少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

現像条件について

2007-11-23 17:54:10 | 写真
どうも最近の写真が眠いのばっかりで調子が悪い。こういうときは原点に帰ろうということで最短時間最大濃度法というのを久しぶりにやってみた。

と、なんともまあ焼き付けの時間がずいぶん足りないところでやっていたことが判明した。その時間でそこそこのプリントにするためには現像時間もずいぶん短くならざるを得ないわけで、なんだか変な穴に落ちていた感じ。

ただ、最大濃度を与える露光時間だか、これがかなり微妙で判定が難しい。F11で30秒から55秒の間にあるのはまあ間違いなにのだが、そのどこがぴったしになるのかは印画紙に当たる光の向きなどでよくわからない。55秒も露出してまともなプリントにするには、相当現像時間を延ばさなければいけない。まあまあの所ということでは35から40秒程度の露出がいいところかもしれない。この露光時間ををどのくらいがんばる(のばすか)かで写真の出来もずいぶん違ってくるに違いない。

それにしてもスキャナでネガを読み撮るってばかりいると、適当に補正されてしまうのでこういう現像のポイントが見えなくなる気がする。

Finder

2007-11-23 12:13:07 | 天体観測
どうも値段の高かった宮内のファインダーがいま一つの性能なのがきになってしょうがなかった。そこで、昼間に双眼鏡と宮内ファインダー、それから笠井の正立ファインダーを見比べてみた。

わかったことは、遠くの景色を見る限り宮内のファインダーのほうが笠井に比べて数段良く見えるということだ。ビクセンの双眼鏡宮内を比べても決して宮内は引けを取らない。シャープさはなかなかのものだし、周辺でも像の乱れが小さい。笠井のファインダーは、やはり周辺部分の乱れがひどく、真中の部分でもあまり解像力が高くない気がする。

ただ、夜に使うと宮内の方が明らかに暗い。ファインダーとして考えると笠井のほうが上なのかもしれない。

ということで、ちょっと気分が盛り下がっていた宮内ファインダーも、やはりなかなか捨てがたいことが分かってきた。どうすればうまく使えるかとあれこれ考えてみると、まず見口についているゴムの目当て。これをとってみた。結構このファインダはアイレリーフ(目と接眼レンズとの適正距離)が長いのだけれど、目当ての長さが長いので、眼鏡をしたままだと少しけられてしまうのだ。以前、ファインダーをのぞく時は両目を開けてみるといいということを教えてもらったので、近視の僕は眼鏡をしたままでファインダーをのぞく。その時に視野がすべて見えるようにするためにはこの目当てがじゃまだ。ただ、そうすると金属の部分がまるだしになって、眼鏡にキズが付きそうになってしまう。ダイソーで何かパッドのようなものでも買ってきてみようかと思っている。

Kasai Finder

2007-11-20 22:54:13 | 天体観測
ホームズ彗星はいよいよ薄く広がった。でも何となく彗星っぽく尾を引いているようにも見える。信じる人には見える程度の話だけどね。

それから先日購入した笠井の正立ファインダー。アングルファインダーは確かに体制が楽でとても使いやすい。でも、気になることもある。アイピ―スは広角であるのだが、端のほうに行くとひどく像が悪い。実質的に使えるエリアは中心近くに限られる。まあ、ファインダーなんで見え方が多少悪くてもいいといえばいいのだけどね。

我が家にはいくつかの光学機器があるんだけど、その中で一番見え味がいいのは、何とビクセンの双眼鏡アルティマED。もうカタログからは消えた双眼鏡だが、ファインダーなんかは足元にも及ばないくらいよく見える。ドブソニアンは集光力はあるものの、やはり像は甘い。テレビューのエイティファイブはドブソニアンのあとで見ると、光が本当に点になるのはこういうことかと思うくらいシャープに見える。まあ、双眼鏡は倍率が低いのでそれをエイティーファイブと比べるのはフェアではないかもしれないが、くっきりとした見え味は双眼鏡が一番ののような気がする。値段は2万円ちょっとで、おまけにポイントで貰った代物だが、ビクセン恐るべしではある。

青い目の人形

2007-11-17 23:28:29 | 写真
SR-101 135mm F3.5
小学校の参観日。終わった後はバザーやゲーム。子供は大喜びだ。バザーで見つけた青い目のお人形。300円で売られていた。結局誰かが買っていった。

どうもネガのコントラストが低い。どうもやはり現像時間が不足しているよう。

ポタ赤ファーストライト

2007-11-15 22:55:46 | 天体観測
よく晴れていたので、この間作ったポタ赤を初めて使ってみた。カメラはクラッセS。華奢な赤道儀なので軽いクラッセがとても都合がよい。ちゃんとクラッセにはレリーズをつける穴もあればバルブも設定できる。焦点距離も38mmということで、星野写真にもぴったりだ。

参考にしたサイトには20分くらいまで追尾が可能とあったが、いい加減に作ったこの装置でとてもそんなに露出がかけられるとは思えない。とりあえず2分から5分くらいの露出時間で何枚か撮ってみた。

ネジを15秒おきに90度回転させてやるとちょうどいい具合になるが、実際にやってみると、本体が軽いため回転するとき全体がちょっと動きそうになったり、蝶番のガタがわずかにあって、ネジをまわすたびに少し板が上下する気もする。現像してみないとわからないが、もう少しがっちりと作らないと星は点にならないような予感がする。休みにもう少しチューンしてみよう。

ホームズ彗星(8)

2007-11-15 22:45:29 | 写真
GINJI-250D, Panoptic 35mm

さらに彗星は淡くなり大きさも大きくなった。ちょっとそらし眼を使わないと端のほうは見えにくい感じがする。さしものホームズ彗星も盛りは過ぎたかなあという感じだ。それでも横に広がった感じはわかる。

ホームズ彗星(7)

2007-11-13 23:08:17 | 天体観測
新しいファインダーをつけてホームズ彗星を観察。スケッチはまたあとからアップします。彗星はさらに大きさを増して、その分薄くなってきた。対称な円形ではなく片方に流れている様子がわかる。中心のコマはちょっとどこにあるかわからない。

ファインダーは利き目でも何とか使えることが判明。光学系自体はとてもすっきりとした良い見え味だと思う。正立のアングルファインダーは予想以上に使いやすい。正立部が回転して自由に方向を変えられるのも便利だ。送ってもらったネジを使うとアイピ―スとの干渉もなくなり、これも気分が良いなあ。