hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Frantastic Voyage

2010年08月31日 | Nancy 10 読書
 娘の大好きな Franny K. Stein シリーズ、読み残していた一冊を読みました。
 Scientist のフラニーのラボのアシスタント犬が、とんでもないものを飲みこんでしまった。早く取り出さないと大変なことになってしまう。
 取り出す方法は二つ・・・・・上から出すか、下から出すか?
 そこはフラニーですから、普通の作戦はたてません。
 さて、友人を助けるために、フラニーはどうしたのでしょうか?

 スピード感のあるストーリーー展開なのではないでしょうか。夢中になって、あっという間に読み終えたようです。これでシリーズが終わったので、とても残念がっていました。
 実は夏休み中に Nancy が読んだ英語の本はこれが最初の一冊でした!しかも、8月27日にですよ。このあと2冊読んだので近いうちに紹介しますが、息子の方も夏休みを通してなんと同じく3冊だけ!いえいえ、日本語の本を読んでいたわけでもありません。本当にこんなにも本を読まずにいられるなんて、二人とも真の本好きではなさそうですね。

 子供たち二人と英語学習用のBBカードを体験させてもらいました。
 このカード、全くどういうものか想像ができずにいたのですが、驚くほど良くできています。
 絵カード一枚一枚にセンテンスがついているのですが、その文章を作る段階での考慮の深さは素晴らしいです。中学校で学習する文法を一通り含みながら、一文一文にフォニックス、頻出語、日常の決まり文句などが満載で、その上リズムやテンポも良いのです。
 そしてその使い方の多様なことといったらありません。私たち親子が夢中になったのは、ビンゴ、かるた、神経衰弱をベースとした遊び(学習法)で、それも先生のアイディアで色々とバリエーションがあり、いつまでも飽きずにいられます。本当はここで、単語を入れ替えたり、時制・人称を意識したり、疑問文・否定文に変形させたり、活動は色々あるのですが、ゲームに熱くなっている私たちはそこまではキープアップできず。
 そしてちょっと他では見かけないような絵と、その独特な文体、圧倒的なnon-senseぶりは特筆しなければなりません。私なんかはその突拍子もない発想の文を覚えるのに四苦八苦でしたが、Dr. Seus や Dahl、Quentin Blake, Ning Nang Nong, Michael Rosen なんかでnon-sense ものに親しみ、日頃からRhymeを楽しんで育っている子供たちには、比較的すーっと馴染んでいくんですよ。
 一度Captain R にカードを読みあげる役を与えてみました。彼が張り切ったのはカルタ遊びの中でひっかけ問題を作ること。ベースの文をなるべく音が似ている単語に作り変えて読みあげ、お手つきを誘います。
 何度も繰り返しをせがむNancyと、子供とも真剣勝負の私。とにかく夢中になりました。ハマりました。
 こんな風に楽しく自然に、文法が学べ、語彙が増え、応用力を身につけ・・・・なんて簡単に言ってはいけませんね。このカードの魅力を引き出しているのは活用する先生の発想の豊かさと工夫、良く練られた指導計画によるものだと思いました。

 時差ぼけがひどく、昼の3時から今まで(朝の3時です!)寝ていました。近所の家に遊びに行った息子とゴルフに行った夫が帰るまでの間、ちょっと昼寝をしたつもりが・・・・
 Nancyも一緒に寝ていたのでいいとして、Captain R は晩御飯をどうしたんだろう・・・お父さんがちゃんと食べさせたのだろうか?あやしい・・・・・
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Toy Story 3

2010年08月30日 | 映画
 福岡のキャナルシティで観てきました。
 80歳を超えた主人の母も誘って行ってきました。母の3D初体験であります。
 チケットを買うのにずい分と並びましたよ。
 ところで、大人二人と子供二人で8000円したと記憶しているのですが、映画ってこんなに高いの???
 なにげにショックを受けながらも、メガネが立派だったので「そういうもんかなー」と。 映画館の若いお兄さんが、手でメガネを磨いていたのも少し気になったのですが、まさか全部をみんなで手分けして拭くするわけじゃないですよね?
 たかだか映画でカルチャーショック。

 さて、本題に入ることにして、大人気作品の第3弾。それに評判も上々。
 もちろん期待通りでしたとも。
 映像も綺麗だし、動きもいい。ストーリー展開もわかりやすくて、無理がない。
 笑いどころも満載。うちの子供はやっぱりポテトマンがどこかに行ってしまった自分の体の代わりに、アレを代用したところが大好きです。

 観終わってすぐの息子の感想は、「あまり飛び出してこなかったからがっかりで、3Dにする必要はあったのかな~」というもの。私も正直同感。
 3Dは奥行きを出すことに意味があるのですか?
 飛び出すのはあくまでおまけ?
 飛び出す映像を作るのは相当な手間とコストがかかるのでしょうか?
 本篇が始まる前の広告部分にはかなりの飛び出しがあって、みなさん大喜びでした。もし、それほどの問題がなければ、どんどん飛び出す映像を作って欲しいなぁと思います。
 日本語吹き替え版でした。私はこのシリーズを観る度に思うのが、唐沢がウッディの声を担当していることがなんともスゴイ、ということ。だって、どう見ても顔がそっくりですよね?似ているからの抜擢だったんでしょうか?なので、シリーズ全部日本語で観る方がどうにもしっくりするのです。


 ところで、みなさんは古くなったおもちゃ、どうしていますか?
 私はプラスティックのおもちゃは結構平気で投げる、おっと捨てる、ですね(道産子なもんですから)ようになりましたが、やっぱりぬいぐるみの類には抵抗があります。
 私の出身の町で「人形供養の日」がありました。
 町の斎場に祭壇が用意され、そこに各家庭で不要になったぬいぐるみたちを並べて、本当のお葬式のようにお経があげられ、一人ひとりがお焼香しました。
 その数は半端なものじゃなく、どの家庭でも捨てられずに困っていた様子が手に取るように分かりました。その証拠に、所狭しと置かれた人形たちには懐かしい顔ぶれがいっぱい。
 一見偽善っぽいかもしれないけれど、間違いなく市民の心を楽にしてくれた、いいアイディアのイベントだったと思います。
 ほかの町でもやっているのでしょうか?

 帰国しました。
 休養して充電した状態で帰ってくる予定が、疲労がピーク。私の眼の下は真っ黒であります。脳にも膜がかかっている様な感じ。
 その上、この夏親子3人そろって、ありえないくらい本を読みませんでしたので、本ネタかなり少なしです。
 しばらくぼんやりとした記録目的の更新が続くかと思いますが、どうぞお付き合い願います。 
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