パナソニックPDP偽装請負事件闘争/井上公益委員に対する忌避申し立て/吉岡力

2011-06-15 08:30:58 | 労働運動
パナソニックPDP偽装請負事件争議当該の吉岡です。

パナソニックPDP偽装請負事件で大阪府労働委員会に不当労働行為救済申し立て事件として救済申し立てをしていた案件で極めて不当な労働委員会命令が出されましたが、この事件を担当した公益委員・井上隆彦弁護士(フェニックス法律事務所)の忌避申し立てをしたことをお知らせします。

井上隆彦弁護士の経歴をいろいろ調べたところ、パナソニックの利害関係者であるということがわかり、6月13日になかまユニオン、争議団連絡会議(九争交、関争交、争団連)の皆さんと共に大阪府労働委員会に対し、井上隆彦公益委員の忌避申入れを行いました。

※井上隆彦氏はゼンテックという会社の社外とはいえ監査役に就任しており、このゼンテックという会社の会長は松下出身であり、取締役1名、執行役員2名も松下出身という会社であった。

井上隆彦公益委員に対する忌避申し入れ書や井上氏がパナソニックの利害関係者である証拠は以下のサイトにアップしましたので、ぜひご覧になって下さい。

★宣伝チラシなどの保管場所
http://fmwwewwmf.jimdo.com/

以下、『井上隆彦公益委員の忌避申し入れ書』の内容になります。

なかまユニオン
執行委員長 井手窪 啓一
組合員   吉岡  力
吉岡さんをパナソニックの職場に戻し、人権侵害不当な雇い止めをなくす会
共同代表 田中 充朗
共同代表 井手窪 啓一
共同代表 桐生 隆文

井上隆彦公益委員の忌避申し入れ書

5月24日、貴委員会は、平成22年(不)第8号パナソニックプラズマディスプレイ事件について、吉岡力の雇用に関する一連の事項についての申立てを、雇止めを完結した行為であるとし、1年以上前の事件であるから却下する、団体交渉拒否については、「最高裁判所の判決後に、…、会社がこれに応じなければならないとまではいえない。」と、全く何の理由も示さず、棄却する命令を交付しました。

そもそも、この事件については労働委員に利害関係者である中世古幸治氏が明らかな利害関係者であるJAM大阪肥後副委員長(現労働者委員)を就けるなど明らかな不誠実な労働者委員の任命がありましたが、私たちはその事に対し抗議をし、肥後委員は忌避されることになりましたが、そうした私たちが杞憂して行った行動があったにも関わらず、貴労働委員会は公益委員である井上隆彦弁護士についても明らかな利害関係者にも関わらず、この事件についての公益委員として任命いたしました。

詳細は別紙資料を見ていただければよろしいかと思いますが、井上隆彦氏は公益委員という立場であるにも関わらず、井上隆彦氏が所属する弁護士事務所で取り扱っている分野については「労働事件(使用者側)」となっており、またあろうことか井上隆彦氏は松下電器産業(現パナソニック)出身の人物が会長である会社(ゼンテック)の社外とはいえ、監査役として就任しており、どのような事情があろうと利害関係が絡む立場である以上、自らこの事件を担当することを辞退しなければいけなかったことは明白であったはずです。

私たちは貴労働委員会の平成22年(不)第8号パナソニックプラズマディスプレイ事件に対する不当な命令に抗議すると共に、井上隆彦公益委員の忌避を申入れし、貴労働委員会の不誠実な公益委員の任命について強く抗議いたします。


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