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サイモン・ヤム、アニー・リウ、ニック・チョン、アイリーン・ワン、マギー・シュウ出演。パン・ホーチョン監督作品。
香港警察のイップ(サイモン・ヤム)は女子トイレを盗撮していたクワン(ニック・チョン)を取り調べるが、クワンは「盗撮などしていない。女たちの“組織”が世界規模の陰謀を企てている現場を撮ろうとしていた」という。クワンによれば、女たちが連帯して世界中の男たちを消し去ろうとしているというのだ。その後、イップは失踪したクワンを探して彼の前妻に接触し、また自分の妻も信じられなくなっていく。やがて“組織”の全体像がおぼろげに浮上し始める…。(パンフレットより)
公式サイト
総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
冒頭のシーンで目が点度:★★★★☆
毎年恒例のパン・ホーチョン監督ティーチ・イン付きの映画でした。チケットは即完売したそうで、さすが東京国際映画祭・アジアの風の目玉とも言えるパン・ホーチョン監督ですね。TOHOシネマ六本木の席では足りないということでしょうか。去年はシアター・コクーンで「イザベラ」を観ました。質問でも出ていましたが、なんでパン・ホーチョン監督の映画は日本で公開されないのでしょう?出演者がちょっと地味でマイナー・・・知名度が少ない・・・かな?マニアックな人しか観ないからでしょうか。でも「イザベラ」は私が去年200本近く観た映画の中でトップ5本の中に入る映画なんですよ?観てみたいと思いませんか??ダメ??(笑)
今回の映画は、去年の「イザベラ」ともその前の「AV」とも全く違った作風の映画で観終わった後に、凄いなと思いました。
とにかく、冒頭のシーンから度肝を抜かれます。ダイバーの格好をした6~7人が、警察(と思われる)で容疑者(と思われる)人に暴行しているシーンです。しかもクラシックの曲が流れ、そのシーンが延々と続きます(笑)。なんじゃこの映画は!という感じで引き込まれました(笑)。
ダイバーが容疑者に暴行を加えるというのは、監督が子どもの頃、自分の父親がパートタイマーで警察のお手伝いをしていた時の話を聞いて、印象に残っていたので、この映画でそのシーンを入れたそうです(笑)。容疑者が訴えても、暴行を加えているのはダイバーの格好をした裸の男たちなので、裁判官が信用しないという・・・。ありえないシチュエーションの話は誰も信じない、というのが、女子トイレでの殺しの相談、そして男性を殺す組織というのに繋がっていくんですね。世界規模で観ると、男性の方が事故死が多いそうです。知らなかった(苦笑)。
サイモン・ヤムが警察官で主役ですが、まさにサイモン・ヤムの映画と言っていいほど、出ずっぱりです。
女子トイレを盗撮して逮捕された犯人クワンの事情聴取をした際に、クワンが盗撮ではなく、男性を殺している女だけの組織の情報を知るためだと言ったのですが、なぜかその供述調書が紛失し、再度事情聴取をした時には、盗撮していた、と供述を変えたため、イップはクワンを不審に思い、調べ始めます。そして、犯人と知り合いだという上司のフォン(マギー・シュウ)を疑い、クワンの元妻を尾行し、さらには妻まで疑い始めます。実は妻とフォンは繋がっていて、妻は以前その組織に所属し、父親を殺していたのでした。イップはクワンの元妻と接触するうちに不倫関係に。それを知った妻は・・・。
冒頭がなんじゃこりゃ、ならラストはうわ~~~~っという終わり方(笑)。私の好きな終わり方です(笑)。男性の皆様、しゃっくりが止まらなくなった時は、自分の行動を省みたほうがよいかと(爆)。
組織の犯罪を暴いていく映画かと思いきや、もっとブラックな映画でした。
アニー・リウが凄く綺麗な人でした。私はたぶん初めて観る人かな?セシリア・チャンにそっくりです。セシよりもちょっとまろやかな感じ(笑)。
映像が青っぽいと指摘が観客からあり、監督自身はそれに加えて、空間を上手く利用した(意識した?)映像にした、というような事を言ってました。
トイレで殺しの相談、というのは、なんで女性は誘い合ってトイレに行くのか、ずっと不思議で、トイレでよからぬ相談をしているんじゃないかと考えたことがあり、その発想からこの映画のストーリーが浮かんだそうです(笑)。
タイトルは、旧約聖書の「出エジプト記」になぞらえたそうです。詳しくは、近いうちに公式サイトか何かにティーチ・インの様子をアップされるのではないかと思います。
サイモン・ヤム、アニー・リウ、ニック・チョン、アイリーン・ワン、マギー・シュウ出演。パン・ホーチョン監督作品。
香港警察のイップ(サイモン・ヤム)は女子トイレを盗撮していたクワン(ニック・チョン)を取り調べるが、クワンは「盗撮などしていない。女たちの“組織”が世界規模の陰謀を企てている現場を撮ろうとしていた」という。クワンによれば、女たちが連帯して世界中の男たちを消し去ろうとしているというのだ。その後、イップは失踪したクワンを探して彼の前妻に接触し、また自分の妻も信じられなくなっていく。やがて“組織”の全体像がおぼろげに浮上し始める…。(パンフレットより)
公式サイト
総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
冒頭のシーンで目が点度:★★★★☆
毎年恒例のパン・ホーチョン監督ティーチ・イン付きの映画でした。チケットは即完売したそうで、さすが東京国際映画祭・アジアの風の目玉とも言えるパン・ホーチョン監督ですね。TOHOシネマ六本木の席では足りないということでしょうか。去年はシアター・コクーンで「イザベラ」を観ました。質問でも出ていましたが、なんでパン・ホーチョン監督の映画は日本で公開されないのでしょう?出演者がちょっと地味でマイナー・・・知名度が少ない・・・かな?マニアックな人しか観ないからでしょうか。でも「イザベラ」は私が去年200本近く観た映画の中でトップ5本の中に入る映画なんですよ?観てみたいと思いませんか??ダメ??(笑)
今回の映画は、去年の「イザベラ」ともその前の「AV」とも全く違った作風の映画で観終わった後に、凄いなと思いました。
とにかく、冒頭のシーンから度肝を抜かれます。ダイバーの格好をした6~7人が、警察(と思われる)で容疑者(と思われる)人に暴行しているシーンです。しかもクラシックの曲が流れ、そのシーンが延々と続きます(笑)。なんじゃこの映画は!という感じで引き込まれました(笑)。
ダイバーが容疑者に暴行を加えるというのは、監督が子どもの頃、自分の父親がパートタイマーで警察のお手伝いをしていた時の話を聞いて、印象に残っていたので、この映画でそのシーンを入れたそうです(笑)。容疑者が訴えても、暴行を加えているのはダイバーの格好をした裸の男たちなので、裁判官が信用しないという・・・。ありえないシチュエーションの話は誰も信じない、というのが、女子トイレでの殺しの相談、そして男性を殺す組織というのに繋がっていくんですね。世界規模で観ると、男性の方が事故死が多いそうです。知らなかった(苦笑)。
サイモン・ヤムが警察官で主役ですが、まさにサイモン・ヤムの映画と言っていいほど、出ずっぱりです。
女子トイレを盗撮して逮捕された犯人クワンの事情聴取をした際に、クワンが盗撮ではなく、男性を殺している女だけの組織の情報を知るためだと言ったのですが、なぜかその供述調書が紛失し、再度事情聴取をした時には、盗撮していた、と供述を変えたため、イップはクワンを不審に思い、調べ始めます。そして、犯人と知り合いだという上司のフォン(マギー・シュウ)を疑い、クワンの元妻を尾行し、さらには妻まで疑い始めます。実は妻とフォンは繋がっていて、妻は以前その組織に所属し、父親を殺していたのでした。イップはクワンの元妻と接触するうちに不倫関係に。それを知った妻は・・・。
冒頭がなんじゃこりゃ、ならラストはうわ~~~~っという終わり方(笑)。私の好きな終わり方です(笑)。男性の皆様、しゃっくりが止まらなくなった時は、自分の行動を省みたほうがよいかと(爆)。
組織の犯罪を暴いていく映画かと思いきや、もっとブラックな映画でした。
アニー・リウが凄く綺麗な人でした。私はたぶん初めて観る人かな?セシリア・チャンにそっくりです。セシよりもちょっとまろやかな感じ(笑)。
映像が青っぽいと指摘が観客からあり、監督自身はそれに加えて、空間を上手く利用した(意識した?)映像にした、というような事を言ってました。
トイレで殺しの相談、というのは、なんで女性は誘い合ってトイレに行くのか、ずっと不思議で、トイレでよからぬ相談をしているんじゃないかと考えたことがあり、その発想からこの映画のストーリーが浮かんだそうです(笑)。
タイトルは、旧約聖書の「出エジプト記」になぞらえたそうです。詳しくは、近いうちに公式サイトか何かにティーチ・インの様子をアップされるのではないかと思います。
映画だから、許せるんでしょうが・・・。
でも、紹介の内容を読んでいくうちに、なんかこの作品、見たくなっちゃいましたぁ~
女性が誘い合ってトイレに行く姿を見かけたら、要注意です(爆)
ブラックな映画ですが、なかなか面白かったですよ。
ただ、日本での公開はちと難しいかも…
日本公開は、難しいですかぁ~
DVDが出たら、レンタルで見てみますねぇ~
まぁだからなんとかして映画祭で観ようと思うわけなんですが(苦笑)。
せめてDVD出て欲しいですね。