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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

アイランド(試写会)

2005-07-20 13:55:58 | 映画(あ行)
ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン出演。マイケル・ベイ監督作品。

公式サイト

ストーリーは、近未来の話で、食事、睡眠、仕事、遊び、健康すべてを管理されている世界。地球は病原体に汚染され、外に出ることはできず、生活にもいろいろと制限があります。人と接触しちゃいけないとか、着る服装はみんな同じ。そして全ての人は、「アイランド」と呼ばれる地球上でたった一ヶ所汚染されていない地区への永住を望んでいます。
そして、抽選会によって、「アイランド」へ行く人が選ばれます。
けれど、リンカーンはアイランドへ行く途中で溺れるという夢を繰り返し見るようになり、外界から紛れ込んできた虫を見つけた事で、疑問を持ち始めます。
外の世界が本当は汚染されていないのではないか?アイランドとは?

簡単に感想を述べると、面白かった!かなり金のかかった大作なのでは?
ロスを舞台にした壮大な追いかけっこ(爆)。どこからがCGなのか分かりませんが、物が壊れすぎ、その迫力たるや、凄いです。そのおいかけっこの時の音楽も良くて、気分も盛り上がります。撮り方も上手いと思いました。
ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソンの演技も、まぁまぁだったし、悪役の人達も良かったです。
何より設定にリアリティがありました。


以下、ネタばれです。

実はリンカーンたちはクローンであり、人間が病気になった時などのための保険として作られています。近未来だけど、現在の技術でクローンを作ることは可能だし、実際に作られていますよね。(人間じゃないけど)
なので、すごくリアリティがありました。充分ありえる話だと。
クローンを依頼した顧客たち人間は、クローンは植物状態だと思っていて、でも実際は意志を持った人として生活していて、リンカーンたちは記憶の刷り込みによって、自分が人間だと思い込んでいます。生まれて3、4年しか経っていないのに。
リンカーンはある事態から、真相を知り、デルタと共に逃げ出します。それを追いかけるのが、クローンを作った人間。
これが壮大なるおいかけっこ(笑)。規模がでかいでかい。でも顧客にバレたら大変だから、事態を収拾するために、戦争屋(?)を雇って、そりゃもう死闘を繰り広げます。
元の人間とクローンが会って、対決したりといったシーンも面白かった。

まぁ、ラストは、セオリー通りではあるけれど、私は充分楽しめる映画でした。
で、彼らはどうなったのだろう…とちょっと思いましたが、この娯楽大作を観て、そこまで考えなくてもいいかーという感じでした(笑)。


*追加事項*
大事な事を思い出しました!
リンカーンとデルタがロスに着いた時、駅でコニー・フランシスの「シボネー」がかかったんですよ。
「2046」でチャン・ツィイーの登場シーンで流れる曲です。最近「2046」のサントラを聴きまくってたので、ハっとしました。
それから、他の方のブログを観ていて、「ユアンとキーファー」が似ていると書かれていて思い出したのですが、リンカーンのセリフで「Trust me!(僕を信じろ!)」というのがあったんですね。
そのセリフ、「24」でキーファー扮するジャックがいつも言うセリフじゃないですか!(笑)
壮大な追っかけっこはまさにロスで行われているし、どこか「24」と繋がっている感じがしましたね。