ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

冬至はゆず湯に限る

2007年12月19日 | お風呂
  22日は冬至、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日(実際には数日ずれる)、と言われてます。しかし、実際には冬至の数日前の方が日が暮れるのが早いと言われています。私もその事実を知ったのは最近でした。この辺りに何かヒントがありそう。詳しくは説明できませんが、日の出、日の入りの定義や大気の影響で太陽が実際よりも上に見えること、などと関係ありそうです。そういえばスポーツ少年団のある部長が冬至の見解として、「冬至が一番日が暮れるのが早いと思われがちですが、実はその数日前に早く暮れてます。実際には私も日が暮れるのを時間と明るさで試したことがありました」と。さらにその部長は「日が短いというのは、太陽が出て、沈むまでのいわゆる日の当たっている時間が短いというのが正解で、その短さと冬至(ここでは日が暮れる場合)とは、一致しない」というのがその人の話でした。なるほどそうか、日が暮れるのが一番早いというわけではないんだ、と納得。ようは朝の日の出の時間が遅くなり、日の出時間から日没までの日中の時間と見たほうが理解できるのかもしれません。専門的な解説ができませんので、あまり参考にしないでください。偉そうに人前でしゃっべてて実際はそうでなかった、という事実もたくさんありますから・・・。

 ほ~う長い前置き。だから何、と言われそうな書き出しでした。そう、冬至の話です。今年は12月22日(土)がその日にあたります。さて、お風呂の施設に冬至、とくれば、そうです。「ゆず湯」。

 日本では、この日に柚子湯に入り、冬至粥(小豆粥)や南瓜を食べると風邪をひかないと言われ、中国北方では餃子を、南方では湯圓(餡の入った団子をゆでたもの)を食べる習慣があります。

 さらに資料をたぐると、古来より冬至に柚子の湯に入浴する習慣があって、血液の流れを良くする血行促進効果が高く、古くより、ひび・あかぎれを治し、風邪の予防になると伝承されてます。 現代でも銭湯の多くは、冬至の日にちなみ柚子湯を用意してます。




 さらにさらに、柚子湯には冷え性や神経痛、腰痛などをやわらげる効果もあり、 ある検査では、さら湯(普通のお湯)と柚子湯に入浴後のノルアドレナリンを比べたところ、4倍の差が出た。[要出典] ノルアドレナリンは、血管を収縮させる効果のある成分であるから、それだけ血管が拡張していたことが分かる。 果皮に含まれるクエン酸やビタミンCにより、美肌効果もある。とここまでの資料はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でした。

 これだけの効能があることが分かると、ゆず湯に入らずを得なくなったでしょう。もう入るしかないです。
 
 最高じゃないですか、このゆず湯は。この時季に熟れて独特の柑橘の芳香を放ち、しかも美容に健康に、あの素顔からはそう感じ取れませんが、どっこい、素顔ではなく皮や中の成分に“非凡なもの”を持ち合わせているんですね、ゆずちゃんは。



 例年80㎏近いゆずを市場から購入してます。たまたま今年は当社の会員さんから「ゆず湯にするなら家に来ればタダであげるよ」とうれしい言葉をいただき、本日お昼間前に発ち、会員さんの実家のある北川町へ急ぎました。車で30分弱の国道沿いに実家はあり、そこからさらに山に登るのかなと覚悟を決めてました。が、ゆずの木は自宅裏の畑に3本、背丈にして4メートルくらいでしょうか、鈴なりに実を付けてました。ほっと一安心。「どうぞご自由に」との合図で支配人ともども黄色に熟したゴツゴツ感のあるゆずを長バサミを使ってパチン、パチン。切れて見事地面に落とした瞬間がまたたまりません。これも一つの「ゆず狩り」かも。目標の半分40kgの収穫はありました。残り半分は購入するしかないでしょうね。

 無料でいただいた会員のM様ありがとうございました。ヘルストピアのゆず湯は、22日の冬至と23日(日)の2日間、男女それぞれの浴場のメニューの湯(イベント湯)で行ないます。有効に活用させていただきますね。そして、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 


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