6月11日 小雨 のち 曇り のち 晴れ
3名の方にご参加いただきました。
旺盛な繁殖力で、八幡平にある在来植物の生育を阻害しかねない「生態系被害防止外来種」に指定されているセイヨウタンポポ。
駆除したものを楽しく・美味しく活用しようというのが狙いです。
小雨交じりの天気の中、まずは駆除作業から。
しかし、採っても採っても目の前に現れるセイヨウタンポポ。
管理棟の周辺から先に進みませんでした・・・。
ひとつの根からミツマタに分かれているものも。恐ろしや・・・・・・！
3人で1時間みっちりかけて、ゴボウネット2袋分の収穫（？）。
さて、駆除したタンポポの茎・葉・花を煮出して、草木染めをします。
よーく色が入りますように！
こちらは持参したシャツを染めています。
白かったシャツが、ぱっとタンポポ色になりました。
染めの案内人の松田ハツエさん（左）が、クサギの実を持ってきてくださいました。
これも使ってみましょう！つぶしてつぶして、色を出します。
こちらは、天ぷらの材料。セイヨウタンポポはもちろんのこと、さきほどのクサギの葉も使います。
「わー！すごーい！」とポーズをとってくださった（笑）のは、
たまたまキャンプしていた八幡平パークボランティアの方々。
駆除作業を手伝ってくださいました！ありがとうございます！！
天ぷらランチ、なかなかでした！のんびりと染め上がりを待ちます。
午後、染めあがった布たち。タンポポの黄色もクサギの青もいいですね！
終了するころには雨も上がり、いきいきした緑の中で記念撮影！
お日様の下で見ると一層綺麗ですね。
セイヨウタンポポは脅威の存在ではありますが、作業を通して植物の逞しさや生きる知恵などをしみじみ感じるのもまた事実。
私たちも、学ぶべきところがあるような気がしないでもない・・・。
でも、駆除は継続しなければ！ということで、また皆様のお力を借りる機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします！
（さやね～）
