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飯田史彦先生著「ツインソウル」

2009-03-20 17:32:31 | スピリチュアル

先日、越智啓子先生が書いた「ツインソウル-魂の双子にめぐり逢うために-」の感想を載せたが、次に飯田史彦先生が書いた「ツインソウル-死に行く私が体験した奇跡-」を図書館を利用して読んでみた。

●宇宙の真理

飯田先生の著作は昔、何冊か読んだことがあるけれど、長いこと新刊が出ても立ち読みすらしない状態で、飯田先生が2005年の年末に脳内出血で倒れられたことも、2006年に本著作が出版されていたことも、全く知らないでいた。

飯田先生の「ツインソウル」には、この倒れたときにあの世で出逢った「究極の光」の存在との対話内容が書かれてある。
ツインソウルという存在については、その対話の中の一部として語られているにすぎない。

だが、私はツインソウルに関してはそれほど関心がないため、その部分よりも前半で語られている、「究極の光の正体」「人生を終えて問われる3つのこと」「人生の目的」「予定外の死」について光たちが教えてくれた答えの方が衝撃的で、私が知りたい宇宙の真理をズバリとわかりやすく説いてくれているため、非常に感激してしまった。

他にも光の存在や宇宙人と対話して、宇宙の真理などを伝える本は出版されているけれど、いまひとつ理解しにくく、私の心に響いてくる本は今まで無かったのだが、飯田先生が出逢った光たちは、本当にわかりやすく説明してくれるので、腑に落ちることが多かった。

いや、飯田先生の使命が、話すこと・書くこと・音楽という伝達道具を使って、真理を人間世界の魂たちに説いて励ますことなのだから、「ツインソウル」という本を書くにあたり、誰にでもわかりやすく伝えてくださっているのかもしれない。

その使命のために、臨死体験も計画されていたことというのが、またビックリだったけれど。

私はこの前半部分に本当に感動して、結局この著作を購入して(中古で半額以下でだけど)、ずっと手元に置いておくことにした。
図書館に返却して繰り返し読めない状態になるのは、もったいない気がした。

●越智先生著作との比較

「ツインソウルの謎」について書かれた部分について言えば、先日読んだ越智先生の「ツインソウル」に書いてあったことと同じだった。

飯田先生は臨死体験をして、実際に魂が2つ、3つと分かれて地球の各地にちらばって生まれて行く様子を見てきたとのことなので、ツインソウルの体験談を集めたり、感覚でツインソウルについて語る越智先生とは、説得力が違うと感じた。

私が越智先生の著書に抱く違和感は、「そうだと思う」というノリで書かれている点なのだ。
越智先生が嘘を言っているというわけではなく、伝え方が「そう思わない?」的な書き方をしてあるのが、私は不満なのだ。

私はズバリと答えを知りたいタイプなので、「そうかもしれないから想像してみると楽しいわよ」と言われるのが嫌なのだ。
「そうかもしれない」じゃなくて、「こうなのです」とズバリ答えを言ってくれた方がスッキリするのだ。
答えを聞いてから、自分で色々考える方が好きなのだ。

その点、飯田先生の「ツインソウル」は、体験した不思議な出来事と、光から聞いた答えを、真実のまま伝えてくれているから、すんなり満足して読めるのだ。

ただ、飯田先生が光の存在から聞いたツインソウルの謎が、実際にそうなのかは、越智先生が集めた体験談によって立証されている形だ。
だから、両方の「ツインソウル」を読んだことにより、私の満足感はとても高まったと言える。

ちなみに、ツインソウルには逢いたいとお互いが強く願えば必ず出逢えるそうだが、私は逢いたいと考えていないので、逢わない可能性が高そうだなぁ。
その前に、自分は2つの魂に分かれたのかどうかがわかんないけどね。
100%、分かれるわけではないみたいだから。

それに、ツインソウルと逢うと決めて計画して生まれてきても、計画どおり逢えない場合もあることがわかったので、ツインソウルについてはこだわらなくてもいいんじゃないかと思う。
出逢った特別な相手が、ツインソウルなのかソウルメイトなのかと考えて悩んだりすることもしたくないなぁ。

ツインソウルにも色々なパターンがあるみたいだし、逢えたらラッキーくらいなものなんじゃないかなぁ?

●生まれ変わりの真偽

後半で、「生まれ変わり」について光の存在に質問しており、なぜ「生まれ変わりを存在しない」と断言する人がいるのかということについて書かれてあった。

「生まれ変わりが有るのも無いのも、どちらも正解」という解釈・回答には、納得。

私は、ある場所で「生まれ変わりという仕組みはありません」と教えられ、それは「あなた方の団体(宗教ではない)にとっては、生まれ変わりがあると都合が悪いから、無いと言うのではないの?」と感じたのだが、これも認識方法と表現方法の違いにすぎなかったのだろうか?

私は物質世界からの認識方法で、生まれ変わりは「有る」と考えた方が、楽しいし、しっくりくるから信じるけどね。

●その他

「幽霊の正体」については、目からウロコだったなぁ。

だけど、「幽霊が残存思念」だとしたら、心霊番組で霊能者が「幽霊退治」しているのはどういうこと?
残存思念を取り払っているということなのか?

それと、特典で飯田先生の「トーク&ライヴコンサート」CDが付いていたけれど、これはいまひとつ私には面白いものではなかった。
音が悪くて、飯田先生の歌にもそんなに感動しなかったし。

飯田先生は経営学の大学教授なのに、今ではコンサートツアーまで企画するような人になって、驚くやら、すごいと思うやら。
真面目な大学教授なのかと思ってたのに。

去年発売になった「教授の恋」という小説形式の著作が、「ツインソウル」の続編と言えるらしいので、また図書館で借りようと思ったら、蔵書に入っていなかった・・・。
仕方ない、とりあえず本屋でパラッとめくって立ち読みしてみよう。
気に入ったら、お買い上げ~?


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2 コメント

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同感です (ケケ)
2009-04-03 18:11:24
私(男です)も最近になって読みましたが、光たちとの対話内容の説得力に圧倒されました。へたな宗教家の話よりはるかに納得させられてしまうと思います。

こんな本が世に出てもいいのかな・・とまで思いましたが、私自身とても励まされた感じがしましたし、そこまで人間界の事態が切迫しているんでしょうね。

福島大学はこの3月で退職してしまったらしいですね。学校は会議も多いし、辞めた方が思いっ切り自分の活動できるから・・でしょうね。今後の新たな展開にも期待しましょう。同書ではハッキリと書いてありませんが、飯田先生は釈尊やイエスのいずれか一方と繋がる魂であることを暗に示す記述を見てとれますから・・。
ケケ様 (金魚)
2009-04-03 20:06:17
コメントありがとうございました!

飯田先生が大学を退職されたとは知りませんでした。(今、ホームページを見て退職を確認しました)
それなら全国ツアーもできますね。納得です。

飯田先生は仏陀かイエスの生まれ変わりなのでしょうかね?
真偽はともかく、先生には使命を全うされるよう、今後ますますのご活躍を願ってやみません。