hazar  言の葉の林を抜けて、有明の道  風の音

細々と書きためたまま放置していた散文を、少しずつ書き上げ、楽しみにしてくれていた母に届けたい

木斛(もっこく)の雨

2018年09月03日 | 散文詩
頭に かすかに当たり 跳ね轉(ころ)がる
小さな 眠る赤子が 指を丸めた
白い拳(こぶし)のような 莟(つぼみ)

縺(もつ)れる髪を 梳(す)いてくれた
透き通る 母の指のように
軽く

木斛(もっこく)の莟 降る中 いつか
もう目覚めぬ 眠りに就きたい

つぎつぎ 飛び降り
跳ね轉がり 笑みつ 眠りつ

淺く薄く 流れる夢の中で その拳が 披(ひら)き
小さな 透き通った 指が 顕(あらわれ)る

霧雨の中 いつまでも
舞い疲れぬ 巫女(みこ)のように

入れ替わり 立ち代わり
ぽつ ぽつ と落ち
轉がりゆく かすかな音

 モッコクの花と莟(つぼみ) (アルママの気まぐれ日記)    

    モッコク

   成長すると 樹高は 約6m、時に 15m、直径 80cmに達する
   直立し、上で 放射状に広がる形に なり易い
   幹の樹皮は 灰淡褐色、皮目が多い

   葉は 互生ながら、枝先に集まる
   長さ 4-7cm、倒卵状 長楕円形、円頭で くさび脚、全体は しゃもじ状
   厚く光沢があり、日光が十分当たる環境では 葉柄が赤みを帯びる

   7月頃に、直径 2cm程の 黄白色の花をつけ、芳香を放つ
   花は 葉腋に単生、1-2cmの柄があり、曲がって 花は下を向く
   株により 両性花 または 雄花をつけ、雄花の雌しべは 退化している
Wikipedia モッコク)   

   玄関前に 植わっていて 三階より高く 繁茂する辺りで
   光ネットのケーブルを 包み込み
   もろともに 剪定(せんてい)されてしまったこともある

   玄関脇の道に 花や葉を落し
   木全体が唸(うな)る程 蝱(あぶ)蜂を集めるが
   果実は 見たことがない

   艶(つや)やかな朱赤に 色づいた葉が 時折 舞い降り
   季節と共に 去りゆく風が 遺(のこ)した
   微笑(ほほゑ)みに なる


髪の奥
彼方(かなた)から
母の指が 甦(よみがえ)る

明るい雨のように
朧(おぼろ)に 耀(かがよ)う
昏(くら)い空を 羽搏(はばた)く音

人けない階段
木斛の実の たわわに色づく
下を潜(くぐ)り 青葉 滲(にじ)む
宵(よい)の光が 斜めに差し込む

どこか遠い 夜更(よふ)け
遙(はる)かな 時を
滑るように歩く
青暗く光る 豹(ひょう)を連れた
娘の残像が ガラスの奥に 消えゆく

探している
その肌に 置かれた
透き通る 小さな指を包み
こぼれた莟を

透き通る 小さな指が
風を つかみ 奏でる

漆黒(しっこく)の髪が
澹(たん)として 星を覆(おお)い
闇(やみ)が
仄光る眸(ひとみ)に
翳(かげ)差す

落ちた葉が 暗然と
頰笑(ほほゑ)む
薄い風が 口の端を
かすかに 撫ぜゆく
Edmar Castaneda: NPR Music Tiny Desk Concert

メラブ・アブラミシュヴィリ 踊り子 テンペラ・合板 2006年
Merab Abramishvili Dancer Tempera on Plywood 76×52cm


二人の母親が わが子と言い張る
幼子(をさなご)の手を
左右より 引っ張り合せ

痛がる子が 泣き叫ぶのに
想わず 手を放した ほうを
母親と認めた 大岡 政談

ソロモン王の 叡智の裁定
旧約聖書 列王紀(上)
第三章 16~28 に
由來する という

もとは 生れたばかりの
赤子を めぐる話で
同所で 数日の裡(うち)に生れ
死んだ 赤子と すり替えられた
との訴えに 端を発す

子を失くし うろたえながらも
策略をめぐらし 素知らぬ顔にて
自らをも 欺(あざむ)かん
とする者と

子を失くしたかと うろたえ
ながらも わが子を よく見ていた
者の 爭(あらそ)いは

水掛け論と なりかねぬ ところ
忽(たちま)ち 一刀両断

「刀を これへ」

「赤子を 二つに分け
 半分を あちらへ
 半分を こちらに」

想いもよらぬ裁定に
一瞬で 本性が浮び上がる

驚き 言葉を失う裡にも
運ばれ來たる 刀は
手から 手へ

わが子の命を
守らんがため
息を 振り絞(しぼ)り

「お待ちください
 赤子は あの女のものです

 どうか 赤子を
 御生かしくださいますよう」
と 額(ぬか)づく母親と

自らが 原因の一端を担い
子どもが 命を落とす
暗い記憶を 甦らせつつ

赤子は 結局どちらも
自分の手には 入らぬのか
と 想い知ったのも束の間

「訴えを 取下げる」
との 悲鳴に
われに返った もうひとりの女は

遅れをとったことに 内心
舌打ちしながらも
慎重に 賢しげに言う

「あなた のものとも
 わらは のものとも せず
 赤子を 御分けくださいますよう」

まこと舌を巻く この言葉には

「自分のものに ならぬなら
 他人のものには ならせるものか
 死ぬがよい」

との 恐ろしい願いが
秘められておらぬだろうか

召使の就寝後 幼き亡骸(なきがら)を胸に
隣室へ 忍び込み 赤子を すり替えた
女の わが子の死は 添い寝の際
下敷きにして仕舞う という
痛ましい事故に よるものだったが

災害とも 運命とも つかぬ
出來事を 受け入れられず
出來事のほうを 変えようとする

自らが失った 幸薄きものを
他者のもとに無事ある 幸多きものと
同等と見なし 自らが持つべきものとして
奪い取ってよし と するなら

未(いま)だ 持たざるものであろうと
決して 持ち得ぬものであろうと
他者が持つものは すべて 自らが
自らだけが 持つべきである 他者ではなくして

とするに 毛一すじ程の差もなく
踏み越ゆる 一歩も俟(ま)たぬ


王は 「刀を これへ持て」
と 言われ つぎに
「生きている赤子を 二つに分けよ」
と 言われた

王は 「刀で 赤子を 切り分けよ」
と 言われたか?
言われておらぬ

それは その二つを 結びつけた者が
心中に 聴いただけである
だが 結びつけぬ者が あろうか

互いに 子を わがもの と主張するばかりで
母であれば 子のため なにを 望むか が
一向に 明らかに ならぬ ので
王は 論点を正されたのである

子の母が なによりも 望むこと

それは 子が 独りの人として生き
命を全(まっと)うする ことか

それとも 自らが 子を
わがものとする ことなのか

この問を つねに正しく 心の内に聴き
あらゆる瞬間に 正しく答うる者は
幸いなるかな

その子は 独りの人として
限りなく 慈しみ育てられ 育つからである

たれをも なにをも わがものとせず
愛することが でき
求むことなく 惜しみなく 与え

悲しみと絶望からさえも
喜びと希望を
引き出すことが できる
人となる からである




列王紀(上)第三章
3 ソロモンは 主を愛し、父ダビデの定めに歩んだが、
ただ 彼は高き所で 犠牲をささげ、香をたいた

4 ある日、王はギベオンへ行って、そこで犠牲を ささげようとした
それが 主要な 高き所であったからである
ソロモンは 一千の燔祭を その祭壇に ささげた

5 ギベオンで 主は 夜の夢に ソロモンに現れて 言われた、
「あなたに何を与えようか、求めなさい」

6 ソロモンは言った、「あなたの しもべである わたしの父 ダビデが
あなたに対して 誠實と公義と眞心とをもって、あなたの前に歩んだので、
あなたは 大いなる いつくしみを彼に示されました
また あなたは 彼のために、 この 大いなる いつくしみを たくわえて、
今日、彼の位に座する子を授けられました

7 わが神、主よ、あなたは このしもべを、
わたしの父ダビデに代って 王とならせられました
しかし、わたしは小さい子供であって、出入りすることを知りません

8 かつ、しもべは あなたが選ばれた、あなたの民、すなわちその数が多くて、
数えることも、調べることも できないほどの おびただしい民の中に おります

9 それゆえ、聞きわける心を しもべに与えて、あなたの民を さばかせ、
わたしに 善悪を わきまえることを 得させてください
だれが、あなたの この大いなる民を さばくことができましょう」

10 ソロモンは この事を求めたので、そのことが 主の みこころに かなった

11 そこで神は 彼に言われた、「あなたは この事を求めて、
自分のために 長命を求めず、また 自分のために 富を求めず、
また 自分の敵の 命をも求めず、ただ 訴えを ききわける知恵を 求めたゆえに、

12 見よ、わたしは あなたの言葉に したがって、賢い、英明な心を与える
あなたの先には あなたに並ぶ者が なく、
あなたの後にも あなたに並ぶ者は 起らないであろう

13 わたしは また あなたの求めない もの、すなわち 富と誉をも あなたに与える
あなたの生きているかぎり、王たちのうちに あなたに並ぶ者は ないであろう

14 もし あなたが、あなたの父ダビデの歩んだように、わたしの道に歩んで、
わたしの定めと命令とを 守るならば、わたしは あなたの日を 長くするであろう」

15 ソロモンが 目を さましてみると、それは 夢であった
そこで 彼はエルサレムへ行き、主の 契約の箱の前に立って
燔祭と酬恩祭を ささげ、すべての家來のために 祝宴を設けた



16 さて、ふたりの遊女が 王のところにきて、王の前に立った

17 ひとりの女は言った、「ああ、わが主よ、この女と わたしとは ひとつの家に
住んでいますが、わたしは この女と一緒に 家に いる時、子を産みました

18 ところが わたしの産んだ後、三日目に この女も また 子を産みました
そして わたしたちは 一緒に いましたが、家には ほかに だれも
わたしたちと 共に いた者は なく、ただ わたしたち ふたり だけでした

19 ところが この女は 自分の子の上に 伏したので、
夜のうちに その子は 死にました

20 彼女は 夜中に起きて、はしための 眠っている間に、
わたしの子を わたしの かたわらから取って、自分の ふところに寝かせ、
自分の死んだ子を わたしの ふところに寝かせました

21 わたしは 朝、子に 乳を飲ませようとして 起きて 見ると 死んでいました
しかし 朝になって よく見ると、それは わたしが産んだ子では ありませんでした」

22 ほかの女は 言った、
「いいえ、生きているのが わたしの子です。 死んだのは あなたの子です」
初めの女は 言った、
「いいえ、死んだのが あなたの子です。 生きているのは わたしの子です」
彼らは このように 王の前に 言い合った

23 この時、王は 言った、「ひとりは『この 生きているのが わたしの子で、
死んだのが あなたの子だ』と言い、また ひとりは『いいえ、
死んだのが あなたの子で、生きているのは わたしの子だ』と言う」

24 そこで 王は「刀を 持ってきなさい」と言ったので、刀を 王の前に持ってきた

25 王は 言った、「生きている子を 二つに分けて、
半分を こちらに、半分を あちらに 与えよ」

26 すると 生きている子の 母である女は、
その子のために 心が やけるようになって、王に 言った、「ああ、わが主よ、
生きている子を 彼女に 与えてください  決して それを 殺さないでください」
しかし ほかの ひとりは 言った、
「それを わたしの ものにも、あなたの ものにも しないで、分けてください」

27 すると 王は 答えて言った、「生きている子を 初めの女に 与えよ
決して 殺しては ならない  彼女は その母なのだ」

28 イスラエルは皆 王が与えた 判決を聞いて 王を畏れた
神の知恵が 彼のうちに あって、さばきを するのを 見たからである(列王紀 上〔口語訳〕

Ares Tavolazzi - Ofelia's Song

メラブ・アブラミシュヴィリ 花 テンペラ・合板 2006年 54×75cm
Merab Abramishvili Flowers Tempera on Wood


もうひとりの女の その後について
言及されておらぬ のに
気づかれただろう

彼女は 罰されたか?
否(いな)

彼女は 哀れまれた かもしれぬ
蔑(さげす)まれもした かもしれぬ

だが 亡き子の母だった
それが 彼女を変えたかもしれぬ


女は 一度 子を奪われたので 奪い返した
すると 奪い返した子は また奪われた

二度 子を奪われた 女の心は
石となり 落ちて 二つに割れた

心の抜け落ちたる 身体は
衰へ死ぬる時まで 独り生きた

二つに砕けた 心の内
一つは 雨に打たれ 流れを下り
海の底へ轉り落ちて 冷えた

二度も 去られた
と 打ち捨てられた心は
冷え切りながら 恨んだ

すべての子が すべての母から
去り 引き裂かれ
たった独り 死ぬがよい

満月の明るい 深更(しんこう)
深みより浮び上がり

月の面輪(おもわ)の映る
漣(さざなみ)に
わが子の眠る 顔を見た

千千(ちぢ)に搖(ゆ)れ
満ち退く 汐(うしほ)の裡に
微笑(ほほゑ)みて

その中には 赤子だった
時分の 女自身の顔もあった

隣りの部屋の女の
生きている 子の顔も

見分けが つかぬ
誰の微笑みか

すべての赤子は眠る
自らの心の 途切れぬ水音の
子守唄を聴き 命の泉の水底(みなそこ)にて

大人になった者も
老いた者も 泉は涸(か)れる ことはない
すべて つながっているから
月の光の奥で 海は呟(つぶや)く

砕けた女の心は うっすらと笑った
つながって
去った と 想うたが
つながっていたか

砕けた女の 心の泉は凍りつき
さらに 冷えゆき
超流動で 渦巻き

少しづつ 時間と空間を 擂(す)り潰(つぶ)し
すべての泉を 凍らせん と
源へと 少しづつ にじり下りた


もう一つの心は どうなったか

陽に焼灼され 砂に埋(うづ)もれ
大地の縁を潜(くぐ)り 眩(まばゆ)く
燃え盛る 火の流れに熔(と)け

二度も 奪われた
と 割れた心は 灼熱に滾(たぎ)り
目も眩(くら)む程 憤(いきどお)った

なにものにも 代え難(がた)きものを
失った自(みづか)らも
失われた幼き生命(いのち)も
顧みず 嘆き 悲しむ ことなく

そうでは なかろう
と 地核で 火が ゆらめき上がった
二度 奪っただろう

己が眠りの 深き潭(ふち)に
身動きのとれぬ程 重き肉を
子の 上に覆い被せ その息を奪い
子を 身の内に 戻そう
とする かのように

砕けた女の心は 口の端を
かすかに歪めた そうかもしれぬ
なぜなら それは わらは の もので
わらは から 離るるべき では
なかった かもしれぬ

すべてを熔かし
身の裡に 燃やし尽くさん と
核融合と減衰を重ね 地核に迫った



ふたつの心が 出遭(であ)ったとき
正面から 背中合せとなるように
一つに ならず 互いを 通り抜け
消えた

なにか小さく 目に見えぬ
翳のようなものが
そこら中に 飛び散っていった
子守唄のようなものを
逆さから 詠唱し
吸い込んで 音もなく弾け
消ゆるように見えて 遠ざかる


彼女は 渦巻く眸(ひとみ)に 見つめられていたが
それは 大き過ぎて 異なる次元に居た

ソロモンは その聲(こゑ)を聴くことが でき
銀河の片隅で 今し方 併合をなし
すべてが重力波となって 全天へ散り
消えていったもの について
尋ねられた

「あれは 失くした子を 探しに行きました
 あれが奪って わが子とした子を 母親に返したので」
「頑固な」
「まことに」
「では 奪うのでなく 与うことを學(まな)び
 死の谿(たに)へ 轉(まろ)び落ちた
 すべての子を 救った暁に 返してやるがよい」
「不滅に なりましょう」
「もう なっておろう」


女は 深く 重い 眠りより
覚めようとしていた

すべては 手から
すり抜けよう としていた
もがこうとしても 聲を出そうとしても
身体は動かなかった

たれかを 呼び止めようとしていたのか
なにかを 否定しようとしていたのか
それが 起こるのを 知っていた

胸に食い込む 石のようなものに
懸命に 目を見開くと
月の光に 蒼白く
赤子が 息を引き取っていた

煮えくり返り 凍りつく嘔吐

痺(しび)れた みぞおちに
歪(ゆが)んだ 子の口元を 宛(あて)がい
女はそっと 渡り廊下に出た

なんの音も せぬ
風が 帳(とばり)を かすかに 動かす

あの部屋の女は
数日前に 赤子を生んだ

この子が泣くと その子も泣き
その子が泣けば この子も泣いた

わらは は どこへ行こうとしているのか

その帳の前で

隅で丸くなる 婢(はしため)の影と
奥の いま一つの帳の向うに

伸ばされ 丸まり 閃く指の影


女は 帳の前を通り過ぎ
素足のまま 月明りの中へ出(いで)
歩いていった
Robohands - Hermit(from album: Green)  
メラブ・アブラミシュヴィリ (P.10-11) テンペラ・合板 2006年 54×75cm   
Merab Abramishvili Leopard(P.10-11) Tempera on Plywood Baia Gallery  


どれほどの生命と 引換えに しようとも
山なす 熱き 怒りも憎しみも
海なす 深き 愛も悲しみも
死ぬる子を 生かすことは できぬ

子を抱(いだ)き 歩みゆく
子が死ぬる こと なき
時 ところまで

途上で 時折 出逢(であ)う
迷い子は
手を取り 息を吹き込んで
居るべき 時 ところへ 戻し

いつか 目覚める前に

子の上から 身を引き剥(は)がし
その口に 息を吹き込み

子が 泣くのを 聴く
生れた 時のように


青暗い豹のような翳と
若い女は どこへ 行ったか

かれらは たれだったのか
月も 海も 大地も
消ゆる火も 風も 嘿(もだ)すのみ

Immortal Onion - Ocelot of Salvation(救世のオセロット)   
(from the debut album: Ocelot of Salvation)   

アンリ・ルソー 蛇つかいの女 油彩・画布  169.0×189.0cm オルセー美術館
Henri Rousseau The Snake Charmer Musée d'Orsay Oil on Canvas 1907年






Immortal Onion - Gestation(1st tune of the debut album: Ocelot of Salvation)      
 
Difference between Gestation and Pregnancy
 懐胎 と 妊娠 の 違い


 1. What is gestation and pregnancy?
 一、 懐胎とは、そして 妊娠とは、何か?

In humans, the process of reproduction is sexual.
It involves the union of the sperm produced by the male and the ovum produced by the female.
This process is called fertilization.
It results in the formation of the zygote, which undergoes divisions to develop into the embryo.
The embryo then develops into the foetus.
The growth and development of the foetus takes place in the uterus.

人間において、生殖の過程は 性的なものである
男性より生み出される精子と 女性において生成される卵子との 結合を含んでいる
この過程は 受精と呼ばれる
接合体が形成され、それが分裂して胚になる
胚は その後、胎児に発達する
胎児の 成長と発達は 子宮内で起こる

Immortal Onion - First Steps(2nd tune of the debut album: Ocelot of Salvation)      
Gestation is the period of time between conception/fertilization and birth.
During this time, the baby grows and develops inside the mother's womb.
Gestation means carrying, to carry or to bear.
Gestation is the carrying of an embryo or foetus inside the female's womb in mammals and non-mammalian species.

Pregnancy, more accurately, is the process and series of changes that take place in a woman's body and tissues as a result of the developing foetus.
During a pregnancy, there can be one or more gestations occurring simultaneously; for example in case of twins.

懐胎は、受胎/受精から出産までの 期間である
この間、赤子は成長し、母親の子宮の中で 発達する
懐胎とは、担うこと、包含すること、持ち堪えること である
懐胎とは、哺乳類や それ以外の動植物種の 雌の胎内に 胚または胎児を担うこと である

妊娠は、より正確に、発達中の胎児によってもたらされる
妊婦の身体や組織に生ずる 過程や一連の変化である
妊娠中、同時に発生する 一つ以上の懐胎が起こり得る、例えば 双子の場合である

Robohands - Strange Times(9th tune of the album: Green) 

 4. Summary;    四、 まとめ
Gestation is the time period between conception and birth during which the embryo or foetus is developing inside the uterus.
Gestation means to carry.
Gestational age is calculated from the first day of the last menstrual cycle.
Gestational period in a human female normally is 266 days.

Pregnancy is the series of changes that take place in a woman's body tissues as a result of the developing foetus.
Pregnancy is divided into three trimesters each lasting for 3 months.

懐胎とは、胚または胎児が 子宮内で発生している 受胎から出生までの間の 期間である
懐胎は 胎を懐に担うこと である
懐胎の月齢は、直前の月経周期の初日から 数えられる
ヒトの女性における 懐胎の期間は 通常 266日である

妊娠は、発達中の胎児によって もたらされる、妊婦の体組織に生ずる 一連の変化である
妊娠は、それぞれ 三箇月間に亘る、初期・中期・後期 に分けられる

人間の脳の 左右の半球は
完全に分離されている という
違うことを考え
異なることに興味を持ち
別の人格を持っている のだ そうだ

右脳にとっては いま
ここ に 現在だけが ある
映像で考え
自分の身体の動きから 運動感覚で学ぶ
そこでは 自身が
自身を取り巻く 全てのエネルギーと
つながった存在として 感じられる

左脳にとっては 過去と未来だけがあり
すべてが「未だ」から「既に」へと
直線的 系統的に 刻刻と
なし崩しに 移り変わってゆく
左脳は 現実の瞬間を表す
巨大なコラージュから 詳細を拾い出し
その詳細の中から さらに
詳細についての詳細を 拾い出す
場の量子こそ 基本的な
物理的実在であり
空間中 どこにでも存在する
連続的 媒体 なのだ
(フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」)
場が 唯一の リアリティである(アインシュタイン)

粒子は 場が 局所的に凝縮したもの
(フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」)
だから 光は 粒子であり それは 波動なのだ
そこへと凝縮しつづけて いるから

エネルギーと 物質が 等価である
ことを示す E=MC²は
場と エネルギーも 等価である
ことを示しても いる

凝縮 凝集と 拡散 伸長
脈動し 律動する
時と間 粒子と波動
渦巻き上がり 解(ほど)け波打つalterd様のブログもし いま が ありつづけ
わたしが 広がりつづけ 拡散してゆくなら
わたしは 空間であり 場であり
そこに 生命を 包含している
わたしと 胎となるべき 可能性を
立ち止まれず 進みつづける

もし 過去と未来が わたしを境に
流れゆくなら わたしは
カルマン渦をつくる 杭かもしれぬ
わたしが 進んでいる のではなく
流れが わたしを貫き 置き去りにする
わたしに 生命が宿ったとき
それは 逆カルマン渦となり
わたしは 生命とともに 杭を離れ
流れの源へ 遡(さかのぼ)る

空間の密度が増す のは
そこから離れる ことだろうか
三次元のものから 離れると
二次元に なる
そして やがて一次元になり
時空の狭間に 消ゆる
ように 見える

だが もし
十分に広い 視野を持つなら
星々から離れると 銀河が顕れ
銀河から離れると 銀河団が顕れ
銀河団は 連なっている

あるところで 逆轉している
かもしれぬ
放れ 離れてゆくと
間近な 小さなところから
浮び上がり 帰っている
かもしれぬ

近づくと 空間が顕れる
十分に近く 離れた
広い視野を 保てれば
陽子に近づくと 空間が広がり
陽子のまわりに飛び交う
電子が 宇宙をなし
陽子の中にひしめく クォークとπ中間子
崩壊すると 光が顕れる 二つ

拡がり漂い 離れゆく力と
深く沈潜し 圧縮を解く力
流れる力と 留まる力

重力と 時間と 空間から 解き放たれ
あなたは 光の中に 居るのだろう
二つの 光の中に