疾風の帰り径

BROACHに存在した「疾風の通り径」を移行しました
ブログ内リンクが以前のまま、画像が移行出来てないものは、修正予定

中国四千年の技

2009-03-31 05:00:00 | 美味いもん
 今日で今年度も終了。
 そして三月も終わり。早いものです。

 これまでコメントをいただけなかった方も、来年度はぜひ一言で結構ですので、匿名でもコメント書き込みをお願いします。生きている励みになるのです。よろしくお願いします。



 宮城では、昨日丸森でやっと彼岸桜が咲いた、と言うニュースを流したところですが、東京のkazuさんから桜の便りが届きました。



 桜上水第二公園の枝垂桜だそうです。

 ありがとうございます。



 28日の土曜日、ひる飯は久々に此処

     

 木町通の「味の新宮」です、パーコー麺が有名。小鶴に支店があるそうです。

 この日もお兄さん(マスターの息子?)が、ばたんばたん、大きな音を立てて豪快に麺を打っています。

     

 やはり半分強のお客さんは、排骨麺を注文していました。
 私には排骨麺はちょっと危険なので、600円の拉麺にしておきます。
 麺打ち以外は蝶ネクタイのマスター担当です。この日はちょっと不慣れなお姉さんも手伝いに入っていました。



 此処もこってり系、ただやはり手打ち麺、それも打ちたてはいいですね、もちもち、でもちょっと柔らかいかな。太さが不ぞろいの黄色い麺。128本とか?



 歩いてすぐの近所に、いろんな飲食店があるのは幸せです。

 その後となりの鈴木水産でお買い物



 大きなホヤが生きたまま並んでいます。今シーズンの初ホヤでしょうか?

 一個選んで手に取ったら、いきなり水を噴きました。
 二個ある突起は、In & Outですよね。+とー。

 心なしか、剥いてもらった身が小さかったような気がします。

出羽の熊野

2009-03-30 05:00:00 | Touring
 三どころか、六さが続く仙台です。先々週のあのかさが恨めしい。



 今朝7時半の仙台。泉ヶ岳のは消えていますが、船形山はまだまだですね。

 3月21日からの一泊二日ツーリング。
 七ヶ宿米沢1番外編米沢2五色温泉と分割して報告して来ましたが、やっと最終回です。



 五色温泉宗川旅館、この朝も食前食後、二度お湯をいただいて出発。

 また米沢方面に戻ります。
 目指すは北置賜の南陽。

 寒い冬に訪れる南陽、ちょっと市の名前に違和感。

 赤湯温泉が有名な南陽にはこんな由緒ある神社があるのです。



 一回りしたら裏から入る径を発見したので、ちゃっかり本殿横まで入り込んでしまいました。



 宮内の熊の退社、じゃなくて、熊野大社。



 荘厳です。

       

 大同元年、806年に建立された、東北の伊勢神宮。



 でも、伊勢神宮や宇佐神宮もそうだったかと思うのですが、古い神社ってどうして本殿がお寺のように正面を向いてなくて、横向きなんでしょう。



 とにかく美しい神社でした。



 この後飯豊町萩生にある、散居集落を走りました。

 要するに仙台風に言えば、いぐねのある家が田んぼの中にたくさんある集落。

 なかなか写真を撮るポイントが見つけられなかったので、飯豊町のHPから画像を無断借用。



 平成5年「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」最高賞の農林水産大臣賞だそうです。展望台を探したのですが、見つけられなかったのでした。



 田植えの季節、また美しい風景を探しに行ってみたいと思います。

 このあとは、上山へ回り、山形観光物産館。

 このところすっかりおなじみのものがたっぷりあるのを確認。
 注目したのは、

       

 純米吟醸生原酒の量り売り。
 持ちきれないので、この日は買いませんでした。

 そして雨が降ってきた中、昼飯の場所を探します。

 結局安易に、13号線沿いの「山岡家」

       

 札幌味噌ラーメンです。



 こってり系スープに、丸太麺でした。並んでいる人がいた割には普通です。

 確か人口当たりのラーメン消費、山形がトップなんでしたよね。

 なぜか札幌ラーメンを食べたのが旅の最後、雨が降ってきたので午後早く仙台に戻ってきたのでありました。

分水嶺のこっち側

2009-03-29 05:00:00 | Touring
 佐渡で野に放たれた10羽の朱鷺。
 生存が確認されている8羽のうち全てのメスだけ4羽が本州に移動しているそうです。
 オスは全て佐渡に残留。

 どうしてなんでしょう。箱入り息子??

 でも見てみたいですね。野生の朱鷺。



 21日の午後は、米沢の町を出て、東へ向かいました。

 目的地は、福島との県境に近い秘湯の宿だったのですが、ルートが複数あったのです。

 スタンダードなのは、国道13号線万世大路で峠を越え、県境の標識手前で右折するコース。前に姥湯温泉に行った時はこのコースでした。

 夏にこの辺りを走った先輩が、山形新幹線沿い、県道232号線も面白いよ、と言っていたのを思い出し、ジムニーだし、ちょっと冒険。板谷米沢停車場線を走ることにしたのです。

 狭い県道ですが、特に未舗装路も無く、雪もあまり残っていません。

 関根駅の先で、山の中なのに、ちょっと変わった音がするなぁと思ったら



 つばさに追い越されました。

 ここに限らず奥羽本線のそばを車で走っていて、いきなりつばさが現れると、ちょっとあせりますね。林道でフェラーリに出会うような違和感。

 その先、大沢駅を過ぎたらいきなり、



 南米沢のほうから10kmは走って、これですよ、全面通行止め。もうちょっとなのに。

 このルート、米沢まで戻らなくても途中に水窪ダムのところをショートカットする道もあったりして、ここも時々走るんですが、



 その道も通行止め。

 結局米沢病院のほうまで戻って、13号線に出ることになりました。がっかり。

 もっと手前に表示してよって、たぶん地元の人には常識なんでしょうね。

 国道13号線は福島から米沢を結ぶ東北の大動脈ですが、並行する東北中央自動車道の工事が着々と進んでいます。高速が通ると、福島から米沢なんてあっという間ですね。

 米沢から来ると、まず2675mある栗子トンネルを抜け、スキー場がある栗子峠に出ます。

 そうすると、1kmほど先が県境、東栗子トンネルの入口があるんです。

 先ほどの県道だと、板谷峠を越えることになりますね。

 何を言いたいかというと、この部分、山形県だけど、峠のこっち側、分水嶺の太平洋側の地域があるんですね。

 そこに秘湯が散在しているのです。

 前に行った姥湯温泉のそのひとつ。



 今回泊まるのは、五色温泉です。



 国道から7km山に入ったところにある、一軒宿のお迎えワンちゃん。

          

 宗川旅館、そうかわと読みます。



 パーツは和風なんだけど、構えがヨーロピアン、不思議な佇まいの建物なんです。

     

 なんと、五色温泉は1300年前の開湯。役の行者が五色の彩雲を見たとか。



 そして、明治13年に皇族専用スキーロッジを開設。



 明治44年に日本で始めて民間スキー場がオープン。

       

 昔からスキーと温泉はセットで楽しめたわけです。



 どう見ても50室以上はあるリゾートですが、公式には24室、未使用の部分があるようでした。

       

 三連休中でしたが、わりと空いていましたね。

       

 通された部屋(離れの3番)からの景色は抜群。



 温泉の写真だけは、旅館のHPから無断借用

 メインの岩風呂

 手前側がタイル張りなので、綺麗ですが、年末に入った東山温泉の岩風呂ほど、野趣はありません。

 展望露天風呂 

 こちらは離れだし、この時期はビニール張りだそうで、寒そうなのでやめました。

 姥湯温泉のような硫黄泉ではなく、鉄錆臭がある温泉でした。



 此処まで辿り着くのは大変だったけど、それを癒してくれたのが、温泉と



 米沢牛ずくしの夕食。



 すき焼き



 牛のタタキ



 そして陶板焼きイチボステーキです。



 すごいでしょう。



 冷酒も、柔らかトロリ系で、グーー!!

 これはお奨めです。

 ところで、明治13年に建設された日本初のスキーロッジ六華倶楽部なんですが、どうも仙台の花京院にある個人宅に移築されたらしいのです。要調査ですね。スキー場も閉鎖されて久しいようです。

なぞの資料写真 

米沢にもありました

2009-03-28 07:36:41 | Touring
 先週の土曜日21日は、米沢ラーメンを食べて、松ヶ岬公園と旧米沢高等工業学校を散策、その後車を停めさせてもらっていた某所まで、ぶーらぶら。
 面白いものを見つけました。



 消火栓。
 雪国では普通なのでしょうか。

 消火ホースの繋ぎ口が上下二箇所あります。

 こっちにも。

     

 広い道路沿いですから、雪もそこまでは積もらないだろうと思うのですが、除雪をすると、下の繋ぎ口は埋もれてしまうのでしょうね。

 天地人騒ぎで松ヶ岬公園の駐車場は混むかな、と言うこともあって徒歩5分ほど離れている、此処にジムニーを置いていたのでした。



 東光が有名な小嶋総本店の、酒造資料館「東光の酒蔵」です。



 慶長2年、1597年創業の酒蔵を博物館にして展示しているのでした。



 こんな字は読めますか?

     

 甕やら樽がたくさん展示してあるのですが、私はどうしてもメカニカルなものに眼が行ってしまうのです。



 これは、旅館や割烹居酒屋用熱燗大量生産器でしょうか。



 それともポータブル、可搬型熱燗器かな、下に炭を入れるの。お花見にどうぞ、みたいな。

 消火ポンプの技術はドイツから輸入しているのでした。



 季節がら、お雛様もありました。



 そしてもちろん、ありますよ。



 無料の試飲だけでなく、有料の試飲もあるんです。



 でも、この日は車、舐めることすら出来ません。

 夜の分も含めて何本か購入しました。

 このあと、笹野と言うところにある、一刀彫の里に行って見ました。



 生で彫っているところを見たかったのですが、在庫過多かな。



 後は宿に向かうだけだったのですが、途中にこんなところがありました。

 里山の橋の手前に、真新しい標識。



 直江兼続が造らせたと言われる、堤防だそうです。石積み。今でもずーっと続いているところがあるんですね。さすがに内側に新しい堤防がありましたけど。

 最上川の氾濫を防いだのですね。



 山梨に信玄堤というのもあった様な気がします。

 直江兼続とこの堤防の話は、天地人でどうぞ。

今年も蟹だったらば

2009-03-27 06:37:05 | 美味いもん
 昨日から東京でフォトイメージングエキスポが開かれています。事前登録もして、のぞいてみたかったんですが、駄目かなあ。

 一方札幌では従弟が参加しているオケクラフト展。出品物がブログで紹介されています。

 昨日は会社の共済会の送別会。私はテニス部からの参加です。
 かつては、各部ごとに送別会が開かれていたのですが、最近では会社のクラブ活動に参加する人も減り、一方団塊の世代の皆さんは、いくつものクラブに属していたりして、別々に送別会をやっていると、送る人が破産すると言うことで、弱小クラブは合同で開催。他には、ボーリング部、サッカー部、山岳部、囲碁将棋部。

 私は数年ぶりの出席だったのですが、この2-3年は、幹事の好みで、蟹が続いているそうです。毎月部費が徴収されているので、会費は1000円ぽっきりでした。

 まずは前菜(蟹味噌豆腐と、蟹の白和え?)といっしょにどーん

by W61CA

 蟹は大好きだけど、種類には疎いんですが、タラバの足でしょうか。わかりにくいかもしれませんが30cmはあります。

 国分町の、かに八。上品です。

 冷酒の銘柄はわかりませんが、辛口で、樽香がしました。

     

 35人ぐらい、口から先に生まれてきたような人ばかりが集合していて、五月蝿いこと、五月蝿いこと。蟹料理のご利益はありません。

 この後お吸い物が出て、



 これだけは、なかなかかに専門店以外では味わえない、刺身。

 し・あ・わ・せ。



 本来宴会をやる場所ではなく、美味しいお料理を五感で味わいながら歓談するお店なんでしょうね。



 この揚げ物も結構大きいんですよ。タラバのモモかな。

 これは茶碗蒸し



 この後かに玉雑炊が出て〆。

 ご馳走様でした。

 そして会社を旅立たれる皆さん、これからもご健康でいてください。

動き始めた汽車の窓に顔をつけて

2009-03-26 07:35:18 | 花鳥風月
 昨日は会社の前の道路が片側通行、年度末ぎりぎりの予算消化工事でしょうか。

 車を停めて落ちついて観察すると、

     

 高所作業車が出て、松の枝を落としています。

 八木山一帯は、松の名所で、立派な松の大木が、狭いバス通りの両側に並んでいる姿は壮観なのですが、ご他聞に漏れず、松喰い虫の餌食。

 名のある銘木もこんな有様です。



 点滴に見えてしまいますね。

     

 これも予算消化でないといいのだけれど。

 十八番で、うま煮ラーメンを食べて帰ってくると、

     

 ほとんど枝がありません。

 まさか。

 昨日の仙台は午後から宵にかけての、なごり雪。

 雪の様子と、松の工事を時々事務所の窓に顔をつけて観察していたのでした。

 そして、来週からの新しいニュースのリハーサルを終えて、松の木のところに駆けつけると



 暗いですね、ケータイのナイトモードでも駄目。

 後処理で何とか見られるように。

          

 立派な太い松でした。

 なごり雪は、松の精の涙だったのかもしれません。

縮小専用大活躍

2009-03-26 06:44:24 | インポート
 昨日の記事で、写真のキレに関するコメントが複数ありました。

 私が使用している画像サイズ縮小用フリーソフトを紹介します。

 その名も「縮小専用



 デジカメで撮影した写真、最近だと3000x2000ピクセルとか、巨大なサイズが一般的になっています。
 これをそのままメールに添付して送ったり、ブログに載せたりすると、サーバーを圧迫します。私のブログサーバーは、契約しているインターネットプロバイダーの運営で有料なので、あまり大きなファイルをたくさんアップロードすることは出来ません。
 それでこのソフトを使って一括縮小。

 やり方は、縮小したいサイズと、フォルダ名を指定しておいてまとめて縮小専用のウインドウにドラッグ&ドロップするだけです。

 サイズは初期の頃は480x480以下にしていましたが、最近は400x400です。
 ブログ以外のアルバムや、メール添付の時はもう少し大きくします。

 画質の設定はほとんどデフォルトなんですが、この中に「画像くっきり(鮮鋭化)」というオプションがあり、私はオンで使用しています。
 これのせいで、見難くなっている可能性もありますので、試しにオフして縮小したものを載せますので、昨日の写真で比較してみてください。

 画像くっきりオン



 オフ



 オン



 オフ



 かなり違いますね。

 基本はギラギラし過ぎない範囲でくっきり、が良いと思うのですが。

 では鮮鋭化の設定を半分弱に落としたものも加えて3枚並べてみます。
 いわば、hi、low、offです。





 いかがでしょう。
 見る方の環境によっても評価は異なると思うのですが、ご意見募集中。

世界大会で同じ相手と5試合もかい

2009-03-25 06:21:38 | Sports
 昨日は、イーグルスの岩隈久志が先発、8回途中まで投げぬき、最後は東北高校出身のダルビッシュ有が締める(一旦同点にされて岩隈の勝ち投手を奪取しちゃったけど)と言う仙台の野球ファンにはたまらない、長身イケメン投手リレーでした。
 勝利の騒ぎに隠れていますが、日本の攻撃はランナーは出すものの、点が取れない、残塁の山、いやーーな試合展開でしたが、そこはさすが岩隈、いつものイーグルスと同じなので、関係ありませんでしたね。

 それだけ韓国の選手の気合もすごかったと言うこと。

 今回の日本チーム、普段はメジャーリーグのようなチームを率いている原辰徳が、本当はこういうチームで野球をやりたいんだと言う、世界戦向けの編成。良くも悪くもイチロー次第のチームになってしまったのは、監督になってからの時間が短すぎたからやむを得ないのかもしれませんが、どこかでイチローをはずすカンフル剤の使いどころはあったかと思います。なんて年寄りは思いますが、若手中心の選手たちの思いは別だったかもしれません。

 最後の打席は、イチローが、こんな晴れ舞台はもう最後と悟ったのかもしれませんね。境地かも。

 なんとなく、イチロー、来年あたり、日本でプレーするんじゃないか、と思ったりもしました。

 スワローズの青木とイム(韓国のクローザーで、決勝戦の敗戦投手)は大活躍したし、元スワローズの稲葉と岩村も存在感を示したし、マー君も次回のエースを予感させたし、高視聴率は、系列にとっても年度末の数字に活を入れたし、良い大会でした。
 しかし日本と韓国が5試合もやると言うのは、とにかくアメリカの陰謀ですよね。

 あと前回の優勝チームに大勢の選手を送り込んでいたマリーンズが、その年のシーズン、ぼろぼろだった様に、充実した大会を経験した選手ほど、その年の活躍は望めなくなりそうなのが心配ですね。
 そうすると今年はドラゴンズが日本一かな。

===

 先日の米沢ツーリングには、一月前に紹介したこのカメラを持っていき、試写してきました。



 夜になって、この記事を読み直して、大きな間違いに気がつきました。上の写真は、Konica Ⅲ です。私と同じ1950年代中頃の生まれ。
 週末に持ち出したのは、Konica ⅡAなんです。持って行くカメラを間違えていたのでした、情けない。訂正します。




 南蔵王の長老湖と不忘山



 米沢城址、上杉神社周辺の松ヶ岬公園





 特に問題なく写っていますね。





 結構な人出です。



    



韓国の味で楽勝

2009-03-24 06:25:45 | 美味いもん
 最近
 ♪♪ Change ♪ みやぎの かんきょうほぜんまいーー♪
 という、宮城の環境保全米のCMが県内の各局で流されているのですが、この楽曲がシンプルながらなかなか秀逸で、耳にも残るし、踊り出したくなるようなアレンジ。
 マーケティング的にはもう少しキャッチーな名前が付けられなかったのかとも思うのですが、単なる名前では、ササニシキや、はえぬきのようなブランドと同じように見られそうでもあり、低農薬・低化学肥料と言う差別化を打ち出す意味では、これで良いのかもと思い始めてきました。
 しかし、このCM、宮城だけでやっていてもしょうがないと思うのですが、関東や関西でも流されているのでしょうか?

===

 夕べは今シーズン最初の送別会がありました。
 局の催しなんですが、局長が交代すると言うこともあり、本人のたってのお願いで、昨年の送別会と同じ会場です。

    

 昨年の様子はこちら

 本町の「韓味楽」、いわゆる韓国家庭料理のお店です。

 日韓決戦の前の晩に当たってしまいましたが、喰いしん坊には関係なし。

 サムゲタンと、キムチ



 サムゲタンは韓国通のT子部長が丁寧に骨を取り除いてくれたし、最初に出てきたので、じっくり味わうことが出来たせいか、美味しいもんですね。薬膳なのかな。

 飲み放題には含まれていない、マッコリ、マッコルリ?



 これじゃないとね、やっぱり韓国料理は。

 焼き春雨が見切れています。手タレも全てT子さん。

 そしてこれが、サンギョプサルなのかな。



 塩入胡麻油で食べるのですが、真ん中の小さな壷の中にニンニクの切り身が、やはり胡麻油の中にたっぷり。これが肉が焼ける頃にはぐつぐつ炙られて、また美味。

 続いて、これ



 伝統料理とは全く異なる、近代韓国のジャンクフード(ごめんなさい)。
 プデチゲです。

 チゲ鍋の中身が、普通の豚肉と野菜に加えて、スパム、ソーセージ、インスタントラーメンの乾麺。



 ヤングなコリアンはこんなものばっかり食べて逞しくなっているのかなあ、滅茶辛かったです。
 国分町の焼肉屋さんではなかなか食べられないメニューかもしれません。

 そして、ケランチム



 韓国の茶碗蒸しと言われるらしいのですが、蒸しているわけではなく、鍋焼きです。
 これもこの夜のヒット。美味しい。

 このあと、チヂミも出てきましたね、満腹、満腹。

 異動されるS局長と、H部長、これからも頑張ってください。

 ところでこのハンミラッがあるアシアナ航空裏のビルには、もう一軒韓国料理屋さんがあります。

    

 なぜか名前が、シドニー。不思議です。

 今晩はこの辺りが盛り上がらないように、日本チーム、頑張って欲しいものですね。

 ハンミラッとシドニーの間にも不思議な看板。

    

 美味しいのかな。月曜なので二次会は無しです。

浮き浮きうきたむ

2009-03-23 07:00:00 | Touring
 2000年末、20世紀末のどん詰まりに仙台に引っ越してきて、8年3ヶ月がたちました。あっという間。
 これは8年2ヶ月暮らしたデュッセルドルフを抜いて、私にとって2番目に長く暮らす土地に昇格したことを意味します。文字通り仙台は第二のふるさとになったわけです。
 独逸は、第3のふるさとに降格。

 そんな仙台の今朝の明け方



 政宗の兜。
 月の隣に赤い星、火星でしょうか。



 21日土曜日は高畠からの南下定番ルートが通行止めで別の道へ。
 いわゆる、置賜盆地でしょうか。

 この置賜という名前、ウインドウズのデフォルトだと、”おきたま”では変換してくれず、”おいたま”だとOK。
 天気予報などの地域区分では、おきたま、と呼んでいたように思うのですが、南米沢の方には、おいたま、と言う駅名がありますね。日本書紀の頃は、”うきたむ”だったそうで、この呼び方が一番好きです。

 仙台に来るまでは全く知らなかった地域名でもあります。



 まだまだ寒いし、梅の花もこれからと言う季節ですが、雪国の盆地らしく、雪を被った美しい山々に360度囲まれる、美しい季節ではあります。



 神々しささえ覚える山々の姿。
 まさに、やまがた、を感じます。

 そんな風景を眺めつつ、天地人で賑わっていそうな米沢に入ります。

 まずは腹ごしらえ
 米沢と言えば、もちろんあれなんですが、とにかく高いんですよね、あれは。
 それから、ジンギスカンも美味しいお店があるんですが、この日、肉は夜に回すことにするのでした。

 で、米沢と言えば、直江兼続、直江兼続と言えば"愛"の兜。

     

 置賜中にこの"愛"と"天地人"の旗印が翻っていたのでした。

 というわけで、愛ちゃんラーメンで有名らしい、愛染らーめん。上杉博物館の向かいなので、ツーリング族には便利な場所にあります。

     

 12時ちょっと前なのにもう10人ぐらい並んでいました。



 カウンターは無くて、4人掛けが6席ぐらい、みんな相席です。

 結局並び始めて、待って、席について注文して、出てくるまでがちょうど30分ぐらい。



 これはワンタンメン、800円です。大きな丼に入って出てきます。
 米沢でラーメンを食べるのはおそらく初めてですが、やはり、喜多方と似ているようです。
 喜多方よりは若干細めの中縮れ麺、米沢のほうががっちり肉出しかな。



 すみません、写真の前に胡椒かけちゃった。
 麺が普通より少し茶色い気がします。蕎麦の色。柔らか。
 薄いけど美味しい煮豚も二枚。

 いわゆるこってり系ですね。量も多いです。観光客に混じって地元の方も多そうだったのですが、注文を聞いていると、ほとんど「中華」の一言。550円なんですが、こってりだし、昼飯には十分かも。
 このお店は店名にラーメンと言うことばを使っていますが、やはりこの地方では、中華そばが一般名詞。



 食べ終わったお客さんは、頼まれもしないのに、自分でお盆にのった食器を棚に戻していきますね。

 食べながら、どうして、麺が縮れるのか、考えていました。満腹。

 このあと、上杉博物館へ。



 なぜかロビーに能舞台がありました。



 天承2年(1574)に織田信長が上杉謙信に送ったとされる、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」を見に行ってみたのですが、特別展示会中で人は多いし、子供だらけだし、オマケに屏風は複製(本物と交互に展示)だし、何とかに追い銭を払ってきたようなもんでした。ほとんど番組の宣伝。

 米沢城址を散策します。

    

 上杉景勝と直江兼続、そして上杉鷹山ばかりが目立つ土地ですが、我等が殿様も此処で生まれているのでした。

 謙信公の銅像もあります。



 この辺りは主に35mmフィルムカメラで撮影したので、撮れていれば後日紹介します。

 今回の米沢ツーリング。弘前や金沢のような古い街並みを求めていったのですが、萱葺き屋根の家などはあるものの、米沢は仙台と同じで、あまり古い建物を積極的に残そうとはしていないようです。歩いた道が悪いのかもしれませんが。

 米沢城址から南へ5分ほど歩くと



 雪囲いの向こうに、ルネッサンス様式の建物が見えてきます。



 旧米沢高等工業学校本館。

 美しい建物ですね。



 もっとまじめに全景を見せろよと思いますよね。

 まったく。

 天地人効果で、観光客がたくさん来ていると言うのに。

 来週からは高速料金が安くなって、日本中に観光客があふれそうだと言うのに。

 現在は山形大学工学部の敷地内に保存されているこの建物と来たら、



 工事中なんです。
 大事なところにブルーシートですよ。

 とほほ。

三寒四温 Ride on

2009-03-22 16:28:02 | Touring
 24日から札幌のコンチネンタルギャラリーで、従弟のsnowgooseが参加している、オケクラフト札幌展が今年も開かれます。紹介記事はこちら。

 今回のテーマは「木目のハーモニー~組み合わせから生まれる新しいカタチ」だそうです。
 このブログをお読みで札幌近隣にお住まいの方はぜひお出かけください。
 また、もし札幌の同業者の方が、これをお読みでしたら、取材よろしくお願いします。


 この連休は、転勤してくる弟が、引っ越して来る予定だったのですが、住む場所の都合で先送り。
 それで昨日から久々の一泊ツーリングです。
 先週の木曜日辺りは宮城県内でも25度以上の夏日を記録した場所があったのですが、この日は天気は良かったものの、気温は平年並み。

 まずはいつもどおり、東北道に乗り南下、早めに、白石で降りました。

 即山登りです。県道254号線、南蔵王白石線。白石市内、平地にはずいぶん梅が咲いていました。

 気象予報士とも時々話をするんですが、週末、天候が悪いと、良く、翌週、翌々週と続くことがあります。
 一方、三寒四温と言いますが、3+4=7ですよね。
 どうも天気は7日周期なのです。だから一週間ってこの半端な数、7日なのではないかな。


 鎌先温泉や、弥治郎こけし村があるルートを登っていくと



 蔵王を真正面に望みながら、限りなくストレートなヒルクライムを堪能できる場所があるのです。



 天国に近い場所と言うのは、こういうスカイラインを指すのでしょう。



 景色に見とれていると、本当に天国に行きそうになりますが。

 蔵王に登る訳ではなく、南蔵王の高原ルートを裾野沿いに楽しんで、七ヶ宿に降りるのです。
 途中には、長老湖や、やまびこ吊橋なんかがあったりするのですが、



 これは偶然、ちょうど一年前の3月22日の写真。全く進歩がありません。



 今回の立ち寄り地点は此処です。



 木地の里、横川。



 蔵王の南麓から湧き出している横川が、七ヶ宿湖のちょっと上流で白石川に合流するちょっと北側にある、小さな集落。



 川の水を集落内に引き込んで、家々の前に流し、その上にこんな小屋を架けているんです。いくつもいくつも。

    

 ちょっと中をのぞかせていただくと、

    

 食器や野菜の水洗い場でしょうか。



 何だか嬉しい、癒される場所なんです。
 子供の時、時々遊びに行った富士吉田の親戚の家にも全く同じ洗い場がありました。大きな籠を生簀代わりにして、食用の鱒を数匹入れていましたね。

 水車ではないのですが、粉挽き場もあります。

    

 バッタリと呼ぶようです。



 粉はもう十分に挽かれていたようで、この時は動作はしていませんでしたが、弾ける水滴が



 周辺の草に飛んで凍りつき



 美しい樹氷ならぬ草氷になっていました。



 このあと、国道113号線七ヶ宿街道を西へ。
 二井宿峠を越えて山形に入り、高畠から葡萄松茸ラインを南下します。

 ところが、



 国道399号線との交差点を過ぎたらすぐ、通行止め。

 前途多難な旅を象徴する写真なんです。

Viva Paella

2009-03-21 05:00:00 | 美味いもん
 昨日のWBCは朝10時過ぎの試合開始。

 昼飯に外出できなくなってしまいました。

 それで、前にポストに入っていたデリバリーメニューを思い出したのでした。



 ピザの宅配はもちろんポピュラーで、仙台には、じもティのストロベリーコーンズなんかもあったりするのですが、パエリャの宅配は珍しくないですか?

 駐在員時代はスペインには20回は行っているので、ずいぶんいろんなところで食べました。マドリードの有名店の石焼き釜から出てくる奴とか、放送センターの食堂とか、ヴァカンス用ホテルの、ヴァイキング取り放題のパエリャも。
 パエリャとガスパチョがあれば十分でした。

 ~llaのスペイン人の発音は、ちょうど「リャ」と「ジャ」の間くらいの微妙なものですね。パエリャか、パエジャ。

 スペインの連中も、日本人が焼き飯好きなのは良く判っているので、初めてのスタッフを連れて行ったりすると、夕飯は必ずパエジャでした。



 それで11時半ごろに電話で注文したら、ちょうど30分でチャイム。想像していたよりは早かったですね。
 インターホンで、いきなり「ピッツァーラです!!」だって。
 そのあと、「いぇ、ビバパエリャです......」と、あわてて訂正。
 なんだ兼業か。



 あっつ熱つです。

 イカスミ&シーフードパエリャM。



 デリバリーで、具がバラけちゃいますね。

 サイドディッシュは、ジャガイモのアイオリ風だそうです。 ポテトサラダ。



 それに、チュリトス、チョコソース付き



 マドリードで仕事をする時は、大体代理店のそばのカフェには毎日2-3回コーヒーを飲みに行った、と言うか、オフィスでコーヒーを飲む習慣がないのかも知れません。
 そうすると必ずコーヒーのお供がこれ、向こうではチュロスと呼んでいましたが、揚げパンですね、チュリトスというのは商品名のようです。コーヒーに漬けて食べると美味しいのでした。

 これらがセットになって2900円。安くはありません。

 パエリャは一応2人前。ピザもそうですが二人でMを1枚では足りませんよね?



 付いてくる紙製の取り皿に移して少しずつ、いただきます。

 予想通り、御飯が柔らかすぎ。
 パエリャの米は、ほんの少し芯が残っているぐらいでないと。

 でもアルミ皿の端っこで焼けた部分がパリパリで美味しいのです。



 でも残った分は夜に食べようと思いつつ、結局、やっぱり、パエリャは全部平らげてしまいました。

 WBC、日本は韓国に勝ちました。
 でも、この二次リーグの1位2位決定戦って、必要ないと思うのは私だけでしょうか。

 大して観客も入っていないし、プロ野球やメジャーリーグの忙しい日程を割いてやっているのだから、始めから二連勝したチームと敗者復活戦の勝者とが、クロスして準決勝をやることにしておけば十分じゃないの?


ずっと現役で

2009-03-20 09:33:55 | 花鳥風月
 最近の報道によると、国際的な漁獲規制の強化を受けて、マグロはえ縄船の減船が行われようとしています。
 国内では、約一割にあたる87隻が減らされるらしいのですが、そのうち東北から45%にあたる39隻、特に宮城からは、なんと27隻も減らされることに。
 複雑です。

 昨日の仙台は気温が24度まで上がり、タンクトップのお嬢さんの目撃情報までありました。

 今日は平年並みまで戻しているようですが、そろそろ暖房も要らなくなるかな。

 フォクトレンダーのVitessa L



 先日、このカメラの試写をしてきたのが、デジタルデータになってきました。



 宮城野の陸奥国分寺です。



 普段は、広角とマクロの写真が多いのですが、やっぱり標準50mmで写真を撮る、基本ですね。



 フレーミング。

 切り撮る決断。



 デジカメといっしょにお出かけが多いので、まずデジカメ側のISO感度をAUTOからはずして、フィルムカメラのフィルムと同じにしておくと、デジカメが露出計代わりになるのです。



 スプリングカメラは、蛇腹に穴が開いていないかが一番の心配なんですが、このヴィテッサは大丈夫でした。



 Kodakの一番安いネガフィルムのせいなんでしょうか、赤が派手に写りますね。



 奈良かどこかの公園みたい。素敵な空間です。

 鹿が出てきそうですね。



 この日、白梅は咲いていましたが、



 紅梅はまだでした。

 古いお寺も、クラシックカメラも、たくさん美味しいマグロを獲ってきてくれたはえ縄船も、いつまでも現役でいて欲しいものです。

 でも、私は早く引退したいのでした。

にこにこニコルでのんびり

2009-03-19 07:30:00 | 美味いもん
 コートが要らなくなってきた昨日今日の仙台です。

 またまたこんなお誘いのメールが

 ← ←クリックすると通販ページに飛びます

 越後の銘酒、四合瓶12本の福袋だって。いろいろ考えるものですね。

 1万円。新潟好きな方はどうぞ。

 夕べはついに大町ののんびり酒場「ニコル」を攻撃することが出来ました。



 1月に発見し、2月に行こうと思ったら早く閉まってしまったところ。



 週末で無い日を狙って19時ごろ行ってみたら席が空いていたのでした。
 但し、5席しかないカウンターは一杯でしたので、テーブル席からバックアタックです。



 店内のレイアウトは以前あったお店、「がらら」と基本的には変わっていないようです。



 一杯目は本場イギリス並みにぬるい、たぶん世嬉の一のリアルエール・レッドをワンパイントいただきます。
 突き出しは、牡蠣のオイル漬。もう生牡蠣は無いようでした。

    

 月浜ムール貝の酒蒸

    

 大ぶりで美味しいけど、三つだけ。



 この日は珍しく日本酒ではなく、白ワインをいただいたのです。

 お店のブログで読んで、ぜひ試したくなったこれ。

    

 「アルガブランガ クラレーザ」

 ちょっとギリシャっぽいたたずまいですが、勝沼産。

 クラレーザと言うのは、透明と意味らしいのですが、キーンとクリアで、甘くも無く、辛くも無く、だからと言って水っぽくは無く、舌にトロリとなじむ美酒。吟醸酒のような口当たりなんです。

 このお店の料理に合う葡萄酒とのことでした。

 若いご夫婦だけで切り盛りしているお店なんで、料理が出てくるのはゆっくり。

 こちらものんびりお酒と店の雰囲気を味わいます。

   

 上はピンボケですが、和風のもち豚ホルモン煮込み。

 下は洋風の、豚ナンコツ煮込みです。



 美味しいんですけど、ちょっと量が上品かな。

 もち豚ロース自家製ハム

    

 子持ちししゃものスモーク

    

 ボトル一本では足らなかったので、赤ワインをグラスで追加。

    

 ご馳走様でした。

 良い雰囲気で、まさにのんびり酒場ですが、うーーん、われわれの呑み喰い様式だと、メインの一次会よりも二次会かゼロ次会向きです。

 オマケにトイレ。

    

 お店のブログはこちらです。

ゴミを見て思うことも

2009-03-18 05:30:00 | 街角探検隊
 仙台市では、ゴミの収集が以下のように分類されています。

・家庭ごみ : いわゆる普通の燃えるごみ+容器包装ではないプラスチックや生ゴミなど
・プラスチック製容器包装
・缶・びん・ペットボトル・廃電池類
・紙類


 私の住む地域では、毎週土曜日が、三番目の、缶・びん・ペットボトル・廃電池類、の収集日です。

 とある日本酒関連のブログを読んでいたら、その方は、缶・びん・ペットボトルの収集日に、日本酒の瓶が少ないことを嘆いておられるのでした。

 なるほど、ゴミの山を見て、いろいろ感じる方がいるのですね。

 それで私もチェック。



 やはり目立つのは、缶発泡酒。
 日本酒とワインの対決は、私がいなければ、ワインが勝つかもね。

 もちろん、日高見と出羽桜は、私の分です。誇らしげに目立つように置いときました。

 ところで、この瓶缶類の箱への入れ方、うちのマンションの皆様は結構まめに分別されているのですが、これってランダムな方が良いって聞いたことがありませんか?
 うちのニュースかもしれないけど。

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 CyberShotに新型が出ました。
 私が注目しているのは、いつも同じ広角系のコンパクト。(画像はデジカメWatchからの借用)



 W270です。

 一年前に出たW170の撮像素子を、1010万画素から1210万画素に替えたモデルなんですが、W170と較べてみてください。

    

 なんと、私には一番大事な光学ファインダーがなくなってしまったのです。
 コンデジ使う人には、要らなかったということなんでしょうかね。残念。

 ファインダーの窓があったところに「・・・」とあるのが余計に空しいです。たぶんマイクだな。