頸肩腕症候群との日々

「けいけんわんしょうこうぐん」とは?「肩こり」レベルを軽く超えています。「目に見えない症状」って意外にやっかいですよ~

ニュースより

2006年10月31日 | Weblog
過労自殺の判決について、2件立て続けに新聞に掲載されていた。

スズキ社員の過労認定 約6千万円の支払い命令(共同通信) - goo ニュース

10月30日付共同通信より引用。
「酒井正史裁判長は『月平均で約100時間もの時間外労働をさせ、上司が
うつ病の発症をうかがわせる事実を認識しながら何ら措置を取らなかった』と
指摘、安全配慮義務の違反を認めた」

原告側の母親も、この静岡地裁の判決を受けて、コメントしている。
上記同様に引用。
「『一生懸命、働いた上に命まで捨てた息子の無念を晴らすことができた』と話した」

ところが、今日のニュースを見たら・・・
スズキ側は控訴するとか。


東京地裁では、逆に過労自殺を認めず、請求を棄却する判決が。
入社半年後に自殺した社員の損害賠償請求裁判にて。
10月31日付日本経済新聞より引用。
「裁判長は『労働条件や職場環境からみて、会社が自殺を予見できたとか、
注意義務を尽くせば予見可能だったと認めるのは困難だ』と指摘した」
この記事には残業時間は書かれてはいなかったけれど、ストレスによるうつ病で
自殺したと書かれていた。


元スズキ社員は残業時間の多さを認められている。
だから賠償命令の判決が出たのだろう。
一生懸命働いた挙げ句の人生の結末。その後の遺族側の裁判。
特に元スズキ社員の原告側は、過重業務が原因で亡くなったことを認めてほしい、
という気持ちが強かったと思う。
それだけに、見ていて何ともやりきれない気持ちになった。

診察

2006年10月28日 | 診察
右握力 26㎏
左握力 26㎏
背筋力 48㎏

握力は前回に引き続き安定した数値。
逆に前回、60㎏を突破した背筋力が、がたっと下がってしまった。
ちなみに背筋力は、1回目も2回目も全く同じ数値。
握力がよかっただけに背筋力も期待してしまったが甘かった。
ドクターによれば、このくらいの波は想定内とのこと。
ストレッチと腹筋(腰に負担のないタイプ)に励んで次回はまた60㎏台に
乗せたいな~とまた甘い期待をしてしまう。
期待ではなく目標にしないと。

勉強会にて

2006年10月25日 | 線維筋痛症(FMS)関連
先日、線維筋痛症友の会主催の勉強会に出席してみた。
線維筋痛症についてさらに知りたいということと、講師のお顔を拝見したい、
頸肩腕症候群に置き換えて何か参考になることはないかと思ったからだった。

渡された資料とスライドを見ながらお話を伺うスタイル。
症状の部分はやはり非常に似通った部分があるな~と感じた。
(全部ではないけれど、思い当たることが多い)
それから、治療についても。
リハビリ・代替治療の項目の中では、ウォーキングは特に推奨されるとか。
他の項目も、頸肩腕症候群で推奨される運動や治療とほとんど同じ。
(ヨガや太極拳、鍼灸など)

やはりウォーキングが一番手軽で確実な線?
自分でも色々調べていたら、ウォーキングをするには正しい姿勢があるらしい。
それに注意して、やはりがんばって歩くしかないんだろう。
体力維持とこれ以上体力を落とさないために。
できれば体力向上を図れればベストだけども。


話を元に戻すと、線維筋痛症はそれ単体での発症はむしろ少ないのだとか。
他の病気を併発することが多いそうだ。その大変さは想像しきれない。
(あまり書いてもまずいと思うので詳細は割愛)
非常に興味深くお話を伺うことのできた時間だった。

全身の痛みの他にも様々な症状が出る線維筋痛症。
それが原因で死ぬことはなくても、生活の質は著しく落ちてしまう病気。
まだまだ発症原因は不明だそうだけれど、とにかく1日でも早く線維筋痛症が
病気として正式に認められ、発症原因が解明されて欲しいと切に願う。

『不当買収』

2006年10月23日 | 本・音楽等
久々に江上剛作品の登場。
先月発売だったのに気づかず、最近購入した。相変わらず一気に読める。
最近よくTVや紙面を騒がせている企業買収を扱った話。
(もちろんフィクションだけど、この登場人物のモデルはあの人かなと楽しめる)
M&A用語集も巻末についてくるというお得本。

読み始めて、あれ?どこかで読んだ記憶があるな~と初出を見たら、以前刊行された
短編集のひとつを下敷きに、話が展開していた。
「いつかの、本番のために」というタイトルだったけど、その後が少し気になる
終わり方だったのでちょうどよかった。

読み終わった感想を一言で書いてしまうと、「若いな~突っ走ってるな~」
(偉そうな感想・・・)
主人公達のやり方がそう思わせた。
世の中、そう思い通りに話が進むわけはない。

現実にはハッピーエンドにならない企業買収もあるわけだから、小説の中くらいでは
ハッピーエンドでもいいと思う。
しかも単純な企業買収ではなく、主人公達の様々な思惑・悩みもからんでいたので
余計ハッピーエンドになってほしいなと願いながら読んでいた。
企業経済小説なのだけど、何だか青春小説を読んでいるような錯覚に陥った。

小説の江上作品は全部読んできたけど、元銀行員のせいかずっと舞台は銀行。
たまに銀行員以外が主人公になることもあるけど、ほとんど銀行員か元銀行員が
主人公。デビュー作以来、ずっと一貫して書けるのはある意味すごいと思う。
聞きなれない単語はさりげなく作品中で解説しているし(これも一貫している)、
ほとんどの作品で感情移入も容易にできる。これが一気に読める理由かも・・・
次回作はどんな内容だろう。


手元に未読の本が溜まっている。
次は何を読もう。また経済小説にするか、ファンタジー大作にするか。
はたまた別のジャンルか。迷う。

歩数

2006年10月22日 | 歩数・グラフ
昨日の土曜日までの2週間の平均歩数。約5,300歩。
相変わらず歩く日と歩かない日の差が激しい・・・
(調子が悪いと外出しないので、必然的に歩かない)
でも平均歩数が5,000歩台まで回復した。
3歩進んで2歩下がる、みたいな心境だ。

秋は実りの時期。おいしいものが溢れている。
やはりこの時期にしか食べられない、おいしいものを食べたい。

脳脊髄液減少症

2006年10月20日 | TV番組より
ニュース番組を見ていたら、日本脳神経外科学会で「脳脊髄液減少症」について
発症原因の解明や、診断基準作りが必要だという見解が示されたという話題を
取り上げていた。

この病気は交通事故などが原因で、脳やせき髄付近の液体が漏れ出し、頭痛や
めまいなどがするというもの。
名称自体は以前から知っていたけど、この病気が厚生労働省から病気として
認められていないということは、恥ずかしながら最近知った。
(つまり、保険証が使えないということ)
ニュース内でも、患者会の代表の方が同じ趣旨の発言をしていた。

学会でこのような見解が出されたのは非常に画期的なのだろう。
でも・・・
全国にどのくらいの患者さんがいるのかはわからないけれど、患者さんからすれば
非常に差し迫った問題のはず。
どうか1日も早く診断基準などの整備と病気として認可されるよう、願わずには
いられない。患者さんのために。
脳脊髄液減少症の他にも、厚生労働省から病気として認められていない病気は
まだあるのだから。

頸肩腕症候群の場合は、幸いにも保険証が使える。
でも職業病としてきちんと認識されているかは疑問だ。

最近の調子

2006年10月17日 | 頸肩腕
数日前、お腹を下した。熱はない。
お腹風邪を一瞬疑ったけれど、今までひいたお腹風邪とも違う感じ。
変なものを食べた記憶もないので、ストレス性のものかもしれない。
しかも吐き気もずっともよおしていたので(話が汚くなってすみません)、
いつもは夜、仰向けに寝ているのに仰向けで寝られず、横向きで寝る。
枕は仰向け状態でちょうどいい高さにしてあるので、横向きになると少し辛い。
吐き気があるので、全身枕でカバーすることもできない。

そんな状態で眠ったせいかどうかわからないけれど、その翌日から両腕がだるくて
仕方ない状態が続いた。
右側をカバーするために左向きで寝ており、しかも全身枕に右腕を預けることが
できなかったのが原因かなと必死に思い出してみた。
バスタオルで枕の高さ調整をすればまだましだったかと反省してみたけど、
だるくなってしまったものは仕方がない。

しばらく左右の鎖骨付近(胸郭出口のあたり)に湿布を貼る生活が続いた。
右側の鎖骨付近にはしょっちゅう貼っているので違和感はないのに、左側に
貼るとなると、何だか変な気分だな~と思ってしまうのが面白い。
とりあえず腕のだるさがとれないとできる範囲も狭まるので、極力おとなしく、
腕を使わないように気をつけてみる。
おかげで腕のだるさはだいぶましになってきた。
まだ鎖骨付近は痛いので湿布は欠かせないけれど。
お腹の調子もなんとか復活しつつある。その間、うどんでしのいでいた。

はたと気づいたのだけど、腕が痛い状態とだるい状態、どちらもしんどいことに
変わりはない。だるいほうが「痛みを我慢しなくていい」ので、若干まし??
でもどちらもご勘弁。早く症状がなくなってほしいものだ。

診察

2006年10月15日 | 診察
右握力 26.0㎏
左握力 25.5㎏
背筋力 61.0㎏

いずれの数値も過去最高値。
今は気候もいいし、たぶんまぐれだろう。
安定的に高数値を維持していくことが重要だから。
自戒しつつ歩くこととストレッチに励もう。

それにしても右上半身の痛みがなかなかしぶとく、とれない。
この痛みが何かと出るようでは、働くことを考えるどころではない気がする。
本当に、少し何かをやり過ぎるだけで痛みが出てくる。
ひどくなる前の身体の状態が思い出せないので、比べようがないけど。
それから、もう少し体力もつけたい。
働いていなくても、今自分がやるべきことは沢山ある。