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GPS2016・スケートアメリカ女子フリー

2016年10月23日 07時45分57秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2016、第1戦スケートアメリカ女子フリージャッジスコア)。

#1 村上佳菜子 SP:47.87(10) FS:97.16(9) 合計:145.03(10)
 「星は光りぬ」(「トスカ」より)♪ 濃紺の衣装は夜空のイメージ。ループ、フリップ、サルコウと安定して決めていく。アクセルが1本シングルになったが^^; 後半のサルコウ・ループ・ループ3-2-2、情感のあるステップ、コレオシークエンスもよかった。
 ただ、点は伸びない・・・ 回転不足2つとダウングレード1つが痛い。演技構成点もいまいちなのは、以前よりスピード感が弱いからかも。

#2 アンゲリーナ・クフヴァルスカ(ラトビア) SP:47.80(11) FS:87.17(11) 合計:134.97(11)
 「カルミナ・ブラーナ」「Ameno Dorime」「The Mass」♪ 最初のジャンプ2本続けて転倒したが、なんとか後半立て直してトウ・トウ3-2やサルコウを下りた。

#3 セラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア) SP:56.52(8) FS:107.32(7) 合計:163.84(7)
 「The Man with the Harmonica」「アメリ」♪ ハーモニカの音を聴きながら表情たっぷりに滑り出す。ジャンプにあまり高さが出ないが、回転の速さでカバー。ルッツ・ループ・フリップ3-1-2、サルコウ・トウ3-2、両手上げ3回転ループなどを決めた。

#4 ロベルタ・ロデギエロ SP:52.62(9) FS:96.51(10) 合計:149.13(9)
 「Non Diventicar」「L.O.V.E.」「Smile」「Paper Moon」ナタリー・コール♪ アメリカの観客にはアピールしそうな選曲。2本目のフリップで転倒したが、ルッツ・トウ3-2など大きなミスなくまとめる
。「L.O.V.E.」で洗練された雰囲気のステップ。

#5 パク・ソヨン SP:58.16(7) FS:103.20(8) 合計:161.36(8)
 「愛のアランフエス」ナナ・ムスクーリ♪ クリーンな3回転ルッツから、ダブルアクセル+2回転トウループなどを決める。フリップで転倒。おそらく3回転の予定だったループからのコンビネーションは2-1-2になった。動きはしなやかできれい。

#6 ガブリエル・デールマン SP:64.49(4) FS:122.14(4) 合計:186.63(4)
 「ラプソディ・イン・ブルー」ガーシュイン♪ きゅきゅっと肩を動かしてスタート。鮮やかなトウ・トウ3-3、ルッツ・トウ・トウ3-2-2など、ジャンプ強い。両手上げルッツは転倒したが^^; 3回転サルコウ+ダブルアクセルのシークエンスは、とてもリズムがよかった。
 終盤のステップは手拍子に押されながらダイナミックに。充実の演技。

#7 浅田真央 SP:64.47(5) FS:112.31(6) 合計:176.78(6)
 「恋は魔術師」より「En la cueva - La noche(洞窟の中で(夜))」「Pantomime(パントマイム)」「El aparecido(亡霊)」ファリャ♪ 情熱的な赤の衣装。SPフィニッシュポーズからスタート、美しいダブルアクセル、フリップ・ループ3-2と決める。スパイラルからイーグルに続くコレオシークエンスは、これぞコレオという盛り上がり。
 後半、アクセルがシングルになり、サルコウで大きく乱れた。激しいステップは見事だったが、やはり足が痛いかな・・・

#8 マライア・ベル SP:60.92(6) FS:130.67(1) 合計:191.59(2)
 「エデンの東」♪ 清純なイメージのクリーム色衣装。ルッツ・トウ3-3、ループ、フリップ・ループ・サルコウ3-1-2など予定のジャンプをすべて跳びきった。丁寧なステップ、柔らかなスパイラルのコレオ。キャリア最高の演技に万歳で喜んだ
 フリー、トータルともにパーソナルベスト更新。

#9 三原舞依  SP:65.75(2) FS:123.53(3) 合計:189.28(3)
 「シンデレラ」♪ 若草色の衣装が初々しい。見事なルッツ・トウ3-3にさっそく歓声があがる。ダブルアクセルからのセカンドが2回転トウループになったので、次のジャンプに頑張って3回転トウループをつけたが両足着氷になってしまった。終盤のサルコウも2回転と、今日は跳びきれなかったか。
 曲調が変わるところでスピンはなかなかいい。トータルのパーソナルベスト更新。

#10 アシュリー・ワグナー SP:69.50(1) FS:126.94(2) 合計:196.44(1)
 「エクソジェネシス交響曲第3部」♪ シックなシルバーの衣装。きれいなダブルアクセルから、フリップ・トウ3-3、ループと決めていく。後半ルッツ・トウ3-2も頑張った。コンビネーションのセカンドで1回転しかつけられないものもあったが^^; まとめてくるのはさすがベテラン。

#11 グレイシー・ゴールド SP:64.87(3) FS:119.35(5) 合計:184.22(5)
 「ダフニスとクロエ」ラヴェル♪ 相変わらずきれいな滑走姿勢で、コレオシークエンスから始まるプログラム。ルッツ・トウはおそらく3-3予定だと思うが、フェンスに近づいたため3-2に抑えた模様。ダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループ、ルッツと鮮やかだったが、ループとサルコウで転倒 まだ調子が上がってきていない感じ。

 結果、優勝はワグナー、2位にベル、初出場の三原が3位 4位デールマン、5位ゴールド。浅田真央は6位、村上佳菜子は10位だった。
 2位のベルは1大会のみのエントリー。2大会エントリーならファイナル進出が狙える順位だけに、もったいない
 このあとはアイスダンス・ショートダンス。村元哉中/クリス・リード組が3番滑走で登場する。頑張れ~


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1 コメント

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Unknown (Disney 鴨)
2016-10-24 15:22:35
こんにちは。
マライアちゃんは、今回、ワン選手の代役のエントリーでしたが、SP6位から、FSトップの演技での2位浮上は、SP2位から、FSで、順位を1と落としただけの3位に入った、三原ちゃんと共に、大健闘だったと思います。しかも、マライアちゃんも、三原ちゃんも、五輪経験選手のゴールド選手や真央ちゃんを破って、表彰台に上がるとは、今シーズン、女子GPSにおける初めてのびっくりポンでした。
それにしても、HO太さんが、仰るように、マライアちゃんの今シーズンのGPS出場が1回ぽっきりとは、勿体ないとは思いますが、マライアちゃんが、これで、来年の4大陸選手権などの代表になって、結果を残せば、今シーズンの未来ちゃんが、昨シーズン、GPS出場が1試合ながら、4大陸選手権の銅メダルで、今シーズンは、GPS出場が2試合になったように、来シーズンは、GPS出場が2試合になると思うので、そのことに期待したいです。
また、早い話ですが、アメリカと日本は、平昌五輪は、恐らく、女子は、3枠あるとは思うものの、おそロシアと呼ばれている、ロシア女子と共に、有力選手の数が、出場枠を上回る国の宿命で、誰が、五輪に出て来られるのかが、ただでさえ、予測がつかないのが、ますます予測がつかなくなって来たようにと思います。
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