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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第2回)

2007年04月26日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2007 おしらせ案内拡大

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大森町駅が高架化工事のために模様替え
京浜急行電鉄の高架化工事もピッチが上ってきましたが、電車を止めないで行いますので工事の仕方は、われわれが想像していた以上に大変であることが分かってきました。電車の通行中には出来ない工事は、終電が過ぎた後から初電までの間に、ホームや仕切りを外してからの作業となり、電車が動くまでには外したホームを戻しておく必要があるのです。

こうした中での工事で、高架橋を大森町駅の上に構築するため、「大森町駅改札口の位置変更及び構内踏切の閉鎖」のお知らせ(おしらせ案内参照)が貼り出されてありました。
また、この二、三日前頃から、各駅停車の電車が大森町駅に着く直前に、車掌さんが構内踏切の閉鎖のお知らせのアナウンスが行われ始めました。
大森町駅の通勤・通学時間帯の乗り降りは、隣接の平和島駅や梅屋敷駅とを比較すると、大森学園高校(「大森町学びや もりこう会の集い(その1~4)」参照)生徒の通学がありますので、かなり混雑するのです。

大森町駅構内踏切閉鎖
説明図によりますと高架化工事のため、29日の日曜日から大森町駅の上りと下り線を結ぶ構内踏切を閉鎖して乗り降りは、上りと下りのそれぞれの改札口から入・出場することになり、改札口の位置をずらして移設されます。

  構内踏切(品川方面を見る)   構内踏切(川崎方面を見る)    東口改札入口

上り(西口)改札口は、3列横並び配置の現在の位置からホーム寄りに2m移動されるようです。改札口の移動は現在の形態の3列横並びの配置ではなく、混雑解消のためか二段に配置し1列の改札口をホームの近くに置き、ホームから一段ずらした形態で2列の改札口を移動するようです。

    東口改札出口           西口改札入口          西口改札出口

また、下り(東口)の3列横並びの改札口の移動はもっと大掛かりで、閉鎖の駅売店(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第1回その1)」参照)跡に仮駅事務所を設けて、取り壊した元の駅事務所とトイレの跡の後ろ側にホームへ上がる石段を新設し、駅入り口から9m後退した場所に移設されるようです。

   閉鎖された構内トイレ      移設された構内トイレ  高架橋に触れ建直しの住宅

本線付属街路第1号線の工事関係
京浜急行の高架化工事に伴い京浜電鉄本線西側に沿った、内川から放射34号線道路の間に幅員6mの「本線付属街路第1号線」の区道(「大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化でラーメン屋さん閉店第一号のその後(2)」参照)ができます。
それに伴い、道路に掛かる住居や建物は立ち退きとなり、元ゑびす市場、元三吉野と100円ショップの建物は取り壊しはすでに終わっております。

         本線付属街路第1号線区道に掛かり立ち退いた商店・住宅

この道路整備のため、駅前の大森記念病院も道路拡張のため、病院の一部を立ち退くことになります。現在、病院から南方にあたたる道路際の住宅では、歯が欠けたように部分的に立ち退きが始まっております。

        マンション工事(07/04/08)

長年住み慣れた町並みが代わって行くのは、真に寂し思いがします。それにしても、開かずの踏み切りを減らすための決断ですが、京浜急行高架化と第一京浜国道拡張により、両側から切り取られる梅屋敷公園(「大森町界隈あれこれ 大森町風景 梅屋敷公園」参照)のような江戸時代からの貴重な文化遺産を、簡単に絶やしても良いのかは大きな問題です。

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