少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ビクセンのアイピ―ス

2007-11-27 21:25:51 | 天体観測
今日は早く仕事が終わったので、帰りに秋葉原のスターベースに寄ってみた。望遠鏡の双眼装置で今使っているのは16mmのナグラーなのだが、焦点距離を延ばすための2倍エクステンだーが付いているので、ちょっと倍率が高い。月を見るときは問題ないが、これで散開星団などを見ると拡大しすぎで、収差も気になる。もうちょっと長い焦点距離のアイピ―スが欲しいと思っていた。

ビクセンから最近発売になったNPLというアイピ―スは、いわゆるプローセルというクラシカルタイプで視野も50度程度しかない。ただ、値段は3000円~4000円程度と安いのが魅力だ。中国製ということだろうけど、見た目は結構高級感もある。何分双眼装置ではアイピ―スが2個いるので、高いアイピ―スだと出費も大変だ。もし、このアイピ―スがうまく使えれば双眼装置でももう少し低い倍率が使えると思ったわけ。

ものを見るといっても実際に望遠鏡にさしてみるわけにもいかないので、外観を見ただけだが、アイレリーフも長く見口も上下して使いやすそうだった。結局25mmのものを1本だけ買って帰った。

今日は雲が広がったのでテストはできなかったが、地上のターゲットを見る限り双眼装置とも相性もいいようだ。ついでがあればもう一本買ってこようと思う。ドブソニアンでも焦点距離が16mmだとちょっと倍率が高いと思っていたので、こちらでも活用できそうだ。

趣味と対数目盛

2007-11-27 21:11:28 | 写真
この間現像の記録をつけ始めてから100本目のフィルムを現像した。ノートにつける以前のものもあったのでこれが総数ということではないが、どう考えても200本はいっていないだろう。

最初の1本に感動して、それから10本目くらいでまあなんとか普通に現像ができるようになり、今100本でいいプリントってなんだろうって考えるようになってきた気がする。

要するに上達の速度って対数リニアなんだよね。とすると次は千本目か。ずいぶん遠い気もするなあ。まあそれまでこの趣味をやっているかどうかも定かではないけれど、たぶんそこまで行くとまた新しい地平がみえてくるんだろうね。それを楽しみにまた頑張って写真を撮ろうと思う。

空の暗さ

2007-11-25 22:10:27 | 天体観測
今日もいい天気だが、満月もギンギンに輝いていて星見にはいまいち。そこで双眼鏡でプレアデス星団(すばる)を観察してどのくらい星まで見えるかを調べてみた。

実はこれは環境省がずっと前からやっているプロジェクトで日本中のいろんな所のデータが蓄積されている。

今日見えたのはギリギリで8.0等星だった。よそと比べてみると案外暗い星まで見えているようだ。天の川はまったく無理だけど満月が出ている条件にしては健闘しているほうかもしれない。また月がなくなってからチャレンジしてみよう。

現像に関する考察

2007-11-25 21:58:06 | 写真
今日は露出を10段階に変えて撮影をやったりして、現像の状況を確認した。攪拌を抑えて(最初1分間攪拌、あと1分間に2回攪拌)現像時間を長くした(9分30秒)条件でのフィルム。焼き付けの条件はF11で25秒。印画紙は富士の2号(KM2)だ。

焼き付けの時間はもう少し長くしたかったが、これでも大分露光量は多い。結果はハイライトはまあまあだったが、シャドウはすとんと落ちてしまっていてZONE2以下にはトーンが全くなかった。確かにプリントを見てもシャドーがつぶれている感じだ。それでも諧調の出ている段数は7段程度でそんなに悪くはないだろう。

壁の撮影じゃなくてちゃんとした対象を撮ったコマを±2段振ってみると-1か-2段が良い感じで、ネガ濃度が十分足りていないことが明白だ。

これらの結果を総合すると、シャドーをもう少し持ち上げて全体的なネガ濃度を上げたいところだろう。具体的にはさらに攪拌を少なくしてシャドウ部分のネガ濃度を上げる一方、ハイライト部分の黒化を抑制する。そして全体的なネガ濃度を上げるために現像時間を長くするというところだろうか。

Cafe

2007-11-24 21:06:55 | 写真
KLASSE S, NEOPAN 400 PRESTO, EI=200. D-76(1:1)@22C for 9 min. Agitaiting 2 times every 1 min. Scanned Negative

これも人間三脚で撮った一枚。東京駅の丸の内側はずいぶんおしゃれな街になりましたね。

Tokyo Station

2007-11-24 21:04:49 | 写真
KLASSE S, NEOPAN 400 PRESTO, EI=200. D-76(1:1)@22C for 9 min. Agitaiting 2 times every 1 min.Scanned Negative

パレスホテルで同窓会があり、その帰りに撮ったもの。もちろん三脚なんかないので壁に体を寄せて撮ったのだけど、結構ぶれてなかった。酔いもそれほどではなかったようですな。

攪拌について

2007-11-24 20:41:14 | 写真
KLASSE S, NEOPAN 400 PRESTO, EI=200. D-76(1:1)@22C for 9 min. Agitaiting 2 times every 1 min. Scanned Negative

結局今日撮ったフィルムを攪拌を減らして(30秒ごと→1分ごと)、そのかわり現像時間を延ばして9分とした。結果は大正解。特にハイライトの濃度が増してコントラストのはっきりした良いネガに近づいた。境界もきっちり出ている気がする。たぶんまだ改善の余地があると思う。それにしてもこんなに攪拌条件がきくとは思わなかった。


現像条件について(続)

2007-11-24 11:20:26 | 写真
一夜経ってテストに使った印画紙をよく眺めてみた。ドライダウンというのだっけ、昨日より短い時間で真っ黒になっているように感じる。F11で25秒から30秒の時間で真っ黒になっているようだ。まあ、このくらいの時間なんら、なんとか普通に焼けるネガが作れそうだ。

ただ、このくらいたくさんの露出をかけて焼くと、ハイライトの部分が十分に表現できなくなるように思う。

ネガのコントラストを上げるためには、攪拌を多くしてシャドーの部分のネガ濃度をガンガン上げればいいことになる。確かに先日間違えて攪拌を多くしたネガはコントラストがずいぶんと高かった。やりすぎると画のシャープさが失われたり、シャドーの諧調が失われたりするらしいから、程度問題ではあるんだろう。

後でもう一本テストでとったフィルムを現像しようと思っている。