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ビッグバンド

2009年03月05日 17時41分10秒 | Weblog
 「徹子の部屋」に原信夫が出ていた。
 原信夫とシャープス&フラッツ。日本を代表するビッグバンド。昔はたくさんビッグバンドがあったんだけど、、、小野満とスイングビーバーズとか、ダン池田とニューブリードとか(ニューブリードは今、三原綱木とザ・ニューブリードとして紅白歌合戦の伴奏などで活躍している)。
 そもそも、歌番組で歌謡曲の伴奏は原則ビッグバンドがやっていた。ポッと出のアイドル歌手も、生演奏で毎日のようにあちこちの局で歌うから、1年もすれば見違えるほど歌が上手くなったものだった。ロック系バンドがポップスの主流になると、生で演奏するのは人数が少ないロックバンドだけで、歌だけの歌手はカラオケを使うことが普通になってしまった
 80年代の半ば頃、ジャズがちょっとブームになった時期があって、土曜の深夜枠で毎週ジャズハウスのライブを放送したりするテレビ番組もあったような ビッグバンドや往年の名プレーヤーもあらためて注目されたりしてなかったっけ(遠い記憶をたどる^^;)
 原信夫は、なんと海軍軍楽隊に所属していたそうな 元々サックスをやっていて、16歳で志願して入隊。新兵としての軍事訓練も受けたし、練習生の間は音楽学校で3、4年かける過程を1年で叩き込まれたとか。戦後進駐軍のクラブで演奏するようになったが、白人用と黒人用では全然リズムが違ったという。最初はシンコペーションが難しかった…なるほど~♪
 しかし、結成58年になるシャープス&フラッツを解散して自身は一線を引くことにしたのだそうで、、、08年秋から09年夏にかけて、ファイナルコンサートを全国で行っているとか。知らなかった~
 全国の小学校をまわってジャズ演奏の指導もしているそうだ。そんな活動は続けてくれそう。映画「スイングガールズ」みたいに、小中高校生のジャズって、初々しくていい。長男が卒業した高校の吹奏楽部も、ジャズ演奏で式典の前の待ち時間など楽しませてくれたっけ。
 発売されているライブDVDの映像で、「シャープス&フラッツ初代ピアニストで、長年支え続けてくれている、ワイフです」と客席の奥様を紹介していた。結婚60年のダイヤモンド婚って、素敵
 続いて「シング・シング・シング」。ドラムの音がズンズン鳴り出すと、それだけでワクワクしてくる。太鼓ってなんだか原始的な本能を呼び覚ますような気がするのは、何かを叩いて音を出すって楽器の原点だから? 続くブラスが煽って、じりじりした気分が高潮してきたところへテーマがボンっと始まる。この曲、盛り上がるようにできてるな~。
 シャープス&フラッツの音は端正で洗練されていて、危なげない。しつこくない爽やかさで、すんなり乗っていける。これが夏で解散とは、残念
 これは足を運ぶべきかと、ツアー情報をチェックしていたら、3月28日の東京厚生年金会館は完売のマークが そういえば「徹子の部屋」でコンサートツアーのチケット購入の電話番号が出てたから、みんな電話したのね
 7月までのどこかで行きたいな

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