字幕スーパー付き 映画「アンダンテ」

１月２９日（日）時々寒いです。

　（社会福祉法人）滋賀県聴覚障害者福祉協会後援会主催の映画会「アンダンテ」を観ました。この映画は、字幕つきでした。
　洋画には字幕があり、聞こえない、聞こえにくい方々にも楽しむことができますが、邦画には字幕がありません。特に、最近の優れた邦画を鑑賞したくても、できないという聴覚障害者の方々でもいっしょに楽しむことができるものでした。
　
　日本の美しい四季には、折々の音があるということを、この映画で再認識しました。
春：小川のせせらぎ・日光のきらめく音・稲や植物の芽吹く音
梅雨：アジサイなどの植物に降る雨音・カエルが跳ねたりする音や鳴き声
夏：真っ白な日差しの音・セミの声・稲が真っ直ぐに背伸びをする音
秋：稲穂に風がそよぐ音・虫の声
冬：木枯らしの音

　これらの音を、聴覚障害者の方々に理解できるように表現するには、「字」「文章」を介するしかないのでしょうか。それだけであるのなら、文章力・語彙力のすぐれた文章でなければなりません。そこで始めて、誰しもが感動する文になるのだなあと思いました。以上、映画とは全然関係ない感想でしたが・・・。

　この映画の中で、「卵は割らないとオムライスはできない」という言葉が心に残りました。