頸肩腕症候群との日々

「けいけんわんしょうこうぐん」とは?「肩こり」レベルを軽く超えています。「目に見えない症状」って意外にやっかいですよ~

湿布(事業仕分け)

2009年11月29日 | 頸肩腕
こんな記事があった。急遽取り上げ。

長妻厚労相が事業仕分けに異議(産経ニュース)

上記記事より引用。(2009.11.29 16:46付)
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漢方薬については「市販のものを買って保険から外しなさいという指摘もあるが、かなり問題がある」と、事業仕分けで保険外化を求められた湿布やうがい薬などとは別扱いとする考えを示した。

事業仕分けでは、財務省の論点ペーパーに沿った形で、薬局で市販されている薬(市販類似薬)は「保険外」とする判定が出た。市販類似薬の範囲については「十分な議論が必要」と結論を先送りしたが、漢方薬は、保険外となれば医療機関で処方することが難しくなるため、学会や製薬業界などから保険外化に反対する声が相次いでいる。
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湿布については「市販のものを買って保険から外しなさい」という意味合いに
受け取れる。声が大きいと、マスコミがとりあげると、大臣発言にも影響が
大いにあるようだ。

漢方薬が保険外になることは、他の薬を飲む際にも影響があることだから、
署名活動サイトを期限までトップに掲載している。
併せてずっと、日本整形外科学会のHPもチェックしていた。
全く何の動きもない。
湿布を一番処方しているのはおそらく整形外科だろうと思うのだが。

病院で処方される湿布を常用しているのは何も高齢者だけではない。
痛いから、少しでもその痛みを軽減したいから、病院で湿布を処方してもらう。
湿布は市販品でOKと本当に考えているのならば、今、病院で処方される湿布は
一体何なのだろう。
湿布が必需品の生活なのに、ひりひりするだけですぐはがしたくなる市販品は
あまり使いたくない。

市販されている薬剤を保険外にするのならば、全ての薬剤でそうしたらいい。
何故ピンポイントで指名されるのか。
あくまで「廃止」ではなく「見直し」だからというのであれば、早急な結論出しは
ぜひともやめていただきたいと思う。

署名サイトを立ち上げることも当初考えたが、提出できるかどうかが問題で、やらなかった。
そもそもこういう活動自体めったにやらない。
ただの言い訳にしかならないけれど、個人で何かの運動をするのには限界がありすぎる。
せいぜいが大臣の公式HP宛に投書するくらいだ。

推敲していないので多分に感情的です。ご容赦ください。



診察

2009年11月29日 | 診察
右握力 26.5㎏
左握力 24.0㎏
背筋力 63.0㎏

この時は両腕の外側がずっと痛い日が続いていた。そのわりにはいい数字。
ついでに背中の肩甲骨あたりもずっと痛かった。
頸肩腕症候群は五十肩になりやすいそうで、念のため五十肩の検査。
腕のうちでも身体の前側が痛いと五十肩らしい。
幸い自分は腕の外側だったのでセーフ。
それはともかく、五十肩という名称は抵抗がある・・・

腕はひたすら冷やさない(いつもだけど)、身体全体も冷やさない。
たいしたことではないだろうけど、寒さに身体が慣れるまではこのくらいしか
思い浮かばない。
指なし手袋は真っ先に出動、ただいま大活躍中。

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漢方薬や湿布

2009年11月26日 | 頸肩腕
熊本日日新聞社の医療QQに「ことばの点滴」という連載がある。
11月21日付はこの記事だった。
事業仕分けと漢方薬

上記記事より一部引用。
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日本医師会も、事業仕分けのワーキンググループに医療関係者、患者代表が入っていないと指摘。保険が利かなければ、「患者の受診抑制を進めてしまう」と懸念を示している。
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また、こんな資料もある。(PDFファイル)
崖っぷち日本の医療、必ず救う!(民主党医療政策の考え方)
(民主党HPトップ→政策→厚生労働で進むとあります)
この最後のページから一部引用。
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漢方、健康補助食品やハーブ療法、食餌療法、あんま・マッサージ・指圧、鍼灸、柔道整復、音楽療法といった相補・代替医療について、予防の観点から、統合医療として科学的根拠を確立します。
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最初の引用記事には、民間人の中に医療関係者が入っていないと明記されている。
どんな人が仕分けをしたのだろう。
調べるのが手間なのでそこまでできないけれど、見直し対象となってしまった漢方薬や
湿布などに関して、医学的に明確な根拠があって決めたわけではない?と感じさせる。
次に引用した医療政策に「予防の観点から」とあるので漢方薬などは治療ではなく、
いわゆる未病状態の時に使うと認識されているらしい。
そうすると、「漢方薬や湿布は予防的に使用するから保険で賄う必要はない」とか
そういった流れで仕分けが行なわれたのだろうか。
そんな風に思ってしまう。
少なくとも、人は具合がわるいから病院に行き、患者がなんらかの症状を医師に
訴えており、医師の診察・判断によって症状緩和・治癒に向けて処方されたもの、
とはまるで想像していただけなかったのだろうか。

湿布にしても、腰や肩などが痛いと病院に行き診察を受けて処方されるわけで、
市販の湿布を、肩が凝ったから、ふくらはぎがぱんぱんだから買ってとりあえず
貼るのとは意味合いが違う。
自分自身ここ何年も湿布のお世話になっている。はっきりいって手放せない。
これがもし保険適用されなくなったら、市販の湿布を買わざるをえなくなるだろう。
病院に行く前は市販の湿布を使っていたけれど、経済的にやさしくない。
何よりも、効いた感じがほとんどなかった。
ごく軽い凝りなどを和らげる程度の効果しかないんじゃないかと思ったくらいだ。
病院での湿布を使用するようになってからはより強くそう感じるようになった。
見た目で提示できないのが残念だけれど、そのくらい違う。

漢方薬も湿布も、病院で処方されるものと全く同じ成分・効用があるのであれば
まだわからなくもない。
ただそうすると、医師が処方するくらいの薬を市販していていいのだろうかという
素朴な疑問がわく。
特に漢方薬は気軽に飲むものではないと思っているし、他になにか服用していたら
飲み合わせは大丈夫だろうかと素人でも気になる。

事業仕分け自体は否定しない。でもなぜ漢方薬や湿布が標的にされたのか疑問だ。
乱暴にいってしまえば、では市販されている薬があるものは病院で処方する必要は
ないということになってしまう。
最近少し認知度が上がってきた過敏性腸症候群。一応市販薬がある。
でも、過敏性腸症候群はひどい便意だけが症状ではない。
風邪薬。これも市販されている。
ただの風邪だと思って市販の薬だけですませていたら実は重大な病気だった。
全くありえない話ではない。
素人判断ほどこわいものはないことを、事業仕分けで「見直し」と決定した方々は
ご存知だろうか。

何もオチがないけれど、一患者のつぶやきでした。


歩数

2009年11月22日 | 歩数・グラフ
昨日の土曜日までの2週間の平均歩数。約5,600歩。
ちょっとペースが落ちたというか、以前に戻ってしまった。
雨と急な寒さにやられた格好。
身体が痛いというのは動く気力をなくさせる。
起き上がっているより横になりたいと思ってしまう。
と、そんな言い訳を並べるのは簡単なことだけれど。






診察

2009年11月15日 | 診察
右握力 26㎏
左握力 24㎏
背筋力 66㎏

ちょっとこの日は頸肩腕とは関係ないところで体調が悪かった。
そのわりには握力背筋力の数値がいいのがなんともはや・・・いいことにしよう。
肝心の痛い箇所の検査。いつも痛い場所とは違う場所がおかしい。
まあこういう状態の時もあるわけで。
「冷え」についてお話いただいた。
自分も当てはまるのだけれど、冷え症だと気温の変化が体調不調に繋がるとのこと。
診断を受けるずっと前からそんな兆候はあったので納得。
春先の気温の変化についていくのがつらかった記憶があるけど、たぶんこれだろう。
別の、線維筋痛症を診察されている先生の中には、痛みよりも冷えを改善することを
重視されている方がいらっしゃることも伺った。
頸肩腕にも通じるものがあると思う。



コラムより

2009年11月12日 | Weblog
頸肩腕とは直接関係ない話。
日経ビジネス アソシエオンラインに「職場を生き抜け!」というコラムがある。
以前もひとつ紹介した覚えがあるけど、今回のコラムも興味深かった。
公開中の映画、「沈まぬ太陽」を観るためのポイントを挙げたもの。
単に観るポイントだけではないのがビジネス誌らしい。

【第91回】映画「沈まぬ太陽」から学ぶ、職場を生き抜く術(前編)
副題は「~考えさせられる重みのある言葉が映画の中にたくさんある~」

【第92回】映画「沈まぬ太陽」から学ぶ、職場を生き抜く術(後編)
こちらの副題は「~『対立』を切り口に観ると、映画がよりリアルになる~」


ついでに、この連載の第90回も興味深かった。
ご参考までに。興味のある方はこちらもどうぞ。
【第90回】「若いうちは仕事に打ち込め!」とは片腹痛い
副題は「~いや、両方の腹が痛いんです~」

いずれの回も読者のコメント欄まで併せて読むことをお薦めします。
特に第90回はその前の回のコメントに対応して書かれたもので、さらにそれに対して
コメントが返されています。


それはさておき、山崎豊子の『沈まぬ太陽』は読む勇気がなくて読んでいないし、
映画も観にいくかはわからないけれど、上記コラムを読んで主人公の状況・立場、
というか、どんな話なのかは多少想像できた。
観るか読むかしたら、たぶん泣くだろうと思う。
感動して、ではなく、以前の自分のおかれた状況がフラッシュバックして。
(主人公とは状況はまるで異なるけれど)

泣いた本で思い出すのが、江上剛のデビュー作『非情銀行』だ。
読むうちに様々なことがフラッシュバックとして現れて、泣けてきた。
(仕事が原因で頸肩腕に罹患した方ならおそらくわかっていただけるかも)
本筋と関係ないところで泣くのも申し訳ない気がするけれど、そんな本だった。
そんなことがあるので、たぶん『沈まぬ太陽』も同じになる気がする。

余談。
映画「沈まぬ太陽」の上映時間。約3時間半。途中休憩10分。
インド映画のような長さと途中休憩。
身体がもつかどうか・・・


冬の飲み物

2009年11月10日 | 冷え対策
10月31日付日経新聞土曜版にこんな記事があった。
「『冷え』を防ぐお茶選び」 副題は「紅茶やハーブ、効果大きく」
漢方医への取材を基にした記事だ。
寒くなるこれからの時期に、少し役に立ちそうな感じがする。

以下、該当の新聞記事より説明部分を3箇所ほど引用。
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お茶には体を温める「温性」と、身体を冷やす「涼性」のものがある。
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目安にすべきなのは茶葉の発酵度だ。「漢方では発酵が進んで赤色になるほど温性が強くなるといわれる」という。茶葉では、紅茶やプーアール茶がそれに当たる。
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飲み方について「1日に約800ミリリットルを少しずつ飲むこと。忙しいときは、毎食後または朝の寝起きと就寝前の1日2,3杯でも効果がある」と説明する。
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同記事より以下まとめ書き。

○身体が温まるお茶。
 細かくは端折ったのでおおまかに。
「紅茶、プーアール茶、花茶(ジャスミンなど)、ハーブティ(カモミールなど)、
生薬・スパイス茶(しょうがなど)、穀物・豆茶(黒豆・麦茶など)」

○身体を温める食材は、
「かぼちゃ、しょうが、にら、ねぎ、にんにく」
これらに、
「鶏肉、羊肉、えび、さけ」などを組み合わせて鍋で食べるとよいと書いてあった。

○逆に、春夏向けの熱をとる飲み物。
コーヒー、グアバなどの葉茶、緑茶。

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以下、自分の感想。
自分の場合、コーヒーも割と好きだけれど、紅茶はもっと好き。
特に秋から翌春までは、紅茶が飲み物のメインになります。
夏場に主に飲むのは麦茶。煮出して冷ましただけのもの。冷やしません。
コーヒーは夏だろうが冬だろうが、飲みたくなった時に1日あたりの制限をつけて
飲んでいます。(その昔、コーヒーでお腹こわしたのであまり飲まない)

飲み方は800ミリリットルを少しずつですか。
お茶は一気に飲めないので、必然的に少しずつ飲むことになりますが、量が・・・
800ミリリットルどころではなく、たぶん1リットル超は飲んでます。
それだけ飲んでいたら冷えにはよさそうな気もするんですが、紅茶によって冷えが
改善された感はありません。今のところ。他の要素もあるのでしょう。
記事にケチつけようとかそういう意図はないのですが、冷えが多少改善されたかなと
実感できたのは、漢方薬を飲み続けるようになってからだったり・・・

醗酵度に応じて温まる加減が違うのであれば、醗酵がない緑茶は熱をとる飲み物として
納得なのですが、完全発酵の紅茶は、紅茶であれば何でもいいのでしょうか。
飲むなら自分の好みの紅茶を飲みたいから。

新聞記事書いた人の意図が伝わっているかは謎だけれど、まとめてみました。
この記事を丸ごと載せたいところだけれど、それは著作権的にまずいので、飲み物は
こんな分類をされているんだなというご参考程度にご覧ください。
この翌週の土曜版には寝る時に気をつけることが載っていたので、これもあまり
遅くならないうちにまとめて、紹介したいと思います。



歩数

2009年11月08日 | 歩数・グラフ
昨日の土曜日までの2週間の平均歩数。約7,000歩。
10月の月間平均歩数。約6,400歩。
体調ばっちりではないわりに、出歩いた?日が多かった気がする。
晴れた日は日中と朝夜の気温の差が激しい。
日中は歩くと暑いくらいでも、日が落ちると一気に寒くなる。
冬物をあれこれとひっぱりだし中。(一気にやると腕にくるので少しずつ)








診察

2009年11月01日 | 診察
右握力 27㎏
左握力 25㎏
背筋力 63㎏

前回に引き続いて背筋力60キロ台をキープ。
そんなに調子いいとも思えないのだけれど、素直に嬉しい。
痛い箇所の検査では相変わらず。
むしろ、より痛い箇所があった。(これは自分のドジだけど)
昼と夜の気温差、日による気温差。
これらは身体にもろにくる気がする。