hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

The Strongest Girl in the World

2010年03月31日 | Nancy 10 読書
 「Magical Children」シリーズです。
 イギリス人作家の作品ですが、特に話題になっている様子もなく、日本の方のブログで気になっていたものを、図書館で発見してきました。
 
 ある日突然力もちになってしまった女の子の話です。
 なるべくその力を隠そうとするのですが、車に轢かれそうになり、とっさに車を手で止めてしまいます。
 その日から、Josie の生活はガラリと変わってしまいます。マスコミの目にとまり、それを利用しようとする人が現れたり。
 そのことで、家族がバラバラになり・・・・

 対象年齢は6、7才くらいかなー。
 96ページ、イラストたっぷり、簡単な英語でさっぱりした感じの文章なので、 さらっと読める作品でありました。


 あさってからイースターホリデーであります。
 学校から宿題は出ないので、音読だけは毎日しっかり続けていこうと考えています。
 とにかくNancyさんは、本棚に未読本がありすぎるので、なんとかしてもらわなくては!
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Mirror Mischief ( Oli and Skipjack #4)

2010年03月30日 | Captain R 13 読書
 息子が夢中になっている「Oli and Skipjack's Tales of Trouble!」の4冊目になります。
 先日図書館から彼の好きなシリーズの本を大量に借りてきたのですが、その中で「Yeah!!」が出たのがこの本。そして真っ先に読み始めました。普段は寝る前が読書時間なので、日中に読むのも珍しいのですが、なぜか昼間なのにわざわざ自分のベッドに入って読んでいました。習慣って恐ろしいですね。

 学校のいじめっ子や意地の悪い算数の先生をやっつけるために、Oli はマジック・ミラーを使うのですが、これがまた大変なトラブルを巻き起こすことに。
 スキップジャックだけがこの状況をなんとかできるのだけれど、それには Zombie Witch Doctor のヘルプが必要で・・・・

 なんのこっちゃさっぱりわかりませんが、笑い声を上げながら何分もかからず一気に読んでいましたよ。相当オモシロ可笑しいんじゃないですかね。
 
 次回作は今年の7月に発売予定なのでまだまだ待たなくてはなりません。


 その他に Captain R が読んだ本:

 「The Secrets of Vesuvius」(The Roman Mysteries #2)

「The Pirates of Pompei」 (The Roman Mysteries #3)

 
 週末に見た映画など:

 「Aquamarine」
 
 「Ghost Busters Ⅱ」
 
 DVD「Horrible Histories : Angry Aztecs, Revolting Revolution, Surprising Samurai」  
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Chef Shocker & Explorer Trauma

2010年03月29日 | Nancy 10 読書
 前回「Headmaster Disaster」がなかなか面白かったことと、「恥ずかしい親」を題材にしたところが気に入って、「Frightful Families」シリーズを図書館に2冊オーダーしてありました。

「Chef Shocker」

 Amy の両親はレストランを経営しています。Amyは両親の作る料理が大好き。
 こんな料理が出てきます。 Brussel sprouts(小さいキャベツ) in custard, sheep's brain on toast, beetroot and banana soup などなど。
 ある日学校で好きな食べ物を発表することになった Amy。何の疑いもなく「Cabbage toffee」と言って、みんなを驚かせます。
 「もしかして、家で食べているものって、おかしいの?」と気づき始めた時、テレビの企画「Life Swap」で学校の給食を Amy の両親が作ることになりました。
 さぁ、ランチタイムにはどんな料理が出てくるでしょう。
 Amy の学校生活は doomed?

 とにかく出てくる料理、出てくる料理すべてが強烈です。Franny K の発明品並み?
 私自身は食べ物に関してはかなりチャレンジャーなので、Amy の両親の作る料理が魅力的に感じてしまいます。
 

「Explorer Trauma」

 冒険家の両親をもった Indiana の苦悩(?)を描いた作品。
 なんとなくアニメ「The Wild Thornberrys」に似た感じのセッティングであります。 


 このシリーズの良いところは、最後に親と子供のどちらかが合わせたり、あきらめたりするのではなく、Compromise して終わるところです。
 でも、まぁ・・・・正直、思ったほどインパクトのあるシリーズではない感じです・・・・・
 
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The Thieves of Ostia (The Roman Mysteries #1)

2010年03月28日 | Captain R 13 読書
 Greek(Percy Jackson)の次は Roman で!
 こちらの本はAmazon のフォーラムでお勧めしてもらいました。これまた人気のあるシリーズのようです。子供が喜んで読んでいるのももちろんですが、おそらく親に人気があるのでは?とにらんでいます。私も飛びつきましたもんね(笑)
 
 セッティングはなんと 79AD.
 Flavia という Roman sea captain の娘がひょんなことから、Jonathan the Jewish boy, Nubia the African slave-girl, Lupus the mute beggar boy たちと知り合い、友達になります。このそれぞれに境遇の違う子供たちが友情を育むところが、今後のストーリー展開に重要なのかなと予測されます。
 一巻目はみんなで Flavia の父のもとから盗まれたものを探しながら、いろいろな謎を解いたりしていく冒険ミステリーです。

 The first of the Roman Mysteries is an exciting whodunnit that tells you just what it was like to live in Ancient Roma.

 Adventure mystery を読みながら、自然に歴史を勉強している、という感じの本なのではないかと思います。(ここが親の狙いです)
 ところどころ古代ローマの言葉をそのまま使っているので、本の後ろのほうに「Aristo's Scroll」という章があり、言葉の説明がしてあります。Scroll(chapter)の数字はローマ数字になっているので、それについても説明があります。
 実際各巻タイトルの名前が難しかったので、私は多少躊躇したのですが、子供はたいして気にならないようです。
 古代ローマの家の見取り図と街の地図以外のイラストなしの、およそ200ページ。

 Later mysteries take them to Pompei, Rome, Greece, North Africa, Egypt, Turkey....

 とホームページに書いてあるので、いろいろ広がりがありそうですよ。
 正確なところはわからないのですが、20巻近くまであり、その他に quiz book や Travel guide、Roman Mysteries Treasury(辞書)なんかもある凝りようです。
 見たことはないですがテレビシリーズにもなっているようです。
 
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Mister Monday

2010年03月27日 | Captain R 13 読書
 こちらもファンタジー好きの間で人気のある(The Key to the Kingdom series)シリーズだということです。
 内容についてはよく知らず、しかも表紙が小さい子供にはウケそうもないと思ったのですが、たんに地元の図書館に全巻ばっちり揃っていたので借りてきて手渡しました。
 最初はどうもイマイチ乗り切れないようでしたが、途中からは案の定ハマったみたいです。タイトルには曜日の名前が次々とつくようです。
 裏表紙から内容の紹介を。

 Arthur is not supposed to be a hero. He is supposed to die. But then he meets sinister Mister Monday and everything changes.

SEVEN DAYS. SEVEN KEYS.
ONE MYSTERIOUS BOOK.
ONE STRANGE HOUSE FILLED WITH SECRETS.

Dare Arthur enter and accept the fate that awaits him within?

 またまた思いがけず使命を与えられる少年が主人公、ってところでしょうか。
 作家はオーストラリア人のようです。ちらっと目を通したところ、作品にちなんで作家紹介の文も各曜日にまつわるストーリーをちりばめながら書いてありました。なかなかやりますね。
 425ページ、イラストなし。プラス次回作 Tuesday のプロローグが17ページほどついています。
  
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The Pencil

2010年03月25日 | 絵本・児童書
 またまた素敵な絵本に出会いましたよ。
 作者は子供たちに大人気絵本「Funnybones」シリーズの Allan Ahlberg.
 うちの子供たちはこのシリーズが大好きでしたし、彼らが小さい時に読んだ「Fast Fox, Slow Dog」シリーズが私の大のお気に入りです。
 
 この世界にはペンシルが一本あるだけでした。
 寂しいペンシルに描かれることにより、どんどん生き物や物が現れます。カワイイのは登場したものたちがこうきくところ。 What's my name?
 前半は鉛筆のみのイラストが続きます。
 途中から色が入ります。さて、どうやって色を手に入れることができたでしょう。
 ところが後半に入ってから、どんどんイラストが減っていきます。ペンシルまで絶体絶命、消されかかってしまいます。一体誰のしわざだと思います?
 
 とても独創的なストーリーです。
 大人が読んでも楽しいですし、子どもには手渡さず、ぜひ一緒に読んでもらえたらと思います。スリリングなストーリー展開を一緒にハラハラドキドキしながら楽しめますし、「こんな時、どうしたらいい?」なんて先を予測しながら読んでいくのもいいでしょう。
 問題解決能力と柔軟な発想が要求されますよ!
 っていうのは大袈裟かな。
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Invisible Vinnie

2010年03月24日 | Nancy 10 読書
 息子が夢中になっていた「Charlie Bone」の作者 Jenny Nimmo が小さい子向けに書いた作品を見つけて借りてきました。
 私の極端な解釈によるあらすじは、いじめっ子 Zack の弱点を掴んで、クラスの全員の前で恥をかかせ、泣くまで追いつめる話です。みんな大満足で、That was the best joke ever. なんですって。
 学校でその日に起こったことを話す主人公 Rose の家族は、それを聞いて涙を流しながら大笑いして終わります。そもそも弱みにつけ込むようアドバイスしたのも彼らであります。成功したことがわかり、イラストでは high 5 までしているんです。
 多分その仕返しの方法が creative で imaginative なことがこの本のウリなんでしょうが、かなり気分の悪い話でした。
 私がこのクラスの担任だったら、次の英語の授業は即刻「道徳」に変更。みんながやったことが正しいことなのか、がっちり考えさせます。私はいじめに対する間違った解決方法だと思います。
 ひとそれぞれ考え方の違いがあって、物事を違った角度から見ることが大切だとしても、根本となる倫理観や道徳観があまりにも自分のものとかけ離れていると、ベストセラー作家の作品であっても、人気作品であっても、私は楽しめないですね。
 娘の感想は、あまり面白くはないけれど、みんなでザックをやっつけるところは Funny なんだそうです。
 そういうもんかなぁ・・・・
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慌てて古典を少し

2010年03月23日 | Nancy 10 読書
 4月の小学校入学を控えて、慌てて日本語を教え込もうとして全然上手くいかず、焦っています。読み書きは後から学校で習うとして、圧倒的な語彙不足をできる限り何とかしておこうと思っているのですが・・・・
 そこで日本語の朗読サイトを教えていただきました(Yellowさん、ありがとう!夕食中に利用しています)。
 そのサイトで The Boy who cried Wolf を聴いていた時のこと。当然知っているストーリーだと思っていたのに、知らなかったというNancy。
 Nancyはねぇ、なんでも、知らない、行ったことない、観たことない、と言うんですよ、イヤになるくらい何にも覚えていてくれない。
 それで、この調子だと小さいうちから読み聞かせてきた古典や名作はほぼ知らないと言い出すに違いないと思い、今後「もうすでに読んだ」「知っているはず」と信じ込まず、図書館で見かけるものは徹底的に再読していこうと決めました。
 日本語やらなければならないのになぁ・・・・

 「The Boy who cried Wolf」

 お馴染み(のはずなんだよー、Nancyにだって!)嘘ばっかりついて、最後には信じてもらえなかった羊飼いの少年の話です。
 うちで読んだ Usborne First Reading は最後にイソップについて書いてあり、

 The moral of the story abou the boy who cried wolf is;

No one believes liar, even when they tell the truth.

 作品のテーマについて書いてあるものです。私はこういう説明がついているものが好きです。


 「The Nightingale」

 音楽が好きなエンペラーの元に、とても綺麗に歌を歌うNightingaleという鳥がやってきました。Nightingaleの歌声に多くの人が幸せな気持ちになりました。
 そんなある日、エンペラーの元に歌を歌う機械のナイチンゲールが送られてきます。

 うちで読んだのは Leapfrog シリーズで、古典や名作を1ページ3行、30ページくらいに短くまとめてあります。
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Silver Medal

2010年03月21日 | 日記
 本の話はお休みして。

 Nancy の Choreographic Competition が終わりました。
 小さいころから出場の機会を虎視眈々と(?)狙っていたNancy。満を持してのエントリー。そのわりには準備がちゃらんぽらんでねぇ・・・・
 
 Next performer is Nancy, age 6. Hannah Montana「Nobody's Perfect」

Title of Dance is " Lots of Me"
 (私は強烈だと思ったけれど、ここで特に笑いがおこることはなし)

 ポン介の私はカメラは構えていたけどスイッチを押し忘れ。あーあ・・・・

 結果は5歳~7歳の部で Silver Medal

 ナンシーのほかは5歳児のつま先立ちでウロウロしているか、くるくる回っているかだけの子ばかりだったので、歌詞に合わせて一つ一つ丁寧に振付を考えたナンシーが獲ってあたりまえ、って感じなんですが。
 隣の奥さんが終わってすぐに、「事実上 Nancy が Gold Medal でしょ? Gold Medal を貰ったあの子、プリンシパルの孫だからじゃん!It's not fair.」って。
 頑張って受賞しても「プリンシパルの孫だから」って言われてしまう方が not fair で可哀想だよね。隣りの奥さんは普段は寛容で人のこと悪く言う人ではないので、よっぽどナンシーに肩入れをしてくれているのですね。
 そのプリンシパルのお孫さんのはミュージカルで、技術はともかくとして、ストーリーがあって、フロアの使い方も事前に分かっていることもあり、やっぱりそれなりだったと思いました。それにナンシーのダンスは正直音楽とかなりズレていたし、ひいき目に見てもゴールドはないなー。シルバー獲れただけでも上等ですよ。

 8歳から上の部は素晴らしかったぁ。白いチュチュを着て白鳥の湖をやったグループあり、タップあり、ミュージカルあり、側転あり。振付も演技自体も音楽にぴったり合っているし、なによりも堂々としたプレゼンテーションの仕方が立派。特にダンスで中学受験に成功した女の子たちはその差を堂々と見せつけてきた。
 この上の方の女の子たちは友達が演技している姿をにこやかに見ている様子ではなかった。真剣にライバルとして見つめていた。この姿勢からして違うんだわ。

 10歳の女の子が「Electricity」という曲を踊ったのだけれど、それが何のミュージカルか思い出せなかったので、音楽博士のCaptain Rに訊いてみた。
 「うちのクラスの Ethan と同じアクセントがあるから(北の英語だから)、Billy Elliot だと思う。」だそうです。
 歌の中のアクセントまでちゃんと拾うんだなぁ・・・わが子ながら感心。
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Absolute Power (The New Heroes)

2010年03月21日 | Captain R 13 読書
 New Heroes シリーズの2巻「Sakkara」、3巻「Absolute Power」を読み終わりました。
 うちの息子あたりがよく読んでいる、魔法使いのヒーロー、スパイのヒーロー、デミゴッドのヒーローのような系統の「ヒーロー」ではなく、本当にスパイダーマンやバッドマン、スーパーマンの方向を目指したヒーローのようですね。前回の記事に「テレビのHEROみたいな感じ」と紹介したのですが、それとも全然違う、と Captain R は言っています。最近の作品にはちょっとない様なタイプなところがこの作品のいいところなのでしょう。
 映画化の話などは聞かないですし、それほどブームを巻き起こしているわけでもないようですが、読んだティーンたちのハートはしっかり掴んでいるようですよ。
 うちの息子も相当気に入ったみたいです。
 一応トリロジーといっているので、ここで終わるのかもしれないですが、私の読んでいる「Mortal Engines」なんかカルテットだったはずなのにどんどん続いているし、どうなるかわからないですね。
 私は長く続いているシリーズものや同じ作者の本ばかり読むことには基本的には賛成ではないので、大満足のうちに気持ち良く終わる作品であって欲しいと思っています。
 2月に SuperHuman というタイトルの短編集が出ているそうなので、そちらも図書館にオーダーする予定。各書店のサイトですら、まだ紹介されていないので、相当時間がかかりそうです。
 
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Fox in Socks by Dr.Seuss

2010年03月19日 | Nancy 10 読書
 有名なこの作品、意外なことに今まで読んだことがなかったみたい。
 Dr.SeussはNancyの小さいときからのお気に入り。私にはちょっと読みづらいので、あまり読み聞かせ本として選ばなかったけれど、自分たちで読めるようになってからは何冊か読んできました。
 リズムがよく、言葉遊び的なところが子供たちに大人気ですね。特にうちのNancyのように、詩や Rhyming が好きな子にはたまらないようです。早口で軽やかに読むと良いようです。
 この本の面白いところは、途中で Fox が Mr.Knox にこんな風に言うところ。
 
 Please, sir. I don't like this trick, sir.
 My tongue isn't quick or slick, sir.

 まさに、Dr. Seuss の本を音読するときに私が感じていることですよ!

 この作家の本の中で私が好きなのは「Wacky Wednesday」。私のように non-sense ものが苦手な方(?)でも楽しめる様な気がします。

 
今日の日記:

 今日はNancyのSchool Trip で、Victorian トピックの仕上げに小さな Museum を訪れました。
 学芸員さんの話の後、担任の先生が「それではグループごとに順番にお土産屋さんで買い物をして、その後は外でピクニックをするまでの間、ワークシートは全部じゃなくてテキトーにやって、あとは、2階で遊んだりして来ていいですよ」と言った。

 と思ったので、

 ちょこっとだけシートをやって、担当の子たち5人の買い物を手伝って(まだ半分の子は計算ができないからねー)、さっさと2階に連れ出してみんなでおもちゃで遊んでいた。
 ところがいつまでたってもほかのグループが上がってこない。「みんな何しているんだろう?」と思って下に様子を窺いに行ったら、全員真剣にシートに取りかかっていた・・・
 先生に「全部やらないで、少しやったら、上で遊んでていいんですよね?」と恐る恐る聞いたら、どれくらいやったか訊かれて、「3問くらい」・・・・・・・
 子供たちは軽く叱られて、早速下に引き戻されて作業をする羽目になった。
 ごめんよ~
  
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How to train your dragon シリーズ #4,5

2010年03月18日 | Captain R 13 読書
 「How to train your Dragon」シリーズ4巻「How to Cheat a Dragon's Curse」、5巻「How to Twist a Dragon's Tail」を読み終えました。
 内容は私は読んでいないのでわからないのですが、前回紹介したウェブサイトをチェックしてみると、ヒックとドラゴンの間で交わされる main language の Dragonese がとっても面白いです。もっとわけのわからない記号みたいなものかと思っていたら、なんと英語そっくり?
 本に興味が持てなくても、Dragoneseを少し学んでみませんか?
 英語が好きな人は楽しめることと思います。



今日の日記:

 学校の個人面談がありました。Captain R に関しては、いつもだいたい変わり映えのしない「Writingがほかの教科と比べて弱い」「もっと発表して欲しい」だったのが、今回はちょっと違っていました。
 「相変わらず滅多に発言はしませんよ」ということでしたが、writing が brilliantだそうです。vocaburary の数がハンパじゃないそうですよ。明らかに本を読みまくっている証拠だそうです。今までは知っている語彙を十分に生かし切れていなかったのが、最近ではフルに使い、interestingなものを書いているそうです。
 ほとんど勉強もせず、好きなだけ本を読ませていた甲斐がようやく形になって表れて、嬉しい!!!
 問題はNancyだな。理系は弱いとして、せめてliteracyは良くできているかと期待していたんだけど、なかなか厳しかったぁ。
 たいていの教師が良いことしか言わないところ、この先生は expectation がものすごく高く、いつもほんの少しでも弱いところを指摘して、改善策を示してくれるのだけれど、「もっとcreativeに」「もっとimaginativeに」っていうのは、かなり抽象的で、親としてはどう手伝っていいものやら。本はいっぱい与えているけれど、それだけじゃ不十分ってことだしねー。でも、上の子みたいに後から出てくるかもしれないし、長い目で見てくれるといいんだけどね。
 結局何をしたらいいのかも分かんないので、これからも張り切って本を与えていくことに専念しようっと!
 
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Mrs. Roopy is Loopy

2010年03月16日 | Nancy 10 読書
 主人公AJの学校にかかわるヘンテコな大人たちのお話。

 昨年3冊購入して、私だけが手に取り、1冊なんとか読み切ったものの(たったの86ページなのに)2冊目の途中で飽きて放り出した My Wierd School シリーズ。
 最近になってようやく娘が読みました。一応はりきって人形を使いながらあらすじにして話してくれましたが、感想は「あんまり・・・・」ということです。
 挿絵もタイトルのリズムも魅力的なんですが、中身はどうも・・・特別なものが感じられないのです。
 語彙と文体は、ちょうど現地の6歳くらいの子が書くストーリーのような感じで(作家に失礼?)、子供にとってはとても読みやすくて、ストーリーライティングのときの参考になるかもなんて思っていたんですがね、うちでは残念ながら不人気です。
 このほかに「Miss Lazar is Bizarre!」「Ms. Hannah is Bananas!」を読みました。

 と、ここまで書いた後、朗報が。Captain R が寝る前にサクッと読んで「おもしろかった」と言っていました。よかった・・・・・個人の好みの問題ですね。


ちょこっと日記:

 Nancy の学年集会があって、彼女はバイオリンを弾いたのだけれど、なぜか習いたてのときに弾いた曲を披露。曲というのも馬鹿馬鹿しい様な音をギーギー出すだけ。先生が何を考えてそんなものを弾かしたのか謎。
 驚いたのは Captain R の仲間たち。みんな口々に「Nancy、バイオリン下手すぎじゃないか?」Captain R がいうにはみんな quite politely にけなしていたらしい(どういうこっちゃ)
 イジケタ Nancy が彼らの悪口を言ったのだけれど・・・・

 AQ is a monkey.

YV is a donkey.

LK is a ponkey.

 悪口のときでも rhyme をふむのは忘れません。
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Predator's Gold

2010年03月16日 | 洋書
 以前に読んだ「Mortal Engines」の続きです。
 結局、欲望にまみれた大人たちの中で、純粋に生きる二人の主人公の行方が気になって気になって、読むことにしました。
 SF的背景は相変わらず想像つかないし、Cities eat cities の架空の戦争の世界にも興味がないので、かなり大胆にわり切って、主人公トムとヘスターの恋愛小説として読んでいます。幸せになることに慣れていず、素直になれなかったり、醜いために自信が持てないヘスターの心情がもう切なくてたまりません。
 二人はお互い早くに両親を亡くしていて、決して幸福に育ってきたわけではないけれど、トムはアパレンティスとして歴史家になる教育を受けて来ているシティーボーイなんですね。
 一方、目の前で両親を惨殺され、自分も命からがら(顔はめった切りにされてぐちゃぐちゃ)逃れて、何年も復讐だけを心の支えに底辺で泥水を飲んで生きてきたヘスター。
 トムはヘスターの無教養な部分にいらつき、同じように歴史に興味のある人たちとの交流を好み、定住を希望します。
 ヘスターはトムのナイーブさ(Naive はどっちかというと否定的に使われることが多く、ここでは甘いという意味)にいらつきながらも、そこが彼の一番の魅力であることをよくわかっています。平和な世の中では、トムがヘスターを必要としなくなるのではないかと怯えます。
 それぞれにお互いの違いを感じ、距離が出てきてしまった二人。
 そして絶対トムを失いたくない彼女のとった行動とは・・・・・・
 純粋だからこそ、手段を選ばないヘスター。重大な罪を犯し、この先トムに対して大きな秘密を抱えていくことになりました。そのことがトムに知られることを恐れながら、今後を過ごしていくことになりそうです。心配で心配で続きも読まないわけにはいきません。
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「Oliver Moon」& 「Frightful Families」

2010年03月14日 | Nancy 10 読書
 気がつかず、同じ作家の作品を借りてきたみたいです。
 Sue Mongredien という方で、たくさんシリーズものを書いているようです。少し大きな女の子用として、The Sleepover Club がメジャーなのかな?

 「Oliver Moon and the Spell-off」

 魔法使い一家と魔法学校で繰り広げられるストーリー。この巻はシリーズの何巻目にあたるのかはわからないのですが、主人公オリバーの通う魔法学校にお父さんが就職して、ドジばっかりやらかしたり、なんでもできる転校生キャスパーとオリバーがライバル意識の火花をちらす話。
 こちらには魔法もののシリーズはたくさんありますが、チャプターブックに慣れ始めたお子さんのマジックやウィザードもののエントリーとしていいかもしれません。
 うちの上の子は小さい時に「Mr. Majeika」が大好きでシリーズ全部を読んでいたのですが、Oliver Moon はページ数的には同じくらいですが、イラストが多い分語数は少ないと思います。語彙については、特にこちらのほうが簡単というわけでもなさそうです。
 私はなんとなくMr.Majeika 派です。


 「Headmaster Disaster : Frightful Families」

 このシリーズは恥ずかしい親(!)を持った子供たちのお話。各巻主人公が別で、色々な形で親のせいで恥ずかしい思いをするお話なのだと思います。

 Meet the characters in frightful families - whose parents are completely crazy and utterly embarrassing!

 今回読んだ「Headmaster Disaster」はこんな感じで始まります。

 Bella Boffintrain hated school. It wasn't because she was unpopular. It wasn't because she was stupid. It wasn't even anything to do with the teachers.
The big problem was the headmaster. He was strict and serious and bossy.
Worst of all, he was Bella's dad, too.

 昨年、ボランティアで子供たちのクラスの手伝いをしました。Nancy のクラスでは reading を中心にその他雑用色々。Captain R のクラスではICT(コンピューター授業)。生徒たちに訊かれてもコンピューターの使い方がさっぱり分からず、ほぼ息子に頼りっぱなし。誰がヘルパーだったのかわかったものではありませんでした。
 そんな感じで、週に2回も学校の中をウロウロしていたので、Captain のクラスの子供たちは私を見かけてはクスクス笑いながら「Captain! It's your mum, AGAIN!」「Why is your mum always here?」とか。可哀想なので今年はお手伝いを辞退しました(笑)

 63ページで、1ページに5,6行。その他はほとんどイラスト。大胆な絵から想像すると、もっとドタバタした話かと思っていたのですが、案外ほんわかしてイイ感じでした。英文も簡単です。
 娘も私もかなり気に入ったのでシリーズで読んでみようと思います。

気になった表現:

 She was sick of always being roped in to do the jobs nobody else wanted to do.

 Mr.Boffinbrain's face was a picture. A picture of shock, first of all.

 早速使ってみたいなぁ。
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