◇先生の講話
1.書法の基本(初.中級レベル)
2.実用字の練習(その2)
○毛筆で普段書いている文字を楷書より少し行書的に書くと恰好良くなる。
この書き方として、例えば「三」を書くとき上の二本の横画をつなげる、下の横画はのびのびと横にひく。
どんな場合でも少し何処かをつなげるとなんとなく行書のように見える。「御中元」「御歳暮」「都」など例を白板に書いて説明があった。
○手紙の住所を書く場合、同じ大きさで書かない方がよい。氏名を真ん中に大きく、住所は2番目の大きさ、番地は少し小さくて良い。
3.常用漢字の許容(手書き・教育)
常用漢字について文科省が字体・字形を幅広く認める指針をとりまとめた。(2/29日読売)
例えば手書きの際「木」の縦画は、とめてもはねてもよいことや、「天」の2本の横画は上下どちらが長くても誤りではない、「公」はとめ、はらい両方可、など説明があつた。
◇その他
○当会が所属している「書道研究書聖会」による平成28年前期昇格試験について説明があった。
○第78回「謙慎書道会展」の入場券の配布があった。
(出席者 10名) (篠原 記)