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求めずして思わぬ発見をする能力。私が一番大切にしている感覚です。

てくてく京都*大椿山 六道珍皇寺~幕末維新ミュージアム~SVB京都☆

2017年11月15日 00時33分25秒 | DAILY LIFE
10月29日の事。
山登りでお世話になっているてくてくの会の皆さまと、
雨の京都を散策してきました。

この日は、私が初めて山登りの企画案を出させて頂いたのですが、
あいにくの雨で、企画はお流れに。
ですが、打上げのお店だけは、キャンセルせずに決行することになり、
美味しいビールを飲むために、街歩きをしました。

まずは、飴屋「みなとや 幽霊子育飴本舗」さんでお買い物。
慶長4年(1599年)に女性が亡くなり埋葬され、
数日後にその土の中から子どもの泣き声が聞こえてきたので掘り返すと、
亡くなった女性が生んだ子どもであった。
ちょうどそのころ、毎夜飴を買いに来る女性があったが、
子どもが墓から助けられたあとは買いに来なくなったので、
この飴は「幽霊子育ての飴」と呼ばれるようになった。
その時助けられた子どもは8歳で出家し高僧となった、とのことである。



全く知らなかったです。
少し怖いエピソードにびびりました。
幽霊の文字がおどろおどろしい。



そして、六道珍皇寺へ。



六道珍皇寺の一帯はかつての葬送地でした。
鳥辺野入り口にあたり六道の辻といいます。
鳥辺野へ至る道筋にあたる六道珍皇寺にて野辺の送りの法要を行い、
この地で最後のお別れの後、
隠防により風葬の地である鳥辺山の麓へと運んで行きました。
そんな風習の為か、珍皇寺の辺りを中世以降「六道の辻」と呼び、
他界(地獄)への入り口とされてきました。

この六道とは仏教の説く六道輪廻の死後の世界のことで
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界の六つの世界を指します。
衆生は死後生前の善悪の業により六道のいずれかに赴くとされ、
珍皇寺はこの六種の冥界への入り口にあたり、
人の世の無常と儚さを感じる「あの世とこの世」の分岐点と信じられてきました。

お寺の住職さんが、とても丁寧に説明してくださり、
六道や、三途の川の三途の意味を学ぶことができました。

また、閻魔王宮の役人ともいわれていた小野篁が、
昼は朝廷に出仕し、夜は閻魔庁につとめていたという奇怪な伝説が。

本堂背後の庭内には、篁が冥土へ通うのに使ったという井戸があります。
井戸の前の石には、小野篁が立ったであろう足跡が。
足の形にくぼんでいて、すごい!と思いました。





近年旧境内地より冥土から帰るのに使った「黄泉がえりの井戸」が発見された。
そばには篁の念持仏を祀った竹林大明神の小祠がある。







ここは、本当に興味深いお寺でした。

続いて、幕末維新ミュージアムへ。
今年は、大政奉還から150年の節目の年、
また、来年の大河ドラマは、西郷隆盛ですので、タイムリーでした。



いつも思いますが、大人になった今こそ、
歴史の勉強したーい!!

その後、この日のメインイベント、ビールの美味しいお店、
スプリングバレーブルワリー京都へ。

私は飲み比べしてみました。
どれも特徴があって、美味しい☆



こちらのお店、お皿や箸置きなどのオリジナル雑貨も販売されており、
とっても可愛らしくて、危うくホイホイされそうになりました。



大勢で行くと、たくさん料理が頼めるので楽しいです。



9月にオープンしたばかりなので、
とってもキレイでオシャレでしたー。

2軒目は、京都で最近お気に入りの立ち呑み屋さん、
すいばの六角富小路店へ。

いろいろと学ぶことの多い一日でした。
皆さま、ありがとうございましたー☆


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