くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

台湾へそ曲がり旅後編

2016-06-28 | 旅行

二日目。早起きして、まずは龍山寺へ。そんなこと言ってたのに。結局起きたら8時くらい。

それならこのホテルで朝食を済ませて、あとはホテルに戻ってこなくてもいいように

しようか。そんなわけでビュッフェ会場へ。

写真にはクロワッサンだの素敵な写真が写っていたのにもろ大陸。大陸のお客様が

大半だっただけにあっちからもこっちからもなかなかに喧噪。でもちょっと頑張って

ガーデンテラス風にしてあるのがかわいらしい。定番のお粥にそぼろ風トッピング

干し豆腐の炒め物的なものをさらさらっと頂き、竹の子かな?っと思ってたぶつ切りは

しょうが。そんなかんじだが珈琲も飲めたし。ちなみに今回のホテルは素敵なカフェが

併設されていてそれがポイントで選んだ物件だった。

だのに朝からはやっていないし、

第一ずっと食いつかれした胃袋に珈琲はともかくクロワッサンやマフィンはちょっと・・・

なんにしろ二泊三日でバーゲンセールで一人8千円くらいの宿なのだから十二分である。

部屋の窓から見える光景。おっさんが庭の緑にそんなに???!!

と言うくらいひたすら水をかける。

最初は二日目台南へ行こう。今度こそちょっと・・なんっつってたのに結局1時間半の電車に揺られる

時間が惜しくなり、龍山寺の後、近くの薬草街で苦茶をなめ、青草茶をまたさらに頂き、目にいいお茶と

よく眠れるお茶をセレクトしてもらう。よく眠れるというのは”夜猫茶”だった。

本当は今回はよく寝られると聞いた”蓮の種のお茶”と肺にいいデトックス的な漢方でもありはしないか

と思っていたのだけれど、漢方薬屋らしきところで”旅の指さし会話”を取り出し、

”悪いと思う” ”肺”

と指さすと、店主は筆談で

”看 医者”

との返事。医者へいけってことかよ。それでもめげずに

”求 漢方”   と書くと、

”看 漢医”  (漢方医にみてもらえ)

と言われるしまつ。残念であった。ともかくそのまま地元マーケットをきゃあきゃあと

覗きながら楽しんで、歩きまくってたらじゅんちゃんがメモってた豆花屋さんにも行け、

その前にどうしてもと牛肉麺と皮蛋豆腐なんかもたべちゃったりして。

それでもこの後一応家族には仕事。と言った手前、台湾における日本陶器の市場調査的な。

政治家の海外出張みたい。

最近何人かこの台湾の 小 器 で展示会をすると聞く。ちょっと覗いてみたいよね。って

リクエストしてまずたどり着いたらなんとそこは 梅酒屋だった。ひとまず二人でお向かいの

ステキカフェで一服。 みんな珈琲飲んでるのに

二人は・・・・。ちなみにじゅんちゃんはライトビール?だったかホワイトビールだったかを

頼み、ほかには何がありますか?と店員さんに英語で尋ね、じゃあ、リッチビールで。

とたのんだらなんとライチビールが。想像つかなかった。

その後オサレなセレクトショップ 小 器 は案外近くにあり、視察も終えていったんホテルへ

そしてちょっと食べてみたかった、自助餐・・・というビュッフェスタイルのお弁当屋さん。

これから地下鉄にも乗るのにホテルの一杯の為にゲット。

十穀米くらいのごはんにへちまの炒めたのや、干し豆腐の煮もの、竹の子の炒め物、角煮なんかを

指さしでチョイス。おかみさんはよしよしとばかりに私たちに選んで盛ってくれようとした卵とトマトの炒めなど

をいらんいらんとすげなくかわし、ずうずうしくもこれね。あ~それはちょっと・・などと

言葉の通じないのもお互いに苦にもせずゲット。

こういうのが楽しい。 無事ホテルまで持ち帰ってさっそく。

その後じゅんちゃん曰く新宿っぽいとい西門の街へ繰り出し、カモを堪能。

 地元の家族連れや友人同士で来る店らしい。

早速ビール!というと、体育会系大学生バイト風が「セブン ・イレブ~ン」と歌った。

持ち込みなんだそうで。もちろんわたくし走りました。

・・・どんだけ飲んでるやら。とっもかく。正直今回もだけど地元スーパーや夜市で飲みに来たの。

私たち。リフレッシュなの。

そんな旅でした。歩いて。食べて。〆は足つぼ。翌日には早朝に起床し、常滑に戻ったわけです。

悔いはない。だってまた行くもん。いつかはわからないけど。