ユア・ハイハート、自らの神聖さと共に。

心や魂のこと。生きる勇気と希望。
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ご自身の力

2011-01-18 18:26:32 | 癒し
セラピーやカウンセリング、また心や魂の事を学んでいて、私は何のために学び続けているのか、果たして、それは世の中に役に立つことなのか。。。と、最近、糸がもつれ切ったような意気消沈した気持ちになっていました。

セラピーやカウンセリングは、クライエント様が問題を解決し、望みや目標を達成することが一応のゴ-ルです。
何故ここで「一応の」というひねくれた表現を使ったのかと言うと、私の考えでは、問題解決や目標達成などの結果よりも、クライエント様がご自身で解決しようとする気概や心の体力、筋力の育成の方が大切ではないか、と思ったからです。「結果を出そうとして」何らかの心理療法に取りかかるとき、「結果を出したい」背景にある心理が(恐れなどがあると思います)増長されないようにしたいと私は考えます。

薄々意識してるにせよ、無意識でも、避けたかった事柄に、問題に対するコアな答えが隠されていたり、それに対面してどうしようもなくなった時から「自分」が始まる、という事もままあります。

一旦そこまで深く切り込んだ自分自身ならば、その先もそう大きくはぶれません。
もしくは、大きくぶれても、恐れがない自分ということかもしれません。
そして、それはご自身で切り開かれた自分です。ご自身で学ばれて、ご自身で答えを見つけられたのです。


ここまで書いて改めて思う次第ですが、セラピストって、何にもしないんですね。

傾聴や、ヒプノの誘導や、潜在意識の在り様など、私も積み重ねてきた手法や知識はありますが、でも「何もしない」とは、正直に申し上げて私の率直な意見です。ですから、何が役に立ててるんだろ?なんて考えてしまったのだと思います。


現在、様々な目的で、心理療法を受けていらっしゃる方は沢山おられると思います。そして一つひとつ乗り越えている過程におられる方も、また沢山おられることだと思います。そこで繰り返しますが、

その時、これは「ご自身の力」と、心から私は思って欲しい。
自身で解決でき、自身の力で乗り越えられたのだと。もちろん、これは本当のことですよ。

このように自分で自分をパワーチャージする姿勢が次の扉を開くのだと思うのですね。
それが時に暴走したとしても、暴走しないと分からないこともあって、そうやって自分の側面(経験)が増えていくことが生きることであろうと思います。

また、自分の力を意識しないと、優しい方へ易しい方へ流れていく嫌いもあります。
そして、それは代替に繋がっていくのではないでしょうか。

全て愛や感謝などの言葉にすり替えるのは無理があるように思います。
本心からそう思えなければ、例え怒りや憎しみであっても、そのオリジナルの感情を大切にする方が良いのではないでしょうか。
「本心からそう思えない」それは、本当に大切な気持ちです。


今日も最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました☆

今日も皆さん一人ひとりが、おおらかに飾りなく笑える一日でありますように。



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