ちょっとだけ庄内

　今日は総選挙の投開票日。
　歴史的な選挙になりそうとの予想で、私も久し振りに中継に出陣します。

　撤収は深夜になりそうですが、雨になりそうなのが嫌ですね。

　昨日は、朝7時に家を出て、山形道を西へ。
　宮城県内では少し雨がぱらつきましたが、西に行くに従い、晴れていきました。

　ノンストップで180kmほど突っ走り、9時前に酒田に着きました。

　　　　　
by D40 + AF-S NIKKOR 16-85mm 1:3.5-5.6G ED

　おもいっきり伸びをしたくなるような朝日と芝生。

　最上川の左岸、酒田の街とは河の対岸の丘に建つ、酒田市美術館です。




　「パリを愛した画家たち展」がそろそろ終わってしまうため、飛んできたのでした。




　爽やかな朝の庄内ですが、雨上がりで鳥海山は見えませんでした。

　石造りのように見える外壁ですが、グレーに塗られた板張り。
　たぶん写真で見るよりずっと優しい感触です。







　もちろん館内の展示は撮影できないのですが、外の景色は撮っても良いですよ、と言ってもらえたので、美術館の雰囲気は少し感じてもらえるかも。



　朝一ということもあり、美術館内はがらがら。

　パリの街から仰ぎ見る、モンマルトルの丘を意識しているのか、同じ名前の喫茶室があります。



　同じ丘の上にある、土門拳記念館と同じく、平屋の可愛らしい建物なんですが、広い敷地を贅沢に使い、下界の雑踏を忘れさせてくれる場所です。



　シャガールやビュフェももちろん良かったですが、牛島憲之と、浮田克躬と言う日本の画家の絵が気に入りました。

　これからも、良い企画展を開いて欲しいものです。

　4年前に行った土門拳記念館の写真があったので載せておきます。



　何故か池のアヒルが印象に残っているのでした。



　このあと、天気も良いので、定番のこの場所にもちょっと寄り道。



　雨上がりの山居倉庫ですね。前回来たのは秋の午後でしたが、今回は晩夏の朝。



　修学旅行生が来る時季ではありませんが、団体さんは少し集まっていました。

　　　　　

　仙臺の定禅寺通と較べても、ケヤキがぶっといです。



　湿気はありましたが、青空は爽やかでした。