hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Because I said so

2012年05月31日 | 映画
 

 恋愛が上手くいかない末娘を心配し、自らお相手探しに躍起になる子離れできない母親の話。

 やかましかー!!!
 もうねぇ全編通して出てくる女子全員が長ゼリフを「がなり散らす」感じ。
 めっちゃ疲れます。
 同じ「子離れできない母親」としても共感しかねるし、娘も残念ながら応援したくなるタイプじゃないという、登場人物に魅力を感じられない作品でした。
 2007年ワーストムービーの声が高かった作品。ダイアン・キートンはラジーにノミネートされたそうです。そこまで悪いとも思わなかったけれど、唯一今までずっと「この子なんで若い時から主役はってんのかなぁ」と不思議に思っていたマンディ・ムーアが美しい女性に成長していて良かったなぁ(?)と思いました。
 
 ちょっと共通項のある大好きな動画を一つ

 あんな長い映画を作らなくてもこの歌だけで十分母親を描き切っています。私の毎日ってこんな感じ、ホント(お父さんは子供に同情的)。
 
観たので記録:

「Sherrybaby」

 刑期を終えて出てきた若い女。幼い娘のためにも今度こそちゃんとした生活をしようとするけれど、なかなか空回り。
 そんな話。マギーが脱ぎまくります。

「Pope's Toilet」

 タイトルは面白そうなんですけど、ちょっとクロウト向けすぎて私にはちょっと・・・・ウルグアイの貧しい人々の話。
 かけ流ししました。 
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The Black Book of Secret

2012年05月30日 | Captain R 13 読書
 

 Tales from the Sinister City というシリーズの1巻です。
 私がこの表紙に惹かれてずっと気にしていたシリーズなのですが、そのわりには全く気づかずテキトウに図書館から借りてきた本がその一巻でした。
 うちに今あるのは全然魅力のない表紙の方で、借りてきてしばらく Captain R も手にしなかったのですが、そろそろ返却しなくてはと思い、無理矢理彼のベッドに放りこんでおいたところ、読み始めたら読み始めたで面白くて夢中で一気読みでした。
 あらすじはですねぇ、どこを読んでも私にはさっぱりわかりません。
 どうも過去のあるラドロウという少年と「秘密と現金を交換する質屋」の関係から、物語は展開していく・・・・そんな感じ?
 続きはそのうち図書館に注文します。

 Grey Wolves ( Henderson's Boys ) の4巻も読みました。
 
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Matrix

2012年05月29日 | 映画
 やっぱりマトリックスって特別なんですね。
 うちの子供たち二人ともとっても喜んで観ていました。
 笑ったり、コメントしたり、とにかく夢中で楽しそうにしていましたよ。
 特に Captain R は鑑賞後満面の笑顔で「すっごい良かった、すっごい面白い!」と興奮気味に言っていました。次の日も動画をチェックしたりなどして、かなりハマったようです。
 私は最初のだけ観たことあったのですが、続編はさっぱりなので、ちゃんと調べて見せてあげようと思います。


「Disney's Hercules」


 うちは二人ともギリシャ神話のエキスパート?だからなのか、こちらも大満足で鑑賞していました。

「Tinkerbell」


 映像がとっても美しい作品でした。特に妖精の羽なんて素晴らしい。Nancy はとても気に入っていました。
 
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Still Alice

2012年05月27日 | 洋書
 

 Fifty-year-old Alice Howland, a Harvard professor of cognitive psychology, is at the top of her game. Her kids are grown, her marriage secure, her career on fire when suddenly, after mere months of forgetfulness, she finds herself in the rapidly downward spiral of early onset Alzheimer’s Disease.
 With no cure or treatment, Alice struggles to find meaning and purpose in her everyday life as her concept of self gradually slips away, leaving her unable to work, read, take care of herself, recognize her loved ones—even understand that she has a neurodegenerative disease. Without memory or hope, she is forced to live in the moment.(アマゾンから)

 あらすじに関しては手抜きですみません。さて、感想を読む前に、まずはみなさん、この文を覚えてください。

 John Black, 42 West Street, Brighton,

 よろしいですか。さて、感想に入ります。
 まず、重いテーマを扱っている本ではありますが、とても読みやすいものとなっています。医療用語がわからないと読みづらいということはなく、アルツハイマーという病のことがとてもわかりやすく説明されています。作者が科学者だからだと考えられるのですが、不必要なフリルがついていないといいますか、余計な装飾語がなく明瞭な表現が多くなっています。変にドラマティックな演出もなくすっきりしているところも魅力です。
 多分この本が気になりながら手に取るのを躊躇されている方がいるとしたら、やはり主人公の悲しみや怒り、不安、または家族側のそういった気持ちなどを読者として受け止めることに覚悟がいると感じているからでしょう。
 私の得た印象ではそういった心配は無用だと思いました。主人公のアリスが凛とした女性なせいもあり、思いのほか感情に振り回されないからでしょうか、読む前に想像していた雰囲気とは異なりました。
 
 私が特に興味を持った点は「自分がアルツハイマーになったときに夫にどのような対応を望むか」ということ。

 アリスの夫ジョンはすぐに治療法をリサーチし、医者に「これはどうだ、この薬は・・・」と積極的に働きかけます。
 ジョンは目の前で賢くて尊敬していた妻が思いのほか急速に病に蝕まれていく姿を見届けるのが辛くて、仕事もできるだけそのままのペースにして自分のバランスを保とうとします。そんな彼にアリスは不満を感じます。アリスは自分が自分でいられるあとほんの少しの間だけは二人でピッタリ一緒に過ごしたいと願います。
 子供たちもジョンに母親を最優先するように迫りましたが、結局ジョンは譲りませんでした。
 ジョンを冷たい夫だと責めることができるでしょうか。私はジョンが自分のスペースを守り続ける選択をしてくれて安心しました。ジョンがそう決断したのは、それがアリスとジョンのスタイルだったから。発病しようと状況が変わろうと、二人の一番大事にしてきたことを続けることが、アリスへの愛情表現であり尊敬の念の表わし方だと信じているからだと思いました。
 結局は、アリスが最後までアリスらしく生きることを選択したように、彼女はジョンにジョンらしく生きることを無意識下の意識で願ったのではないのかな、なんて思ったり。

 私は時間的に能力的に許されるなら、自分の病気のことを徹底的に調べ上げて、医者と話し合い、治療法は自分で選択したい。なので逆にうちの夫は「素人が口出ししても仕方がない。医者にお任せしよう」と考え、机上のヘルプではなく、実際手と足を使ったヘルプをするタイプだと思うし、自分に必要なのはそういうケアだと思う。
 (どっちにしろうちの旦那が私のために仕事を辞める、セイブする、ゴルフを休む、などは考えられないので、たいした期待もしてませんが(笑)

 そしてもう一つ興味を持ったのは、遺伝性であるけれど、回避する手段がある、という点です。

 アリスはこの病気が遺伝性であるため、真っ先に3人の子供たちと長女が切望している赤ちゃん(アリスの孫)のことを心配します。親として自分の苦しい病気が子供に受け継がれていくことほど辛いことはないでしょう。そしてすぐに子供たちに話をし、知ることと知らないでいることの選択を彼らに委ねます。次女は「知らないでいる」ことを選びました。
 結果は長女はキャリア、長男はネガティブ。長女はそこであきらめることなく、自らの子供には遺伝をしない方法を探し出し、成功します。やはりただ任せて見守るより、自ら行動を起こし病気を知ることは、希望のある未来につながると思います。
 
 この本を通して私が改めて考えたことは、アルツハイマーに限らずどんな病気にしろ、最終的には専門家の指示と判断に頼ることにするとしても、完全に依存することなく、段階の随所随所で何らかの形で能動的に働きかけたいということ。もちろんチョイスがあればのことです。そうすることができない場合も多いのですから。自らの病気を知ることができ、考える機会を与えられることそれ自体をありがたいと思えるようでありたい。

 心配していた自らの物忘れの激しさと重なって苦しくなっていく、という点ですが・・・・相当やばいです。
 いや、文体自体がそれほどエモーショナルなわけではないので、苦しいというのとは違うのですが、初期の段階での物忘れのエピソードに関すれば、相当数実際に体験済みです。それに、例えば診察中に医者がアリスに「これを覚えておいてくださいね。あとでもう一度訊ねますからね」といった内容を、私もアリスと同じくらい覚えていられないんですよ。私なんて特に「活字を見ている」はずなのにです。困ったもんです。
 さて、みなさんはどうでしょうか?記事の一番上に書いた名前と住所を覚えていますか?
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Sugar

2012年05月26日 | 映画
 ドミニカ共和国から家族や近所の人たちの期待を一身に背負って、大リーガーになる夢を追いかけて米国にやってきた青年の物語。プロの野球選手になる道は厳しく、その重圧と孤独感に押しつぶされそうになりますが、最後に自分の居場所を見つける青春ストーリー。

 主人公シュガーを演じた男の子は、草野球をしている最中にこの映画にスカウトされたという一般人。
 その素人くささと素朴さがこの役にピッタリで、とてもよい作品に仕上がっていました。
 チームの一員に選ばれ初めて米国に到着してホテルに泊まる日。冷蔵庫にビールが入っているので大喜びして飲み、テレビでいかがわしいビデオを見る。どれも後からチャージされるなんて夢にも思っていません。
 初めて入るカフェではアメリカ暮らしの先輩を真似て、フレンチトーストを注文。その後も英語がわからないので他の物を注文することもできず、いつもいつもフレンチトースト。
 ホームステイ先では初めて白人の女の子と近づくことになって興味津々。
 そんな微笑ましい「初めてエピソード」と英語が不自由な上での苦労などが淡々と描かれていきます。
 厳しい世界にありながらも良い仲間、普通のスポーツもののような熱い感じではなく、もっとほんわかした感じの友情や人々のやさしさに包まれながら、一人の青年が一歩一歩前に進んでいく話です。
 最後はちょっと意外な結末でしたが、「そういうのもありだよなぁ」としみじみきました・・・・

 全編静かに静かにドキュメンタリーのように進んでいきますが、主人公や登場人物たちの穏やかなたたずまいに寄り添う形でじっくり観ていける作品です。
 4 out of 5


「Ghost Town」

 リッキー・ジャーヴェイス主演のファンタジー系ヒューマンドラマ。あっと、コメディを書き忘れた。
 手術の最中に心肺停止を経験し、それをきっかけに幽霊が見えるようになってしまった男。助けを求める彼らを最初は無視していたもののそうもいかなくなり、彼らと関わっていくうちに自分自身を変えていくことになる。
 普通に楽しめました。 3 out of 5

「Fantastic Mr. Fox」

 子供たちが観ていました。何度見ても面白いのだそうですよ。

「Bandslam」

 バンドを組んでいるティーンの話。
 私が横目でみたところによると、かわいい女の子二人とギーク系男子がウヨウヨ・・・・
 面白いんだそうです。 
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Surrogates & Perfect Stranger

2012年05月25日 | 映画
    

 本日はブルース・ウィルス Double Bill です。

「Surrogates」

 全人類のほとんどがサロゲイトという身代わりロボットに社会生活を代行させている近未来の世界を描くSFアクション。
 人間は自宅からサロゲートを遠隔操作するだけ。
 このシステムが浸透している主な理由は、サロゲートになにが起こっても、オペレーター(サロゲートの持ち主(本人)は無事であることが保証されていることであった。
 ところがある日、サロゲートが特別な武器で再起不能に破壊される事件が起こった。
 FBI捜査官が事件の捜査に乗り出す。

 このサロゲイトですが既製品ですがある程度オーダーメイドできますので、ほぼ全人類がとてつもなく美形になっています。主人公ブルース・ウィルスのサロゲイトはふさふさの金髪でスラッとしてカッコよくなっています。でもちょっと遠慮がちなのか、鼻の下とかちゃんと本人っぽくなっています。
 あとはもう、どんなに端っこに映っているエキストラのような人たちも全員が美男美女、誰もがみんなモデル並み。オーディション、どんなことになっていたんでしょうね。自分の見た目に自信満々で出かけたら落選、なんてことになったら自暴自棄になるのは避けられない・・・なんて余計な心配をするほど。

 特殊メイクやSFの技術も抜群だし、ロボットたちは身体能力が高いのですが、その動きもとても良く、アクションシーン等迫力があってなかなか見応えがありました。ストーリーは単純明快でわかりやすいので楽に観れます。
 ロボットに依存することを拒否し共同生活をする人間たちの存在もあり、人と人との触れ合いが希薄になったといわれている現代社会を危惧し、警笛を鳴らしている面もあったのかもしれませんが・・・・・

 私はこのサロゲイト社会結構好き。

 張り切ってどんなロボットになろうか検討すると思うし、運動神経がゼロの私は身体能力の高い体を一度でいいから持ってみたい。相当生活全般が変わるでしょうねぇ。
 それに一番の魅力は聞きたくない話が始まったらスイッチオフしたりとかできるんですよ。よくないですか?
 3 out of 5

「Perfect Stranger」

 ハル・ベリー主演のサスペンス。
 彼女は本当に美しいですねぇ・・・・・うっとり。ただし、ただただうっとり・・・・
 よくよく考えるとツイストなんかもあってサスペンスとしてはいい話だったのかもしれないけれど、なんだろうね、ぱっとしない作品ですよ、これは。
 ブルース・ウィルスは普通のおじさん役でしたが、なかなか魅力ありました。でも可哀そうな役回りで、なんだかね、って感じでした。
 2.5 out of 5
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Coco Before Chanel

2012年05月23日 | 映画
「Coco Before Chanel」

 高級ブランド・シャネルの創始者ココ・シャネルの伝記映画。
 孤児院育ちので酒場で歌を歌ってたココがどのようなきっかけで、世界的有名なファッションデザイナーに転身したのか。
 結論を先にいうと、私にはよくわからない作品でした。

 「私には確固たる将来の夢がある。その夢の実現のためならなんだってするわ。お金持ちをとっつかまえて、愛人になってお金を絞り出してやる!」という意思表示があるならあるですっきりするのに、なんとなく寂しくしているところに、たまたまお金持ちの男が声をかけてくれ、歌手としてコネでデビューしようとしたけれど失敗したから、彼のお屋敷に押し掛けて行って愛人のように暮らす。
 愛人とはいえ出どころの悪さを理由に表には出してもらえず悔しい思いをする・・・・だからといってプライドを傷つけられたので独り立ちするわけでもなく、そのままただ居座って、その金持ち男の洋服を切り貼りして自分好みの服を作っていく。そこらへんがちょこっとだけデザイナーとしての始まりの布石。
 そのうち来客の彼女がデザインに興味をもち仕事をすることに理解を示してくれる男性と恋に落ちフラフラ。
 で、最終的には愛するその男性はお金持ちの女性と結婚するので彼女は愛人ってことで、という条件を承諾し、そのかわりパリで自分のお店を持つことに出資してもらうことになり、めでたしめでたし?この出資の件も自分から持ち出した話ならまだいいけれど、彼の方からも申し出たのをそのまま受け止めただけー、みたいな。
 お屋敷住まいだったころに出会った女性たち、ココの奇抜な恰好やその当時の流行のファッションをシンプルにするというアイデア、黒を取り入れるアイデアに、冒険心をもった彼女たちのおかげもあり、ファッション界で徐々に名前が広がります。ここもまた自分で売り込んでいったという感じではないのがね・・・・たまたまって感じ。

 彼女が育ちはともかくとして意志が強く気位の高い女性として描かれていればよかったのかもしれないけれど、私にはどうしてもそのようには感じられなかった。ただ単にわがままで気が強くヒステリー、それでいて意外と流されるまま。でもそうすることが成功につながる場合もあるって、そういう話?
 
 人物の描き方が中途半端だった分、最後のファッションショーをもっとじっくり見せてくれれば良かったかも。で、2 out of 5

「The Best Man」

 結婚する友人の婚約パーティで、彼の婚約者に一目惚れしてしまったオリー。
 オリーの恋を成就させるため、別の友人が計画を練る。

 子供たちと最後まで観ましたが、微妙に気分の悪い映画でした。
 最終的には友人の浮気を結婚式で暴露したりなどこき下ろすことで彼女とハッピーエンドって・・・・・
 私の好きな Seth Green がとっても嫌な役で残念でした。仕事選んで~!! 1.5/5

「Dan in real life」

 こちらは Steve Carell とジュリエット・ビノシュで似たようなロマコメ。友人ではなく、弟の婚約者に恋してしまう男の話。
 主人公がこれまた魅力のない男でねぇ・・・・イラつきました。
 主人公はともかく家族はとても魅力的でそこに救われた感じはあります。
 ジュリエット・ビノシュって案外仕事を選ばないわけ? 1.5/5

「The Love Letter」

 上の映画の二人の出会いの場は町の小さな古本屋でした。そしてこちらの映画はそんな古本屋が舞台のラブストーリー。
 古本屋の女主人がなぜかモテモテで、彼女をめぐる男性陣、友人たち、母親などの人間模様。
 主人公の中年女性が妙にフラフラしていて何がしたいのかわからず・・・・・
 いいところもちょこちょこあったので、良い骨組みに肉付けを失敗してしまった感じです。2.5/5

 「Primal Doubt」

 テレビ映画。
 夫が仕事ばかりで家庭をかえりみないため、退屈した妻がちょっと出来心でネットで知り合った男性に会いに行ったため、夫婦そろって殺人の容疑をかけられる。
 果たして本当の殺人者は誰なのか。
 普通に楽しめる作品でした。3 out of 5

「Shanhai Noon」

 子供たちが喜んで観ていました。やたらと声を立てて笑っていましたよ。
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Middle School, the worst year of my life by James Patterson

2012年05月21日 | Captain R 13 読書
   

 ミステリー、サスペンスのベストセラー作家 James Patterson の書いた児童書です。
 こちらはミステリー、サスペンスではないみたいで、Captain R の話によると、hilarious というのではないけれどfunny で、とにかく unique(英語でユニークは日本語で使うユニークとは違って、どちらかというと「オリジナリティのある」という風に使います)なんだそうで、よく考えて作られている作品なんだそうです。
 評判も良く、子供に気に入られているだけではなく、James Patterson ファンも本人が読んでも大満足、子供に与えて大満足、という評価を下しているみたいです。
 息子からは多くは聞き出せませんでしたが、表紙や中のイラストの感じから Wimpy Kid みたいな感じなのか訊いてみましたが、そういうのではないそうです。これ以上はわかりません・・・・・・   


 GONEシリーズの最新刊「FEAR」が届きました。図書館が購入してくれたので新品ほやほやを借りてきました。
 うちに今あるハードカバーの本には More Thrilling than the HUNGER GAME というシールが貼ってありますよ!
 Steven King がこのシリーズのファンみたいで、別の方の書評によると彼の作品に似た感じがするようです。
 とにかく Captain R もすっかり Hooked ですけど、次が出るのはまだまだでしょうねぇ。
   
 ちなみにうちにある本はこの写真よりもっと作者の名前が見づらくなっています。Captain R がそのことをちょっと心配していました。もっと名前を売ったらいい、っていう意見なんでしょうね。
 私は逆に洋書を日常的に読みだしたときからずっと、なぜ作品のタイトルより作者の名前の方が派手に書かれているのか不思議に思っているし比較的不便に思っていたのですが、やはり作者買いする読者が多いことが要因なんでしょうね。
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Comedian David Walliams の本を2冊

2012年05月20日 | Nancy 10 読書
 

 David Walliams というコメディアンをご存知でしょうか。
 一時大人気だったキャラクター・スケッチコメディ「Little Britain」の大きい方です。
 私はリトル・ブリテンはあまり好みの番組ではなかったのですが、それでもやっぱり製作者側の狙いどころの良さや才能を感じないわけにはいかなかったし、人種差別はヒドイし、障害のある人への揶揄みたいなものありだし、格差社会や性差別なんかもガンガンネタとして出していましたので、やっぱり衝撃的と言いましょうか、強烈なインパクトを受けないわけにもいきませんでした。

 そんな彼の書いた児童書はどれもとても評判が良いのでずっと気になっていました。何かに才能を発揮している人っていうのは本当の多才な方が多いんですねぇ。
 そして試しに借りてきてみると娘が読んでとても気に入っていました。

 「Mr. Stink」は孤独な少女ときったなくて臭いMrスティンクとの友情の物語?

「Billionaire Boy」

 

 お金はたっぷりあるけれど寂しい思いをしている少年が、新しい学校でいろいろな人と出会い自分の場所を見つける話?

 こちらも娘はすごく気に入ったみたいです。
 すみません、どちらの内容も読んでいない私が勝手にこんな感じかなと思ったことを書いたのであてになりません。
 どちらの作品もイラストはダールの作品でもお馴染みのクエンティン・ブレイクです。

 ちなみにディビッドってこんな人↓

 
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Bella Donna

2012年05月18日 | Nancy 10 読書
 


 素敵な家族に出会えることと魔女になることが願いの孤児ベラの物語。
 Nancy はとても気に入って、「My kind of book」だと言っていました。
 続きも図書館にあるといいけれど・・・・

 投げ出し本
 お気に入りのTale of Frog Princess の作者の別の本を遠くの図書館からわざわざ取り寄せてもらいましたが、「面白くない」と返却。
 

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Henderson's Boys #1,2,3,

2012年05月17日 | Captain R 13 読書
 

 てっきり Cherubシリーズ のスピン・オフ作品かと思っていたのですが、こちらは第2次世界大戦時が舞台なのだそうです。
 シュラブ同様、子供のスパイたちが大人の目を騙しながら活躍するストーリー。
 ちょうど6年生は今年第2次世界大戦の勉強をしたので、いいタイミングだったかもしれません。それかちょっと前に読んでいた方が良かったかな?
 ただし、Not Suitable for Younger Reader と明記してありますので、お子様にお考えの方は気をつけて下さい。

 3冊一気読み。
 卒業試験期間で、先生から尋常じゃないプレッシャーをかけられているので、てっきり早寝をしているものかと思っていたら、ちゃっかり読んでいたんですねぇ。

 「The Escape」

 「Eagle Day」

 「Secret Army」

 シュラブに負けず劣らずの人気シリーズみたいです。Captain R も気に入ってはいますが、どちらかというとシュラブ派何だそうです。シリーズはまだまだ続きます。
 それと同作家のシュラブシリーズ3巻「Maximum Security」も読んでいたみたいです。

 
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The Dragon Keeper Series #2,3

2012年05月13日 | Captain R 13 読書
「Dragon Moon」
 

「Garden of the Purple Dragon」
 

 いまいち3巻で終わったことが分かっていなかったようで、Captain R の読解力への疑問が更に深まるばかり。
 とにかく大のお気に入りに仲間入りという状態で、

 「10 out of 10.Too Bad it's ended」これ、彼のコメントそのままです。
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Fruits Basket Ultimate Edition 6

2012年05月10日 | 我が家のお気に入りの本
 

 なぜか二人とも大好きです。
 ついでにアニメは「アルケミスト」「コナン君」「桜蘭学園」なんかを二人で見ています。オウラン・・・・面白くないんですけど・・・・
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何を思ったか Moby-Dick 読書中 →読了

2012年05月09日 | Captain R 13 読書
 

 「お母さん、僕、Moby Dick が読みたいから借りてきて」
 親としてはクラシックを読みたいと言ってもらえるとうれしい限りですが、いきなりレベル高すぎ。
 きっかけはインターネットのゲーム。子供たち二人とも夢中になっていたので、楽しいゲームなんでしょう。
 「たぶん、ゲームからイメージしているのと違うと思うけど・・・・クジラと漁師の戦いみたいなのだよ。大人が読んでも結構難しそうな話だけど・・・・」
 それでも読むというので、できるだけイラストの入ったものにしようと、アリスですっかり気に入った Walkers の本を特注。図書館で「ディス・パティキュラリー・ワン、プリーズ」とオーダー。
 届くまでの間、オーディオを彼のMP3プレイヤーに入れてあげたけれど、難しくてわからないという。私も聴いてみたけどはっきりいって一つも聞き取れないに等しい。
 本が届き、6章まで読み終わったそうですが、「やっぱり難しいねぇ」と珍しく弱音を吐いていました。
 イラストがあるといえども、やっぱりものすごく硬派で子供対象とは思えない本であります。
 さて、挫折するのか意地でも読みとおすのか、楽しみにしていましょう。

 思ったより早く読み終わりましたので、怠けて前の記事に読了報告もくっつけてしまうことにしました。
 途中までは完全にイラストを頼りになんとなくわかったような気がしていたみたいです。
 結果は読み切ったには読み切ったけれど、本当の本当に難しくて最後の最後までよくわからなかったそうです。
 「最後は死んだとは思うんだけど・・・・」(確かそうでしたよね?)
 「難しいとはいえ、感動するお話だった?」との質問には、
 「そういうことすら感じられないほど、わけがわからないまま最後まで読んだだけ・・・・」
 全く理解できていないことより、なぜ投げ出さなかったのかの方が私には理解不能ではあるけれど、彼の根性に評価を与えようではないですか。
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Mortal Engines 再び

2012年05月08日 | Captain R 13 読書
   

 今度は息子が読んでいます。そろそろ読んでもいいお年頃だと思いまして。
 結局私も夢中になって最終巻まで読みましたし、よくできている作品だと思うので、Captain R にもぜひ楽しんでほしいですね。
 でも普段彼が読んでいるものは「出来事中心」だと思うので、心情描写の多いこの作品は好みじゃないのかもしれません。続きも手元にあるのになかなか手に取りません。
 評価は 9 out of 10 だそうです。
 この作品についての詳しくは、すみません、ブログ内で検索かけてください(手抜き~)。
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