たあまご たまご パチンと割れて

大きなたまご 小さなたまご 色々なヒナが出てきます。たまごが産まれる巣は滋賀県草津市です。

おまけの日

2012-02-29 21:34:11 | 中から その他いろいろ
2月29日(水)のちのち

 今日は、閏日です。

 英語では閏日のことをleap day(跳躍の日)と言うそうです。これは、普段の年はその前年の同じ日より1つだけ曜日がずれますが、閏年の翌年は2つずれます。つまり、曜日を1つ飛び越える(leap)からそういうのだそうです。私は今日、跳躍できたでしょうか?  いえいえ。

 かつてイギリスでは、4年間のうちでこの日だけ女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認され、男性はそれを断わることはできないとされていたのだとか。
(今日は何の日~毎日が記念日~HPより)

 とにかく今日は、おまけの日です。おまけの日だから、おまけのことをしようと思ったんだけども・・・。
その1:「いいことないかな?でんごんばん8号」を設置していただいている所へ持って行きました。「くさつ夢本陣」に行くと、“奪い合う”ほどではないけど、よく出るので、頃合をみて、もっと持ってきてと、嬉しい声が聞けました。
その2:「いいことないかな?でんごんばん」は、どこに行けば貰えるかという問合せ。これも嬉しい問合せでした。「いいことないかな? でんごんばん」は、市役所や市民センターなどの公共施設、アルプラザにも置いています。
その3:「まちのちっちゃな図書館」に新しい絵本が入りました。いもとようこさんの絵本や、五味太郎さんの新しい絵本が入りました。かわいいしかけ絵本もあります。また、子どもたちの笑顔がみれそうです。
その4:本を仕入れにBOOK OFFへ。川上弘美の本を探していたのですが、店に置いてあるのは、全部読んだものばかり。店の中をウロウロと歩いていて、目にとまったものを3冊購入。いずれも短編集(「恋する男たち」「密室殺人事件」「京都ミステリー傑作選」)。この3冊で、10日はもつかな・・・。3冊で、315円。

 「おまけの日」らしくない、「おまけの日」でした。あと、4年待たないとこない「2月29日」、その頃、私は、一体何をしているのかな?

児童館がほしい!

2012-02-25 15:18:31 | 中から まちづくり
2月25日(土)時々

 草津市立人権センター男女共同参画担当の『子育て懇談会~男女がともに子育てを楽しめるように~』が、草津市立人権センターでありました。

 おばあちゃん世代・育児真っ最中ママ・育メン・行政関係者・社協関係者・子育てサポーターなど色々な方が参加しました。

 子育て真っ最中ママの意見
・草津には児童館がない。児童館が欲しい。
 <例えば、こういう児童館>
 子育て発信コーナー:好きな時に行け情報が得られる。情報は妊娠中からでも欲しい。
 お母さん同士、色々な話がしたい。誰かがいて、いつでもお喋りのできるような所。
 何かを話して、何かを吸収するきっかけの場所。
 イベント後も、お母さん同士喋れる場を。
・育児中のお母さんへしてはいけない質問
その1:「あなた母乳?」
その2:「紙おむつ、布おむつ?」

 子育て支援をしているグループの意見
・草津は児童館がない代わりに地域の子育てサークルがさかん。
 サークル同士が集って、情報交換や、地域の課題点などを話したくても、その空間がない。

 育メンの意見
・お父さんも気軽に参加できるようなイベントを
 仕事がお休みの土・日を中心にした、お父さんも気軽に参加できるイベントの企画を。
 お父さんは、行く気があっても「照れくささ」が先に立ってしまう場合もある。
・学校のPTAなどのでの「おやじの会」をもっとバックアップして欲しい。

 おばあちゃん世代の意見
・自分の時間を大切に
・○○してもらうよりも、改善していくことに努めたら。
 自分自身をかえていく。

 その他の意見
・「所属」意識を変えては、緩やかな所属意識を。
 例えば、性別、○○市、○○学区など。すき間の人もいることをお互いに認め合う。
・新しい住宅地などは町内会へ入らないので、広報紙などによる市の情報が届かない。
 「まちづくり協議会」なども設立されつつあるが、まだまだ不十分。
 市のHPの内容を充実を

 今日の子育て懇談会のまとめは
「児童館が欲しい」でした。
 草津で子育て関係の懇談会などをすると、いつも「児童館が欲しい」ということになります。

おおさむ 寒いから半纏・モンペ?

2012-02-18 17:51:17 | 中から その他いろいろ
2月18日時々

 朝、銀世界でした。草津方面では、今冬、初めての積雪の朝となりました。こういう日は、暖かいものを食べて、暖かい服を着て、「節電」を頭に置きながらということになるのでしょうか・・・。

 過日、矢倉小学校で今から昭和30~40年ごろの暮らしの学習をしました。その時に、半纏(はんてん)とモンペを着ました。とても暖かかったです。

 半纏は、もともとは防寒用で仕事着(和服)の上着で、真綿を入れています。赤ん坊をおんぶした時にも羽織り、ねんねこ半纏、亀の子半纏という呼び方もします。

 もんぺは、女性用の労働用のズボン、または袴の一種です。写真のモンペは、袴式で長いヒモがついています。素材はほとんどが木綿ですが、藤・葛・麻でも作られたそうです。
 藤で衣服を?と不思議に思いましたが、そう言えば、宮沢賢治の童話、「タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった」の中で、主人公のタネリが、お母さんに藤蔓を噛むようにいわれている場面を思い出しました。
 タネリが噛んだ蔓をなくしたと言うと、「今年は、おまえのきものを一つも編んでやらないぞ」と母親は答えています。

 ところで、平成の世の中、「モンペ」というと「モンスターペアレント」のことを言うのだそうです。

ムクロジ(木患子)の実

2012-02-11 19:35:22 | 中から ぶらぶら
2月11日(しゅく)時々

 過日、友人から:患う子どもが無いと書くので縁起が良い)の実をもらいました。ムクロジの木は、神社・寺によく植えられていて落葉高木です。
 ムクロジの属名のSapindusは、ラテン語で“石けん”を意味する“sapo”と“インド産”を意味する“indus”をつなぎ合わせたものだそうです。そういえば小さい時、手に水をつけて実の皮をごしごしこすって石けん遊びをしていました。

 今、矢倉地域で風景の記憶絵を作成しています。地域の昔の日々の暮らしの中での思い出を、敬老会の方々から聞き取り、絵にするものですが、その中で、ムクロジの実の思い出がありました。

 若宮神社で取ったムクロジの実に2銭玉を投げて、当ったら自分の玉になる遊びも面白かったな。

 また、お正月の羽根つきのおもりにもつかわれていたそうです。「カチン、カチン」と良い音がしてよく響いたそうです。
 お数珠にも使われるそうです。

 現在、ムクロジの木は草津市内では余り見かけなくなったそうです。お話の中に出てきた矢倉の若宮神社ぐらいだとか聞きました。

エッセイ教室「拍手」

2012-02-09 23:19:59 | 中から 小説 絵本 随筆
2月9日(木)時々冷え込みが厳しいです。

 エッセイ教室がありました。今日のお題は「拍手」です。 はくしゅですが、かしわででも構いませんでした。私は、先日観た映画の感想を書きました。

「心からの拍手」
 
 先日、滋賀県聴覚障害者福祉協会後援会主催の映画会「アンダンテ」を観た。この映画は、聴覚障害者のための字幕つきだった。洋画には字幕があり、聴覚障害者にも、楽しむことができるが、邦画にはない。最近の優れた邦画を鑑賞したくてもできない。 
 「アンダンテ」のあらすじは、対人恐怖症で引きこもりの主人公の千華が、千葉の農家で自分自身を見つけるというものだった。四季の美しさと、農業に従事する青年との心の交流が感動的だった。
 四季の美しさには、折々の音があるということをこの映画で再認識した。春の小川のせせらぎ、日光のきらめく音、稲や植物の芽吹く音、梅雨のアジサイの葉を濡らす雨音、カエルの鳴き声、夏のセミの声、夕立、秋の稲穂に風がそよぐ音、冬の木枯らしの音、雪の降り積もる音、それらの総ては字幕では伝えられない。ラストシーンで千華がピアノで弾くパッフェルベルのカノンは字幕では、ただの音符のマークが出るだけだった。
 それなのに、映画が終わると会場は溢れんばかりの拍手の渦が沸き起こった。聴覚障害者も健常者も、多くの人たちが、拍手を送った。心からの拍手だった。
 字幕付映画「アンダンテ」を観終ったあと、健常者である私は、耳をすますこともせず、目を見張ることも怠り、自然の移ろいに心を動かさなくなってしまっている自分を恥じた。心でものごとを見て、音を聴いて、感動し、心から拍手ができるような感性を磨きたい。