狭山事件 三者協議で4点の証拠を開示

2012-10-06 14:12:03 | Weblog
弓山正路さんから
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先日(10月3日)に狭山事件の三者協議が行われました。その報告
を石川早智子さんがホームページで書かれていますので転載します。
 早智子さんが「再審を開始させるまで、決して油断せず楽観せず、し
っかりと闘い続ける」と書かれていますが同感です。

冤罪 狭山事件HPより
http://www.sayama-jiken.com/index.html

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三者協議で4点の証拠を開示 12回三者協議は2013年1月に

 パソコンが2012年9月18日に壊れ、9月28日新しいパソコンを買った。
10月3日朝、やっとホームページを更新することができ、幸先の良い1日
の始まりで、いい1日になる予感がした。

 この日10月3日は狭山事件の11回目の三者協議(弁護士、裁判官、検察
官三者の話し合い)の日で、2009年12月東京高裁・門野裁判長が検察に証
拠開示勧告をした証拠8項目のうちいまだ開示勧告を拒んでいる3項目の証
拠開示、また、弁護団が請求している証拠開示について検察が応じるのか、
また「不見当」と拒否するのか、拒否した場合、裁判官はどのような対応
をとるのか、協議の行方を息詰まる思いで別室で待っていた。石川も落ち
着かない日々を過ごしていたが、ただ、3者協議を別室で待つしかない。

 1時間ほどで、協議は終わった。弁護団の表情は明るい。裁判所は検察
のかたくなな証拠隠しの姿勢に対し柔軟な対応を促したそうだ。
 証拠開示はこれまで国連からも開示するよう勧告され続けている。公正
な裁判をするには証拠の開示は当たり前のことだと思うが、これまで裁判
所は検察の証拠隠しを許してきた。このことが冤罪を生む大きな要因とも
なってきた。検察は自らの間違いを認めたくない、という以前に犯人にす
るためには証拠のねつ造、偽造までするということが明らかにされてきた。
これらを踏まえ、また裁判員裁判が始まったこと等もあり、今証拠の開示
は少し進んできているように思う。

 狭山の闘いはこれまで、弁護団の血のにじむような努力、そして多くの
支援者の長い闘い、100万筆を超える公正な裁判を求める署名の提出、取調
べの可視化の請願署名活動、そして、各地で取り組まれる創意工夫した闘
いがあった。やっと実りに近づいてきた予感がする。

 しかし「狭山闘争」

 再審を開始させるまで、決して油断せず

楽観せず、しっかりと闘い続ける


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