Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

私たちの幸せな時間(試写会)

2007-04-24 14:07:17 | 映画(わ行)
「トラックバックとコメントについて」

カン・ドンウォン、イ・ナヨン、カン・シニル、ユン・ヨジョン、キム・ジヨン出演。ソン・ヘソン監督作品。

3人を殺害した死刑囚(カン・ドンウォン)と、3回の自殺未遂をした女性(イ・ナヨン)。世の中を憎み、死だけを考えて生きている2人の男女が、週に1度、刑務所の面会室で会うこととなった。お互いに癒しながら自分を新たに見つめなおしていく2人だったが…。

公式サイト

この映画は、韓国で評判が良かったと聞いていたため、とても楽しみにしていました。12月にシネマート新宿で1回のみ上映があったのですが、チケットが取れませんでした。
公開時期も初夏というだけで、いつなんだ~~~としびれを切らしていたのですが、やっと試写会が始まり、気合を入れて申し込み、無事に当選しました(笑)。
「デュエリスト」が公開される時、カン・ドンウォンは来日し、ジャパン・プレミアにも行ったのですが、今回は来日しないのかな~?
カン・ドンウォンは、韓国の俳優さんの中で唯一(と言っていいと思う)好きな人です。ファンという程には興味がないのですが・・・って言い方も失礼だけど、彼についてはほとんど何も知らないし、特に調べようとも思わないので(笑)。
「デュエリスト」の興行成績は、本国でも日本でも芳しくなかったようですが(苦笑)、私はとても好きな映画です。カン・ドンウォンが美しいじゃないか!(笑)
まぁ、世間の評価と自分の好みが食い違うことは全然珍しくないので、気にしてませんが。

今回は、かなり演技に力を入れているということなので、ほんとに楽しみにしてたのですが、とにかく早く見たいと思ってから、時間がかなり経ってしまい、ちょっと期待し過ぎたようです。
期待通りではありましたが、期待以上ではありませんでした(^^;
上映中、かなり泣いてしまいました。目が痛くなった・・・。会場でもすすり泣く声が・・・嗚咽を挙げている人もいました。
暗い話ですが、泣きたい人にはオススメ。ただ、死刑囚と心の交流を描いた映画としては「デッドマン・ウォーキング」の方が良いと言わざるを得ないですね。

心が荒んでいた死刑囚がある人によって、癒されていき(たいていの場合、”ある人”も、癒されていく)、しかし、無常にも”その時“はやってきてしまう・・・という、特に珍しいストーリーではないですが(代表作としてはやはり「デッドマン・ウォーキングでしょうか)、タイトルの「私たちの幸せな時間」というのが、二人が面会している時間であるという事だったので、その面会の時の二人の会話などが、どんな感じなのか、どれだけ心に響くのか、などに興味がありました。


以下、ネタバレも含みますので、ご注意願います。


二人が面会する過程は、まぁ自然な流れでした。驚いたのが、死刑囚と殺された遺族が面会できる、という事。もちろんこの映画はフィクションなので、韓国でも本当にそれが実現するのかは知りませんが、どう考えても冷静に対応できるとは思えません。しかも、そこで、死刑囚ユンスが遺族に泣きながら謝罪し、遺族もユンスを赦そうとします。
うーむ、この展開は・・・泣きながら謝罪するというのは、ユンスの演技であって、遺族がいなくなってから、ユジョン(面会をしている自殺未遂の女性)に、ニヤっと笑って「泣いて謝れば、遺族の気は済むだろ」とかなんとか言うに違いない・・・と思ったのですが、そういう展開にはなりませんでした・・・。心が荒んでいるのは私の方か(爆)。だってーだってー結構早いうちから、謝罪しちゃうなんてーと思ったのですが、ユンスは普通にいい人だったようです(汗)。ありがちですが、悲惨な幼少期を過ごし、悪いこともやったけど、愛する人に巡り合って、幸せな日々を過ごし、でもその彼女が病気になり、手術代が必要で、また悪いことをやってしまったという経緯でした。冤罪かと思ったら、そういうわけではなく、友人の罪も被って、ただ死にたいと思っていたという・・・この辺がちと気になったと言えば気になりました。あの彼女はどうなったんだろう・・・。
一方、ユジョンも母親に憎しみを抱いて、自殺未遂を繰り返しますが、未遂で終わるというのは、本気で死にたいというよりは、母親を苦しめたいという意図が見えますね。なんで憎んでいるのかというのは、「死刑囚は秘密を墓場まで持っていく」と言ったユンスに告白するまで分かりません。
あの告白するシーンは良かったですね。そのことについて、ユンスがぐたぐたコメントしないのも良かった。
秘密を共有するようになった二人は心を通わせ始め、面会の時間が幸せな時間になっていきますが、無常にも死刑執行の日がやってきます。



彼に奇跡が起きるように、ユジョンが母親を赦すと告白するシーンも良かったです。母親を赦すことは、死ぬ事よりも辛いと。彼女の心の痛みが伝わってくるシーンでした。

ラストの死刑執行のシーンは、カン・ドンウォンの見せ場でしたね。ちょっとセリフがクサイかなと、今考えれば思いますが、なかなか良かったと思います。
しかし、絞首刑なんですね。実際は分かりませんが。
私が好きな映画「要塞監獄プリズナー107」も、死刑執行シーンがありましたが、あれは電気椅子でした。どっちが残酷なんだろ・・・。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は絞首刑でしたね。

「デュエリスト」で来日していた時は、この映画の撮影中だか、撮影後だかで、髪型がこの映画に近い感じでした。私はどちらかというと、長めの方が好きかな~。
長めの髪のシーンもあって、そっちの方がちょっと可愛い感じ。殺人を犯した直後、ドアの前で振り返るシーンがありましたが、その時の目が可愛くて、見ていてぽや~んとしてしまいました(笑)。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (韓流スターだーいすき)
2007-04-27 01:14:44
韓流スターかっこい~


韓流スターの情報を集めていて自分でもサイトを作ってしまいました


もしよろしければ遊びに来てみてくださいね
返信する