児童センターさん主催行事でスノーシュー体験をご利用いただきました。
スタッフも含め総勢20名ほどで、目指すは山毛森の主・ミズナラの木!
歩き始めは霧の中。
雪不足の影響は標高1000mのスキー場にもあらわれています。
2年前に開催した時は膝まである雪をもりもり漕いでいただいたのですが
今回は春先のような、ガリガリ君のような雪の上を歩きます。
(この時期にこんなに歩きやすいスノーシュートレッキングも、ある意味レアな体験かと)
冬の森は発見と想像がたくさんです。
折れて他の木にもたれてしまった木と、もたれられた木の気持ちを代弁してみたり・・・
地面よりずっと高いところにある木の枝に、ウサギがかじった跡があるのを見て
どうやってこんな高いところを食べたのかな?と予想してみたり。
にっこり顔のサワグルミの葉痕や
ウサギみたいなオオカメノキの冬芽もみつけたね。
解説を聞いた後に、おとなたちにオオカメノキの冬芽のことを教えてくれました。
ありがとう・・・尊い・・・。
こどもたちが「これ何!?」って、見つけてくれました。
見上げたところにはたくさん実を付けた大きなヤドリギが。
これは、ヤドリギの実を食べた鳥のフン。種がいっぱい入ってる!
スタッフあべの「ドライフラワーをさがせー!」の一声で、
ツルアジサイの花をみんなたくさん拾ったよ!
行程中にぐっと気温が下がってきたので、
空気中の水分ががコケや冬芽に付いて結晶化していく様子が見られました。
はかなくて、とてもきれい。今日のような天気でなければ見られなかったものです。
主さまに到着!みんなで記念撮影。
そしてある意味今日のメインイベント、しりすべり~!
みんな、これがやりたかったんだろーう?
あー面白かったね、さ、次行くよ・・・って、えっ、もっかいやるの!?
しりすべりのためなら何回でも登ることを厭わないこどもたち・・・
はあ・はあ・・・お、面白かったね・・・
もうすぐゴールだよ。せっかくだから、好きなとこ歩いちゃおう。
疲れたって言ってたのに、急にセンターの先生に勝負を挑んで駆けてゆく少年・・・。
奇襲か・・・やるな・・・。
最後は一列に並んで、ゴールまでよーいどん!
最後に本気出すおとうさん(≧▽≦)b
こどもたちの楽しい発想やきらきらした顔を見て、こちらまで笑顔になってしまいました。
このあとは白欠集落にピザつくり体験に行ったそうですよ。
スノーシューでおなかをすかせた後の手作りピザ、おいしかっただろうなー。
学校の休校が決まり、また様々なイベントも中止になるなか
野外の少人数でのイベントはリスクが少ないとはいえ
「来て来てー!」と大きな声で叫ぶことができない現状です。
ただ、現時点では3月のイベントは開催予定です。
もし「お外で体をうごかしたいなあ・・・」と思ったら
スノーシュー体験にいらしてみませんか。お待ちしています。
(さやね~)