルの卸や需要先に営業できたと思います。我々はイチゴも売り込みましたが、栃木経済連や福岡園芸連は今まで何をしていたのだろう。そんなことやるより鎖国政策を採ったまま被害者意識を煽り立てるほうが彼らの戦略なのですかね。
ドバイでのMade by Japaneseによる生産に関してですが、ロンドンへも五時間、ロシアやEU諸国へもアクセスがよく、最高の温度管理ができるドバイは注目すべき場所です。ただし、時には摂氏50度を超えることもあるという同地での生産は技術的にはクリアしなければならない問題もあるようです。でも、UAEでも内陸に行くと空気は乾燥しており、できないことではないと思います。

砂上の楼閣というのはこういう場所を言うのでしょうが、世界が欠乏から過剰の時代になった後には、砂上の楼閣という言葉の意味も別のパラダイムで考える必要があるのかなとも思いました。
また、報告します。
「農業経営者」編集長 昆吉則
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