疾風の帰り径

BROACHに存在した「疾風の通り径」を移行しました
ブログ内リンクが以前のまま、画像が移行出来てないものは、修正予定

歴史の目撃車

2009-09-18 06:43:50 | Car&Bike
 その日、パリジェンヌたちは皆、「象の鼻」に振り向いたそうです。



 1911年製、ルノー35CV。

 アールデコなんでしょうか、なんとも華やかなデザイン。

 こんな車が日本、それも東北地方の片隅にいま存在していることが信じられません。



 ほかにも、これでもか、これでもか。

 20世紀初期ののもうすぐアンティークになろうかと言う車たちがずらり。

     

 八戸の郊外にある、ツカハラミュージアム

 すごいコレクションがあるものです。



 歴史の目撃車、時代を駆け抜けた名車たちが展示されている博物館なんですね。

 館内にはレストア工房もあり、見学できるようです。

       

 今週の月曜日に出社したら机の上にあったパンフレットの紹介でした。

 車好きの先輩が置いていったもの。

 連休に行って来いということなんでしょうな。

 東北道北上は、ゴールデンウィークでこりごり
 今回は大穴狙いですよ。

本当に無料になるのだろうか

2009-08-04 05:03:26 | Car&Bike
 日曜日の昼飯は出来るだけ近場へと言うことで、ご近所の「もがみ野」へ。

 此処のメニューや、これまで食べたお蕎麦についてはこちらをどうぞ。

 仙臺市中心部に出来た新しいテナントビルには、ついにレストラン平田牧場が進出してきましたが、此処では前から平牧三元豚が食べられるのでした。



 焼きかつ膳(150g)は1050円です。
 ランチタイムは蕎麦の代わりに味噌汁がつく880円の定食もあります。

 焼きかつと言うのは、普通の豚カツのように衣をたっぷりつけて、これもたっぷりの油の中で揚げるのではなく、ヨーロッパのカツレツのように、軽く焼くのが違いのようです。
 家庭ではこちらのほうが作りやすそうだし、安全でもありますね。



 ここの焼きかつはさらにさらに、小麦粉ではなく蕎麦粉、それも国産でわかおりを使用しているのでした。

 自分では作らないので良く手順はわかりませんが、三元豚に蕎麦粉をまぶして、玉子をからめ、さらにパン粉をまぶすのですかね??

 最近はこういう風な形によそるのがトレンディなのでしょうか、まだピンク色の肉の芯を見ろということなのでしょうか、柔らかなロース肉、美味しいです。

 特製ソースもついてきますが、隣の岩塩で食べるほうが肉の旨みをストレートに味わえます。

 此処で話は急転直下。

 ドイツにはアウトバーンという高速道路網があります。
 いくら走っても無料なんです。今は知らないけど、無料でした。しかも基本速度無制限。

 第一次大戦後の大不況のドイツに現れたナチスが、大量の失業者を集めて建設した一大事業。 

 高速道路は、物流の循環を加速し、国民の利益になるから無料で当然と言う考え方です。

 ナチスが行った多くの事業は、第二次大戦後に完全否定されていますが、アウトバーンの思想は引き継がれ、ドイツの経済復興に大きく貢献したほかに、ゲルマン自動車産業が世界を制覇する道筋ともなりました。

 話は変わって国内の話題なんですが、民主党がぶち上げた高速道路無料化に対抗して自民党が考えたETC割引。

 今後どうなっていくと思いますか?

 本当に無料化されて、何ヶ月も待ってやっと手に入れたETC機器が、もうすぐ無用の長物(って言うほど大きくないけど)になってしまうのでしょうか。
 皆さん元は取れましたか?

 安くなったり無料化されるのは大歓迎ですが、どうなるんだろう。

 高速道路を機能として設計する場合、料金所がないとすると、もっと出入り口を増やせると思うのです。サービスエリアなんかも外から入れると便利。でも無料化すると改造する財源がなくなっちゃうかな。

 国道と高速が並行している場所はどちらかをしっかり作れば十分かなと思うこともあるし、無料化されるとサービスエリアと道の駅がバッティングするかなとか。

 高速から出入りするホテルなんかも出来そうですね。

 そして、まず高速を走る車の数は、大型トラックも含めて必ず増えるでしょうね。

 鉄道はますます衰退してしまうのかな。

 私がドイツにいた頃、同じく無料だったスイスのアウトバーンが有料化されました。
 但し、料金所はなく、年間1万円程度の通行証ステッカーを貼った車だけが走って良いという定額制。
 鉄道に改札口がないのと同じ合理的なやり方。
 どちらも違法行為が見つかった時の罰金が高いんです。

 ヨーロッパでもゲルマン人とはずいぶん国民性が異なるイタリアやフランスの高速は有料でした。
 こころなしかラテン系の車は高速よりは一般道向きのような気もしますが。

 日本では高速を無料にしても、得するのは一部の人だけと言う意見もありますが、自動車を持つには元々いろんな税金を払わされているのだと言う主張も理解されて良いと思います。

 どうなるんでしょう。

今年も登るぜ峠道

2009-05-24 06:25:09 | Car&Bike
 やっとTTの足を夏タイヤに替えました。GWの津軽秋田ツーリングは、万が一に備えたわけではないけれど、冬タイヤのままだったのですね。
 夏から冬に替えたのが、昨年末のクリスマスイヴイヴ。



 もうこの夏タイヤ、DUNLOPは使えないな、と言うことで、冬タイヤを引っ張りつつ、次のタイヤを何にするか物色中だったのでした。



 ネットでいろいろ調べてみると、評判が良いのはやはりBRIDGESTONEのREGNO。耐久性ならMICHELINなんですが、どちらも高価なんですね。
 距離はそれほど走らないし、タイヤとブレーキに負担をかけない走りには自信があるので、耐久性よりも、グリップと騒音を重視してリーズナブルなタイヤを探しました。

 PIRELLIとDUNLOPあたりが、比較的安いんですね。欲しいのは安くて性能が良いタイヤ。

 あとはお店で取材するしかありません。



 タイヤは泉と遠見塚に店があったTRYと言うところが安くて、TTの冬タイヤMICHELIN X-ICEもそこだったのですが、いつの間にか倒産。

 それで今度は仙台南インターそばのCOOLSという店が安いと聞いたので、行ってみたのですが、此処のメインは中古タイヤ。225/45ZR17の在庫はインドネシア製のタイヤしかなく、ずいぶんこれを薦められました。

 その日にすぐ欲しいわけでは無いので取り寄せでよかったのですが、なぜか店のおじさんはさっぱり乗り気ではなく、PIRELLIならインドネシアのほうが良いとか、あとはDUNLOPかTOYOが良いかなと言う話だったのですが、ほとんどカタログも無く、ここで買うのはやめにしました。



 続いて行ってみたのは、286沿いのイエローハット。
 若くて綺麗な店員さんにいろいろ教えてもらいましたが、DUNLOPだと込み込みで、10万円オーバー。TOYOだと9万円台とのこと。
 此処は秋葉原の電器屋みたいに店員手帳があって、値段が出てきましたが、とりあえず参考意見。

 PIRELLIにしてもDUNLOPにしても、ヤフオクだと4本5万円ぐらいなので、もう少し安くなんないかなあ。



 三軒目に行ったのが、同じ286号線沿い、西多賀のタイヤハウスBEST。
 ここでもやたらタイヤに詳しい(当然なんですが)女性にいろいろ教えてもらいつつ、DUNLOPなら92k、TOYOなら84kということで、手を打ちました。タイヤ交換、バランス調整、古タイヤ廃棄処分料込み(消費税含む)です。価格は電卓で示されます。
 在庫は無かったので、つるつるDUNLOPが付いてるホイールをとりあえず渡し、入荷待ち。



 注文したのは前週の日曜だったのですが、翌日には入荷。新タイヤは即ホイールに装着してくれていて、昨日天気が悪くて走りに行く気分にならなかったので、TTを持ち込んだのでした。

 ジムニーの時は上杉のタイヤ館でした。大手だけあって、少し高いけど、タイヤ交換要員は3人ぐらいいて、F1ほどではないけど、てきぱきあっという間に交換してくれるんですが、BESTの場合、要員は一人だけ。
 開店間際を狙ったのですが、根岸の交差点が朝から渋滞していて、着いた頃には、すでに先客のGOLFが作業中。

 30分以上待たされました。



 ネット等ではかなり評判も良い、TOYO PROXES T1R 225/45ZR17です。

 何だか前のDUNLOPとパターンが良く似ています。



 溝の奥に色つきラインが残っているのって何だか恥ずかしいです。

 第一印象は、静か。
 もっとも冬タイヤからの交換なので、ダイレクトに前のタイヤと比較が出来ませんね。

時間と○○に余裕のある方へ

2009-02-10 07:18:53 | Car&Bike
 このところの仙台は比較的暖かく、冬のピークは過ぎ、確実に春に向かっている様子。
 やっと蝋梅やマンサクの花の便りも報告されるようになって来ました。

 でも、まあこのまま冬が終わることはないでしょうね。

 先週号になりますが、愛読誌「週刊アスキー」に面白い記事。
 世界のトンデモ乗り物8だそうです。

 二つだけ紹介します。



 まずは山林バイク。じゃないオフロード用三輪バイク。Brudeli社、バイクの世界では有名なメーカーなのでしょうか。
 楽しそうに走りますね。

 画像をクリックするとそれぞれのHPに飛びます。

 そして次は、何じゃこれ。



 アイデンティファイされてるから、ただのFOですが、いかがでしょう。
 飛翔の様子はこちらで見られます。(音が出るので注意)

 余裕のある方はぜひどうぞ。

 ところで夕べの月食は強めの朧月でしたね。それもそもそも月食が部分食ですらなく、ただ暗くなるだけ。月食かどうかもわかりませんでした。

すべらないようにね

2008-12-24 05:00:00 | Car&Bike
 昨日は天皇誕生日で休日、ベランダで洗濯物を干していると、西公園のほうから「君が代」が聞こえてきました。
 一方、FMからはクリスマスソングのオンパレード。
 クリスマスには特に何もしませんが、クリスマスソングはとても温かくて好きなので、この時期よくラジオを聴きます。

 イブの朝
 キーーーーーーーンと冷えています。

by D40

 このところ毎日複数のスパムコメントが入り始めたので、しばらくの間、コメントを一時保留し、許可するものだけ読めるように設定することにします。コメントしてもすぐに反映されないことがありますが、お許しください。


 昨日は天気も良く、腰の具合もすっかり回復したので、TTのタイヤも冬仕様にすることにしました。

by D-LUX3

 ゴミの不法投棄ではありませんよ。
 TT、狭い車内ですが、お子ちゃま専用の後席を倒せば結構沢山荷物が積めるのです。
 それでもタイヤ4本はぎりぎり無理で、一本は助手席です。

 またまたガレージに到着。



 ジムニーに続いて今回もここで交換することにしました。
 ジムニーのタイヤ交換は、奇しくもちょうど一月前の11月23日。この一月の間に降雪は2回あったでしょうか。

 ここで交換するメリットの第一番は、ガレージジャッキが使えることですね。
 中腰でパンタグラフは疲れます。



 しかしどうも、車軸付近に適当なジャッキをかけるポイントが見つかりません。
 マニュアルを見てもパンタジャッキをかける場所しか出ていないし、まあ横置きのFFだからこんなもんかなと、一本ずつやっつけることにしました。



 しかし何で国産車は、車側がオスで表からナットで締めるのに、ドイツ車は車側がメス穴で、ボルト締めなんでしょうね。謎です。他の国の車はいじったことが無いのですが、どっちなんでしょう。

 ここで交換する二番目のメリットは、コンプレッサーでナット・ボルトを締められることなんですが、なんとホィール用のボックスは国産車の19mmナット用しかないことが判明。TTの17mmボルトには使えませんでした。
 おまけに自前の十字レンチはジムニーに積みっぱで使えず、アウディ純正のL字レンチでしこしこ。

      

 上の写真で、手前の六本スポークが17インチの夏タイヤ、奥の七本スポークが16インチの冬タイヤです。
 どちらもアウディ純正ホイール。



 16インチが標準で、17インチがオプションなんですが、TTをオプションの六本スポーク付きで買って、半年後に中古の七本スポークを入手して冬タイヤ用にしました。

 なぜかアウディにはこんなシンプルなデザインが似合うような気がします。



 上は左が夏タイヤで右が冬なんですが、夏タイヤ、だいぶ減っていますよね。
 オドメータはちょうど3万キロ手前ぐらいなんですが、4年半で夏が4シーズン、冬が3シーズン。たぶん冬は5000キロも走っていないでしょうから、夏が25,000km強。
 左前はスリップサインも迫っていました。



 このDunlopはもう使えませんね。
 これが今回冬タイヤに交換した理由です。

 雪道用というよりも、普通のウエットでもこのタイヤじゃ危ないかもしれないですよね。
 この冬はジムニーが有るから、どうせ雪が降るのは数回だし、TTは夏タイヤのままでも良いかなと思っていたのですが、この状態を見てやっぱり交換することにしたのでした。

 春までじっくりタイヤを物色しないと。お金は掛かるけど、なんだか楽しみです。
 ドイツにいたときは、ピレリが良かったなぁ。P600だったかな。
 ちなみにサイズは225/45R17。



 夏タイヤを積み込み。
 こっちのほうが太いのできっちり積まないとリアハッチが閉まりません。

 あまりの車の汚なさに、ガレージの頭領から洗車を指示されました。



 ひょっとしたら9月末にブログネタにして以来の洗車かも。

 頭領、ありがとうございました。

 今朝になって、価格コムのタイヤコーナーでサイズを入力して価格調査。
 225/45R17だと、NANKANGという知らない台湾メーカーの7,300円から、ブリヂストンのレース用?、POTENZA RE-11S TYPE RSの、36,300円まで。
 ピレリのP Zero ROSSOだと23,310円です。
 10万円コースですね。
 夏のボーナスが出るまで、冬タイヤのままかな。しかしこの冬タイヤも4シーズン目。こっちも寿命です。車検も7月だし、とほほ。

ホンダがレースに復帰する時

2008-12-06 10:07:38 | Car&Bike
 たぶん大学の自動車部に所属していたころ、その本を読みました。

 高齋正の「ホンダがレースに復帰する時」

 公害に日本中の人たちが喘いでいたその頃は、世界に先がけて排気ガス規制を始めた時期でもありました。ツインカムやツインキャブの高性能車が製造中止になり、HondaもCVCCのシビックを開発していた頃ですね。技術が排気ガス処理の方向に集中していたわけです。
 日本の車が世界のレースで活躍するのは考えにくい、その時期に高齋氏は車好きの若者の心を躍らせてくれたのでした。

 「ロータリーがインディに咆える時」
 「ニッサンがル・マンを制覇する時」
 「ランサーがモンテを目指す時」

 内容はあまり覚えていませんが、次々と読破したものです。
 絶対あるはず、と探したところ一冊だけ出てきました。

   

 で、今日の話題はランサーではなく、HONDA。
 私は国産車は、トヨタとスバル、スズキしか所有したことがありません。でもずっと好きなメーカーではありました。
 たぶん日本に限らず技術屋はみんなHONDAが好きだと思います。
 そんなオーラを持つブランドですね、HONDAは。

 それで今年もHONDAのカレンダーが家には掛かっていました。



 昨年のレースの模様、つまり最新のレースカーの美しい写真が毎月現れていました。

 そして先月末に届いた来年のカレンダー。



 奇数月が二輪、偶数月が四輪なのは同じなんですが、



 昔の写真ですよ。
 マン島TTレースに初参戦したマシン。

 F1で初優勝したマシンも。



 そして史上最速の天才が繰ったマシン。



 さすがに12月は最新のF1カーですが、とにかくHONDAのレース史のカレンダーになっているのです。
 ということはカレンダーの企画の段階から、F1撤退は意識されていたんですね。

 確かに、コストや燃費でしのぎを削るメーカーが大金を費やすビジネスではないのかもしれません。

 元々カーレースは、車好きが集まってクラブを作り、お金を出し合って部品を集め、車を仕立てて競い合うもの。
 量産車メーカーがチームを作るのは最初から馴染まないのです。

 HONDAチームでなくてもいいから、世界中の車好きが、こぞって自分たちの車に載せたくなるようなエンジンは作り続けて欲しいと思います。

下がる下がる

2008-12-05 06:23:47 | Car&Bike
 元厚生次官ら殺傷事件の容疑者の陳述について、全く理解できないという意見が一般的で、捜査陣もマスコミもバックに何かあるのではないかと当然調べているわけですが、これに対し今朝の河北新報の記事で、高村薫氏が、彼の心身状態は十分ありえると語っています。確かに彼女の小説に出てくる犯人の屈折した思考パターンに近いものを今回感じていました。

 今年の4月と7月に、仙台と一関で入れたガソリンのレシート



 ハイオクが4月には133円/l、7月にはなんと183円/l。

 さらに8月と9月、仙台で2度に渡って入れたガソリン



 レギュラーが172円/lと167円/l。

 そして最近、師走に入ってから



 レギュラーが116円/l、ハイオクが126円/lです。

 なんと言う乱高下。4月は別にして、ガソリンにはガソリン税が元々53.8円/lかかっている上に消費税が5%乗っているので、それを差し引くと

レギュラーは 110円/lから56.7円/lへ、 -48.5%
ハイオクは  120円/lから66.2円/lへ、 -44.8%


下がっていることになります。これはあくまでも私が購入したタイミングの価格なので、もっと高い時もあったとしたら、純粋なガソリン価格は、現在最高値の半分まで下がっていることになりますね。100日でですよ。

 石油の国際価格はもっと大幅に乱高下しましたから、流通のシステムはその価格変化を緩和する方向に働いてはいるといえますが、元々価格や供給を安定させるためにある、流通や先物市場のシステムが、今回は価格を発振させてしまいました。
 電気屋的に考えると、インターネットを始めとする情報社会のテクノロジィが、流通システムの帰還回路の周波数特性を上げすぎたためではないでしょうか。株の売買もそうですが、プチパニックになりやすい、ハウリングしやすい状況なんです。
 でもこの流れはもう変えられません。情報の速度は上がる一方。正確な情報も、誤った情報も、世界平和への思いも、悪意がこもった仕掛けも、限りなく光に近いスピードで、世界を駆け巡るのです。

 今一番気になっているのは、原油価格の高騰で困った人たちのその後。何とか持ちこたえられた方々は、ほっと胸をなでおろしておられるでしょうが、旗を下ろしてしまった人、休止になったフェリーや航空路線、どうなるのでしょうか、なんとなく元には戻らないような予感がするんですが。

Pit in

2008-11-23 08:13:49 | Car&Bike
 地元のテレビやラジオでも、そろそろ交換しろと、毎日のように奨めてくれているので、昨日はジムニーのタイヤ交換。ここ数年スタンドに頼んだりしていたのですが、連休で身体も鈍るし、久しぶりに自分でやってみることにしました。まあ、ブログネタなんですけどね。

 そうそう、本当はこの週末、天気の良い日に岩出山のバルーンフェスティバルに行こうと思っていたのですが、気象予報士は「うーーーん、厳しいですね」。
 去年は寒かったけど、何とか競技も行われ、青空の下、絶景を楽しんだのでした。

 フォトアルバムがこちらにあります。ジャンプして、右上のスライドショーをクリックしてみてください。



 競技は午前の部が朝6時に始まるのですが、昨日の朝、事務局に電話してみたら、天気は良いんですがねぇ、強風で中止でしたとのこと。午後も無理だろうということだったので、のんびりタイヤ交換です。
 今日も明日も、天気には恵まれそうもありませんね。時季が悪いかも。

 で、タイヤ交換、道具がプロ並みにそろっている、LYNX GARAGEを使わない手は無いわけで、早速ピットインです。



 久しぶりにガレージジャッキを使います。
 この、ガレージ前の舗装部分、ちょっぴり傾斜があるので、注意が必要。



 ガレージジャッキがあると、とにかくジャッキアップ/ダウンが早くできるんですが、ジャッキ自身に車輪がついているので、下手するとアップしたまま走りかねません。
 先週も県内で、タイヤ交換中の人が、失敗して挟まり救助が出た事故に、取材を出す出さないの議論があったように記憶していますが、私は立場上、取材される側になるわけには行かないのです。

 それから、ここには、大きめのコンプレッサーもあり、ボルトの取り付け、取り外しも素早く出来ます。
 マクラーレンチームの一員になったような気分。あのF1のテーマソング。



 ただ、とどめのひと締めと、緩め始めは人力レンチのほうが良いようでした。



 デューラーから、ブリザックに交換。



 見た目のパターンはあまり違わないんですけど(上がブリザック)



 タイヤコンパウンドの材質が違うのでしょう、冬タイヤのほうがずっと柔らかいのです。

 ところで、今回時間が出来たので、別の問題にも対応してみます。



 後輪の取り付け部の中央が錆びています。
 冬タイヤ用のホイールはもともとこの車についてきた標準品で、(上のほうの写真にあるように)中央にはキャップがあって見えなくなっちゃうのですが、夏タイヤ用に別途買ったホイールにはそのキャップが取り付けられず、こんな風に窓が開いてしまうのです。そしてそこが錆びてしまう。



 ここに錆び止めを塗ってみることにしたのでした。
 年式は違うけど、S瀬さんが乗っている同じ車は黒く塗ってありました。



 コンプレッサーにワイヤブラシを取り付けます。



 これでぐりぐり磨きをかけます。
 途中経過。



 以前K野くんに相談したら、磨いてもすぐ錆びてくるよだって



 それでも一生懸命磨いて、さらにピカールで仕上げ、錆び止めを塗りました。



 もう錆びませんように。

 説明書きをよく読むと、錆び止めを塗るだけでは不十分で、上塗りが必要。
 何色に塗ろうかな。

 冬タイヤがついている間は見えないんですけど。

或る秋の日のアウトドアライフ

2008-09-29 06:37:30 | Car&Bike
 明後日10月1日からゴミ収集が有料になり、仙台市のゴミ袋が変わります。



 それまでの袋はやはり使い切れませんでした。10枚単位で新しい袋と交換できるのですがそれ未満。なかなか使い道がありませんね。結局どこかでゴミになってしまいそうです。

 昨日は天気も良いしアウトドアへお出かけ



 ウッディな壁がナイスでしょう



 うちから一番近い中山のセルフ洗車場。
 高圧噴射。
 水も滴る、わが愛車。
 久しぶりに綺麗になったので嬉しくなって、いったん帰宅し速攻で弟分も持ち込みます。



 こいつはいつも青空駐車なので、表面がもう、かぴかぴ。



 兄貴より長めに高圧噴射



 ワックス掛けする元気はなかったので、お手軽ウェットティッシュ型洗浄ワックスティッシュを使いました。

 ついでにもういっちょうこいつも



と思いきや、こいつはちょっと問題あり。 



 イグニッションキーをいたずらされて、要修理。
 ヤフオクで中古ですが交換用のキー周りの部品を取り寄せていたのでした。



 交換方法を書くと、敵に塩を送りかねないので載せませんが、
 イグニッションキーだけの交換なので、タンクや、シート、ハンドルロックに、メットホルダーにはこれまでのキーも必要で、



 キーを二つ持ち歩かなければならなくなりました。もちろんU字ロックも。



 しっかりロックしておいても、蜂のムサシはマフラーを目指すのです。

マフラーも排管

2008-08-18 05:30:41 | Car&Bike
 女子マラソン、散々でした、選手たちにはかわいそうだけど。
 まず選手の選考で毎回大騒ぎ、これが根っこにあります。今回はあまりもめなかったけど、基本的に不透明。
 あと、個人競技だし、マラソンランナーはほとんどプロだから仕方が無い面は確かにありますが、国を代表して参加するという団体競技的な視点から考えると、4人以上のランナーをチームとして一緒にトレーニング・合宿させて寸前に調子の良い選手を3人出場させるやり方が一番有効でしょう、勝つには。選手登録のシステムがこれに対応していなければ無理ですけど。
 しかし、選ばれた選手が怪我で欠場・棄権して悔しいのは本人たちはもちろん、選ばれなかった選手たちもだと思いますが、まあそれって日本に限らずほかの国でもたくさんあるんでしょうね、報道されないだけで。
 そう考えてみると、オリンピックで勝つにはより運が必要であり、真の王者は別の大会の勝者のような気がしてきます。

 先日バイクのエンジンが、かからなかった話を書きました。
 原因はおそらく、間違いなく蜂の巣なんです。



 蜂のムサシ、どうも自分がちょうど入れるくらいの穴が好きみたいで、常に物色しているようなんですね、検索してみたら同じ蜂の被害者のブログ発見。

 それでマフラーをはずしてみることにしました。
 マフラーはエンジンからの排気管と最後に勘合される部分でこんな風に締め付けられていました。



 去年同じ現象で入院しているのですが、その時バイク屋さんが加工してこのようになった可能性もあります。



 もちろんほかにも支えのボルトを数本はずす必要がありました。



 CRC556とかも動員して



 意外と簡単にはずすことが出来ました。





 それで、マフラー内部にたまっていると思われる蜜やヤニ、卵や幼虫を洗い出したかったのですが、結局出来るのは水洗いだけ。鉢植え用水やり散水器でちょっと高圧の水流をぶち込み、あとはしゃかしゃか振るしか出来ません。

 ふと思いついて棚から見つけたのがこれ。



 排水パイプ用、天然の微生物が目詰まり・悪臭を解消! バイオパワー液状
 なんか効きそうですよね。蜂には微生物。

 これを流し込んで数時間放置。再度何度か水を入れてしゃかしゃか。

 しばし乾かしてバイクに取り付け。
 バイオが効いたのかどうかは不明ですが、エンジンは回りました。めでたしめでたし。

 お盆休みは天気が悪くほとんど出かけなかったのですが、今日は昼から少し青空が見えてきたので、バイクのエンジンをぶん回しに、錦が丘まで走ってみました。エンジンは快調です。

 仙台のビバリーヒルズ(?)錦が丘には新しく天文台も出来ましたが、有名なのがここ。



 アウトレットです。初めて来て見ました。でも買うものが無い。
 二回だけロサンゼルス近郊のアウトレットに行ったことがありますが、似た雰囲気。
 写真は先日購入したケータイで撮ったものです。クリックすると大きくなります。



 仙台市内には現在仙台港と泉パークタウン、二ヶ所に大型アウトレットが建設中です。
 私にはまず縁がない場所ですが、市内に3ヶ所はすごいな。

 帰りに折立の番丁ラーメン食べてきました、野菜もたくさん入ってボリュームたっぷりですが、やっぱ冬向きですね。

 バイク、少しは通勤にも使おうと思います。ガソリン高いし。

 ところでこの一週間ぐらいの間に、バイクのイグニッションがいたずらされていました。



 蜂よりもたちが悪い奴がいるもんです。キーシリンダーが回っちゃうのです。
 今日バイク屋に行ったら、これだけ交換するのに最低7-8000円、でもそれだけだとキーを2本もたなければならないそうです。参ったな。

 その後ヤフオクを探したら結構いろいろストマジ用の中古部品がありました。



 最安が上の奴、2000円+送料750円
 買っちゃおうかな。

今年も蜂の巣

2008-08-08 05:54:00 | Car&Bike
 今朝の仙台も良い天気です。

 2008年8月8日、8並びです。良い日だと良いけど。

 昨日、天気が良いので久しぶりにバイクで通勤しようとしたら、エンジンが掛かりません。
 セルは元気に回るのに。
 いやーーな予感。。。

 マフラーの出口を見ると、真っ白。白い物質で詰まっているのです。棒で突っついたら、しゅぱーーって弾けました。嫌な臭い。



 またです。

 去年も7月末に大騒ぎをしたのですが、学習していません。
 敵はしっかり学習していて今年も巣を作っていたのでした。

 またマフラーの中にヤニが詰まっているのでしょう。
 しかも今年は出口が覆われていたところを見ると、すでに卵も産み付けられていたのかも。
 私の負けです。
 やはり8月は蜂の月でした。



 またバイク屋に持っていくのも恥ずかしいので、自分で何とかしないと。
 マフラーの中ってどんな構造になっているのでしょうか。

 別のマフラーに交換するのは大変なのかな。
 教えてください。


 夕べこんなものが自宅に届いていました。



 ねんきん特別便です。
 昭和54年からの加入記録が載っています。
 351か月分の記録に間違いはないようです。
 

最後の1リットル

2008-07-15 08:06:34 | Car&Bike
 今日も朝から初夏らしい爽やかな晴れの仙台です。

 日曜日に平泉に行った時、ガソリンの残量が気になっていました。
 最近出番が少なかったTTのタンクに残っているのは安かった4月のハイオク。

 TTは残りのガスであと何キロ走れるかおせっかいにもメーターに出ます。ドイツ人気質ですね。日本車にも付いているのかな。
 家を出て青葉山ドンネルに差し掛かる頃は130kmと出ていたので、確か平泉は100kmぐらい、楽勝だなと安心していました。

 ところが仙台宮城ICのETCゲートをくぐり、盛岡方面に合流する手前のカーブ(いつも楽しみ)を加速して走行レーンに入った頃にはなんと表示が80kmに!!
 うわ、ぎりぎりだ!!
 青葉山トンネルは70kmぐらいで走っていたのですが、高速で100kmを越えると。燃費がずいぶん変わるのです。

 一関ICを降りることにしていたのでが、まさにぎりぎり。SAで入れる手もあるのですが、高そうだし、様子を見ながらゆっくり走りました。
 一関17kmの標識が出たときは表示は20km。

 そして一関出口2kmが出たころにはついに



 0km。最後の1リットルも尽きようとしていました。
 でも、一般道に出てすぐスタンドがありました。



 早速満タンにした(右のレシート)のですが、なんと1万円越え!! 初めてかもしれません。
 
 左のレシートは、たまたま車内にあった4月のものですが、リッター133円ですよ、夢のようですね。一昨日は191.8円。50円以上違います。44%増し。
 ツーリングは贅沢な趣味になってしまいました。

 しかし一昨日の満タン、55.65リットルってTTのタンク容量より多いような......これって?

黄砂にまみれて

2008-05-26 06:11:00 | Car&Bike
 ツーリングには最高の季節になっているのに、この週末だけ天気が良くありません。
 それでも土曜日の午前中はまあまあだったのに二日酔いで走れず。

 最近は通勤にも使わなくなったTTで、伊在の「はくさん」へ買出し。筍と物々交換する辛口「ばくれん」を買いました。ばくれんというのはあばずれという意味だそうです。
 自分用には「於茂多加」山田錦特別純米をゲット。



 ちなみに上は「立ちおもだか」我が家の家紋です。

 筍をもらいに☆ガレージへ。



 TT、マンション下のピロティ駐車場に停まっているのですが、端っこなのでいつの間にか埃と花粉と黄砂が綺麗にたまります。
 今朝はおまけに小雨、ちょっと走ったら、こんな芸術的な砂丘の姿に。



 お昼をご一緒したあと、ご好意に甘えてガレージ前で軽く戦車、じゃなくて洗車。



 お蔭様で綺麗になりました。竹林が映りこんでいますね。



 刺身で食べられる、獲りたて茹でたての筍を袋一杯いただいて、おまけの筍のピクルス一瓶とともに帰宅しました。

 ありがとうございました。

とりあえず、満タン

2008-05-01 05:43:38 | Car&Bike
 52歳になりました。

 良く風力発電機を見に行きます。
 秋田と山形の県境、鳥海山の周りの海沿いには、仁賀保西目酒田港立川町ウィンドファームが多いのですが、今度遊佐にも建設されるそうです。鳥海山を駆け上がるのも大好き(もちろん車で)でこの地域には良く出かけるので、新たなビューポイントができるのが楽しみです。イワガキが美味しいんですよ、遊佐、象潟。

 昨日は、夕方のニュースで散々暫定税率ネタをやったので、帰りにガソリンスタンドに寄ってみました。

 ジムニーは一昨日夏タイヤに交換するついでにしっかり満タンにしてあったので、昨日はTTで通勤していたのでした。



 八木山動物園の南側にあるセルフスタンド、手前から車の列ができていました。

 すいていたら給油、混んでいたら帰ろうと思っていたのですが、路上まで出ている車は数台だったので、ブログのネタにもなるし、野球中継を聞きながら10分ほど列に参加。



 こういう時セルフのスタンドはちょっと時間がかかりますね。店員も2-3人いるのですが交通整理してるだけ。
 ハイオク138円で22.5リッターしか入りませんでした。30円上がるとしたら、675円、昼飯代が浮いたぐらいでしょうか。

 ニュース用の映像に、忙しい中取材に協力していただいた全国のガソリンスタンドの皆さん、ありがとうございました。あなたたちがたぶん最大の被害者です。

 なんだか不思議な一ヶ月間でした。暫定税率の廃止が暫定だったことになってしまいましたね。
 今日のタイトルは、昨日の河北新報朝刊のパクリです、良い響きなので。

いにしえの車が集結

2008-04-13 15:40:11 | Car&Bike
 今朝はまず西公園へ散歩です。

 近所の家の庭木


                        ※この辺の3:2と下の方の4:3の写真はGX100です。

 何という花でしょうね。

 西公園の北の端にはSLが置いてあります。



 西公園ではいろんなイベント開催中。



 おなじみ蚤の市。
 カメラは見当たりません。



 植木市もやってますね。



 面白そうなチェーンソー木彫りです。



 地下鉄東西線の工事で、南の端の桜の名所はあらかた切られてしまいましたが、野球場をつぶして、一部移植されました。でもしばらくは咲き誇るまでには至りそうもありません。



 私の好きな景色のひとつ



 青葉通りから大橋、そして隅櫓



 雨は降っていませんが、青空も見えません。

 その後、ぶらぶら、また市民広場へ。



 昨日時間がなくて余り見られなかったヒストリックカーの展示です。



 戦前のロールスロイスが2台、自走して来ています。



 ほかにも、いろいろ



 昨年よりは明らかに増えています。


                              ※この辺3:2の写真はDP1です。
 スーパーカーですね、いわゆる。
 フェラーリや、デトマソパンテーラ。



 ポルシェも何台も



 日本の名車も数知れず



 今朝の河北新報にも載りましたが、1985年までの車という条件だそうです。



 バスやオート三輪



 持ってる人は持ってるものです。ただただ脱帽。



 DP1に、GX100用のワイコンをつけてみました。21mm相当ぐらいでしょうか。



 ジャガーEタイプ



 トヨタ2000GT



 何で、コンピュータ設計でない昔の車のほうが美しいカーブを持っているのでしょうか。



 メッサーシュミット



 可愛いデザイン



 こちらはロータスでしょうか



 本当にため息が出ますね。

 実はこの日、デジカメを3台持ってテスト撮影をしたのでした。



 DP1
 K10D+21mmレンズ
 Caplio GX100

の3台。4ヶ所で、RAWとJPEGで同ポジ撮影。ここにその画像をオリジナルサイズで載っけています。
 RAW撮影したものはPCで現像しJPEGで保存してあります。全てAUTO。
 余り差が判らないかもしれませんが参考まで。