ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その35 動詞・形容詞の活用

2016-03-17 14:55:39 | 6.私の感想・考え
動詞・形容詞の活用
 今まで講習や参考書で多少勉強し、そんなことはすぐ分かるだろうと、たかを、くっていましたが、どうも、そうでも無さそうなことが分かり、そろそろ本気で、勉強し、きちっと頭に入れておかないと、ダメじゃないかと思うようになってきました。 
 そこで、ネットで例外活用を調べてみますと、例外が結構有って、非常に説明し難い物があることが分かりました。もし学習者にそこを突かれますと、回答に窮してしまうということが起こります。
 
 日本語には同音異義語が沢山ありますが、ひらがなで書きますと同じでも、その意味によって活用の仕方が異る語もあるのですね。要するに、ひらがなで書けば、同じでも、その言葉の意味によって、グループ1の活用であったり、グループ2の活用であったりもするということになります。
 例えば、「切る」と「着る」。日本人ならば、無意識の内に、どちらのことばかを感じ取って、間違いなく活用させることが出来るでしょう。

 また、ことばは、絶えず変化し続けていて、歴史も引きずっています、説明を受ければ何となく理解できますが、そうでなければ、全く説明ができません。
 また、地方によって、変化しきってしまったところもありますし、変化の途中のところもあるようです。だから、ある地方では通用しますが、別の地方ではほぼ死語になってしまっているというような言葉もあるそうです。

 学習者に教える区分の仕方にも、幾通りかの流儀が有るようで、教える者は、それも知っておく必要があります。何故なら、別の場所(日本語学校、教室)で、活用あたりまで習ったことの有る学習者には、また、別の流儀で、活用を教えられても、頭の中が混乱するだけです。
 また、その流儀を適用しても、御し切れない例外のあることも承知しておくべきです。

 その流儀に関しても、「ない形」「ます形」あるいは、「辞書形」を使って調べなさいと教えていますが、習い始めの学習者にとっては、本当に「○○形」が分かっているのでしょうか?




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20160314

2016-03-15 10:40:03 | 7.私の日誌
日本語教室
 本日は、台湾からの生徒さん。3ヶ月ほど日本で過ごすそうで、観光だけでなく、日本語会話の学習も含まれているようです。
 学校や教室で習ったことがなく、独習しているようです。分かりにくいところは、筆談や私の中国語を使えばなんとかなりました。今後も、独学で勉強を進めていくように感じましたので、多少、ITを使った独習の方法も教えました。
 帰国したり、都合で教室をやめたりする方に対して、教室を離れても、勉強を続けられるように、早くメールボックスを開設して、日本語作文の添削が出来るように、準備をしたいと考えます。



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Japanese Language Textbook for beginners.

2016-03-15 07:10:16 | 2.教室の生徒さん達へ
Japanese Language Textbook for beginners
 Please check below URL. You can get your mother language textbook.

1. 「はじめの500ご」シリーズ
   http://support21.or.jp/
   Click! 「日本語教材」

2. 「こんにちは、にほんご」
   http://www.tekuteku-nihongo.com/

3. 「たのしい がっこう」
   http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/tanoshi_gakko.htm


4. 「はじめまして、にほん」と「にほんごえじてん」
   http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/nanmin_nihongokyoiku/
  English Version
   http://www.nihongo-ews.jp/contents_files/download/?cfid=437&content_id=889

5. 「もっとしゃべろう 1, 2」「あいう絵おしゃべり」
   http://www.pref.osaka.lg.jp/chikikyoiku/osyaberi/






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20160312

2016-03-14 10:37:11 | 7.私の日誌
日本語講座
 本日は、日本語指導者講習初級Ⅰの最終講義日です。そして、講義ではなく、ゲストを招いての問答です。ゲストは、講師が別のところで教えておられる学習者で、同業の英語教室の先生です。日本語については、初級後半か、中級の入り口程度の方で、日本語学習は、本国で数ヶ月、来日してから1年程度で、週一から週数回のボランティア教室での受講のようです。
 彼の発音は、癖が少なく非常に聞き易かった。日本語学校で教えるような文法、文型とは余り縁が無さそうです。目的が会話のようなので、日本では、対話で学習しているようです。初級では、必ずしも、文法、文型に頼らなくても、別のステップを踏んで、上達する方法があるのではないかとの印象です。
 英語教師としてのアドバイスは、自宅で独習できる部分と、ネーティブから学ばなければならない部分を区分して、勉強して欲しいとのことでした。同感です。
 私の質問に対して、理解できないところがたくさんあったようですが、講師が別の言葉で言い換えを行いますと、ほぼ理解できます。我々が教える時に使う言葉の使い方に、未だまだ工夫が必要なようです。



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動詞の活用表 2

2016-03-08 14:06:05 | 4.ボランティア教師
動詞の活用表 2
先般は、駆け出しの日本語指導者が、取り敢えず、日本語の教え方の主流になっているものを、頭に入れて置かなければならないと言うことで、動詞の活用を、取りまとめたものでした。(参照:3.日本語教師として→動詞の活用表)

 今回は、「しかし、それでいいの?」と言うことで、
 海老原先生(参照:4.ボランティア教師→日本語教師の教本)のアドバイスを基に、動詞の活用を考えてみました。
 巷に出回っている日本語教育用の教科書の教え方は、おかしいのではないかと、先生がおっしゃっていますが、私も同感で、考え方が卑屈なように感じます。難しいから逃げるのではなく、お経のようにして、憶え、唱えれば、簡単にクリアでき、一旦、そこを乗り越えてしまえば、前が一度に開けて来ると信じます。(私は、中学校の時に諳んじた活用形が、未だに出てきます。当時、そんなに時間を掛けた憶えは有りません)
最近、やっと先生のテキストと、YouTubeの動画に接する機会ができました。
 
 と言うことで、動詞の活用については、先ず、我々が、学校で習う国文法の活用形を、諳んじることが、一番の近道と考えます。一々、考えるのではなく、口癖で出てくるようにすればいいだけです。簡単で、時間もかかりません。
韓国語を勉強した時は、日本語と同じように活用が有りますので、その活用と、短い例文を必死になって憶えた経験があります。(参照:6.私の考え感想→その23 動詞の活用)

 また、私のような、古い頭の年配の人間は、大体が、マニアルがないと何も出来ず、ほぼ全体が見渡せないと、いくらやっても、自信がもてません。
と言うことで、一枚の紙にマトメ、全体を見渡せるようにしました。
中級ぐらいになりますと、例外の活用も重要なポイントになりますが、これから勉強します。




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