「彼らの蛮行と我々の蛮行」と題して６月２１日付のコモン・ドリームズ・ニューズ・センターにノーマン・ソロモンが書いた。
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ニュヨーク・タイムズのバグダッド支局長は、これ以上あり得ないほど明快だった。
「この事件は、我々を実に八世紀、本当に野蛮な世界の昔に引き戻すものです。」ジョン・バーンズはそう語った。彼は火曜日夜、ＰＢＳの「ニューズアワー・ウイズ・ジム・レーラー」で、死体が発見されたばかりの二人の米兵に何がおきたかを説明しようと話していた。あきらかに二人は残虐行為の犠牲者であり、バーンズが「野蛮な殺人」を表現するのに用いた戦慄的な言葉が全く適切だったことを多少でも疑うものは一人もいるまい。
問題は、バーンズと、彼のマスメディアの同僚達は、アメリカ軍によって残虐行為が行われた際には、同じような言い方をしないことだ。民間人に対して空中数千フィートから爆弾を投下するのは、まるで恐怖に陥れて殺すための文明的な方法であるかのようだ。
ジャーナリストは言葉の上でひどく目につく二重基準を使い分けていて、アメリカ人が被害を受ける時には道徳的な憤慨をして見せるが、米軍による犠牲者のことは避けて通る。世界に対するメディアの窓は濃い赤-白-青の星条旗模様の色ガラスでできていて、全体としてみれば、ジャーナリズムというよりは宣伝というのが実態だ。
アブ・グレイブ、アフガニスタン、グアンタナモで得られた証拠によれば、アメリカの外交政策には拷問は含まれないと主張する人々は、不正直かだまされているのだ。
ニューヨーク・タイムズや他のアメリカの大手メディアのレポーターたちは、アメリカ軍の砲火がイラク民間人にもたらしている事態を「野蛮だ」と表だって表現しようとは夢にも思ってはいるまい。
２００４年４月の米軍によるファルージャ攻撃を目撃したアメリカ人の著者ラフール・マハジャンは語っている。「およそ四時間ほどの間に、ファルージャの小さな病院で、おそらく一ダースほどの負傷者が担ぎ込まれるのを見ました。負傷者の中には頭を撃たれた18才の若い女性もいました。彼女は運び込まれた時には心臓発作を起こしていて、口から泡を吹いていました。医師たちは、彼女がその夜、持つまいと思っていました。もう一つの致命的な例は、大量に内臓出血している幼い男の子でした。」
何百人もの民間人がファルージャ攻撃で亡くなり、七ヶ月後同じ町を米軍部隊が攻撃した際には、さらに多くの人が命を失った。以来、イラクでのアメリカの空爆は激化しており、都会地域が照準ということも多い。
数日前、六月中旬、フリーのアメリカ人ジャーナリスト、ダール・ジャマイルは語っていた。「ファルージャの病院関係者が、米軍戦闘機がファルージャ北東部のイブラヒム・ビン・アリ地区のある家を爆撃した際に、その中には同じ家族の女性たちと子供もいる八人のイラク人が殺害され、六人が負傷したと報告しています。」
もちろん、米軍は民間人の殺害は避けようとしていると私たちは聞いている。この言い方は、まるで民間人を殺害してもかまわないかのような響きがある。だが空から、あるいは他の米軍の軍事行動による虐殺は、占領者の戦争による結果だ。(私たちの社会で、警察が何軒もの店に機関銃射撃を浴びせて、買い物客を殺した場合、決して無罪な人々を狙ったわけではなく、亡くなった方々には不幸なことだが、それは不可避で、犯罪に対する戦いの上でこの作戦は正当化可能だと弁明したら、我々は一体何と言うだろう？）
一方、アメリカ・メディアの戦争報道でいつも抜けているのは、基本的な文脈だ。そもそも欺瞞に基づいた、侵略と占領という点だ。
「ブッシュ勝利の為の戦略が始まろうとしています。」著者ボー・グロスカップは火曜日に語った。「アメリカとイラクの軍隊がラマディを包囲しました。食料品と飲料水は遮断されています。次は「衝撃と畏怖」の戦略的都市爆撃で、それに「掃討」作戦が続きます。地上部隊、狙撃兵、そして空からの「支援」です。」
チコにあるカリフォルニア州立大学の国際関係論の教授グロスカップは、こう付け加えた。「これは、町を民間人の死と破壊によってぺしゃんこにすることで「安定」をもたらすことを意図した、神聖化されているあのファルージャ・モデルです。それは下院議員ジャック・マーサが支持している、勝利を得るための「きれいな」方法で、イラクから米軍は撤退するが、遠く１５，０００から３０，０００フィートの高度から、空軍力で「敵」と戦い続けるというものです。２００４年１０月迄に、この「きれいな戦争」は、１０万人近いイラクの民間人を殺害し、それ以後さらに数千人を殺害しています。だが、戦略的爆撃に熱心な人々は言うでしょう。「それは勝利の為の代償で、誰かが究極的には犠牲になるしかないさ。空からのテロ被害者に、希望者はだれかおらんかね？」
ジャーナリストは、いかに勇敢、熟練、熱心であろうと、仕事において一貫した単一の道徳的基準が持ち続けられない限り、戦争装置への奉仕として、自分の才能を切り売りする結果に終わるだろう。
http://www.commondreams.org/views06/0621-33.htm
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goose さんの労訳です。
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【会員投稿】
●Aljazeerah info アルジャジーラー インフォ アラブ漫画選
＊http://www.aljazeerah.info/Cartoons/2006%20Cartoons/July/25jl6c.htm
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7/24/06) シオニストに牛耳られている米欧の政治家たちはイスラエルは自衛権を行
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ロリストが空爆を続け パレスチナやレバノンの市民を殺しているのに
＊http://www.aljazeerah.info/Cartoons/2006%20Cartoons/July/23jl6c.htm
★Because of the Bush administration's blind support to Israel, this is how the coming Rice's visit to the Middle East is perceived: Flowers to Israelis and bombs on the Arabs (Jalal Al-Rifa'i, Ad Dustour,
7/23/06)
ブッシュ政権の盲目的なイスラエル支持のため、中東へのライス米国務長官の訪問は
イスラエルには花束を アラブには爆弾を としか 受け取られていない
★The Bush Vision for the New and Different Middle East! (Khalil Abu Arafeh, Alquds, 7/23/06) ブッシュ描く新しい別の中東イメージとは
★The Israeli occupiers in Lebanon are digging in, AGAIN! (Nasser Al-Ja'afari, Alquds, 7/23/06) レバノンに侵略したイスラエル占領軍は再び 自
らの墓穴を掘っている
■サウジのArab News RASMIの風刺漫画
★ http://www.arabnews.com/cartoon/2006/07/28.jpg
７月２８日 レバノンのシ二ョーラ首相が政府の権力で全土を統一しようと努力して
いるときに シオニスト・イスラエル占領軍の侵略戦争がその全土統一を破壊しつつ
ある
★ http://www.arabnews.com/cartoon/2006/07/27.jpg
７月２７日 イスラエル・シオニスト政権 米国製古靴下を捨て ＜新中東＞に履
き替え 米
国支援のイスラエル大帝国への野望露わにしている ネオコンの思う壺でもあろう
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http://www.aljazeerah.info/Cartoons/2006%20Cartoons/July/26-27jl6c.htm"><FONT
Aljazeerah.info アルジャジーラー・インフォ アラブ漫画選 ７月２６－２７日
★ (Jack Cleary, Al-Jazeerah, 7/26/06). ライス米国務長官のイスラエル訪問
テルアビブに持ち込まれる最新兵器
★ Israeli Zionists putting on the "New Middle East" Using the old US socks! (Amjad Rasmi, Arab News, 7/27/06) イスラエルのシオニストは米国の古
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★ The Israeli Zionist New Middle East: Destruction of one Arab state after
another: Palestine, Iraq, Lebanon, ... (Emad Hajjaj, Alquds Alarabi,
7/27/06) イスラエルのシオニストの描く新中東： パレスチナ・イラク・レバノン
・・・・とアラブ国家を次々に破壊していくこと
★ Israeli Zionists under US cover: No Ceasefire! (Hamed Atta, Al-Khaleej,
7/27/06) 米国のカヴァーの蔭でイスラエルのシオニストたち：停戦などありえない
★ US-Backed Puppet Arab rulers lining up to enter the White House to receive their orders (Hamed Najeeb, Alittihad, 7/27/06) 米国の家来であるア
ラブ傀儡支配者たちがご主人様の命令をうかがうために ホワイトハウス参上に列を
なす
★ Israeli Zionist occupation war machine in South Lebanon (Nasser Al-Ja'afari, Alquds, 7/27/06) レバノン南部に侵略したイスラエル・シオニスト
占領軍の戦争マシー
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(Hamed Atta, Al-Khaleej, 7/20/06)
吉田悟郎 ブナ林便り編者
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