少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

クラッセケース

2011-08-29 21:48:47 | 写真
クラッセ用のケースは東京駅の近くのカメラ屋さんのオリジナルのものを使っている。お手製感が結構あるが、まあ日頃の使い勝手は悪くない。ただ、レンズに付けたフードをそのままにしておくと(実際このフードはすぐ外れるということで評判が悪く、富士の講習会で教わった木工ボンドでくっつけてある。)あちこちにあたったりそうで、ちょっと宜しくない。

そういえばクラッセが発売された頃はレンズ部を覆うようなケースもあったが、今や市場にはでまわっていないようだ。

そこで考えたのが100均で買ってきたフェルトとアップリケで作ったカメラレンズ保護用バンダナ。アップリケはアイロンで貼り付けてある。固定はぐるっと回して黄色いマジックテープで。耐久性は?だが、とりあえず格好は悪くないと思っている。総工費300円なり。

ハムフェア

2011-08-29 21:29:47 | アマチュア無線
最近お休みの日がほとんど現像に当てられてアマチュア無線をやる暇がない。少し気合を入れようとビックサイトのハムフェアに行ってきた。
特に何か買おうかというつもりはなく、何か面白い話がないかとふらっと出かけた。イベントステージでARRLのNN1N氏がコールサインについてトークをしていた。そこで質問をしたら、後からご当人がそばにやってきてしばしお話をした。

最近ちょっとハムに飽きているんだけど、何か良いプロジェクトはないかとの質問に、いろいろ実験をやってみてはとすすめられた。例えば車に付けたバーチカルアンテナを海岸のそばに持っていくと、ものすごい特性が得られるとか、橋の下を車ですぎると、VHFの信号は聞こえなくなるのにAMの信号がかえって大きくなるとか、ちょっとよくわからないようなことがまだ沢山ある、是非そういうことをやってみるのも楽しいよ。と助言された。

話をしているとフィリピンから来たという方も入ってしばらく談笑した。まあ、そういう実験を本当にするかはともかくとして、ちょっと楽しいひとときだった。

結局購入したのは200円のマイク付きヘッドフォーン。自分でプラグを付ける必要があるので安いとの説明。ダンボールに接続の仕方が書いてあった。本当に動作するのかなと思ったけど、無事動作してひと安心。


LensWork

2011-08-21 17:57:31 | 写真
だいぶ前からLensWorkという雑誌の編集長がやっているpodcastを聞いている。一回の長さはせいぜい5分の短いエッセイのような番組だが、なかなかこれが面白い。一度どんな本を出版しているか見てみたと思っていたが、円高ということもあり1年分の購読を申し込んだ。隔月の発行で送料込78ドル。モノクロ専門の雑誌に載っている写真がどんな調子で仕上げられているのかとても興味がある。

引き伸ばし器の電球

2011-08-18 21:18:42 | 写真
2004年に購入して以来、約7年間使ってきたLPLの6600型引き伸ばし器。その電球が切れた。まあ、バチバチ点けたり切ったりして来たので、電球にとっては過酷な使い方だったと思う。こういうこともあるかとスペアの電球が買ってあったので作業には問題は発生しなかった。確か2000円ほどしたと思ったので、再度スペアを買おうとネットで調べてびっくり、同じ商品が4000円以上する。どう見てもただの電球なんだけどね。まあ、いつまで売っているかもわからないので一応1個買っておいた。この電球が切れるまでにはだいぶプリントできそうだけど、それにしても高いなあ。

現像時の攪拌について

2011-08-17 18:10:39 | 写真
フィルムの現像するときに最も重要なファクターは現像液の温度と現像時間だろう。プリントイクスチェンジをするときでも、そういう情報を記載して送ったりする。でも、現像するとき攪拌する仕方が、すごく大きく影響することに今頃気がついた。大体化学反応というのは、フィルム表面と薬品の反応になるわけで、じっとして拡散に任せた反応と、強制的な流れを作った時の反応では、多分桁違いに反応速度が変わるはず。とすればじっとして何分やるかよりも、攪拌をどのくりの回数やるかの方が格段に現像結果に影響するというのも理解できる。攪拌のタイミングや回数で結構ネガ濃度が変わることもわかった。多分、10秒や20秒の現像時間の変化よりも、最後の攪拌の回数を1回変える方が結果に効くんじゃないかと思う。

バライタ紙

2011-08-16 21:09:18 | 写真
最近どんどん値段が上がるモノクロ用品。印画紙もずっと一番安いRCペーパーばかり使っていた。紙の大きさも6切りを使っていたのをもう少し小さいものに変えた。

先日久しぶりに新宿のヨドバシに行った。上の階のモノクロ用品フロアーは以前の半分ほどの広さになっていた。別に何かを買おうと思ったわけではなかったが、期限切れまじかの富士レンブラントVが半額になっていた。サイズはカビネサイズで250枚入が3000円台で買えたのはラッキーだった。早速プリントしてみたが、水洗などに時間が掛かって大変だけど、深みがでていいなあと思った。

見えないゴリラ

2011-08-15 15:28:48 | その他
人間の錯覚について書かれた本 を最近読んだ。その中で何度となく出てくるお話が、見えないゴリラの実験だ。これは大学で行われた心理学の実験で、被験者はビデオを見せられて何らかの作業をするように指示を受ける。ここでの作業とは、何人かのバスケットボールの選手がボールをパスしているビデオの中で、何回のパスが行われたかを数えると言うもの。できるだけ集中してパスの回数を数えるよう指示されるのだが、実際にはパスの数を数えることが実験の主目的ではない。このビデオの中にバスケットとは関係のないぬいぐるみのゴリラが現れるシーンがあるのだが、これを覚えているかどうかを聞くと、驚いたことに殆どの人はゴリラの存在に気がつかなかったと言う。実際のビデオを見たいという方はこちらを御覧いただきたい。これを見てゴリラの存在に気づかなかったなんて到底考えられないと驚かれるかもしれないが、それが実験の結果なのだ。

http://www.youtube.com/watch?v=vJG698U2Mvo

この実験で何がわかるかと言うと、要するに人は目から入ってくる情報をそのまま認識しているのではなく、注目をしている内容以外の情報については全くと言っていいほど無視されてしまうということらしい。もっと言うと、人は見たいと思うものしか見ないのである。

実は見える見えないという認識のプロセスだけではなく、記憶さえも同じようなことが言えるのだという。普通記憶と言うと、見たり聞いたりした事柄を頭のメモリーの中にしまっておくことを指す。もちろん時がたてば記憶の詳細は失われてしまうかもしれないが、その大筋まで変わってしまうことはないと考えがちだ。しかし、実際はそんなものではないらしい。記憶も自分の都合がいいように書き換わってしまうのである。本の中で取り上げられた例として、米国のヒラリー・クリントン女史の話があった。彼女が大統領選を戦っていたときに、どこかの国で飛行機から降り立った時、銃撃の中を潜り抜けてやっと到着した話をしたのだ。だが、実際にその様子を撮影したビデオには、にこやかに微笑みながら飛行機から降り立つ女史の姿が映っていた。このことはクリントン氏の選挙戦での大きな痛手となったという。もちろんクリントン氏がうそをついたと考えることもできるが、そんなすぐわかるようなことでうそをついても何のメリットもないことは明らかだ。

こうなってくると私たちが普通いっている事実とは一体なんだろうと思わずにはいられない。うそをつくとかごまかすとか、そういうことではなく間違いないと思っていることが実はいんちきなんだから、何が真実かを知るすべなどないのである。いつも見えている現実は、実は現実でもなんでもなく「自分が見たいと思っている世界」でしかないとしたらどうなるのだろう。あなたが思っている世の中のありようや記憶の殆どは、間違いなく嘘っぱちだのだ。

でも、もしそうだとしたら自分の見たい世界を変えてやれば、どんな世界でも作れると言うことになる。多分そういうことなんだろうなあと最近思うようになってきた。さて、次はどんなお話を作ろうか。


今日の太陽

2011-08-07 21:19:06 | 天体観測
最近見たテレビ番組によると、いつもは11年周期の太陽黒点が13年周期になると、そのあと太陽黒点がほとんど見えなくなり、太陽活動が低下、地球の温度が下がっていくのだそう。確かに黒点の数は少ないですなあ。