丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(04/10)の東京市場

2020-04-10 18:46:51 | 2017年3月~2021年7月
〇株反発(19498)「FRBが9日に大規模な金融支援策を決めたのを手掛かりに、前日の米株式相場が上昇し投資家心理の支えになった。半面、東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済活動が長期間にわたり停滞するとの警戒感が上値を抑えた。FRBは企業への間接融資や低格付け社債の買い入れなど、資金供給策の実施を決定した。信用不安が後退して前日の米ダウ工業株30種平均は上昇し、朝方は買いが先行。短期筋による買い戻しも入り、寄り付きで154円高の1万9500円と、きょうの高値となった。日経平均は下げに転じる場面があった。東京都や大阪府など国内で新型コロナの感染者数が増加し、外出自粛による消費低迷などが長引くとの警戒感から買いを見送る雰囲気が強まった。ただ午前の相場下落を受けて日銀が上場投資信託(ETF)買い入れを実施するとの観測が広がると、次第に買いが優勢になった。「アジアや欧米の株式市場は聖金曜日の祝日で海外投資家の売買が少なく、少額の買いでも戻りやすかった」(国内証券の株式トレーダー)との見方があった。」 〇債券は堅調(利回り低下マイナス0.005%)「前日の5年物国債入札で投資家の旺盛な需要が確認されるなか、週明け13日に中長期で日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)が予定されており、目先の債券需給の引き締まりを見込んだ買いが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は9日の講演で、ゼロ金利政策の長期化を示唆した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」で合意した減産幅が物足りないとの見方からニューヨーク原油先物相場が大幅安となったのもあって、日本時間10日の時間外取引で米長期金利が一段と低下したことも国内債相場の支えとなった。中期債では、きょうから新発債となった5年143回債の利回りが前日比0.020低いマイナス0.130%をつけた。超長期債にも買いが優勢で、新発20年債利回りは同0.005%低い0.325%で推移している。もっとも、新発10年物国債は13時過ぎまで取引が成立しないなど債券市場は閑散だった。10日は聖金曜日の祝日で欧米など海外の主要市場が休みとなるうえ、国内では新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言の発令もあって持ち高を積極的に一方向に傾ける投資家は限られた。」 . . . 本文を読む

本日(04/10_夕)の その他ニュース

2020-04-10 18:24:11 | 2017年3月~2021年7月
(写真:世界の秩序が安定したのは第2次大戦の終わりが近い1944年、米ブレトンウッズのホテルで連合国が新体制に合意してからだ=ロイター)新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を巡る地政学的な勝者がどこの国かを決めるのは悪趣味というものだろう。救いは、勝者に値する国など存在しない点だ。最近、何か行動を起こしたり、何かを成し遂げて尊敬を勝ち得たりした大国は見当たらない。米国からは今回の危機に対し、「ブレトンウッズ体制」や「砂漠の嵐作戦(編集注、1991年の湾岸戦争で集中的な空爆により短期間で停戦に持ち込んだ、米国が策定した多国籍軍の作戦)」のような提案はない。かくして同盟国に一致団結して対応を促す兆しもない。たとえトランプ米大統領にそうしたいという思いがあったとしても、彼にその手腕はない。11月の大統領選挙後、米国は新たな大統領の下で覇権国としての指導力を取り戻すだろうと期待するのは間違いだ。もはや米国の問題は、トランプ氏という1人の人物にとどまらず、深く分断しているためだ。(以下小見出しと 末尾部分)■外交力をもはや失った米国と信頼失った中国■"第2の冷戦"という発想は捨て去るべき■恐れるべきは予測不能な無秩序の時代この暫定的な状態は、支配的な権力が存在しないがゆえに不安に満ちている。そこで思い浮かぶのが、恐ろしい第2次大戦を招くことになった1930年代だ。パックス・ブリタニカ(大英帝国支配下での平和な時代)の終焉(しゅうえん)に近づく一方で、米国もソ連もまだ英国の地位を奪うほどの存在ではなかった時代だ。その後に到来した冷戦時代は苦難に満ちたものだったが、それでも当時の世界は無秩序な30年代に比べ、ある程度予測可能だった。我々が今、再び冷戦の時代にいると考えるのは誤りだ。今回の感染危機は、冷戦に近いというよりも30年代に近いとみた方がいい。何もない空白を恐れる恐怖は、古くからある美術の原理の一つだ。それは絵画に白い部分を残す発想を否定する。しかし、歴史はそんな選択も許さない。歴史はときに空白を出現させる。今回その空白を埋めるのが、以前のような全くの無秩序なのか、それを見極めていくのが我々の責務だろう。(* 日経 FT 記事より) . . . 本文を読む

(04/06~4/10)の映像ニュース

2020-04-10 15:30:48 | 2017年3月~2021年7月
写真は:タイで広まる社会的距離・新型コロナ (日経 電子版 より)  新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、タイでは1~2メートルの距離をとる「ソーシャル・ディスタンシング」(社会的距離)が推奨されている。タイ保健省の発表では、国内でソーシャル・ディスタンシングを8割以上の人たちが理解して実践しているという。街中のいたるところで見られる取り組みの様子を写真で追う (9日 23:25)   映像(動画)は、自分が見たビデオニュースで、日付順になっています。最後の3つはHPのTopページです(CNNとBBCは英語)NHKは時事英語の学習教材となっています。  . . . 本文を読む

昨日(04/09)の海外市況

2020-04-10 07:15:28 | 2017年3月~2021年7月
〇FRB頼みのダウ続伸(23719)「長期間の金融緩和の継続示唆も投資家心理の改善に。FRBは9日朝、最大2.3兆ドルの緊急資金供給策を発表した。従業員1万人以下の企業に民間銀行を通じて6000億ドルを融資するほか、7500億ドルの資金枠を設けて大企業の社債も買い取る。購入対象にはダブルB格以下の低格付け債も含まれ、企業の信用不安が改善する。議長は9日午前、ネット配信の講演で景気回復軌道に乗ったと確信するまで「力強く、積極的に(政策ツールを)行使する」と述べた。経済が困難を乗り切り、雇用最大化と物価安定という目標に向けた軌道に乗るまで続ける」と述べた。朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は660万6000件と、過去最大だった前週(686万件)並みの高水準だった。米ミシガン大学が9日発表した4月の消費者態度指数の下げ幅は過去最大だった。失業率の上昇で個人消費の減退が強まるとの懸念からの売りも出た。」 〇原油大幅反落(22.76)「主要産油国が大幅な協調減産で合意するとの期待から買いが先行、その後、減産しても需要縮小を補い切れないとの見方で売りが優勢。「OPECプラス」が9日電話協議。午前中は「サウジアラビアとロシアが減産で合意し、最大で日量2000万バレルの減産を協議」の報道に一時28ドル台に上昇。買い一巡後は売りが優勢。OPECプラスの協調減産は日量1000万バレル程度やそれ以下にとどまるとの報道もあり、合意内容を見極めたいとのムードが強まった。減産量より新型コロナによる原油の需要減の方が大きいとの警戒感も盛り返した。週末を前に持ち高を調整する目的の売りも出た」、金は続伸(1752.8)一時1754.5ドル 〇米国債は反発(利回り低下0.72%)「(パウエル議長講演を受け、買われたものの)原油高と株高に伴って債券は一時売り直されたが、原油相場が崩れるとリスク回避の債券買。10日は祝日で休場、3連休前に持ち高調整も。2年物は続伸した。利回りは前日比0.03%低い0.22%。」 〇日経平均先物夜間引けは、19470. 〇(為替)FRBの超積極策で流動性懸念が和らぎドル需要が一服、米経済指標の悪化で円買い。ただ円の上値は重い。欧米で新型コロナの感染拡大のピークが近づいているとの見方から、株式相場も戻りを試す展開となっている。低リスク通貨の円を買う動きは鈍かった。 . . . 本文を読む

本日(04/10_朝)の その他ニュース

2020-04-10 06:23:21 | 2017年3月~2021年7月
8日朝、楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMITを2.0にバージョンアップしてサービス本格開始」と発表。これまで、自前エリア外の場所では月間2ギガ(ギガは10億)バイトだった容量制限を5ギガバイトに拡大。さらに2ギガバイトを超過した際の通信速度を1秒あたり128キロビットから1メガビットに変更するとしたのだ。月額2980円で楽天モバイルエリア内なら使い放題、さらにエリア外でも5ギガバイトが使える魅力的なプランになった。これにより、仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供する格安のスマホサービスだけでなく、KDDIのMVNOであるUQモバイル、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルからユーザーを奪う可能性が出てきた。この連載では前回、「楽天携帯の使い放題に異議、2ギガで頭打ちの場合も」というコラムを掲載した。「楽天モバイルの自前網では使い放題だが、エリアは限定的。2ギガバイトはすぐに使い切ってしまう可能性があり、利便性はいまいちではないか」と警鐘を鳴らした。しかし、今回の改定はかなり思い切った内容となっており、ユーザーのメリットが大きい。■彼らは赤字覚悟で勝負に出たのか(中略)計算しやすいように仮に1ギガバイト500円に設定し、1人当たり毎月5ギガバイトを使い切ったとする。楽天モバイルでは300万人を対象に1年間、2980円が無料となるキャンペーンを展開している。1年で300万人を集めたと仮定すると、1人2500円が300万人で毎月75億円、年間に換算して900億円が楽天モバイルからKDDIに渡ることになる。楽天モバイルは2980円から2500円を引いたわずかな収入で携帯電話事業を運営しなければならない。しかも、全国にあと2万以上の基地局を設置する設備投資をしていく必要がある。楽天モバイルの新料金プランは大盤振る舞いだが、業界関係者の誰もが心配したくなる「綱渡りの大英断」と言えそうだ。(*日経 記事より)童子:すでに設備投資を終え、暴利をむさぼっていた3社がせめて制限速度を楽天にならって128kから1Mにするくらいの消費者還元はしてもいいのではないか。写真:2ギガバイト制限の料金プランを発表する三木谷浩史会長兼社長(同社提供) . . . 本文を読む