ZUMI+ver.2

何かと手のかかるウチのロータスエリーゼさん(08S)「ドラえもん号」やら何やらにまつわる日々の備忘録その2

いろんな意味で冬到来。でも負けないぞ!

2018-12-24 22:46:15 | その他色んなこと
 ということで、すっかり家の周りも雪景色になってしまったので、我が家のドラえもん号も冬眠の季節です。
 因みにピカソさんは無事帰宅。既に4000㎞突破。
 運転手自身も大分慣れてきてブレーキもあんまりカックンしなくなってきたように思います。基本的には乗り心地のとても良い車なので、通勤が眠くたくて仕方ありません。ただ、なんでもそうですが「慣れたころが一番危ない」と肝に銘じ、交通安全には細心の注意です。

 さて、冬と言えばこのブログでほとんど触れたことはありませんが、私の趣味である「アイスホッケー」の季節です。
 個人的には「アイホ」という略称にはどうにも馴染めません。我が町では「ホッケー」と言えばイコール「アイスホッケー」のことだからです。我が家も私も妻も息子も楽しんでいます。(二男も今シーズンデビュー予定)
 それくらい老若男女アイスホッケーに親しんでいる我が町の実業団アイスホッケーチーム「日本製紙クレインズ」が、今季限りでの廃部決定という衝撃のニュースがありました。

 当事者じゃないので勝手なことを書き連ねます。この時自分が何を考えていたかを記録しておくために。

 衝撃と言っても遅かれ早かれそうなっていただろうなと思います。
 だって、メディアによって額は違いますが「数億円かかる」という年間の経費以上の広告効果があるとはとても思えないからです。
 「男子がオリンピックに行けないから」「オリンピックに出ないスポーツはマイナー競技だから」という人がいます。
 確かに日本では「オリンピック」は絶大な効果があるように思いますが、仮にオリンピックに出ていたとしても「今のやり方」では、やっぱりダメだと思います。
 だって、先にも述べましたが費用対効果が競技だけでは低すぎるのではないでしょうか。


 ならば、どうする必要があるのか。どうしたら良かったのか。

 誰もが思っていることかもしれませんが、私は、「リーグ運営」「チーム運営」の両面で、「スポーツ専門のビジネス面マネジメントをできる人」を雇用し、毎試合「収益」をあげられる団体にする必要があると思います。じゃないと、結局どんなお金持ちが「万が一」スポンサーになってくれたとしても「金食い虫」で終わってしまうからです。

 例えば、施設面なら北米のようにショッピングモール内にリンクがあるとか「リンクだけでない魅力」がある設備があったり、ジュニアチームは、ホッケー以外のスポーツも経験できて(それこそこの部分にスポンサーがついて「低価格の月謝」でできれば、「習い事」としてやらせる保護者も増えると思う。)巡回バスで送り迎えができたら地域への根ざし方が全然違ってくると思う。

 チームやリーグ運営面ならもっとメディアに出られるように各放送局との連携を考えた方が良いでしょう。全日本選手権や年1回の地域限定NH○での放送がありますが、毎回「マイナーだからルールわからないでしょ」「こういう格好だよ」と解説してくれるのは、親切心だと思いますが、面白くはありません。もう大分前になりますがドラマ化されたこともあるんだから芸能人を積極的に使うとか、バレーボールのようにジャニー○を使うとかまずは、「見たことない人」が「見てみよっかな」と思わせる「しかけ」が必要ではないかと。選手と芸能人がコラボした企画があれば、選手の知名度も上がるでしょう。若くてイケメンの選手もいれば、ムードを盛り上げるのが得意な選手もいます。「ショー」としてのアイスホッケーの魅力を発信できるようにしてほしい。
 今にして思えば「コクド」があったときは、あからさまに「悪役」の選手(パーピック選手)がいて、その「悪役」に「どうやって勝つか」というのは、毎回ワクワクしながらリンクに観戦に行きました。野球で言えば圧倒的にお金がかかっていて強い「巨人」に低予算チームがどう勝つかみたいな感じでしょうか。あの時にもっとショーとしての魅力を発信しておけば…。まぁ、そこは後の祭りですが…

 たとえば、大好きな歌手のコンサートならそのチケットが「1万円」でも「安い!」と言って買うのではないでしょうか。スポーツでもサッカーのワールドカップの決勝のチケットならどんな端っこの席でも「とんでもない価格」でも「ほしい!」という人が必ずいるでしょう。そういう風になる必要があるのです。
 そして、そうならないといけないのだと思います。

 アジアリーグのチームは、ほとんどが「かつての名選手」が運営していると思います。名選手たちは、プロとしてプレーは素晴らしかったですし、良い人たちばかりです。
 でも、「運営のプロ」「商業的にスポーツで収益をあげるプロ」ではないのです。

 先日、スキー連盟は「ビジネスのプロ募集」と大々的に宣伝し人を募集していました。「大口スポンサーがいればいいや」からの脱却を本気で考えたんだと思います。アイスホッケーもその時が来たんだと思います。いや、とっくの昔に来ていたんでしょうけど見て見ないフリをしていたツケを払うときがきたんだと思います。

 人の批判をする気はありませんが、よく知りもしないクセに人の批判をするのはいかがなものかと考えざるを得ないテレビコメンテーターの心ない発言をいつか見返してやれるように。

 自分も大好きなアイスホッケーのために。アイスホッケーを好きになってくれた教え子たちや息子たちのために。何かしないと。

 本来のこのブログの趣旨とは全く異なりますが、最近「考えていること」を書いておきました。
 いつかこのブログを見返すときがあったら、「結果日本のアイスホッケーは、もっともっと良くなった」と思える日が来ることを信じて。

 メリークリスマス!