監督・脚本リュック・ジャケ、音楽エミリー・シモン、母ペンギンの声・ロマーヌ・ポーランジェ、父ペンギンの声・シャルル・ベルリング、子ペンギンの声・ジュール・シュトリュック
100万年前の氷で覆われた南極大陸。胸を黄金色に輝かせ、ペタッ、ペタッと2本足で数千の皇帝ペンギンが行進してくる。身長120センチと最大のペンギンで、どこか人間にも似た、ユーモラスな皇帝ペンギン。ある日、一組の皇帝ペンギンの夫妻が一つの卵を産んだ。卵をあたためる父ペンギンは、寒さの中、仲間と円陣を組んで暖め合い、120日間も何も食べずに必死に卵を守る。一方母ペンギンは産卵で体重の1/5を減らしてまでも、もうじき生まれてくるヒナのため命がけでエサをとりに100km先の海へと旅立つ。再び家族と会えることを信じて・・・。(公式storyより)
公式サイト
86分の映画でした。ドキュメンタリータッチの映画ですが、完全なドキュメンタリーではないのかな…?
ペンギンたちの行動や歩き方が可愛くて、滑って転ぶ所など、客席でも笑いが起きていました。
冬に突入する時期から1年間の皇帝ペンギンの姿を追っています。
冬前の時期になると、海を離れて、岩で囲まれた安全な場所へ歩いて移動します。
到着すると、オスとメスがペアになり、子作りをします。やがて卵が生まれ、母ペンギンは父ペンギンに卵を預け、海へエサを取りに旅立ちます。当然また歩いていきます。父ペンギンは、母ペンギンが生まれてくる子ペンギンの為のエサを取って帰ってくるまで、飢えと寒さに耐える120日間を過ごします。
これは凄いです。壮絶と言っていい。なぜここまでして、この極寒の地で生きるのか…寒さの為、自分の身体から卵を離す事ができません。卵は寒さに数秒しか耐えられないそうです。
そのうち、卵がかえり、かえってからがまた大変。寒さで死んでしまうヒナもいます。
母ペンギンはエサを取り、自分の身体に貯えてから、子ペンギンの元に帰っていきます。
母ペンギンが戻ると、今度は父ペンギンと交代し、母ペンギンが子ペンギンを受け取り、父ペンギンはエサを取る為に海に向かいます。体力を消耗している父ペンギンは、海にたどり着けず、いつもここでたくさんの犠牲が出るそうです。そして生き残った父ペンギンは、再び、家族の元に戻って行きます。
自然の恐ろしさ、生命の逞しさ、家族の愛を感じる映画でした。
NHKの特集とかで、こういうのがありそうで、お金を出してまで観に行くかと聞かれると個人的にはキビシイですが、ペンギン好き、動物好きな人や、子ども連れの家族で観に行くには、いいかもしれません。
自然の厳しさに屈してしまうペンギンや卵もあり、辛いシーンもありますが、血を見たり、目を覆うシーンはありません。
ペンギンってなぜ、南極に残って生きる事を決意したのでしょう。鳥なのに、羽根があるのに、飛べないし。飛んで移動すれば、120日間も飢えに苦しむ事はないのに…
100万年前の氷で覆われた南極大陸。胸を黄金色に輝かせ、ペタッ、ペタッと2本足で数千の皇帝ペンギンが行進してくる。身長120センチと最大のペンギンで、どこか人間にも似た、ユーモラスな皇帝ペンギン。ある日、一組の皇帝ペンギンの夫妻が一つの卵を産んだ。卵をあたためる父ペンギンは、寒さの中、仲間と円陣を組んで暖め合い、120日間も何も食べずに必死に卵を守る。一方母ペンギンは産卵で体重の1/5を減らしてまでも、もうじき生まれてくるヒナのため命がけでエサをとりに100km先の海へと旅立つ。再び家族と会えることを信じて・・・。(公式storyより)
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86分の映画でした。ドキュメンタリータッチの映画ですが、完全なドキュメンタリーではないのかな…?
ペンギンたちの行動や歩き方が可愛くて、滑って転ぶ所など、客席でも笑いが起きていました。
冬に突入する時期から1年間の皇帝ペンギンの姿を追っています。
冬前の時期になると、海を離れて、岩で囲まれた安全な場所へ歩いて移動します。
到着すると、オスとメスがペアになり、子作りをします。やがて卵が生まれ、母ペンギンは父ペンギンに卵を預け、海へエサを取りに旅立ちます。当然また歩いていきます。父ペンギンは、母ペンギンが生まれてくる子ペンギンの為のエサを取って帰ってくるまで、飢えと寒さに耐える120日間を過ごします。
これは凄いです。壮絶と言っていい。なぜここまでして、この極寒の地で生きるのか…寒さの為、自分の身体から卵を離す事ができません。卵は寒さに数秒しか耐えられないそうです。
そのうち、卵がかえり、かえってからがまた大変。寒さで死んでしまうヒナもいます。
母ペンギンはエサを取り、自分の身体に貯えてから、子ペンギンの元に帰っていきます。
母ペンギンが戻ると、今度は父ペンギンと交代し、母ペンギンが子ペンギンを受け取り、父ペンギンはエサを取る為に海に向かいます。体力を消耗している父ペンギンは、海にたどり着けず、いつもここでたくさんの犠牲が出るそうです。そして生き残った父ペンギンは、再び、家族の元に戻って行きます。
自然の恐ろしさ、生命の逞しさ、家族の愛を感じる映画でした。
NHKの特集とかで、こういうのがありそうで、お金を出してまで観に行くかと聞かれると個人的にはキビシイですが、ペンギン好き、動物好きな人や、子ども連れの家族で観に行くには、いいかもしれません。
自然の厳しさに屈してしまうペンギンや卵もあり、辛いシーンもありますが、血を見たり、目を覆うシーンはありません。
ペンギンってなぜ、南極に残って生きる事を決意したのでしょう。鳥なのに、羽根があるのに、飛べないし。飛んで移動すれば、120日間も飢えに苦しむ事はないのに…