「お帰りなさいっ。」

「山」「旅」「食」を中心に綴りたいと思います。
ただいまって遊びにきて頂ければ嬉しいです。

心理戦。

2010年06月27日 | ヤマアレコレ
お帰りなさい。



 「また買ってきたの!? ボーナス出るまでは買っちゃダメって言ったじゃない。」






「ヒサ、トレーニング不足でアーチが下がってきたって言ってたじゃないか。
   だから、ヒサのを買うついでに俺のも買ってきたんだよ。 ほら、お揃いダヨ。」





 うっ・・・。 なんかダマされてる気がスゴクするけど、怒るに怒れない・・・。



観光地でも、散策路でもなかったんだ・・・。

2010年06月18日 | ヤマアルキ

お帰りなさい。




日向山でほっこりした私たちは、さらに癒されようと、 お隣の 尾白川渓谷 へ。


日向山に来たときに、いつもこちらと併せて周回しようと思っていましたが、

途中の道が崩落していたり、天候が悪かったりして、今回が初めてです。



まず駐車場から5分ほどの駒ヶ岳神社にお参り。





  
 


神社の先の吊り橋から、渓谷に入ります。




体調を崩してから、ちょっと吊り橋が苦手・・・。

相方! 揺らさないでよ! 





ここは黒戸尾根へも通じる道です。





神社から10分ほどで「千ヶ淵」です。

神秘的なグリーン です。






千ヶ淵の先にこんな標識が。

「駐車場の雰囲気だと、ヒールで来ちゃう人もいるよね」となめてかかる二人。





「おっ、散策路の割に急な勾配だね」と、まだ余裕な二人。  





ココは、散策するところ・・・じゃないな、とそろそろ気づき始めた辺り。





予想外の山道に、早くも休憩して、気持ちの立て直しを図ります。





片側が切れ落ちた道を慎重に進みます。

所々でクサリやハシゴも登場します。





木の根道をよじ登ります。





なぜか1回転しちゃった木。
あそこに座りたいと言って、また相方に怒られた・・・。  





千ヶ淵から1時間ほどで「百合ヶ淵」です。

〝一輪の山百合の花が沈んだところにポッカリと穴があき、満々と水をたたえてできた〟

という伝説があるそうです。





まだまだ、よじ登ります。





岩の間の狭いすき間を通れて、ほっとひと息。

相方はザックが引っかかって、ひと苦労・・・。
ふふふ、私のこと、怒ってばかりいるからだよぉ。





百合ヶ淵から約15分で「神蛇滝」です。3段になって流れ落ちる綺麗な滝です。





今回は時間の都合で 「不動滝」 まで行かずに、神蛇滝から尾根道へ周回しました。

駐車場から2時間半弱の周回ルートでした。



帰りに 「道の駅 はくしゅう」 で名水うどんを食べ、
南アルプスの天然水をボトルいっぱい詰めて帰路につきました。






予想外にアップダウンのある道でしたが、

渓流沿いの道は、グリーンシャワーマイナスイオン を全身に浴びることができる爽快な道でした。



白砂の頂へ。

2010年06月13日 | ヤマアルキ
お帰りなさい。





白い頂に行ってきました。








いろんな想いがあふれそうなとき、

心が四角くなったとき。


そんなとき、私たちは、この山に登ります。




日向山。




矢立石登山口の、車止めゲート近くの路肩に車を停めます。














登山口から1時間30分弱で三角点(1,660m)です。 






そして、そこから5分ほどで、白い世界 が目の前に広がります。







東には八ヶ岳。






そして、西には、甲斐駒。 






少しずつ、心が丸くなっていくのを感じます。




以前より少し崩落が進んだ雁ヶ原を西に進みます。







甲斐駒は、変わらず、そこで、大きく羽根を広げています。

そこに、ただ、そびえています。






振り返ると、

風雨で姿を変えながらも、

ずっとそこにいる花崗の岩々が、空を見上げています。







変わらないもの、

変わりゆくもの、

そびえる山、

流れる雲。


新鮮で優しい空気が、体中に満ちていくのを感じました。





     





うん・・・。 

もう大丈夫。

いつも、ありがとう。