ワイン農家のつくりかた~Natan Weinberg

”ワインと人生を共にしたい人”が行き着きたい場所へ手ブラで向かって足掻いてる模様

秋梅雨

2017-10-17 14:30:16 | 日記
水曜日を最後にずっと雨



ずーっとずーっと雨!!!

あの雑カビを、ビビって間引く程度に残していたら今頃ソワソワ心配していたと想像できる…

葡萄という植物=自然とは、時に自分も動物本能でインスピレーションの会話が成り立つと信じてる。


「あ~ぁ、やっちゃったね」
のお声があったのは重々承知しておりますが、私的にはやっぱり先日の『早期剪定』
“にじゅうまる◎”の選択だったと思ってます!

もちろん、来年からは家族(人間の方)もそれぞれ保育園や学校などの毎日を過ごしてくれるので、私はガッツリ葡萄のケアに専念。
『雑カビ』が出現する前に予防に徹します!!

それにしても
雨。雨!雨!!

この時期の発見

2017-10-11 16:42:43 | 日記
花園をやっと全て草刈できました

摘み残しのピノノワールがチラホラ



可愛やつです。
食べてみたらまだ濃縮せず糖度も上がらずな感じでしたが、それは当然のこと。

そして、見事にピノノワールは落葉してました。

↑奥がリースリングリオンで手前がピノノワール

やっぱり弱いのね…ピノノワール…

リースリングリオンはまだ元気に紅葉もしてません


「でもたぶんゆくゆく収穫時期がうまくズレてくれるだろう…」と、プラスに考える(;゜∀゜)


あとね、
太刀野山 畑のリードして紅葉してたコ


このハゲーーーーっ!!
いやいや、ハゲてます(・・;)

で、そのとなりのコたちに出てる症状

わかりますかね
枝が途中 緑



おそらく窒素を体内に取り入れ過ぎたんじゃないかと…

てことはよ?
紅葉くんは窒素が原因??
でも一本だけ???

とにかくまだ生きてリードを続ける紅葉くん。

これからも色々教えてもらいます!!

で、昨日の枝葉で焼き芋焼いて

畑奥の草を刈ってクルクル回してくると落ち葉が取れる発見をした秋でした

(カーペットローラーみたい(笑))

早すぎる剪定

2017-10-11 10:55:33 | 日記
試験醸造や遠征などで子守りチャンスを使っていたので、久しぶりに畑へ来ると

嫌な臭いがする


なにーーーーっっ(゜ロ゜;!!!!
ベト病!?しかも微かに嫌な臭い!!

今日は残っている実を摘んで破棄する作業をしようと思ってましたが、落ちて無くなってしまってました…


どうしよう…
剪定するには早すぎる…
でもこれこのまま置いておけないし…
間引いても追い付かんし…





一枝切ってみる

樹液が出ない。
落葉も始まってる。

んー…


切ろう!!
2・3芽残して切ろう!!!

こんな時期に枝をここまで切りつめる事への懸念される結果の原因は、全て大丈夫だろうと判断し、それと引き換えにしても今の状態をスッキリさせてほしいと葡萄が言ってるように(本当に)思い、気が付けばバシバシ切ってました。


※ちなみに翌日葡萄のお医者さんに尋ねると、『雑カビ』だろうし、まぁ、早いけど切ってもいけそうやねとのこと…(切る前に尋ねろっちゅう話)

切った枝と落ち葉は燃やします。


あとは甲斐ブラン

なんとも素敵な色の実

糖度は22まであがってましたが、こちらもポロポロ落ちていたので摘み破棄します


すっかり秋だ。

これからまた、ヨトウムシと落ち葉との戦いが待ってる